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佐藤肇

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鑑賞本数 4 合計点 10.5 平均点 2.43
書籍
1995 5'10 死去
1987
1986
1985
1984 呪われた花嫁<TV> 監督・原案・脚本
1983
1982
1981
1980 砂の小舟 脚本
1979 未来少年コナン 総監督
1978
1977
特捜最前線(1~11Y)
<A> <楽> 監督・脚本
1976
人魚亭異聞 無法街の素浪人
<A> <楽> 監督・脚本
ぐるぐるメダマン
<A> <楽> 脚本
1973
アイフル大作戦
<A> <楽> 監督
1968 吸血鬼ゴケミドロ 監督
1967 キャプテンウルトラ 監督
キャプテンウルトラ
<A> <楽> 監督
1966 海底大戦争 監督
黄金バット 監督
悪魔くん
<A> <楽> 監督
1965 怪談せむし男 監督
1964 散歩する霊柩車 監督
1963 警視庁物語 十代の足どり 監督
警視庁物語 ウラ付け捜査 監督
1962 松本清張のスリラー 考える葉 監督
ミステリーベスト21
<A> <楽> 監督
1961 八人目の敵 監督
逆襲の街 監督
1929 3'3 埼玉県で誕生

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未来少年コナン 1979
<A> <楽>
今戸栄一(脚)
小原乃梨子
信沢三恵子
青木和代
永井一郎
吉田理保子
山内雅人
家弓家正
神山卓三
増岡弘
物語 人物 演出 設定 思い入れ
残された人びと <A> <楽>
アレグサンダー・ケイ (検索) <A> <楽>
 西暦2008年。超磁力兵器により大陸は全て海の底に沈んでしまった。だが、地球上にはまだ人が残されていた。それから20年後、残され島で成長した少年コナンは流れ着いたラナという少女を目にする。彼女は地上で唯一ソーラーエネルギーの利用を知っている学者ラオ博士の孫で、再び地上を席巻しようとしているインダストリアがその身柄を奪おうとしているのだった。コナンの努力虚しくインダストリアに連れ去られていくラナ。冒険が始まった。
 
「宮崎駿監督作品で一番好きな作品を挙げよ」。と言われたら、私は即答できる。『TV版未来少年コナン』と。ここで『TV版』とわざわざ限定するのは、劇場版である本作があまりに出来が悪かったから。これはもう、ダイジェスト版にさえなってない。確かにあの話数を1時間半にまとめることに土台無理があるんだが、それだったら作り方もあるだろうに。本編の息抜きのような位置づけにあるハイ・ハーバーの話をごっそり抜き取ったのは当然のことだろうけど(あれが好きなんだが)、だったら一旦インダストリアの外に出すことはなかったんだ。インダストリアだけで話を終わらせてしまうべきだったんじゃない?それに困ったのがTV版の一番の見どころ、ギガント上での戦いを無くしてしまったのはどうしようもないぞ。他のシーンを犠牲にしてもそれは出すべきだった。
 いや、
ギガント無くしても許せるパターンが一つある
 それにもし私がこの話作れるんだったら、多分私は本作での一番のお気に入り。モンスリーを中心とした作品を作っていただろう。本作品で一番心情的に変化のある彼女を追い続けていたら、きっと充実した一時間半になったはず
(私限定で)。どうせ収められるわけ無いんだから、テレビとは離れてその位のことをやって欲しかったよ。
 実は私が本作で一番悲しかったのはモンスリーの「馬鹿ね」が聞けなかったことだから(笑)
figma 未来少年コナン コナン
吸血鬼ゴケミドロ 1968
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高久進
小林久三(脚)
吉田輝雄
佐藤友美
高橋昌也
高英男
金子信雄
楠侑子
加藤和夫
キャッシィ・ホーラン
北村英三
山本紀彦
西本祐行
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 凶悪犯にハイジャックされた旅客機が空飛ぶ光体と遭遇し、山奥に不時着してしまう。救助を待つ一同だが、死んだはずの狙撃犯寺岡(高英男)は吸血宇宙生物ゴケミドロに身体を乗っ取られ、乗客に襲いかかってくるのだった。機長の杉坂(吉田輝雄)と乗務員の浅倉かずみ(佐藤友美)は協力して事に当たろうとするが、ゴケミドロは次々と乗客を餌食にしていく…
 前に「ごけみどろ」とタイプして変換したら
「後家深泥」と変換してしまい、ちょっと笑った。どろどろの人間関係を表してるって点は共通してるかも(笑)
 本作は日本においては「特撮」に分類されることが多いけど、実際はこれ、むしろホラーに分類出来ると思う。閉鎖空間でパニックを起こす人間関係と迫り来る怪人の恐怖、そして描写の気持ち悪さと、ちゃんと基本を抑えている。むしろノリとしてはハマーフィルムか
『遊星よりの物体X』(1951)(オリジナルの方ね)っぽい。
 ところでホラー映画で一番見応えがあるシーンと言われたら、どう考えるだろう?モンスターの存在感とも言えるし、迫り来る恐怖やショック・シーン、あるいは可憐な少女の絶叫(?)と答えることも出来る。
 だけど、私なりには、
極限状態における人間関係こそが一番の重要な要素じゃないかと思う。モンスターのいるいないはあんまり関係なく、人間同士のいざこざや、普段仮面をかぶって、外面を良くしている人間の内面が、極限状態になって表面を剥がされて現れる所。その点にある。映画とは人間を描く事。単体のドラマとして充分魅せるだけのものがあって、本当の良質なホラー映画だと思っている(その辺をあんまり考えずに作られたB級ホラー作品は、これはこれで楽しいものがあるけど)
 本作においては、確かにモンスターは登場するんだけど、それがあくまで普通の人間というのがポイント。普通の人間だったら怖くないのか、と言えばさにあらず。
無茶苦茶怖い!単に無表情で迫ってくるだけでもの凄い迫力があるし、「あいつは敵か、それとも人間か?」という周りの人間の恐怖感も演出できていた。彼が迫ってくる中、人間関係が崩壊し、エゴむき出しになる醜い姿が暗い気分にさせられて良し(?)。
 それと本作ではこの時代においてはもう一つ画期的な要素を劇中に入れることが出来た。最近の映画でこそそう言う描き方はされていないのだが、当時の映画だと、いわゆるガイジンの描き方が非常にステロタイプになってしまっていた。彼らは大概アングロ・サクソン系アメリカ人で
(見た目にアメリカ人だと分かるから)、彼らは完全な“善”の存在か、あるいは全く逆に“悪”の存在として見られていた傾向があった。これは映画人が悪いというのではなく、多分そう言うのを視聴者の方が望んだのだろうけど…そう言った極端な描かれ方しかされてない傾向があった。しかしながら、本作で登場するホーランはヴェトナムで死んだ夫を思う、寂しさや、人を気遣う繊細さ、そして最後にやっぱり助かりたいと思って銃を突きつけるような心の弱さを現していた。ガイジンも普通の人間なのだ。と言う当たり前のことなのだが、それをこれで出せたというのは凄い事じゃない?
 人間も良く撮れていたと思う。モンスターと化した高英男の存在感は凄いもので、大変失礼な言い方だが、あの顔で迫られたら、絶対逃げたくなるって。そして周囲の人間達がどこまでも醜くなるのに対し、主人公の二人があくまで自分を崩してなかった所も、この映画を巧くまとめる役割を果たしていたと思う。
 特撮に関しては作りものっぽさが出ているけど、充分に気持ち悪い。特に高英男の額がぱかっと割れ、スライム状のゴケミドロが体内に侵入する様はまさに悪夢。恐怖演出は充分だし、あの救いようのないラストも凄い。
 少し調べてみたら、面白い事が分かった。
ゴケミドロのネーミングは「ゴ」はゴルゴダの丘のゴ。 そして「ケミ」はケミカル。「ドロ」はアンドロイドからだそうだ。ちゃんとした意味があったのね。それと、このゴケミドロ、元々はちゃんとした(?)モンスターとしてデザインされており、毛むくじゃらで三本の手を持つデザインを持っていたそうである。そっちは使われなくて良かった。
海底大戦争
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大津皓一(脚)
千葉真一
ペギー・ニール
フランツ・グルーベル
アンドリュウ・ヒューズ
エリック・ニールセン
マイク・ダニーン
ビバリー・ケラー
三重街恒二
ブラウン・ガン
ハンス・ホルネフ
室田日出男
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1966
製作会社 ラム・フィルム
東映
ジャンル 海洋(SF)
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
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黄金バット
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高久進 (脚)
山川ワタル
千葉真一
エミリー・ベアード
筑波久子
アンドリュウ・ヒューズ
中田博久
岡野耕作
関山耕司
沼田曜一
青島幸男
北川恵一
国景子
小林修
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 太陽系にある惑星イカルスが突如軌道を変え、地球に向かって飛来してきた。大和根(千葉真一)を始めとする国連組織の平和部隊は惑星イカルスの破壊のため、急遽高出力レーザーを開発する。その核となるクリスタルを求め、海中から浮上したアトランティス大陸へと向かうが、彼等の前に現れる謎の軍団。実はそれはイカルスを地球に衝突させようと言う怪人ナゾーの部隊だった。危機一髪の彼等を助ける謎の怪人が現れた。彼こそが古代よりアトランティスに眠り、地球の危機の際、現れるという黄金バットだった。そして今、黄金バットとナゾーの戦いが始まる…
 元々戦前の紙芝居が元となっている講談巻をベースとした作品の映画化。かつてテレビシリーズのアニメを毎週楽しみにしていたのだが、その実写版があると知ったのはつい最近のこと(実はアニメ版よりこっちの方が先)。機会があれば是非観てみたいと思っていたら、近所のレンタルビデオ店で発見。早速借りてきた。
 ほう。テーマソングはテレビアニメと同じか。なんかそれだけで嬉しくなるな。
 黄金バットの高笑いも健在。ナゾーとの対峙シーンが、一体どっちが悪役だか分からないのもアニメと同じだ(笑)。黄金バット役の役者の名前が「ミスター・黄金バット」ってのも良いね。
 ストーリーはまさに東映ヒーローものそのまんまで子供向き。非常に単純なんだけど、ナゾー配下の三人の怪人(ジャッカル、ケロイド、ピラニア)はなかなか良い個性を発揮している(ネーミングセンスは兎も角)。ちょっと残念だったのは、黄金バットに喋らせてるってところ。アニメ版は何も喋らなかったから、その不気味さが良かったんだけどね。
 細かいところだけど、予告編では黄金バットがいるのはムー大陸だったけど、本編ではアトランティスになってるなあ。

 最後にアニメと本編に使われてる歌を挙げておこう。
黄金バット 
どこ どこ どこからくるのか 黄金バット
かがやく どくろは せいぎのみかた
ヒュッとかぜきる シルバーバトン
うちゅうのかいぶつ やっつけろ
どこ どこ どこからくるのか 黄金バット
こうもりだけが しっている

黄金バット
どこ どこ どこからくるのか 黄金バット
ひみつの マントは せいぎのしるし
さーっとそらとぶ マッハのちから
ちきゅうのへいわを たのんだぞ
どこ どこ どこからくるのか 黄金バット
こうもりだけが しっている
製作年 1966
製作会社 東映
ジャンル ヒーロー(SF)
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原作
歴史地域 アトランティス
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藤田伝(脚)
西村晃
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金子信雄
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岡崎二郎
宮園純子
渥美清
浜村純
加藤嘉
小沢昭一
大辻伺郎
花沢徳衛
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1964
製作会社 東映
ジャンル 犯罪(コメディ)
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樹下太郎 (検索) <A> <楽>
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