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アンドリュー・ハイアット
Andrew Hyatt

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_(書籍)

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2018 パウロ 愛と赦しの物語 監督
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1983
1982 8'19 コロラド州で誕生

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パウロ 愛と赦しの物語 2018
<A> <楽>
T・J・バーデン
デヴィッド・ゼロン
エリック・グロス
リック・ジャクソン
ハリソン・パウエル
ジム・カヴィーゼル(製)
アンドリュー・ハイアット(脚)
ジム・カヴィーゼル
オリヴィエ・マルティネス
ジョアンヌ・ウォーリー
ジョン・リンチ
ジェームズ・フォークナー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ローマ帝国ネロ帝時代。かつてキリスト教伝道者パウロと共に世界中を旅した医師ルカ(カヴィーゼル)は、捕らえられてしまったパウロの汚名を晴らすべくローマへと帰還した。だが先のローマ大火はキリスト教徒の仕業とされ、その首謀者とされているパウロを助けることは絶望的ということだけしか分からなかった。大金を積んでなんとかパウロと面会だけ出来る状態の中、どうすればいいか悩むルカ…
 キリスト教初期の伝道者として有名なパウロを扱った作品。関連としてはローマの大火を扱った『クォ・ヴァディス』(1951)と同時代となる。
 聖書によると、パウロはローマで処刑される前まで、家を購入してそこで住んだとされるのだが、その間に何が起きたのかというのを推測を交えて描いた作品となる。聖書に書かれている部分を拡大解釈したものとも言えるが、聖書に書かれているものからはだいぶ離れてしまった(最後に一応のエクスキューズがある)。
 一応これもキリスト教をベースにした話なのだが、宗教臭さはなく、奇跡も起きない。処刑される運命だったパウロは予定通り処刑されるし、病気の癒やしも奇跡ではなく、世界中を旅して見聞を広めたルカの経験からのものとなっている。
 『沈黙 -サイレンス-』(2016)同様、宗教を扱っていながら、すべては人間の営みとして描いているし、落ち着いた演出で映画としてしっかりしたものとなってる。
 ただ、主人公ルカを演じるカヴィーゼルは前に『パッション』(2004)でイエス役を演じていたので、そちらのイメージが強く、同じキリスト教を扱った作品に再登場するするため、少々混乱するのがちょっとした難点。

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