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2008 | ||
2007 | それぞれのシネマ 〜カンヌ国際映画祭60回記念製作映画〜 監督 | |
2006 | ||
2005 | ||
2004 | ||
2003 | ||
2002 | 男と女 アナザー・ストーリー 監督・製作・脚本 | |
11'09''01 セプテンバー11 監督・脚本 | ||
2001 | ||
2000 | ||
1999 | ||
1998 | しあわせ 監督・製作・脚本 | |
1997 | ||
1996 | 男と女、嘘つきな関係 監督・製作・脚本 | |
1995 | レ・ミゼラブル 監督・製作・脚本・撮影 | |
1994 | ||
1993 | ||
1992 | ||
1991 | キング・オブ・アド 監督 | |
1990 | ||
1989 | ||
1988 | 夏の月夜は御用心 監督・製作・脚本 | |
ライオンと呼ばれた男 監督・製作・脚本 | ||
1987 | ||
1986 | アテンション・バンディッツ 監督・製作・脚本 | |
男と女 II 監督・製作・脚本・撮影 | ||
ピーター・フォークの 恋する大泥棒 原作・出演 | ||
1985 | 遠い日の家族 監督・脚本 | |
1984 | ヴィバラビィ 監督・製作・脚本 | |
1983 | 恋に生きた女ピアフ 監督 | |
1982 | ||
1981 | 愛と哀しみのボレロ 監督・脚本・製作 | |
1980 | ||
1979 | 夢追い 監督・脚本 | |
1978 | 2人のロベール/花嫁募集中 監督・脚本 | |
モリエール 製作 | ||
1977 | 続・男と女 監督・脚本 | |
1976 | レジスタンス/反逆 監督・製作・原作 | |
愛よもう一度 監督・脚本 | ||
1975 | "猫"警部事件簿 監督・製作・脚本 | |
1974 | マリアージュ 監督・製作・脚本 | |
わが心の歌 監督 | ||
マイ・ラブ 監督・脚本 | ||
1973 | 時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日 監督 | |
男と女の詩 監督・脚本 | ||
1972 | 冒険また冒険 監督・脚本 | |
1971 | 恋人たちのメロディー 監督・脚本・撮影 | |
1970 | 流れ者 監督・脚本・台詞 | |
あの愛をふたたび 監督・脚本 | ||
1969 | 愛と死と 監督・脚本 | |
SF惑星の男 製作 | ||
1968 | 白い恋人たち グルノーブルの13日 監督 | |
青い恋人たちの詩 製作 | ||
1967 | パリのめぐり逢い 監督・脚本 | |
ベトナムから遠く離れて 監督 | ||
1966 | 男と女 監督・製作・脚本・撮影 | |
1965 | 女を引き裂く 監督・脚本 | |
1964 | 女と拳銃 監督・脚本 | |
1963 | 行きずりの二人 監督・脚本 | |
1962 | ||
1961 | ||
1960 | ||
1959 | ||
1958 | ||
1957 | ||
1956 | ||
1955 | ||
1954 | ||
1953 | ||
1952 | ||
1951 | ||
1950 | ||
1949 | ||
1948 | ||
1947 | ||
1946 | ||
1945 | ||
1944 | ||
1943 | ||
1942 | ||
1941 | ||
1940 | ||
1939 | ||
1938 | ||
1937 | 10'30 パリで誕生 |
愛と哀しみのボレロ 1981 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1981カンヌ国際映画祭フランス映画高等技術委員会賞(ルルーシュ)、パルム・ドール(ルルーシュ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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フランスの感性を見事に映画化して見せた。 ここでの音楽家のイメージはカラヤンを彷彿とさせる。 |
男と女の詩 1973 | |||||||||||||||||||||||||||
1974英アカデミー作曲賞 | |||||||||||||||||||||||||||
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冒険また冒険 1972 | |||||||||||||||||||||||||||
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恋人たちのメロディ | |||||||||||||||||||||||||||
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白い恋人たち グルノーブルの13日 1968 | |||||||||||||||||||||||||||
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男と女 1966 | |||||||||||||||||||||||||||
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男と女 Un homme et une femme |
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1966米アカデミー脚本賞、外国語映画賞、主演女優賞(エーメ)、監督賞(ルルーシュ) 1966カンヌ国際映画祭パルム・ドール(ルルーシュ)、国際カトリック映画事務局賞(ルルーシュ)、フランス映画高等技術委員会賞(ルルーシュ) 1966ゴールデン・グローブ外国映画賞、女優賞(エーメ) 1966ブルーリボン外国作品賞 1966キネマ旬報外国映画第5位 1967英アカデミー国外女優賞(エーメ)、作品賞 |
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夫と離婚してパリで一人暮らししているアンヌ(エーメ)は日曜日に寄宿舎に預けた娘に会いに行くことを楽しみにしていた。ある日、つい娘の所に長居をしてしまい、パリ行きの汽車を逃してしまう。そんなアンヌに声をかけたのはジャン=ルイ(トランティニャン)と言う男だった。実は彼も寄宿舎の息子の元にやってきており、アンヌを車でパリまで送るのだが、その中で二人とも連れ合いが死んでしまった事を知る… 映画の基本は人同士の出会いと感情の共有(まあ、多くは“愛”という形を取る)である。極端な話、これを抑えておけば、ストーリーは添え物とまで言っても良い。それを極限まで推し進めたのが本作であると言って良かろう。 ルルーシュ監督の挑戦であるかのように、本作は本当に筋がシンプルで、妻に死なれた男と夫に死なれた女が出会うだけというもの。本作のテーマを愛にして、余計な部分を全てこそぎ落とした結果が本作になったのだが、卓越した映像センスと間の巧さでここまで持って行った感じがする。このシンプルさは、一部の批評家からは「ただ美しいだけで、観終えた後に何も残らない映画」とまで言われるが、逆にそれが本作を名作に押し上げたのだろう。 筋ではなく映像センスだけで映画を作り上げるという手法は、やはりフランス映画の良さ。ヌーヴェル・ヴァーグを経て、ここまで到達したとも言えるが、とにかく雰囲気だけは良く、特にラストの駅のシーンは映画史に残る名シーンの一つだ。。 音楽も良い。だばだばだ〜というここでの音楽はよくCMで用いられるようになったたため、聞き慣れた感じで耳にも心地良い。 ただ、ひねりというのがほとんど無い作品なので、筋を追おうとすると、たんなる退屈なだけの作品になってしまうのがネック。好きな人とそうでない人は分かれるだろうけど、「こういう映画もあるんだな」と思わせる事が出来るので、特に映画好きにはお勧めしたい。 |
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