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2024米アカデミーアニメーション賞、国際長編映画賞
2024英アカデミーアニメーション賞、チルドレン&ファミリー映画賞
2024NY批評家協会アニメーション賞
2024LA批評家協会アニメーション賞
2024ゴールデン・グローブアニメーション作品賞
2024ヨーロッパ映画長編アニメ賞、作品賞
2024インディペンデント・スピリット外国映画賞
2024放送映画批評家協会長編アニメ賞、外国語映画賞
2024セザールアニメーション賞 |
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ペリシエ(レオ・シリー)(アニメ監督)
マティース・カージャ
ギンツ・ジルバロディス
ロン・ディアン
グレゴリー・ザルツマン(製)
ギンツ・ジルバロディス
マティース・カージャ(脚) |
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| ★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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3 |
3 |
5 |
3 |
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人が痕跡だけ残して消え、動物だけが住む島。そこで突然大水が発生し、全てを飲み込んでしまう。島に住む黒猫はたまたま流れてきたボートに乗り込んだことで命を失わずに済んだが、徐々に水が増え、高地へと水が至るにつれ、ゴールデンレトリバー、カピバラ、キツネザルなど、ボートに乗り込む仲間が増えていった。そんな中でも容赦なく水は増える一方で、次々と地上は飲み込まれていく。
2024年のアカデミーアニメーション賞オスカーを得た作品で、全く台詞がなく、黒猫が活躍する作品と言うだけ。世界的なアニメ作品と言うので観に行った。
純粋にアニメーションを作るというのはまさにこれだろう。ストーリーは最小限と言うより、シュールに偏らせて意味が分からないものにして、その上で主人公の行動に集中させる。本作は見事にそれらをきちんとこなしてる。
人が存在せず、動物たちの行動も理に合わない。そもそも何故このような状況にあるのかも分からない。そこら辺の理由を考えながら観ているのが結構楽しかった。
監督の頭の中にあるイメージを映像にしたという感じで、見てるこちら側としては、色々解釈も可能。神話的なモティーフなのかも知れないし、イドを深掘りするような解釈もできるだろう。
あるいは別段教訓を与えるために作られたわけでも、人間の真理を追究するような意味もないのかもしれない。深読みするとそういうものにも思えてくるところがシュール性の強い作品の強みだ。
日本でもこのような作品が昔それなりに作られていたものだ。その代表作が『天使のたまご』(1985)だろうな。 |
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