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ロン・アンダーウッド
Ron Underwood

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2002 プルート・ナッシュ 監督
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1999
1998 マイティ・ジョー 監督
1997
1996
1995 トレマーズ2 製作総指揮
1994 眠れない夜はあなたと 監督
1993 愛が微笑む時 監督
1992
1991 シティ・スリッカーズ 監督
1990
1989 トレマーズ 監督・原作
1988
1987
1986 子ねずみラルフの冒険 監督
1985
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1959
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1957
1956
1955
1954
1953 11'6 カリフォルニア州グレンデールで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

プルート・ナッシュ 2002
2002ゴールデン・ラズベリー最低作品賞、最低主演男優賞(マーフィ)、最低監督賞(アンダーウッド)、最低脚本賞、最低スクリーン・カップル賞(マーフィ×2)
2004ゴールデン・ラズベリーこの25年の最低コメディ作品賞
<A> <楽>
マーティン・ブレグマン
マイケル・スコット・ブレグマン
ルイス・A・ストローラー
ブルース・バーマン(製)
ニール・カスバート(脚)
エディ・マーフィ
ランディ・クエイド
ロザリオ・ドーソン
ジョー・パントリアーノ
ジェイ・モーア
ルイス・ガスマン
ジェームズ・レブホーン
ピーター・ボイル
バート・ヤング
ミゲル・ヌネズ・Jr
パム・グリア
ジョン・クリーズ
イリアナ・ダグラス
リロ・ブランカトー
アレック・ボールドウィン
ダグ・スピヌッザ
ヴィクター・バーナード
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
マイティ・ジョー
1998米アカデミー視覚効果賞
<A> <楽>
テッド・ハートリー
トム・ジェイコブソン(製)
マーク・ローゼンタール
ローレンス・コナー(脚)
シャーリーズ・セロン
ビル・パクストン
レイド・セルベッジア
ピーター・ファース
デヴィッド・ペイマー
レジーナ・キング
リンダ・パール
ミカ・ブーレム
ナヴィーン・アンドリュース
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 アフリカ奥地の小さな村で、密猟者に殺された動物学者の母親ルースの跡を継ぎ、ジル(セロン)はゴリラたちと一緒に住んでいた。特にかつてルースが身を挺して守った巨大ゴリラのジョーとはまるで姉弟のように仲良く過ごしていたのだが、そんなジョーに再び密猟者の魔の手がのびる。ジョーを守るためとアメリカの動物学者グレッグ(パクストン)に説得されたジルはジョーをカリフォルニアの野生動物保護センターに移送することにしたのだが…
 特撮映画における偉大なる先達ウィリス=オブライエンの創造した『猿人ジョー・ヤング』(1949)のリメイク作品。どうせたいしたこと無かろうなどと思ってたまたまテレビ放映されたのを拝見…
 し、しまった。当たりやった。
 こいつはオブライエンに対する愛情に溢れた作品だった。
ここまで敬愛する人物のオマージュをぶち込まれては、脱帽するしかない…この愛情ぶりはもう、鳥肌が立つくらい。ほんの一瞬のカットなのだが、ジョーとジルをパーティ会場で見た二人の老人の会話「あの娘、どこかで見たことがあるんだけど、思い出せないわ」と老婦人が隣の老人に話しかけ、それを受けて「昔の君だよ」と言うシーンなんて、涙なしに見ることは出来ないぞ(ちなみにこの老婦人こそ、『猿人ジョー・ヤング』のジル役、テリー=ムーアで、それを受ける老人はレイ=ハリーハウゼンその人!)。このことを知って、わざわざDVDでレンタルし直して、繰り返し観たくらいだから(笑)
 後、この、特撮ファンだったら観た瞬間、誰がやったのか分かる(笑)愛情こもった猿の造型だって素晴らしい…なにせハリウッドで猿作らせたら、リック=ベイカーしかいない!モロ分かりだよ。
 そう言った所を加味して観るんだったら、本作は感動できること請け合い!
(かなり限定されるような気もするけど)
 ストーリー自体はかなりベタな作りとはいえ、オリジナルとは違い、ハッピーエンドに終わらしたのも、かえってすがすがしい感じで良し。追われてる身なのに、子供を助けるために命を賭けるジョー。泣かせる演出が又ねえ。

 

トレマーズ 1989
<A> <楽>
ブレント・マドック
S・S・ウィルソン
ゲイル・アン・ハード(製)
S・S・ウィルソン
ブレント・マドック(脚)
ケヴィン・ベーコン
フレッド・ウォード
フィン・カーター
マイケル・グロス
レバ・マッケンタイア
ボビー・ジャコビー
ヴィクター・ウォン
ビビ・ベッシュ
アリアナ・リチャーズ
シャーロット・スチュワート
トニー・ジェナロ
リチャード・マーカス
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ネバダ州にある人里はなれた小さな町パーフェクションで便利屋をしているヴァル(ベーコン)とアール(ウォード)はある日、この付近の地質調査にやってきた女性研究者ロンダ(カーター)という大学院生と出会い、数日前から異常な地中の震動が記録されていることを知らされた。その日から、町の人々が次々と不審な死を遂げるという事件が起きるのだった。やがてヴァルたちは、その原因が巨大な地底生物の仕業であることを知るに至るのだが、その頃には町は電話が不通となり道路も寸断され、すっかり陸の孤島と化してしまった…
 「陸のジョーズ」と呼ばれる作品で、B級作品にしかならないはずの素材を魅力的に仕上げた新人監督アンダーウッドの出世作となる。
 ハリウッド製の特撮作品、殊に怪獣ものはほとんどの場合は巨大化した地球上の生きものとなることが多い。典型的な例で言えば『ジョーズ』(1975)に始まる巨大鮫もので、これは時代を超えて今も尚作られ続けている。これはおそらく人間の科学が生み出してしまった。という後付の理由のためだろうけど、
純粋な意味での怪獣ものというのは驚くほど少ないのが日本のものとの大きな違いであろう。日本では怪獣はやや神がかった描写が成されているのに対し、ハリウッドでは怪獣とはあくまで自然の驚異であり、それをどう退治するか、あるいは逃げるかと言うことに主眼が置かれている。
 そう言う意味ではこういう純粋な怪獣ものというのは珍しい。物語の構成そのものはハリウッドのフォーマットに則っているとは言え、その怪獣描写が良く、しかも怪獣の強さが絶妙なバランスに立っているため、観ている側も
「ひょっとしたら?人間の方が勝てるんじゃないのか?」という思いにさせてくれる分、単純に動物パニックになってないのも好感度高し。何せ初めてこの怪獣グラボイスを見た人間が、地下室に山のように積まれている銃を徹底的にぶっ放したら見事に殺すことが出来たくらい(この描写は白眉だ)。しかも戦いの大部分は白茶けた大地の中、白昼堂々と行われており、それが緊張感と言うよりはほのぼの感を醸しているのもなかなか面白い。何より本来必死のはずの主人公の行動一つ一つも、白昼で見ると、単なる馬鹿にしか見えないというのは、本作が作り出した大きなトピックだし、それが本作の面白さにつながっているのは事実だろう。
 それにとぼけた感覚で笑わせてくれるベーコン&ウォードのコンビも良い。ベーコンはすっかりB級俳優になってしまったんだなあ。と当時は思ったものだが(今はしっとりとした良い役も演ってるけどね)、それはそれで私にとっては結構嬉しい。と思わせてくれた。
 そうそう。冒頭でこの二人がジャンケンをやってるシーンもあった。日本式のジャンケンがここまで受け入れられてるという事実もなんか嬉しい。
 決して大作ではないけど、細かい所で嬉しい演出が映える作品だった。

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