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蔵原惟繕

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蔵原 惟繕
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蔵原 惟繕(くらはら これよし)。日本の映画監督。文芸評論家・蔵原惟人と親戚。映画監督・蔵原惟二は実弟。


父親は鈴木商店の傍系会社・日沙商会の農業技師で[2]、ボルネオ島のサラワク王国クチン市(現・マレーシアのサラワク州クチン)のゴム園で働いているとき[2]、当地で出生[2]。小学時に日本に戻り東京の田園調布小学校に入学[2][注 1]。小学4年のとき、兵庫県神戸市に移り、御影第三小学校に転校[2]。関西学院中等部終了後、海軍特別幹部練習生となる[4]。入隊して広島県賀茂郡郷原村(現呉市郷原)で陸戦訓練中に広島原爆を目撃[2][注 2]。

戦後復員し、家族の疎開先、徳島県海部郡川上村で農作業をした後、日本大学三島予科に入学、のち日本大学芸術学部映画科に進んだ[4]。大学在学中に本多猪四郎の紹介で、山本嘉次郎の家に書生として住み込む[4]。

1952年、大学卒業と同時に松竹京都撮影所に入社し、助監督を務める。1954年日活の製作再開で同社に移り、滝沢英輔、中平康、鈴木清順らの助監督を務める[2]。1957年、石原裕次郎主演の『俺は待ってるぜ』で監督デビュー。大胆なカメラアングルとカメラワークで注目を浴びる。以後、石原裕次郎、浅丘ルリ子の主演作を数多く撮る。浅丘とは愛人関係にあった[7]。また河野典生の短編「狂熱のデュエット」を映画化した1960年の作品『狂熱の季節』、「腐ったオリーブ」を映画化した1964年の作品『黒い太陽』は日本ヌーヴェルヴァーグとして注目された[8]。なお、『狂熱の季節』は蔵原の他の4作品(『ある脅迫』『憎いあンちくしょう』『黒い太陽』『愛の渇き』)とともにアメリカのCriterion CollectionよりDVD化されている。

1967年フリーとなる。以降、石原プロモーションの『栄光への5000キロ』をはじめ、『キタキツネ物語』、『青春の門』、『海へ 〜See you〜』などの大作、話題作を次々と送り出す。特に1983年に公開された『南極物語』は配給59億円の大ヒットを記録し、1997年に宮崎駿監督『もののけ姫』が更新するまで、日本国内での日本映画の配給収入歴代1位の座を保持していた。上記作品や『陽は沈み陽は昇る』『ストロベリー・ロード』など、長期ロケ、海外ロケを構えた作品が非常に多い。

1991年紫綬褒章[1]、1997年勲四等旭日小綬章[1]受章。

2002年12月28日午後9時48分、肺炎のため神奈川県横浜市金沢区の病院で死去[9]。75歳没。2003年2月19日にお別れの会が行われた。
Wikipediaより引用
経歴
1927'5'31 父の仕事で現地に射た際、ボルネオ島のサラワク王国クチン市(現・マレーシアのサラワク州クチン)で誕生
5+
4+
3+ 愛と死の記録
憎いあンちくしょう
栄光への5000キロ
銀座の恋の物語
風速40米
南極物語
横溝正史シリーズ/本陣殺人事件
2+ 俺は待ってるぜ
嵐の中を突っ走れ
キタキツネ物語
個人的感想
2002 12'28 死去
2001
2000
1999
1998
剣客商売(1st)
<A> <楽> 演出
1997
1996
1995 ジ・エンド・オブ・パールハーバー HIROSHIMA 監督
1994
1993
1992
1991 ストロベリーロード 監督
1990
1989
1988 海へ See You 監督
1987
1986 道 監督
1985 春の鐘 監督
1984
1983 南極物語 監督・製作・企画・脚本
1982 青春の門 自立篇 監督
1981 青春の門 監督
1980 象物語 監督
1979
1978 キタキツネ物語 監督・脚本
1977 横溝正史シリーズ/本陣殺人事件 監督
腐蝕の構造
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新・必殺からくり人 東海道五十三次殺し旅
<A> <楽> 監督
1976
必殺仕業人
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必殺からくり人 血風編
<A> <楽> 監督
必殺からくり人
<A> <楽> 監督
1975 雨のアムステルダム Two in the Amsterdam Rain 監督・製作
必殺必中仕事屋稼業
<A> <楽> 演出
1974
おしどり右京捕物車
<A> <楽> 監督
暗闇仕留人
<A> <楽> 監督
1973 陽は沈み陽は昇る 監督・脚本
助け人走る
<A> <楽> 監督
1972
1971
天皇の世紀
<A> <楽> 監督
1970
1969 栄光への5000キロ 監督
1968
1967 愛の渇き 監督・脚本
1966 愛と死の記録 監督
1965 夜明けのうた 監督
1964 執炎 監督
黒い太陽 監督
1963 何か面白いことないか 監督
1962 硝子のジョニー 野獣のように見えて 監督
憎いあンちくしょう 監督
銀座の恋の物語 監督
メキシコ無宿 監督
1961 嵐を突っ切るジェット機 監督
海の勝負師 監督
この若さある限り 監督
破れかぶれ 監督
1960 狂熱の季節 監督
ある脅迫 監督
1959 われらの時代 監督
地獄の曲り角 監督
爆薬(ダイナマイト)に火をつけろ 監督
第三の死角 監督
海底から来た女 監督
1958 嵐の中を突っ走れ 監督
霧の中の男 監督
風速40米 監督
1957 俺は待ってるぜ 監督
1956 狙われた男 助監督
狂った果実 助監督
1955 生きとし生けるもの 助監督
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927 5'31 東京で誕生

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レビュー

 

南極物語
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古岡滉
鹿内春雄
蔵原惟繕
日枝久
森島恒行
蔵原惟繕(製)
蔵原惟繕
野上龍雄
佐治乾
石堂淑朗(脚)
高倉健
渡瀬恒彦
岡田英次
夏目雅子
荻野目慶子
日下武史
神山繁
山村聡
江藤潤
佐藤浩市
岸田森
大林丈史
金井進二
中丸新将
佐藤正文
坂田祥一郎
志賀圭二郎
内山森彦
川口啓史
市丸和代
スーザン・ネピア
チャールス・アダムス
浜森辰雄
大谷進
前島良行
佐山泰三
野口貴史
寺島達夫
大江徹
長谷川初範
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1958年、南極の昭和基地から第一次越冬隊員が帰国の途についた。だが悪天候のため第二次越冬は中止となり、犬係の潮田(高倉健)と越智(渡瀬恒彦)の願い虚しく第一次越冬隊と共に活動していた15匹の犬は鎖につながれたまま昭和基地に取り残される事になってしまう。帰国後、潮田は樺太犬を供出してくれた人々を訪ね歩く謝罪の旅に出た。一方、南極に取り残された犬たちは生き残りをかけた生活が始まっていた…
 南極のタローとジローという実話を元にフジテレビが作り上げた物語で、多量のコマーシャルフィルムを流したことも幸いし、1983年邦画興行成績1位。配給収入56億円はそれまでの邦画興収の倍近い成績で、『もののけ姫』(1997)に抜かれるまでなんと14年間もトップの座を守り続けていた
 設定としては面白いのだが、出来としてはさほど良いとは言えず。確かに金はかけられているし、南極の寒さなんかはよく演出されていたけど、肝心の人間ドラマの方がどうにも印象に残らないまま。それに、人間の都合で連れて行って、生き残っていたからめでたしめでたし。という構成はどうなんだろう?美談よりも偽善性の方が目に付いてしまったよ。
 それに観てもいないのに南極での犬のドラマ作られてもなあ。要するに完全フィクションなんだけど、それで次々に犬を殺していく訳だから、偽善よりも質の悪さばかりが目に付いてしまった。
 観た時期も、丁度ひねくれ度合いが最も高かった中学校時期というのもまずかったかも。素直に泣くなんて事は出来なかったし、何よりこれで金を儲けているってんだから、と思うと、どうにもやりきれない気分ってのが出てきてしまって…
 まあ、単に私がひねくれているってだけなのが結論なんだけど。
製作年 1983
製作会社
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原作
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キーワード
キタキツネ物語
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辻信太郎(製)
蔵原惟繕(脚)
大林丈史
朱里エイコ
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1978年邦画興行成績7位。サンリオの製作第一作
製作年 1978
製作会社
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原作
歴史地域
関連
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横溝正史シリーズ 本陣殺人事件
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青木民男
香取雍史
西岡善信(製)
安倍徹郎(脚)
古谷一行
淡島千景
佐藤慶
荻島真一
真木洋子
西崎みどり
菅貫太郎
草野大悟
野村昭子
北村英三
金井進二
志摩靖彦
中村錦治
阿木五郎
内藤武敏
山村弘三
沢田長生
森秀人
藤川準
暁新太郎
木下サヨ子
新海なつ
泉春子
村松康世
沖時男
小林加奈枝
三笠敬子
長門勇
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1977
製作会社
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原作
本陣殺人事件 <A> <楽>
横溝正史 (検索) <A> <楽>
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栄光への5000キロ
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石原裕次郎
中井景
栄田清一郎(製)
山田信夫(脚)
石原裕次郎
浅丘ルリ子
三船敏郎
仲代達矢
伊丹十三
笠井一彦
金井進二
ジャン=クロード・ドルオ
キナラ
内藤武敏
鈴木瑞穂
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 プロレーサー五代高行(石原裕次郎)は日本グランプリでの失格処分を受けてしまい、以降フリーランスのレーサーとして海外の各種レースに出場していた。モンテカルロレースで重傷を負った五代だが、ラリーに出てみないかと誘いを受けて…
 でサファリ・ラリー優勝した日産チーム監督笠原剛三の著した「栄光への5000キロ東アフリカ・サファリ・ラリー優勝記録」の映画化で、1969年邦画興行成績1位。尚本作は『黒部の太陽』(1968)と同じく石原プロが版権を保有し、生前の石原裕次郎の「映画は劇場で観るもの」という主張を尊重したため、なかなかソフト化されなかったが、2012年に震災チャリティの一環として全国での完全版放映、その後にテレビ放映となって、現在はソフト化もなされている。
 レースというのは、とても盛り上がるエンターテインメントであり、比較的映画にしやすい素材でもある。特にカーレースに関しては、数年に一作程度は世界規模の大作として作られることが多い。ただし、日本でそれをやったのは珍しい。しかも結構地味めなラリーを題材に選んだというのは慧眼だったし、それをわざわざ現地で取材をするという企画には拍手を送りたい。
 …のだが、一つ大きな問題がある。
 残念ながら、根本的に演出が出来てないのだ。これは監督の責任とは言えないと思うのだが、雄大な自然と車こそが最高の演出であるという所で思考停止に陥ってたんじゃなかろうか?全編を通し、結構退屈さを感じるし、ストーリーを思わせぶりに引っ張った上で終わり方が唐突すぎて「これで良いの?」という思いにもなる。
 それとレース中は顔を隠しているもんだから、素顔を晒した時の石原裕次郎プッシュの映像も、今となっては結構鬱陶しく感じてしまう。格好良さというのは年代と共に変わるもので、この当時の格好良さというのが今となるとちょっと痛々しく見えてしまうところが問題点だな。
 「伝説の」という枕詞なしに楽しめるかどうか。ラリーに思い入れがある人だったら楽しめるのかもしれん。
製作年 1969
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
栄光への5000キロ <A> <楽>
笠原剛三 (検索) <A> <楽>
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愛と死の記録
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大橋喜一
小林吉男(脚)
渡哲也
吉永小百合
中尾彬
浜川智子
佐野浅夫
滝沢修
垂水悟郎
三崎千恵子
鏑木ハルナ
芦川いづみ
漆沢政子
日野道夫
河瀬正敏
萩道子
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1966年邦画興行成績7位。
製作年 1966
製作会社 日活
ジャンル 難病(恋愛)
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原作
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憎いあンちくしょう
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山田信夫(脚)
石原裕次郎
浅丘ルリ子
芦川いづみ
小池朝雄
長門裕之
川地民夫
佐野浅夫
市村博
亀山靖博
緒方葉子
井上昭文
草薙幸二郎
神山勝
小泉郁之助
雪丘恵介
河野弘
杉江弘
天草四郎
葵真木子
高品格
河上信夫
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1962
製作会社 日活
ジャンル 人物(アクション)
恋愛(ストレート)
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原作
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
銀座の恋の物語
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山田信夫
熊井啓(脚)
石原裕次郎
ジェリー藤尾
浅丘ルリ子
江利チエミ
清水将夫
深江章喜
清川虹子
高品格
牧村旬子
河上信夫
三崎千恵子
和泉雅子
南風洋子
新井麗子
守屋徹
織田俊彦
千代侑子
金井克子
星ナオミ
小島忠夫
木浦佑三
内藤武敏
神山勝
古田祥
林茂朗
山之辺潤一
花村典昌
松下達夫
井上昭文
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 画家の伴 次郎(石原裕次郎)とピアノ弾きの宮本(ジェリー藤尾)は、お互いに苦しい生活の中で助け合って生きていた。だが、時は流れ、二人の友情も潰える時が来た。伴は自分の描いた愛する久子(浅丘ルリ子)の肖像画を売り払わなければならなくならず、宮本は悪の道へと足を踏み入れ、二人は別々の道を歩み始めた。交通事故に遭い記憶喪失症になってしまった久子の記憶を取り戻すために次郎はあの肖像画を求め、宮本を訪ねるのだが…

 石原裕次郎のヒット曲「銀座の恋の物語」のナンバーに合わせ、切ない恋愛と人情劇が繰り広げられる作品。歌の方は染み入るような良い曲なんだけど、映画そのものはさほど特色が感じられない。強いて言えば裕次郎映画のいつものパターンと、彼を引き立たせようと言う映画の方向性が、いつも同じベクトルを向いているから、他の作品とあんまり見分けがつかない。
 まあ、ヒーロー映画の典型的作品の一つだと思えば。
製作年 1962
製作会社 日活
ジャンル 恋愛(ストレート)
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原作
歴史地域
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
嵐の中を突っ走れ
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松浦健郎(脚)
石原裕次郎
北原三枝
市村俊幸
清水将夫
白木マリ
相馬幸子
中原早苗
松本染升
西村晃
芦田伸介
浜村純
岡田真澄
土方弘
福田トヨ
葵真木子
清水マリ子
井東柳晴
堺美紀子
深江章喜
黒田剛
峰三平
大須賀更生
宇部信吉
近江大介
木島一郎
澄川透
青木富夫
衣笠一夫
水野義明
柳瀬志郎
高田保
林茂郎
須藤孝
古田祥
三原一夫
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1958
製作会社 日活
ジャンル アクション(人物)
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原作
松浦健郎 (検索) <A> <楽>
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風速40米
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松浦健郎(脚)
石原裕次郎
北原三枝
渡辺美佐子
川地民夫
宇野重吉
山岡久乃
金子信雄
小泉郁之助
鴨田喜由
山田禅二
小高雄二
高野誠二郎
伊丹慶治
神山勝
山之辺閃
南博之
河野弘
小園蓉子
千葉麗子
江端朱実
石塚乃笛
堀川京子
谷川玲子
月玲子
須田喜久代
角田真喜子
清水千代子
深江章喜
林茂朗
野呂圭介
柳瀬志郎
織田俊彦
近江大介
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 建設会社の技師長敬次郎を父に持つ颯夫(石原裕次郎)は趣味で登っている北アルプスの山小屋で偶然不良学生に襲われた建設会社の社長の娘今日子(北原三枝)を助ける。それが縁でお互いに恋心を抱くようになった二人だが、実は敬次郎は会社乗っ取りの片棒を担がされる身だった…

 この年石原裕次郎主演の映画は2本製作されているが、ヒットしたのは本作の方で、邦画興行成績は第7位と健闘している
 盛りだくさんに色々な内容を詰め込んだ作品だけど、なんだかこれで分かったのは、裕次郎は町の暗部でうごめくドロドロの人間模様を演じさせるより、自然がよく似合う。多分これは裕次郎と言う人物の中には屈折した闇の部分より素直な光の部分の方が強く見えてくるからなんだろう。元々の育ちが良いから、そうなってしまうのかも知れないな(決して悪口じゃない。そう言う意味で言えば貴重な人材だから)。
 あか抜けた登山装備と言い、社会的正義感を強調するという作りと言い、かえって裕次郎の魅力を際だたせていた感じ。
 邦画だってわざわざ暗い作品を作るばかりが能じゃない。時にこういった突き抜けた明るさのある作品もあって良いじゃん
製作年 1958
製作会社 日活
ジャンル スポーツ(登山)恋愛(ストレート)
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原作
松浦健郎 (検索) <A> <楽>
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俺は待ってるぜ
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水の江滝子(製)
石原慎太郎(脚)
石原裕次郎
北原三枝
二谷英明
波多野憲
小杉勇
草薙幸二郎
館敬介
川村昌之
藤代鮎子
植村謙二郎
青木富夫
榎木兵衛
杉浦直樹
英原譲二
深江章喜
宮崎準
黒田剛
柳瀬志郎
三船明子
三原一夫
水谷謙之
河上信夫
原恵子
河合健二
竹内洋子
堺美紀子
高瀬将嗣
清水千代子
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ボクサーあがりで現在レストランのマスターをしている島木譲次(石原)には夢があった。先にブラジルに渡った兄からの連絡を待ち、ブラジルで一旗揚げようと言う。だが、実はしかし兄はブラジルへ出発する前に日本 で殺されていたのだ。島木は恋人の早枝子(北原)と共に、その犯人を捜すのだが…
 実兄である石原慎太郎の脚本で、同名主題歌もヒットした、石原裕次郎を“格好良く撮る”ために作られた映画。ここでの役どころは世を拗ね、日本を逃げ出すことしか考えてなかった男だが、その実は熱血漢でとても強い存在。と言ったところ。
 確かにこれは格好良いと思うし、ラストの二谷英明との戦いは見所充分。
 …それは確かだが、ストーリーが丸分かりの上に全編に渡り石原裕次郎しか出てないので、ちょっと引く。
 石原裕次郎主演作って、色々ストーリーはあっても、結局同じだしなあ
 助監督に松尾昭典
製作年 1957
製作会社 日活
ジャンル アクション(人物)
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原作
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