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1945 | ||
1944 | ||
1943 | くもとちゅうりっぷ 監督・脚本・撮影 | |
フクちゃんの増産部隊 撮影 | ||
1942 | フクちゃんの奇襲 演出・撮影 | |
1941 | ||
1940 | カチカチ山 脚本 | |
1939 | べんけい対ウシワカ 監督・出演 | |
1938 | ||
1937 | ||
1936 | ||
1935 | ターチャンの怪物退治 監督 | |
ターチャンの海底旅行 監督 | ||
1934 | 仇討からす 監督 | |
1933 | 力と女の世の中 監督 | |
1932 | ||
1931 | 難船ス物語 第二篇 海賊船 監督 | |
難船ス物語 第一篇 猿ケ島 監督 | ||
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1898 | 10'5 大阪で誕生 |
くもとちゅうりっぷ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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花畑の上で歌っているてんとう虫の女の子を、樹上から見つめるクモは、樹上のハンモックにてんとう虫を誘うが、「陽が落ちて、三日月さまが出たから遊ばない」と断りクモと別れる。なんとしてもてんとう虫を自分のものにしようと追いかけるクモだが、危険を察知したチューリップがてんとう虫を花の中に隠すのだった。 今やアニメーション大国となった日本だが、歴史はそれなりに長い。ディズニーによるアニメ映画が登場するとほどなくして日本でも独自にアニメーション作りが始まった。最初は『新説カチカチ山』(1936)のような、動く紙芝居っぽいものだったが、ほどなくしてきちんとした作品が作られるようになり、戦前の日本アニメもそれなりにレベルが上がる。そしてその最高峰と言えるのが本作だった。 漫画チックな擬人化と、一見残酷な自然の摂理をファンタジックに仕上げたストーリーは当時の新機軸を打ち出していたし、モノクロなのに色彩まで感じられる描写は、明らかにディズニーとは一線を画しながらも、それに匹敵するものを感じさせてくれる。 問題としては、すっきりしすぎて引っかかるものが無いというところだろうか。既に多くの派生した物語を観ている身としては、作品自体が心に残りにくいという問題があって、もっと早くに観ておけば良かったというのが少々後悔。 |
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