ルパン三世VSキャッツ・アイ |
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竹崎忠
堀江信彦
嶺井勝也
加藤州平
篠原宏康
西田創
石山桂一
稲本幸子
鈴川隆介
安榮卓也
國府田崇裕(製)
葛原秀治(脚)
栗田貫一
大塚明夫
浪川大輔
沢城みゆき
山寺宏一
戸田恵子
深見梨加
坂本千夏
安原義人
麦人
銀河万丈
東地宏樹
菅生隆之 |
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★★☆ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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東京で喫茶店を経営する来生瞳(戸田恵子)、泪(深見梨加)、愛(坂本千夏)の三姉妹は、昼は喫茶店で、そして夜は秘宝を狙う怪盗キャッツ・アイとなり活動していた。彼女たちが狙うのは死んだ父が求めていたものばかりだが、今回は父が描いた三枚の絵。ところがそれはルパン三世(栗田貫一)らも同時に狙っていた。東京で鉢合わせする両者はお互いのプライドを賭けて争奪戦に挑む。
1971年に第一作目のテレビシリーズが開始されてから既に50年。これだけ長い間愛されている「ルパン三世」は既に巨大コンテンツになっているが、単独だけでなく、他にもコラボレーションをしている。現在の所では名探偵コナンとのコラボ作品が二作あるが、続いてのコラボが本作となる。
今更キャッツ・アイって、時代的に相当ズレがあると思うし、魅力があるのか?とか思いつつも、サブスクとしての上映だったので、つい観てしまった。
「ルパン三世」は言うまでもないが、一応「キャッツ・アイ」に関しても漫画の方は読んでいるために人物相関図はだいたい頭に入っている。
その上で言えるのは、「全く面白くない」とだけ。キャッツ・アイが活動している時間軸にルパンが紛れ込んだという設定だとして、古くもないし新しくもない。ただ二つの物語を単にくっつけただけ。
話に意外性もないし、馬鹿素直な姉妹が悪人に騙されてルパンと敵対するだけ。東映の戦隊VSシリーズと話は全く同じだ。
本作の問題点はキャッツアイの三姉妹が全員底抜けの人好しということ。疑うことを知らないためにあっけなく騙されるため、結局ルパンがそれをフォローすることになって、「VS」と付いてるのにほとんど保護者。特に三女の愛は感情のままに動くためにほとんど幼児。これで誰にも正体を知られてない怪盗という設定は無理。
本作で唯一評価できることはこれを劇場版にして金を取らなかったこと。サブスクだったら話のネタレベルで済むので、ダメージは来ないから。仮に劇場で観てたら最低点にしてる。 |
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