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オーソン・ウェルズ
Orson Welles

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鑑賞本数 合計点 平均点
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
評論
オーソン・ウェルズアンドレ・バザン

_(書籍)
1985 10'10 死去
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958 黒い罠 監督・脚本・出演
1957 悪魔に支払え! 出演
1956 白鯨 出演
1955 秘められた過去 監督・製作・脚本・衣装・出演
1954 谷間の争い 出演
ナポレオン 出演
1953 人間と野獣と美徳 出演
1952 オーソン・ウェルズの オセロ 監督・製作・脚本・出演
トレント最後の事件 出演
1951
1950 黒ばら 出演
1949 第三の男 出演
狐の王子 出演
1948 マクベス 監督・製作・脚本・出演
1947 上海から来た女 監督・製作・脚本・出演
チャップリンの殺人狂時代 原案
1946 ストレンジャー 監督・脚本・出演
離愁 出演
1945
1944 ジェーン・エア 出演
1943
1942 偉大なるアンバーソン家の人々 監督・製作・脚本
恐怖への旅 制作・脚本・出演
1941 市民ケーン 監督・製作・脚本・出演
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915 5'6 ウィスコンシン州で誕生

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黒い罠
Touch of Evil
<A> <楽>
オーソン・ウェルズ(脚)
オーソン・ウェルズ
チャールトン・ヘストン
ジャネット・リー
ジョセフ・カレイア
エイキム・タミロフ
マレーネ・ディートリッヒ
デニス・ウィーヴァー
ヴァレンティン・デ・ヴァルガス
モート・ミルズ
ヴィクター・ミリアン
ジョアンナ・ムーア
ザ・ザ・ガボール
ジョセフ・コットン
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 監督・脚本・主演の三役を兼ねる。冒頭8分に渡る長間鷲の1カット撮影あり。
 フィルム・ノワールの金字塔と言われる。ヘストンが強引にユニヴァーサルを口説き、のけ者にされていたウェルズを抜擢する。オープニングは映画史に残る名場面とされる。
 冒頭の長いトラッキング・ショットが有名。公開直後より後世の方が評価が高い。
 ハリウッドのフィルム・ノワールを終焉させた作品でもある。
製作年 1958
製作会社 UI
ジャンル 犯罪(ノワール)
売り上げ $
原作 ホイット・マスターソン
歴史地域
関連
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オーソン・ウェルズの オセロ
Othello
<A> <楽>
オーソン・ウェルズ(製)
オーソン・ウェルズ(脚)
オーソン・ウェルズ
マイケル・マクラマー
ロバート・クート
シュザンヌ・クルーティエ
フェイ・コンプトン
ドリス・ダウリング
マイケル・ローレンス
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1952
製作会社 スカレラ・フィルム
ジャンル 家族(夫婦生活)
売り上げ $
原作
オセロ <A> <楽>
ウィリアム・シェイクスピア (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
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マクベス
Macbeth
<A> <楽>
オーソン・ウェルズ(製)
オーソン・ウェルズ(脚)
オーソン・ウェルズ
ジャネット・ノーラン
ダン・オハーリヒー
ロディ・マクドウォール
エドガー・バリア
アラン・ネイピア
アースキン・サンフォード
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1948
製作会社 マーキュリー・プロ
ジャンル 犯罪(ピカレスク)
売り上げ $900,000
原作
マクベス <A> <楽>
ウィリアム・シェイクスピア (検索) <A> <楽>
歴史地域 マクベス王即位(1040年)
ランファナン会戦(1057年)
関連 蜘蛛巣城(1957)
マクベス(1971)
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上海から来た女
The Lady from Shanghai

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オーソン・ウェルズ(脚)
リタ・ヘイワース
オーソン・ウェルズ
エヴェレット・スローン
テッド・デ・コルシア
グレン・アンダース
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 刹那的に生きる船乗りのマイケル・オハラ(ウェルズ)は、ある日船員のたむろする酒場で場違いな女性ロザリン(ヘイワース)が暴漢に襲われているところを発見する。ロザリンはマイケルに彼女は弁護士の夫バクスターを紹介し、夫の船の乗組員になってくれないかと頼んでくるのだった。だが、航海中偽装殺人を頼まれたことにより、マイケルは罠へと落ち込んでいく…
 ウェルズ監督・主演のフィルム・ノワール。一応原作はあるが、完全にオリジナルの作品を作り上げた。ヒロインには
ウェルズの妻である(当時)リタ・ヘイワース(彼女の特徴であったブロンドのロングヘアをばっさり切り落とさせたのはウェルズの悪意ではなかったか?と言う風評も立つ)。
 私にとって本作は、かなり衝撃的な作品だった。噂に聞いていたヘイワースを初めて観た作品と言うこともあるけど、カメラ・ワーク、ストーリー、美的感覚、そして緊張感と、一見月並みな物語を見事な作品に変えてしまったウェルズという人物の実力を垣間見た気分。
 本作の魅力を挙げるとかなり多いが、感心したことの一つに
汗の効果的な用いられ方がある。本当に全編を通して汗まみれの人物ばかりが登場する(私も汗っかきだから映画で汗が演出されると鬱陶しいと思いつつも、つい見入ってしまう)のだが、その汗のかきかたもそれぞれ個性が感じさせられる演出がなされているのが面白い。単に暑いから流す汗。強いられた緊張感によりにじみ出る汗。騙されて焦って流す汗。そして緊迫感から解き放たれ、ほっとして拭う汗。最近妙に汗をかく映画をよく観てるが(『白いドレスの女』(1981)とか『野良犬』(1949)とか)、汗というのは個性を出すには巧い方法なのかも知れないな。本作の場合は緊張感の演出として、これ以上ないくらい効果的に用いられていた。そのアップに耐えるだけの個性を個々のキャラクターが持っていたと言うのが一番の功績。
 勿論先に挙げた汗の演出だけではない。水族館での逢い引きの幻想的シークエンス。法廷での絶望的な戦いと意外な脱出方法(ちょっとこれは強引過ぎって気もするが)。京劇観戦の合間の息詰まる攻防。そして有名な鏡の間での銃撃戦の美しさ…様々な映画でパクられてるシーンばかりだ(有名なのはやっぱり鏡の間で、
『燃えよ!ドラゴン』(1973)で効果的に用いられていた)。
 ストーリーも二転三転。全然飽きさせないが、キャラクターで言えば特にヘイワース演じるロザリンの位置づけが良い。貞淑な妻を演じたり、ウェルズ演じるマイケルへの情熱家を演じたり、そして最後の全てをさらけ出したときの恐ろしさ。フィルム・ノワールに必要なファム・ファタールの要素を兼ね揃えたキャラに仕上がっていた。
 低予算で作ったくせに、よくここまで見事な作品に仕上げたものだ。『市民ケーン』にははまれなかった私だが、本作には心底感心した。
 のめり込んで観ると、終わった後でものすごく疲れるから、そのつもりで。
製作年 1947
製作会社 コロンビア・ピクチャー
ジャンル 犯罪(ノワール)
売り上げ $2,000,000
原作 上海から来た女(書籍)シャーウッド・キング
歴史・地域
関連
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ストレンジャー
The Stranger
1946米アカデミー原案賞

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S・P・イーグル(製)
オーソン・ウェルズ
アンソニー・ヴェイラー
ジョン・ヒューストン(脚)
エドワード・G・ロビンソン
オーソン・ウェルズ
ロレッタ・ヤング
フィリップ・メリヴェイル
リチャード・ロング
バイロン・キース
ビリー・ハウス
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ウェルズ版『疑惑の影』(1942)と言った感じで、多数のオマージュが献げられている。かなり表現主義的な演出が強い。
製作年 1946
製作会社 インターナショナル・ピクチャーズ
ジャンル サスペンス、戦後
売り上げ $
原作 デクラ・ダニング、ヴィクター・トリヴァス
歴史地域
関連
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偉大なるアンバーソン家の人々
The Magnificent Ambersons
<A> <楽>
オーソン・ウェルズ(製)
オーソン・ウェルズ(脚)

ティム・ホルト
ジョセフ・コットン
ドロレス・コステロ
アン・バクスター
アグネス・ムーアヘッド
レイ・コリンズ
リチャード・ベネット
エルスキン・サンフォード
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1942
製作会社 マーキュリー・プロ
ジャンル 家族(家族崩壊)
売り上げ $850,000
原作 ブース・ターキントン
歴史地域
関連
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市民ケーン
Citizen Kane
1941米アカデミー脚本賞、作品賞、主演男優賞(ウェルズ)、監督賞(ウェルズ)、撮影賞、劇映画音楽賞、室内装置賞、編集賞、録音賞
1941NY批評家協会作品賞
1966
キネマ旬報外国映画第2位

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オーソン・ウェルズ(製)
ハーマン・J・マンキウィッツ
オーソン・ウェルズ(脚)
オーソン・ウェルズ
ジョセフ・コットン
ドロシー・カミング
エヴェレット・スローン
アグネス・ムーアヘッド
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 かつて強大な権力をバックに新聞界を牛耳り、今は引退の身であったケーンが、“ローズ・バッド(バラのつぼみ)”という謎の言葉を残して死んだ。新聞記者のトンプソンは、その言葉の意味を求めて、生前のケーンを知る人物にあたるが…
 俳優としてはともかく、同時代においては監督としては決して恵まれてないオーソン・ウェルズの監督デビュー作
(この歳25歳)。実際本作を作ってしまったため、プロデューサーが恐れをなして彼に資金提供を渋ったのが原因らしい…
 現代にあっては彼の監督作品の一つ一つは賞賛を受けている。その中でも最高傑作との誉れ高いのが本作。特にアメリカでは名作アンケートを採ると、ほぼ確実に本作がトップを取ってしまうほど。
 役者としてもトップクラスの実力を持っていたウェルズは、役者として金を稼ぎ、それを自主製作の映画のために使ってしまっていたそうだが、本当に勿体ない話だ。彼に充分な資金提供をして監督業に専任させたら、素晴らしい映画をたくさん残してくれただろうに。
 …と、絶賛してるが、実は私自身は
本作に限ってはあんまり好きじゃない。いや、嫌いって訳じゃないけど、そんなに大騒ぎするほどの作品なのか?と思ってる。
 カメラワークの素晴らしさ、特にこの時代にパンフォーカスを多用する先見性とか、ややオーバーアクション気味のキャラクターの動きなど、言葉の奥にある言葉にならない言葉を非常に良く出してくれていたと思うし(ウェルズは
『駅馬車』(1939)『カリガリ博士』(1919)を数10回見返し、演劇とは違う映画独自の映像演出を研究したそうだ)、この映画が後に映画界に与えた影響は無視できないと言うことは分かる。編集にはロバート・ワイズも関わっていたそうで、その卓越したセンスは遺憾なく発揮されている。
 ただ、アメリカ人に受けているってのが映画単体としてではなく、本作が実在の新聞王、
ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルとしてるから(本映画のキー・ワード「ローズ・バッド」とはハーストが愛人マリオン=デイヴィスの秘部をそう呼んでいたためとも言われる)、その勇気を称えて、あるいは権力者に真っ向から刃向かってるって言うのが受けていると言うイメージがどうしても抜けない。それがなんだかアメリカの偽善性を見させられているような気分になって好きになれない(そう言うことを言う私自身が心が狭すぎるんだろうけど)。それにこれを本当に楽しむには日常的にメディアにさらされているアメリカという国に住んでいて、ハーストという人物を知らなければならないってことだろう。
 そう言うわけで私は今ひとつ乗り切れないまま。

 ただなんせそう言う問題作。監督デビューの若造にそんなものを会社が命じた訳でなく、
ウェルズは製作元のRKOには黙って、「フィルム・テスト」と偽って作り始めたそうだ。それで首脳陣がそれに気づいた時には既に半分近くまで進んでいたという(本作で制作に携わったのは後に超一流監督として名を馳せるロバート=ワイズで、彼の編集の巧さもスピード撮りに貢献したとか)
 ハリウッドが公然とマスコミに対し反発したのは本作が最初。メディア王に公然と楯突いた事もあり、この年のアカデミーではハースト系のメディアが大々的な反対キャンペーンを張り、ノミネート数だけはたいしたものだが、賞自体はぱっとしなかったのは事実。しかもウェルズはこの初監督作品のお陰で一生苦労する羽目に陥ることになる。確かにアメリカ映画界における傑作となった作品だが、そのため迷惑を被った人間の数もかなりに上る。

 後に『ザ・ディレクター』(1999)という、本作の舞台裏を映画化した作品があり、そこでハーストとウェルズの緊張したやりとりなどがドラマとして見られるが、これは映画の出来自体があまり良くない上に私には退屈に過ぎた作品だった。

 余談だが、劇中にキー・ワードとして登場する“ローズ・バッド”の付いたそりは三つ作られ、二つは焼かれたが、もう一つは競売にかけられ、スピルバーグが見事落札したとか。
製作年 1941
製作会社 RKO
ジャンル 人生(男の一生)職業(新聞・記者)
売り上げ $686,033
原作
歴史地域
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