ボディ・ターゲット |
1993MTVムービー・アワード魅惑的な男優賞(ヴァン・ダム) |
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クレイグ・ボームガーテン
ゲイリー・アデルソン
マイケル・I・ラックミル(製)
ジョー・エスターハス
レスリー・ボーエム
ランディ・フェルドマン(脚) |
ジャン=クロード・ヴァン・ダム |
ロザンナ・アークェット |
キーラン・カルキン |
テッド・レヴィン |
ティファニー・トーブマン |
エドワード・ブラッチフォード |
アンソニー・スターク |
ジョス・アックランド |
ルアナ・アンダース |
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★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
2 |
2 |
2 |
1 |
2 |
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無実の罪に問われたサム(ヴァン・ダム)の乗せられた護送車が事故に遭い、数人の囚人と共に飛び出すサム。逃亡中の彼が出会った子供に導かれるまま、未亡人クライディ(アークウェット)の家の納屋にかくまわれる。実は一帯の農民達は地上げ屋の嫌がらせを受け続けていたのだ。やがてクライディを愛し始めたサムは身の危険を顧みず、地上げ屋に立ち向かっていく。
同年に製作され、非常に質の高いアクションで定評のあった『ハード・ターゲット』(1993)に対抗するようにこんな題が付けられたようだけど、いい加減紛らわしい。前に人と話していて、てっきりこっちが『ハード・ターゲット』と思いこんで話し込んでしまい、恥かいた記憶あり。
実際こっちの方が題を真似しなければならないほど、出来は悪し。
作品そのものは現代版『シェーン』(1953)と言った感じ…むしろイーストウッドのマカロニ・ウェスタンの現代版かな?月並みだが、物語そのものはアメリカ人のハートに響く作品っぽい。
ただ、その分どうしてもありがちな物語になっているし、演出面も今ひとつ。ヴァン・ダムの強さもなんだか中途半端だし、観ていて最後までストレスがたまってしまった(『シェーン』ほど主人公の心の弱さを出せなかった。あれじゃ単に孤独なだけに過ぎない)。
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