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プロデューサーの精神―直伝(書籍) |
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1953 | 12'4 東京で誕生 |
クラッシュ 2003 | |||||||||||||||||||||||||||
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1998年に起こった自動車レース事故から奇跡的に生還したドライバー太田哲也の復帰までの5年間を追ったドキュメンタリー。全身に重度の火傷を負った太田が闘病生活を経て、レースに復帰するまでを、当人と家族のインタビューで綴る。 奇跡的な生還を果たした太田哲也本人の著作「クラッシュ〜絶望を希望に変える瞬間」を元として、日本では珍しいドキュメンタリー映画に仕上がっている。大抵この手のものはテレビでやるもんだが、わざわざ劇場公開したと言うのは、奥山監督の強い思い入れのお陰だろう。 悲惨な事故の映像から始まって、包帯でぐるぐる巻きの病院のベッド。そこでの辛さや痛み、そこに被さる家族のインタビュー。これがなかなかぐっと来るものがあって、特に長男の訥々としたしゃべり方は、それだけで悲しみをこらえてるのが分かってくる。 しかし、そんな事故を起こしても、やはりレーサーとして復帰しようと言う思いになった、その過程こそが本作の見所だろう。実際これを観てると、生きていくこと自体の苦痛から始まって、なんとか社会復帰してからも、どうやって生きていくべきかと悩んで、最後にやはり自分はレーサーなのだ。と思うに至った過程が重要なんだろう。 事実はやっぱり強い。 |
RAMPO 奥山バージョン 1995 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1994日本アカデミー新人俳優賞(羽田美智子)、監督賞(奥山和由)、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昭和初期の東京。発行人の横溝正史(香川照之)とともに、小説「お勢登場」の発禁処分を告げられてしまった江戸川乱歩(竹中直人)。そんな時、彼の描いた小説と同じ事件が起こる。驚くほどの符号に興味を持った乱歩は法事で夫殺しの嫌疑をかけられた妻の静子(羽田美智子)の姿を目撃する。彼女の姿を名探偵明智小五郎(本木雅弘)が活躍する小説に登場させるのだが、やがて乱歩は勝手に動き始めた小説の中に入り込んでしまう… 既に作られていたRAMPO 黛バージョン(1994)を奥山監督が替わって70%もの撮り直しを敢行して作り上げた作品で、劇場ではこちらが公開された。画面は極彩色が溢れ、ディジタル合成による画面は確かに映えていたが(劇場ではサブリミナル効果を高めるため香りも使用されたそうだが)、問題は物語そのものが訳分からないまま終わってしまったと言うこと。折角直したはずなのに、余計物語を分からないものにしてしまってどうするんだ?あるいはそれが狙いなのか?と勘ぐりたくなった(いや、その後で黛版をビデオレンタルして観たけど、やっぱり変だったから、元の脚本が悪いだけと分かる)。 黛版との違いは虚構の世界である明智小五郎と静子の関係の方に重点を置き、より悪夢の世界を強調しようとしたところなんだが、ラストが単に世界が壊れて終わるってのは手抜きと違うか?黛版共々、勿体ない作りだった。 |