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オーレン・ペリ
Oren Peli

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鑑賞本数 合計点 平均点
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2012
2011
2010
2009
2008
2007 パラノーマル・アクティビティ 監督・製作・脚本・編集
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970 誕生

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パラノーマル・アクティビティ 2007
2010MTVムービー・アワード恐怖演技賞
2010ティーンズ・チョイスホラー/スリラー賞
2010HIHOはくさい映画第4位
2013TSUTAYA年間ホラーレンタル第18位
<A> <楽>
オーレン・ペリ(脚)
ケイティー・フェザーストン
ミカ・スロート
マーク・フレドリックス
アンバー・アームストロング
アシュリー・パーマー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 晴れて恋人となったミカとケイティは、設備がしっかりしていて、しかも格安のアパートをみつけ、そこで同棲生活を始める。だが夜になると怪奇音が生じ、眠られなくなってしまった二人は、その正体を暴くべくハンディーカメラを購入し、家を撮影することにした。
 ゲームデザイナーのペリ監督が、自宅を舞台に無名のキャストを用いて、たった7日の撮影で作り上げたというモキュメンタリーの自主映画。
 自主映画故に細々と公開されたが、噂が噂を呼び、最終的にパラマウントが配給して、週の興行成績全米1位を記録した(ちなみにこの時初公開は『ソウ6』(2009)『ATOM』(2009)『ダレン・シャン』(2009))。
制作費僅か15,000ドルに対し、最終的な興行成績は193,355,800。興行/制作費実に1300倍という驚異的な数値を叩き出した
 低予算映画とホラーはとても相性が良く、これまでヒットしたホラー作品の多くは低予算で作られ、その収率の高さから、次々と続編が作られ、ひとつのジャンルにまで高まっている。近年では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)が記憶に新しい
(ちなみにこちらの興行/制作費は4000倍でギネス記録)。丁度同時期には同じようなモキュメンタリーホラー『REC/レック』(2007)もあって、いっきに低予算ホラーの認知度があがった。
 基本本作は日本で作られている
「呪いのビデオ」の延長線のような作品で、最後の驚きのためだけに残りの時間のすべてがあるような作品。
 それが80分以上もあるため結構退屈なところもあるのだが、実はこの長さがこの作品のおもしろさでもある。この長さを用いて、徐々に精神の均衡を崩していく過程がなかなかうまく、長いのは長いなりに理由があったことが分かる。徐々に徐々に精神が壊れていく課程は、日本の怪談風でそれが実に良い。
 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』同様手持ちビデオによる撮影なので、撮影の稚拙さが逆に演出になっていくのもいい感じ。

 …と、褒めるところはたくさんある作品だが、話が単純すぎるため、ちょっと退屈なのが玉に瑕か。

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