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ダン・トラクテンバーグ
Dan Trachtenberg


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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
2025 プレデター:バッドランド 監督・製作
2016 10 クローバーフィールド・レーン 監督
2015
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1982
1981 5'11 ペンシルヴェニア州で誕生

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プレデター:バッドランド
Predator: Badlands
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ジョン・デイヴィス
ダン・トラクテンバーグ
マーク・トベロフ
ベン・ローゼンブラット
ブレント・オコナー
ローレンス・ゴードン
ジェームズ・E・トーマス
ジョン・C・トーマス
ステファン・グルーベ(製)
パトリック・アイソン
ブライアン・ダッフィールド(脚)

エル・ファニング
ティア/テッサ
ディミトリアス・シュスター=コローマタンギ
デク
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 宇宙を股に掛けるハンター一族のヤウージャ族の若き戦士デクは家族の中では貧弱とされて一族の恥とされ、族長でもある父から存在を抹消されようとしていた。自分の力を示す必要から、デクは最も危険な惑星とされるゲンナへ向かう。そこは存在するだけで命の危険がある恐ろしい惑星で、その中でも最強の捕食者カリスクを狩ることを宣言した。だが聞きしに勝る恐ろしさで、惑星に降り立った途端に命の危機を迎えたデクは、そこで破壊され上半身だけとなったアンドロイドのティア(ファニング)を発見する。 この星のことを教える代わりに仲間の元に連れて行って欲しいというティアの願いを渋々聞くデクだったが…

 一作目の『プレデター』(1987)が世に出てからもう40年近くが経過した。その間にも数多くの作品が作られてきて、SFの一大ジャンルになっているが、概ねシリーズは人間側が主人公となり、似たような作品になってしまっていた
 そんな中で発表された本作は結構驚きの設定だった。
 それはシンプルにプレデターが主人公と言うだけのことだった。主人公的な立場に合った作品はこれまでにも数作品あったが、基本的にメインの主人公は人間側にある。プレデターはそのサポート、若しくはライバルのような存在として活躍するのが普通だったが、本作の場合、単独の主人公として存在しているのが特徴となる。ヒューマノイド型のティアの方がサポートに回り、これまでと逆転してるのが特徴で、これまでにはない物語展開となった。
 ストーリーそのものは結構単純なものとなったが、異形の存在が格好良く見えるだけで充分な出来だろう。ちゃんとデクはヒーローに見える。
 デクはプレデターの中では最弱クラスとはいえ、人間から見たら超人だし、数々の文明の利器を使いつつ、それに囚われない自由な発想で武器を開発していく。科学と創意工夫の組み合わせで危機を乗り越えていく爽快感がある。
 それにバディがヒューマノイドというのも、観ている側の共感を得やすい。エル・ファニングが人間側の倫理をきちんと語っているために常識的な部分もしっかり持つので、観てる側も安心できる。
 そしてもう一つ重要なのが、これまでの歴史だろう。プレデターがどんな武器を使い、どんなバトルスタイルを持つのか、あらかじめそれが分かっているためにどのタイミングでどの武器を使うのかというのがなんとなく想像できるため、次はこう来るか?その武器落としてどうするんだよ、とかのツッコミを心で呟きながら観させてもらった。むしろ本物の武器よりもSF武器の方が知識あったりする自分自身の知識の偏りも感じさせられるものだが。

 ただ、設定的にはやや文句も出てくる。
 プレデターの生活習慣をもう少し丁寧に描いてくれて、狩りに行かねばならない説得力をもう少し増やして欲しかったこと。そしてプレデターの使う武器はどのような経路で手に入っているのかを突っ込んで描写してほしかったところ等など、結構出てくる。プレデターの生態は謎が多いので、そこを少しでも深く掘って欲しかったな。
 特に武器は他の異星人によって作られたのではないかと常々思っているが(あの指では繊細な兵器開発が不可能に思えるから)、今回の話ではその辺は全く分からなかった。続編があれば、その辺を見てみたいところだ。
製作年 2025
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
歴史地域
関連
キーワード
10 クローバーフィールド・レーン 2016
2016放送映画批評家協会SF/ホラー作品賞
<A> <楽>
J・J・エイブラムス
リンジー・ウェバー
ブライアン・バーク
ドリュー・ゴダード
マット・リーヴス(製)
ジョシュ・キャンベル
マット・ストゥーケン
デイミアン・チャゼル(脚)
ジョン・グッドマン
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ジョン・ギャラガー・Jr
ダグラス・M・グリフィン
スザンヌ・クライヤー
ブラッド・クーパー
スマリー・モンタノ
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 浮気者の恋人から逃げるようにルイジアナで車を走らせていたミシェル(ウィンステッド)は、背後から走トラックに激突されてしまう。そして目覚めた彼女は、自分が地下室のようなシェルターに閉じ込められてしまったことを知る。そこに現れた男ハワード(グッドマン)から、今世界は酷いことになっていて、彼女を助けたのだと言う。そして同居人のエメット(ギャラガー・Jr.)との三人で奇妙な同居生活が始まるのだが…
 何かと話題になった『クローバーフィールド HAKAISHA』(2008)。低予算作品ではあったものの、そのスマッシュヒットによってり、仕掛け人のJ・J・エイブラムスの知名度を一気に上げることとなった。
 その後何度か続編の話も持ち上がったそうだが、全て立ち消えとなり、いつしか話題にも上らなくなってしまったのだが、そんな時に不意に
『クローバーフィールド』の名前を冠した作品が現れた。あんまり話題にはなってないが、製作者も同じJ・J・エイブラムスなので、期待は出来ると踏んで観に出かけた。

 一応本作で褒める部分は二つある。
 まずは
久々に観たジョン・グッドマンが良かったこと。この人、見た目以上に器用な役者で、人の良い好々爺のような役から、サイコパスの演技まで、実に幅広く演じられる人なので、ファンなのだが、最近顔を観る機会がめっきり減って寂しい思いをしていた。今回は善人なのか悪人なのかなかなか正体を現さない複雑な役回りをちゃんと演じてくれていて、これは嬉しい。特に今回は密室劇のため、様々な表情を見せてくれるので、それは結構嬉しかった。
 もう一つは、
『クローバーフィールド』という作品の幅を広げることに役だったと言う事だろう。なかなか続編が出来なかった作品だが、こうやってファーストコンタクト作品に次々「クローバーフィールド」印を付けていけば、いろんな矛盾を含めて大きな世界観の作品になっていく。以降「クローバーフィールド」印の作品が増えていくことを期待したいところだ。

 と、いくつか褒めるところはある。

 しかし、単体のSF作品として見る限りは、あまりにお粗末と言わざるを得まい。
 何より本作に「クローバーフィールド」のタイトルを付けたことが致命的。
 本作の本来の醍醐味は密室劇である。そして密室劇の面白さとは、外の世界と隔絶された状況で、互いに疑心暗鬼になるという過程が必要となる。
 本作の場合、ハワードの言う、外界の危機とは本当なのか。よしんば本当に危険なことが起こっていたとしても、本当にハワードは信じられるのか?と言う物語展開で、少ない状況判断から真実を探っていくという過程が必要になる。そして本作でもそれなりにちゃんとやってはいる。
 だが問題として、タイトルに「クローバーフィールド」を付けてしまった時点で、もう怪物が出てくるのは分かっている。その結果として、密室劇の駆け引きなんかどうでも良くなってしまうのだ。
 どれだけ演出を良くして緊迫感を与えたとしても、それが全く役に立たないというのは致命的である。観てる側としては、物語の2/3以上は無駄な時間を過ごすことになってしまうのだから。
 で、待ちに待った怪物が出てきても、それがあっさり終わってしまうので、凄く消化不良に陥る。
 作品単体として褒められない部分が大半であり、かなり残念な作品だったというのが総評だろう。

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