沈黙の要塞 1994 |
1994ゴールデン・ラズベリー ワースト監督賞(セガール)、ワースト作品賞、ワースト主演男優賞(セガール)、ワースト主演女優賞(ジョーン=チェン)、ワースト脚本賞、ワースト音楽賞 |
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スティーヴン・セガール
ジュリアス・R・ナッソー
A・キットマン・ホー(製)
エド・ホロウィッツ
ロビン・U・ルシン(脚)
スティーヴン・セガール
マイケル・ケイン
ジョアン・チェン
ジョン・C・マッギンレー
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シャリ・シャタック
アーヴィン・ブリンク
ビリー・ボブ・ソーントン
リチャード・ハミルトン |
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物語 |
人物 |
演出 |
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火災即応部隊隊員のフォレスト(セガール)は石油会社エイジスの連続火災事件に疑問を抱く。エイジスの巨悪の陰謀を知ってしまったフォレストはあやうくエイジスの社員に始末されかけるが奇跡的に一命を取り留める。アラスカで出会ったイヌイットや事件のマスコミの連中などから事態の深刻さを察知し、フォレストは1人でエイジスに立ち向かう・・・
まるで違う作品なのだが、何故か日本では「沈黙」シリーズの第2作となっている。『沈黙の戦艦』(1992)が売れたために取った措置であろう。日本ではこの手の方法で続編にされてしまった作品があふれている。
本編はアラスカの山中にある巨大油田を舞台としたアクション作品。監督として、セガールの主張が盛り込まれ、自然環境の破壊に対する警告を発する。そう言う意味では単なるアクション作品に留まらない味がある。
とは言え、それが成功したかどうか、かなりの疑問。
大体、エコロジストであるはずの主人公の行動によって原油は垂れ流しだし、石油精製工場を爆破するわで、辺り一帯の環境を一気に破壊しているし、いくら悪の手先となっていたとしても、工場の職員を次々と血祭りに上げる。いやはや、たいしたエコロジストだ。
相変わらずアクションの質は高いが、だからどうした。と言ってしまえるところがなんとも。
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