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ニールス・アルデン・オプレヴ
Niels Arden Oplev

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鑑賞本数 1 合計点 4 平均点 4.00
書籍
2010
2009 ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 監督
2008
2007
2006
2005
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2003
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1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961 3'26 誕生

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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 2009
2009ヨーロッパ映画主演女優賞(ラパス)、音楽賞
2010英アカデミー外国語映画賞、主演女優賞(ラパス)、脚色賞
2010放送映画批評家協会外国語映画賞、主演女優賞(ラパス)
2010エンパイア映画界の新星女優(ラパス)
2010ブロードキャスト映画批評家協会外国語映画賞
2010ジェイムソン・エンパイア主演女優賞(ラパス)、スリラー賞
2011
サターン主演女優賞(ラパス)、インターナショナル作品賞

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ニコライ・アーセル
ラスマス・ヘイスターバング(脚)
ミカエル・ニクヴィスト
ノオミ・ラパス
スヴェン=ベルティル・タウベ
イングヴァル・ヒルドヴァル
レナ・エンドレ
ステファン・サウク
ビヨルン・グラナート
ペーター・ハーバー
マーリカ・ラーゲルクランツ
グンネル・リンドブロム
エヴァ・フレーリング
ゲスタ・ブレデフォルト
ミカリス・コウトソグイアナキス
トマス・ケーラー
ヤコブ・エリクソン
ペーター・アンデション
アニカ・ハリン
ユリア・スポーレ
テイラ・ブラッド
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上(書籍) 下(書籍)スティーグ・ラーソン
 大物実業家の不正告発記事で名誉毀損の有罪判決を受けてしまった社会派ジャーナリストのミカエル・ブルムヴィスト(ニクヴィスト)。今や雑誌社も退社し、収監を待つだけの彼のもとに、大財閥ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリック(タウベ)という男からある調査を頼まれる。ヴァンゲル一族が暮らすストックホルムの孤島で、40年前にひとりの少女が忽然と姿を消した迷宮入り事件を解明してほしいというものだった。40年前の事件に、資料もなく苦労するミカエル。一方、かつてミカエルの身辺調査に当たっていた女性調査員のリスベット(ラパス)は、ミカエルのコンピュータに侵入し、この事件のことを知る。やがて2人は協力して真相究明に当たるのだが…。
 予告を観て何となく面白そう。と言う
だけの理由で観に行った訳だが、不思議とはまってしまった
 ただ、何故面白かったのか、観ている時ははっきりとは言語化できなかった。実際ハリウッドの推理ものを見慣れてる身としては、見所もそう多い訳じゃないし、アクションシーンも少ない上に
地味。物語も長い原作をかなり端折った感じが強く、犯人の発覚も伏線があまり上手く機能してない。
 だからこれのどこが良かったのか。と聞かれると困る。強いて言うなら、
雰囲気がとても好み。としか言いようがない。私の少々偏った(フェティと言っても構わない)趣味に適合する部分が大きかったからだろう。
 …それで結論づけるのもなんか気が引けるので、徒然に書いてみよう。

 私の好みその一
。極端に寒いとか暑いとか言う描写が映画全体を彩ってる作品が好き。海外では例えば『白い服の女』とか、『上海から来た女』(1947)とか。日本では黒澤の『白痴』(1951)『野良犬』(1949)がとても好きなのは、「暑い」とか「寒い」とかが物語の演出にうまく関わってくると、なんかそれだけで楽しくなってくる。
 本作の場合、氷点下20度の世界で物語が展開し、全体的に寒さが巧く演出に採り入れられていた。非常に細かいところだが、朝に薪を取りに行くとき、体を小刻みに震わせて、積もってる粉雪を振り払うシーン。これは実際に乾燥した寒冷地に住んでいた人には分かる仕草。外から帰ると、熱いコーヒーをまず淹れるシーンも、寒さを強調してるし、それだけで嬉しくなっていった。

 その二。
人間関係の間の取り方がとにかく巧いこと。ミカエルと言い、リスベットと言い、人間関係を作る事が巧くない。
 ミカエルの方はそれでも世知長けている分、人を無視することで距離間を保つ技術を会得しているが、それでも強引に懐に飛び込まれると戸惑うことしか出来ない。自分を守るために孤高の存在を気取るが、実際は単純に人との距離間が作れない人。自然立場は受け身なのだが、どんな場合でも頑固に踏みとどまる。その意地が画面から沸き上がってくる。
 一方のリスベットの方は更に極端で、他の人との距離間を全く取ることができない。人に近づくのは、その人を愛するか、あるいは傷つけるため以外なし。幼少時の虐待から来てるってのは出来すぎた話ではあるが、言うなれば
完全なメンヘラ女性。いつ何時性格が豹変するか全く分からないキャラ。この人がいるだけで緊張感が生じる。実際この作品の大部分は人間の表情を追うことで終わってるのだが、その間合いの取り方がとにかく上手い。
 こんな二人が合わさったバディもの。作り方を間違えると、単なる凸凹コンビものになりがちなのを、二人の距離をつかず離れずに微妙な間にしたため、絶妙な間を作ることに成功させている。

 三つ目。これは月並みだろうが、
リスベット役のノオミ・ラパスがとても気に入ってしまったこと。いや、一見、全身にピアスや入れ墨を施したパンクくずれの性格破綻者に思えるし、実際その通りなんだが、これが妙にツボにはまった。こればかりは自分自身でもよく分からないが、こう言うのってツボだったか?と思えるくらいのはまり度合い。…てか、突き詰めて考えると、単純に「リスベットが好み」。ってなってしまう。そうだったのか?それだけの理由?自分で驚いた。

 多分いくら言葉を重ねても、三つ目の理由だけで充分だってことかも?もの凄く単純且つ下世話に言うと、
“萌えて”しまったと言うだけで全部説明が付いてしまう。恥ずかしながら

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