特撮館Top

特捜ロボジャンパーソン

特捜ロボジャンパーソン事典

 

主な登場人物
スタッフ
浅香 晶 13,25,27話脚本
石田秀範 7,8話監督
井上一弘 34話脚本
扇澤延男 6,10,15,24,35,37,38,42~44話脚本
金田治 45話監督
小西通雄 1,2,13,14,19,20,25,26,31,32,37,38,43,44話監督
小林靖子 40話脚本
酒井直行 12,26,37話脚本
鷺山京子 7,20,36,41話脚本
鈴木康之 45話脚本
曽田博久 8,16,28,33,39話脚本
中野 睦 14,29,30話脚本
増田貴彦 11,19,43,44話
三ツ村鐵治 5,6,11,12,17,18,23,24,35,36,41話監督
蓑輪雅夫 3,4,9,10,15,16,21,22,23,27,28~30,33,34,39,4~42話監督
宮下隼一 1~5,9,17,18,21,22,31,32,34,45話脚本
話数 タイトル コメント DVD
第1話 謎の新英雄!

  脚本:宮下隼一
  監督:小西通雄
 伝染病にかかった少女を治療するためのワクチンを運ぶ輸送車が凶悪犯蛭田によってジャックされてしまう。更にその蛭田を殺そうとロボットが現れ、攻撃を開始。街が破壊と混乱に巻き込まれる中、もう一体のロボットが現れる…
 敵は名称不明のロボット。人間の顔を持ったロボットで、3体登場する。
 前半からカーアクションと火薬を多量に使った派手なアクションが展開し、そして最後の最後になって謎のヒーローであるジャンパーソンが登場という形。正義のヒーローが謎の人物ということで、これまでにはない新しい物語が展開する。
 ジャンパーソンはほとんど喋らず、寡黙に任務だけを着々とこなしているのも新しい感じだ。
 東映作品はどれもだが、一話目の金のかけ方だけは賞賛出来る。今回ももの凄い派手さで展開していく。
<既に何人も死人が出ているのに、「このワクチンを届けたらあなたはヒーローよ」とか言っているアキ。見上げた記者魂と言うべきか。
 地下に潜り、モグラのように敵の足下から登場するジャンパーソン。コンクリートが発泡スチロールのようにしか見えない。土とかも付いてないし。
 腕のバックレットコントローラーをもう一方の手で操作するジャンパーソン。ロボットだったら不必要の機能だな。
 蛭田とアコを炎上する車から救出したジャンパーソン。でもドアを開けてないようだけど?
 ダークジャイカーにはパトランプが付いている。警察でもないのに。
 ダークジャイカーから分離したスカイジェイカーはハンドルで操作するらしい。その程度で空を飛べるのか?>
VOL.1
<A> <楽>
第2話 俺が正義だ!!

  脚本:宮下隼一
  監督:小西通雄
 突如現れたジャンパーソンによって蛭田暗殺に失敗した組織ギルドの首領ベン藤波はジャンパーソン抹殺計画を発動する。ジャンパーソンが無差別に人殺しをしたという噂が流れ…
 敵はギルドのロボット。市民に紛れて生活を送っているものと、戦闘用のロボットと戦っている。そしてベン藤波。ギルドの首領で、実は自身がサイボーグだった。
 既に日本社会に多数のロボットを送り込み、日本転覆を謀っていたというギルド。かなり大がかりな組織らしいが、たった2話で壊滅してしまうと言う変な話。早くもネタ切れ…というか、最初からこうする予定だったんだろうな。
 メディアを圧倒的不利の中、戦いを強いられるジャンパーソンの孤独な戦いが浮き彫りにされる。今回ちゃんと言葉を話しているため、言語中枢を持っている事は分かった。でないと主人公としてはダメか。
 ベン藤波役は「超光戦士シャンゼリオン」の宗方役の市山登。あんまり大声を出すキャラは似合わない。
<ギルドの中にはロボットの生首が回転している。何のためにこんなものがあるのかは全くの不明。
 透少年が「ロボットに追われている」と言ったら、ジャンパーソンの仕業と決めつける小森。でもその直後「警察はこんなこどもの言うことを真に受けたりしない」と言っている。どっちやねん。
 ジャンパーソンが殺したのは市民ロボットだと言うことが分かったが、死んだ人型はどう見てもロボットじゃなかったような?
 地下に落ちてしまった透を追いかけ、地面のそこに向かうジャンパーソン。随分潜ったみたいだけど、そんなところに落ちた透はよく無事だったな。
 手錠を破壊し、「飛べ」と命令するジャンパーソンに従って飛び上がった透だが、放り投げられたような姿で飛んできた。どんなジャンプしてるんだ?
 地下に潜ってベン藤波と戦っているジャンパーソン。でもダークジェイカーは普通に走ってジャンパーソンの元に…ここって地下じゃなかった?
 結局自分の秘密基地にジャンパーソンを誘い込んだために組織は壊滅してしまった。ベン藤波のやってることが間抜けすぎる。>
第3話 参上! ロボ狩人

  脚本:宮下隼一
  監督:蓑輪雅夫
 自衛隊の武器庫から弾薬が盗まれた。出動したジャンパーソンは男達を捕らえるのだが、彼らが持っていたのは、どんな鍵でも開けることが出来る万能カードキーから、その黒幕を探ろうとするジャンパーソンだが…
 敵はジャンゴ珍大光珍小光風魔忍者怒鬼。全員帯刀コンツェルンに雇われた殺し屋。
 いきなり2話で敵組織が壊滅したかと思ったら、又新しい組織が登場。話毎に組織を変える形式なんだろうか?
 今回の敵は日本の表の経済を牛耳るという巨大企業帯刀コンツェルンに雇われた殺し屋連中。
 そして帯刀龍三郎が登場。今回のボスと言う事になる。かなりぶっ飛んだ性格で、時にこどもっぽく、時にドスを利かせて渋い大人に。イカれっぷりが面白いキャラだ。ちなみに演じてるのは「仮面ライダーZX」村雨良役の菅田俊。かつてヤ○ザライダーなどと揶揄されたが、本物の悪人になってしまった。
<なんかジャンパーソンの登場の仕方がますます「ロボット刑事」っぽくなってるな。服を脱ぎ捨てるシーンなんかは特に。もうちょっともったい付けて服を捨てると良いんだが。
 怒鬼は女性に変装しているが、皮一枚脱いだらあんなごつい体(プロテクター付き)になるのが凄い。さすが忍者。
 今回で爆死した珍小光だが、爆発に巻き込まれたのに、服は綺麗なままだった。>
第4話 牙向く最強軍団

  脚本:宮下隼一
  監督:蓑輪雅夫
 小森警部は嘘情報を流して加賀美博士のいる病院に犯人をおびき寄せようとする。だが既にその事を知っていた帯刀は敢えてその罠に乗る。帯刀の狙いはジャンパーソンただ一人。
 敵はジャンゴ珍大光風魔忍者怒鬼
 前後編の後編で、殺し屋とジャンパーソンとの戦いがメイン。特に前回妹を殺された珍大光がむしろ主人公っぽい。ジャンパーソンが人間ではなく、更に正体が分からないと言う前提があるからこそ出来る物語になってる。
 基本的にジャンパーソンは人殺しまではしないが、敵を無力化まで持って行ったら、そのまま去ってしまうあたり、ちょっと甘いな。殺し屋はそれぞれ自爆装置を持っているため、勝手に死んでしまっている。
 今回も帯刀のパフォーマンスが実に素晴らしい。敵キャラをここまで魅力的にするって良いねえ。
 今回で帯刀コンツェルンは生き残った訳だが、それ以外にネオギルド、SS-Nという二つの組織が登場。それじゃこれから三つの組織がジャンパーソンを狙うと言う話になるのか。
 SS-Nの綾小路麗子役は「仮面ライダーBLACK RX」のマリバロン役高畑淳子だった。相変わらず存在感あるな。
<小森警部は罠を張るためにテレビで加賀美博士の入院先まで流す。そんな権限まで持っているキャラなの?
 加賀美のふりをして病室のベッドに寝ている小森だが、コートを着て靴をはいたままだった。シーツの上からでもばれそうだけど。
 大光との戦いは林の中だったが、そこで狙撃を受けたら採石場にいた。
 採石場の地面にいたはずなのに、怒鬼の一撃を食らった途端、崖の上から落ちるジャンパーソン。そこまでふっとばされたのか?
 ネオギルドのジョージ真壁登場。一人言で「ベン藤波の兄である俺が…」と、わざわざ人に聞かせるように話しているのがなんとも。>
第5話 飛べ俺の胸に!

  脚本:宮下隼一
  監督:三ツ村鐵治
 ジョージ真壁率いるネオギルドがジャンパーソン抹殺のために活動を開始した。手始めに囚人ロボットを脱獄させ、ジャンパーソンの戦力をはかる。
 敵は囚人ロボット。何らかの理由で人間を襲うようになったロボットがロボット刑務所収容され、このように呼ばれる。ジョージ真壁によって脱獄させられ、町で暴れまくる。ジャンパーソンの戦力を知るために用いられた。そしてオメガDX。ジャンパーソンの戦力を解析したジョージ真壁によって投入される。ジャンパーソンの追加武器を顧慮に入れてなかったため、ジャンバルカンを装着したジャンパーソンにあっけなく倒された。
 前回の帯刀コンツェルンに続き、更に新しい組織ネオギルドが登場。1話と2話で壊滅したギルドに代わる組織で、その指揮を執るのはギルドのベン藤波の兄だそうだ。
 メインとなる話では脚の悪い少女が勇気を出すまでを描く事となる。主人公のジャンパーソンが極端に無口なので、こういう風にして個性を見せているのだろう。
 ジョージ真壁役は「超人機メタルダー」北八荒、「電撃戦隊チェンジマン」チェンジグリフォン役の高橋和興。
<ロボット刑務所は何らかの理由で人間を襲うようになったロボットを収容するそうだが、そう言うロボットはすぐに廃棄されるもんじゃない?調べるためなのか?
 ジョージ真壁はベン藤波の兄だそうだが、年齢的にはこっちの方が若く見える。サイボーグになった時に整形でもしたのか?
 少女を救い出したジャンパーソンは、その少女の乗っていた車に同乗している。その子を今し方乗ってきたダークジェイガーに乗せれば良かったのに。
 街中で戦っていたはずなのだが、オメガDXと戦う時はいつもの採石場に移動している。>
第6話 さまよう冷凍男

  脚本:扇澤延男
  監督:三ツ村鐵治
 冷凍倉庫に一年間閉じ込められた結果、手に触れたものを一瞬にして凍らせてしまう超能力を持ってしまった男工藤助三がSS-Nによってスカウトされた…
 敵は冷凍男(アイスマン)。工藤助三という冷凍倉庫に勤めていた男が一年もの間冷凍倉庫に閉じ込められてしまい、低温でしか生きられなくなってしまった。手にしたものを一瞬にして凍らせる能力を持つ。SS-Nによって肉体改造を受け、口から出る冷気で人を凍らせるようになった。
 ミュータントになってしまった男の哀しい末路が描かれる話で、「ウルトラマン」におけるジャミラのような話になってる。あの場合熱で、この場合は冷凍という全く逆のベクトルになってるけど。最後に溶けて無くなってしまい、アキによって叫ばせるとか、完全にそのもの…溶けて無くなるってのは『液体人間』って映画のオチと同じだけど。
 今回の話はほとんどが敵の組織の中のもので、ジャンパーソンは最後にちょっと出るだけ。主人公は怪物の方か。アメコミのX-MENのミュータントに近い役回りだな。実際にアイスマンってのがいるけど。
 そして今回、三つ目の組織SS-N(スーパー・サイエンス・ネットワーク)が登場。麗子という女首領のカリスマによって成立する組織で、なんだか宗教団体に近い感じ。
 冷凍男役は「星雲仮面マシンマン」の亀太他、様々な特撮に出演した石ノ森章太郎の息子小野寺丈(現在小説家)。
<工藤に対し、「ジャンパーソンがお前なんか虫けらだと言ってた」と言っていたSS-Nの研究員。それなりに頭は回るようだが、もの凄く矛盾のある言葉でもある。
 冷凍男に対し火炎噴射機で対抗するジャンパーソン。情け容赦ない。結局冷凍男を助ける気もなかったみたいだし。
 その火炎噴射機で凍った人間を元通りにしてるけど、極端な低温にある人間を高熱に晒すと細胞が壊死するよ。>
第7話 ボクは女の子?

  脚本:鷺山京子
  監督:石田秀範
 小学生のミツル少年は下校途中でユリカという女の子とぶつかってしまい、その夜から自分がユリカになっていたずらをする夢を見るようになってしまう。そんな時、ユリカが世界一のダイヤである雪の女王を持って記者会見をすることになるのだが…
 再び帯刀コンツェルンが敵になるが、メインの話は少年の夢の話。なんかリリカルな雰囲気があるが、それも脚本の鷺山京子のお陰だろう。強引に科学的な話に持って行った感がある。
 今回のジャンパーソンの登場はギリギリになってで、完全に子ども目線で話が展開していく。謎のヒーローだから、こういう出し方も出来る。
 今回も帯刀のキレっぷりが映える。この無茶苦茶さがこのキャラの面白さだな。
 マジシャンの板倉役は赤星昇一郎。特撮界では有名人。
<ユリカになった夢を見たミツル少年は朝にパジャマのズボンを覗き込む。自分が男であることを確認するためだが、別な解釈も可能…
 立ち入り禁止のコンサート会場に潜り込んだミツル少年。でも仲間の二人も勝手に入り込んでいた。なんというザルな警備だ。
 ユリカの首には脳波モニターが付けられている。なんだかえらくごついが、髪を洗う時とかに落ちたりしないか?
 おいしいところに現れるジャンパーソンだが、どうして現れたのかの説明は一切無かった。
 ダイヤはちょっとした衝撃で破壊されてしまう。それを知ってかしらずか、派手な銃撃戦を行うジャンパーソン。配慮が足りない。>
第8話 見た英雄の顔!

  脚本:曽田博久
  監督:石田秀範
 SS-Nの罠にはまり、凶悪強盗マシンガンジョーの顔そっくりにされてしまったジャンパーソン。警察により指名手配されてしまったジャンパーソン。一方、本物のマシンガンジョーはいたずらっ子の雄太と出会う。
 敵はドクター西園寺。人間の姿形を完璧にコピーする形状記憶細胞を作り上げたSS-N職員。薄化粧に女言葉と、なかなかイカれた人物。
 ジャンパーソンに本物の顔があるのか、人間なのか未だに分かってないが、そんなジャンパーソンを人間にしてしまおうというおかしな作戦が展開。SS-Nも変な事を考えるものだ。
 それで凶悪犯人と同じ顔になってしまったジャンパーソンが警察に追われるようになってしまう。
 メインの話としては、凶悪犯といたずらっ子少年の友情と言った感じで、レスキューポリスを思わせる物語展開となった。
 ドクター西園寺を演じるのは遠藤憲一。特撮にはよく登場する人で、「ライオン丸G」でのジュニア役を初め、どこかイカれた悪人を演じることが多い。そしてマシンガンジョーを演じるのは「特警ウインスペクター」六角警部役の佐藤信一。なかなかに豪華な回だ。
<形状記憶細胞によってジャンパーソンよりも細い人間になってしまうのだが、どうやってそのサイズを直したんだろう?
 形状記憶細胞でマシンガンジョーをコピーした時、裸だったけど、ジャンパーソンに使用したらジャンパー姿になってる。
 人間の姿になったとは言え、体そのものは機械なので、銃弾とかは全く通用しないジャンパーソン。あんまり弱くなってるようには見えない。>
第9話 パパは怪物だ!

  脚本:宮下隼一
  監督:蓑輪雅夫
 半年前にトラックに跳ねられ重体となったパイロットの早見一夫はネオギルドによって回収され、ロボットにされてしまう。そして核廃棄物が集められている島に飛行機ごと突っ込まされそうになるのだが…
 敵はファルコン13。木滑剛という大学の院長の姿を取ったネオギルドの破壊ロボット。
 今回の敵はネオギルド。彼らは人間をロボットに変えてしまうのだが、変えられた当人は自分がロボットという自覚がない。自分自身が何者であるのか分からないと言うことで、結構怖い話でもある。まさしく悪魔の所行だ。その悲劇を親子の絆を通して描く。今回は完全な悲劇で終わってしまった。
 早見一夫役は「仮面ライダースーパ1」沖一也役の高杉俊介。そして病院の院長木滑剛役は堀田真三。なんだかんだでよく登場する。
<ジャンパーソンの銃撃戦に巻き込まれて吹っ飛ばされた早見はすぐに立ち上がって歩き出す。自分自身に対する自覚はないの?
 ガードマンがロボットであることをすぐに見抜いたジャンパーソンだが、録画までした早見がロボットであることに気付かないジャンパーソン。少々抜けてるようだ。
 早見がロボットであることを知りつつ、ファルコン13と戦って、その通報をしないジャンパーソン。警察との連携は全くしないの?>
第10話 福の神にご用心

  脚本:扇澤延男
  監督:蓑輪雅夫
 大黒の姿をした男が銀行に現れ、超音波で人を操り、笑っている間に大金を奪ってしまう。男を追いかけるジャンパーソンだが、突然現れた恵比寿の姿をした男に爆弾を仕掛けられてしまう。
 敵は泉谷大吉中吉。大黒と恵比寿の格好をしたSS-Nの職員。超音波で人の感情を操る。
 今回の敵はSS-N。人に幸せな夢を見させる機械を作って人々を混乱に陥れるという話になってる。星新一のショートショートのような話になってる。ある意味こんな装置を発明してしまったら、文明は崩壊することになる。最後にジャンパーソンが語った「夢は所詮夢だ」の言葉が重い。ラストも重い。
 ジャンパーソンがバラバラにされそうな描写もある。これ『ロボコップ2』だな。ここではっきりジャンパーソンがロボットであることが語られた。
 小森と高井戸の警視庁凸凹コンビがいなくなったが、やっぱり二人組の刑事が出てくる。こんなことなら変える必要無かったんじゃないか?役者の都合?今回出てきた刑事二人と女医さんはレギュラー化しても良い位の存在感あったんだけどね。
 今回女医役で登場したのは「超獣戦隊ライブマン」岬めぐみ役の森恵。あと刑事役は「ウルトラマンティガ」ホリイ・マサミ役の増田由紀夫。
<ここに登場する親子(と言うか伯母と甥だが)は明らかに児童虐待。どんな時代になろうと、こういう事例は後を絶たない。
 感情を持つジャンパーソンは夢を見ることも出来る。EDの「あいつも夢を見るだろうか?」という歌詞に答えが出たな。
 ジャンパーソンの夢は子ども達から「おやすみなさい」という合唱を受ける事だった。「スーパーロボットマッハバロン」のEDみたいな夢だな。
 正気を取り戻して鎖を引きちぎるジャンパーソン。でも鎖は随分伸びてるようだ。別段縛る必然性無かったな。>
第11話 弱虫戦士の微笑

  脚本:増田貴彦
  監督:三ツ村鐵治
 兄剛の残した自分自身をモデルにしたロボットを起動させるため、ロボットハンターとなった石崎ミサト。そんな彼女にジャンパーソンを倒してくれと言う帯刀コンツェルンからの依頼が舞い込む。
 敵は石崎ミサト。亡き兄が自分をモデルに作ったロボットを起動させるため、人工知能を集めるロボットハンター。これまでに数百のロボットを倒してその人工知能を奪ってきた。帯刀コンツェルンからジャンパーソンを倒してくれと依頼を受ける。それと兄の剛のコピーロボット。3年前に作られたもので、性能は対して高くない。
 哀しき宿命を持った女性とジャンパーソンの一騎打ち。人間に対しては能力をフルに使うことが出来ないジャンパーソンの躊躇に帯刀コンツェルンがつけ込む。
 今回は話を通して、死んだ人間はもう戻らないという当たり前の事実を淡々と描くのだが、それを受け入れられない人もいる。
 帯刀のイカレっぷりは今回も建材。飴舐めながらパターゴルフをして、ボール踏んづけて転倒してる。
 シンジケートの親分役は「仮面ライダースーパー1」の悪魔元帥役だった加地健太郎。又その部下役に「超電子バイオマンブルースリー役の大須賀昭人が登場。何気なく豪華な配役だったりする。
<無反動砲を撃つシーンがあるけど、全く反動がないし、バックファイヤーもない。更に連射も出来る…そんな夢のような武器があるのか。>
VOL.2
<A> <楽>
第12話 宅配ロボ大騒動

  脚本:酒井直行
  監督:三ツ村鐵治
 国立ロボット研究所の重松の家にお手伝いロボットケビンがやってきた。だが、実はこのロボットはネオギルドが送り込んだ探査ロボットだった。
 敵はケビン
 お手伝いロボットが中心と言うことで、「がんばれロボコン」を彷彿とさせる話に、徐々に暗雲が忍び込むという話。なんとなくホラーっぽい演出になってるのが面白い。そして最後は鳴かせる展開へと。ちゃんとした話になってる。
 今回の敵はネオギルドだが、ジョージ真壁よりもその部下の男装女性がかなりイカれていて面白い。ジョージ真壁から見捨てられた際、「焼け跡のトイレ」とかベタなギャグをかましてた。イカレた敵キャラがこの作品の魅力の一つだな。
 物語は前半と後半にきっちり分けられ、一通りのストーリーをAパートで終わらせ、その後をBパートで描くと言う物語展開。この短い時間で良く描いた。
<それにしてもシープA型って随分レトロな顔つきしてるよな。体が人間そっくりだけに違和感がある。
 カルーラが撃った銃弾は一発だが、ジャンパーソンの体中に何発も着弾してる。>
第13話 JPは超古代兵

  脚本:浅香 晶
  監督:小西通雄
 超古代文明の遺跡を研究していた東都大学の研究室がSS-Nによって襲われた。その時、研究されていた指輪が研究員のユカリの指にはまり、超古代文明の神官メイリンと名乗る。
 敵は鉄鋼兵。超古代文明が作り上げた人型ロボット。世の中の悪を自動的に感知し、平和を守っていたが、電子頭脳がおかしくなり、人間に牙をむいたという。ジャンパーソンが鉄鋼兵?と思われていたが、実は全くの別物だった。
 いわゆるオーパーツについて描かれる話で、実はジャンパーソンは超古代文明が作り出したロボット?という事が描かれていく。これまであんまり考えられてなかったようだけど、ジャンパーソンの出自は今のところ不明なので、こういう話があってもいい。実際途中まではジャンパーソンが超古代文明の鉄鋼兵という前提で話は進んでいた。後半の展開が単純すぎるけど、それも良しか?
 久々に小森の相棒高井戸が登場。今回は単独でバディはいない。小森いない方が良いかも。
<それにしてもジャンパーソンはどこにでも現れる。
 メイリンの記憶の中にいた鉄鋼兵の中にはギャバンに似たのもいるな。
 ジャンパーソンが滝に飛び込んで泳いでるシーンあり。機械の体で泳げるのか?
 超古代文明遺跡があるところにはモアイ像が多数置かれている…スポンサーはバンダイです。
 超古代文明の鉄鋼兵コントローラーは現代風の機械だな。そのコントロールを即座に理解するSS-Nの大崎も凄いけど。
 たいそうな前振りで出てきた割には鉄鋼兵はあっけなくジャンパーソンに倒されてしまった。>
第14話 爆破寸前の友情

  脚本:中野 睦
  監督:小西通雄
 ネオギルドから派遣されたロボットU2は事故で記憶を失ってしまい、正義に目覚める。U2を守る少年正彦もろともネオギルドの刺客ドールマンに狙われるが…
 敵はドールマン。ネオギルド最強の暗殺ロボット。動作不良を起こしたU2を破壊するために派遣される。
 正義に目覚めた悪のロボット。ネオギルド絡みだとこういった心を持ったロボットの話が結構出てくる。話そのものは淡々と進む。正義に目覚めたロボットは、最後まで自己犠牲の精神をもって死を迎えるというのは結構格好良い。
 ドールマン役は「特捜エクシードラフト」カルロス東郷役の神威狂児。
<正彦少年が歩いていると、公道をダークジェイガーが走っている。えらい偶然だが、それを当たり前にしてしまうのが特撮らしさ。
 U2には特殊電波を出す装置が取り付けられているが、それはペンダントだった。普通体の中に埋め込むとかしない?
 廃工場の壁をぶち抜いてドールマンに攻撃を加えるスカイジェイガー。その角度で撃ったら正彦にも当たるけど。>
第15話 翼をすてた天使

  脚本:扇澤延男
  監督:蓑輪雅夫
 町工場で働くロボットエンジェル。実は帯刀によって注文された戦闘ロボットであり、工場の破壊によって彷徨っていたところを拾われていたのだ。だが現れた帯刀によって、本来の戦闘ロボットとして覚醒してしまう。町工場を守るため、帯刀の命令で破壊工作を行うエンジェル。
 敵はエンジェル。元々帯刀によって注文された最強の戦闘ロボットだが、町工場に拾われ、仲間と共に楽しく過ごしていた。精神は優しいが、高度な自己防衛システムにより、自らに攻撃する人間は容赦なく破壊する。
 ほとんどがロボットの一人語りによって展開する物語で、心優しい精神と、最強の破壊兵器としての能力を持たされたロボットの悲しみを描く。随分リリカルな雰囲気を持っているが、相当派手な話でもある。
 そして今回、ジャンパーソンが敗退してしまう。言葉とは裏腹に激しい攻撃をしてしまうエンジェルには、戦いようがなかったのか?そして「運命こそ全てだ」というエンジェルに対し、「どう生きていくかが重要だ」と言ってるジャンパーソンの言葉も良い。
 そしてジャンパーソンの謎も少しだけ登場。ジャンパーソンには二つの人格があるらしく、普段の人格の他、悪を容赦なく破壊しろと言う命令回路を持っているらしい。
 前回の次回予告で「帯刀は悪魔だ」と言っていたが、今回に関しては本当にその悪魔っぷりが存分に発揮されている。優しいエンジェルに、逃げても逃げなくても悪魔のような破壊兵器としての運命しか用意しない。おちゃらけの中に、時折本当に目つきが悪くなるのも良い。
 町工場の職人の中に前作「特捜エクシードラフト」耕作役の河井護がいた。
<帯刀の投げた写真を拳銃で撃つシーンがあったが、射軸上にエンジェルがいるけど、防衛システムは発動してない。>
第16話 熱闘ど根性ロボ

  脚本:曽田博久
  監督:蓑輪雅夫
 ネオギルドのロボットR3号は、ジャンパーソンに対抗するため不屈の根性を注入された。何度倒されても立ち上がってくるR3号と戦うジャンパーソンだが、ジャンパーソンのもう一つの人格が蘇ってしまい…
 敵はR3号。ネオギルドのロボットで、頓田博士によって不屈の精神を注入された。多数の人格を内包しており、看護士になったりドラキュラになったり、幼稚園児になったりする。
 今回はネオギルドが敵で、メインの話はややコメディ寄り。R3号役の丹古母鬼馬二の名演ぶりが見られる。
 前回ジャンパーソンに命令するもう一つのジャンパーソンの人格が出てきて、そちらの方も話が展開中。現時点ではジャンパーソンのもう一つの人格というのが、ひたすら「悪を倒せ」と語るばかりで、それ以外はよく分からない。
<そもそもロボットに精神力があるという時点で眉唾だが、その能力は精神注入棒によってなされるとか、凄い描写だな。
 R3号が白衣姿となって、女言葉で病人を介抱する姿あり。介抱されたくないなあ。
 幼稚園児の精神になってしまったR3号に、保母さんはちゃんと子ども扱いしてる…えらいな。>
第17話 初公開JP基地

  脚本:宮下隼一
  監督:三ツ村鐵治
 「悪を倒せ」と頭に鳴り響く声に悩むジャンパーソン。そんな時ロボット工学の天才三枝かおるが帰国する。彼女に新しい武器を作らせようと国際兵器マフィアのジェフ権堂がかおるを襲う。
 いよいよジャンパーソンの謎が明らかにされることになる前編。それで今回に限って悪の三組織が同時に動いている。どの組織も、ジャンパーソンを倒すのは自分だと思っているので、ジャンパーソンを守る方向に動いているのが面白い。
 そしてタイトル通りジャンパーソンの秘密基地が登場。海岸にある洞窟がその本拠地で、更に今回登場した三枝かおるがジャンパーソンのことをよく知っているらしい。
 15話以降ジャンパーソンの頭の中に鳴り響く「悪を倒せ」という言葉は、ジャンパーソン自身にもその理由が分かってない。かおるが調査した結果、何の問題もない。ただし、ジャンパーソンの中にトラウマがあるためではないか?と言う推測。戦い続ける内に心に疲労が蓄積しているのかも知れない。
 マフィアのボスジェフ権堂役は「超電子バイオマン」レッドワン役の坂元亮介。
<かおるの乗ったタクシーが狙撃されるが、ほとんど無傷のままだった。頑丈なタクシーだな。
 帯刀はジャンパーソンのことをジャンピーと呼んでる。結構親しげだな。>
第18話 JP誕生秘話!!

  脚本:宮下隼一
  監督:三ツ村鐵治
 かおるの弟周平がさらわれた。助けに行ったかおるの前に現れたマフィアのボスジェフ権堂と帯刀。その救出に向かったジャンパーソンだが、頭に鳴り響く声にあらがおうとした結果、帯刀の攻撃を受けてしまう。
 敵はジェフ権堂。国際兵器マフィアのボス。兵器開発のため三枝かおるをさらおうとする。
 ジャンパーソンの過去が描かれる話。ジャンパーソンは3年前に警視庁によって作られたロボットMX-A1。限りなく人間に近づいていくよう設計されたが、悪を倒すようプログラムされた勧善懲悪プログラムの暴走によって際限なく悪を求めて破壊するようになってしまう。一度は廃棄処分となったが、三枝かおるによって回収されてジャンパーソンとして生まれ変わったとのこと。ちなみにMX-A1は緑色だった。
 そして今に至るも勧善懲悪プログラムは作動中で、ジャンパーソンのストレスが溜まると勝手に発動してしまうらしい。今回は乗り越えたが、又いつそのプログラムが暴走しないとも限らないらしい。
 ジャンパーソンは自己修復が可能なので、基本的にサポート無しで活動が出来る事も明らかになった。メタルダーみたいだが、ジバンとはえらい違いだ。
 そして今回悪の組織が一同に会す。とは言っても全員モニター越しだけど。この作品に於いてはこの程度で良いか。
<ジャンパーソンの姿はMX-A1とほとんど変わらないんだが、その開発者からのコンタクトの話は今のところないな。>
第19話 怪盗! 電送魔女

  脚本:増田貴彦
  監督:小西通雄
 ブルーダイヤばかりを狙う怪盗パンサーレディ。密室に忍び込んで盗みを働いては姿を消すパンサーレディに警察は手を出しあぐねていた。
 敵はパンサーレディ。電送装置で多数の人間を転送させるために、その材料となるブルーダイヤを集めていた。ジャンパーソンに転送装置を取り付け、自らジャンパーソンの中に入り込んで内部から破壊しようとする。
 今回の敵はSS-N。電送装置を使った怪盗との戦いとなる。
 そして今回は関町という刑事が自らのトラウマを超えるまでの姿を描く話ともなってる。この話はレスキューポリスっぽい話でもあるな。
 ピンクパンサー役は「ウルトラマンネオス」フジワラヨウコ役の村上聡美。そして刑事の一人は小山力也だった。今回は霞のジョーとマリバロンの競演だったのか。同一画面で出て欲しかった。
<パンサーレディは文字通り豹のコスプレをしている(尻尾までつけてる)。姿を見せないように盗みを働くんだから、別段そんな格好する必要もないような?それに素顔が丸見えだから、変装になってない。
 ジャンパーソンが苦しんでいるので、端末を撃ち落とそうとする刑事。ジャンパーソンは無抵抗なんだから、もっと近くによって撃てばいいと思う…いや、そもそも撃たなくても、近くに行って手で取れば済む話。
 関口刑事の力になりたいというジャンパーソン。「彼を警官として立ち直らせたい」とか言ってるけど、凄く馬鹿にしてないか?>
第20話 忍法デスマッチ

  脚本:鷺山京子
  監督:小西通雄
 スーパー忍者を作り出す技術を開発したSS-Nのドクター甲賀は猿飛佐助の遺伝子を持つ人物を捜していた。その候補に挙がったのは小野信男というありふれたサラリーマン。SS-Nの技術によってスーパー忍者を作り出したものの…
 敵はドクター甲賀。SS-Nの科学者で、スーパー忍者を作るために猿飛佐助の遺伝子を探す。そして忍者軍団。猿飛佐助の遺伝子を注入されることによってスーパー忍者となった。
 前回に続いてSS-Nの暗躍で、忍者軍団を作ろうとして、それを阻止しようとするジャンパーソンの活躍。丁度この時期でアメリカが忍者ブームだったので、それ用に作ったような話。
 今回JPカードを投げつけるジャンパーソンの姿が初めて映された。名刺ホルダーのようなものに入っている。なんかサラリーマンの名刺交換に見えなくもない。
<ドクター甲賀に言わせると、忍者こそが人類の究極進化なのだそうだが、それって凄く痛くないか?
 たまたまお父さんがいなくなったというユウ少年の前に偶然現れるジャンパーソン。脈絡がなさ過ぎる。で、わざわざ秘密基地にまでユウを連れてきてる。ここって絶対秘密なんじゃないか?
 DNA復活光線は凄い発明だと思うんだが、よりによって何で忍者?…と思ったら、ドクター甲賀の趣味だとか。なるほど。
 妻が現れた時、さっさと身を隠す信男。その後、「ママが危ない。ジャンパーソンを探しに行こう」とユウに言っているが、折角だから今ママを救おうよ。
 ドクター甲賀が蘇らせようとしてるのは猿飛佐助。そんな実在するかどうか分からない人を作るより、服部半蔵とか、実在の人物を捜した方が良いんじゃない?>
第21話 挑戦! 最強ロボ

  脚本:宮下隼一
  監督:蓑輪雅夫
 本来ロボットを更正させる施設ロボット刑務所がネオギルドによって犯罪ロボットの生産拠点になっていると睨んだジャンパーソンは自らの身体に外装を付けて刑務所に潜入する。だがそこには刑務所のボディガードとしてガンギブソンという最強ロボットが存在した。
 敵はガンギブソン。ネオギルドが開発した最強のロボットで、これまで海外で活躍していたが、ジャンパーソンと戦わせるために日本に戻された。
 現時点では最強の敵となるガンギブソンが登場。暗殺マシンとしてジャンパーソン抹殺のために雇われたキャラだが、今回はほとんどガンギブソンの存在感だけで話が持って行かれてしまった感じだ。
 ガンギブソンはただ強い敵と戦いたいだけのようで、ジャンパーソンと戦うためには組織にも反逆する。本当にこいつロボットなのか?
 この話では、最初に中盤のジャンパーソンの正体が暴かれる部分を描写している。特撮ではけっこうあるパターンだが、東映特撮はこの手の演出を嫌う傾向にあるんだが。
<ところでロボットってプログラムを消去すれば意識もなくなりそうなものだが、ここではそうでないらしい。>
VOL.3
<A> <楽>
第22話 激突JP対GG

  脚本:宮下隼一
  監督:蓑輪雅夫
 ただジャンパーソンと戦う事だけを願うガンギブソンは刑務所のロボットを暴走させる。その混乱の中、留置所から逃げ出したジャンパーソンの前にガンギブソンが現れた。
 敵はガンギブソン
 正々堂々ジャンパーソンと戦いたいガンギブソンを徹底して描く話。ジャンパーソンとの戦いを長く楽しみたいからか、最初は銃を使わずに殴り合いの決闘になってる。中盤からはネオギルドが放ったロボット軍団に対しての共闘が描かれていく。ガンギブソンはすぐに仲間になる訳ではなく、まだしばらくは自分の道を進むらしい。
 ガンギブソンはネオギルドが作ったロボットという設定だが、既にジャンパーソンに匹敵する性能を持ったロボットが出来ていることになる。
<ジャンパーソンが顔アップで喋ってる時、喉元が動いている。ちゃんと中に人間がいる事が分かるショットだが、声は別なんだから、別段喋ってる必要無いような?
 ガンギブソンの銃弾はコントロール可能。それはいいけど、なんで銃弾のスピードがジャンパーソンの動きよりも遅いんだ?
 ジャンパーソンの足に装着されたニーキックミサイルは外されてなかったようだ。ロボット刑務所なんだから、それくらい外しておけよ。
 それにしても自分で作ったロボットをコントロール出来ないジョージ真壁の情けなさが際だってるな。
 ジャンパーソンの新装備ブレイクナックル登場。それは良いけど、代わりの腕ってどこに持ってた?>
第23話 正義の為に死す

  脚本:宮下隼一
  監督:三ツ村鐵治
 キャロルを殺され、ネオギルドに対する恨みから、目の前のロボットをひたすら破壊し続けるガンギブソン。その時機械に取り憑き操る能力を持つ麗々虫おwSS-Nが放ち、次々と機械がガンギブソンを襲う。更にジャンパーソンまでもが麗々虫に取り憑かれてしまう。
 敵は麗々虫。SS-Nが開発した機械に取り憑いて自在に操る能力を持つ虫。仲間同士で強いテレパシーを持つため、一体が死ぬと全部が死んでしまう。
 今回からOPにガンギブソンが登場。ジャンパーソンの次に出るほどの存在感を見せている。
 そしてそのガンギブソンはネオギルドの刻印のあるロボットを破壊し続けるのだが、その多くはネオギルドから離れ、普通の生活を送っているものばかり。自分の正義を押しつけるような形になってる。
 その正義は間違っているというジャンパーソンとの対決が描かれていくのだが、その肝心なジャンパーソンが今回はSS-Nによって操られるという事態が生じてしまった。
 自分の身を挺して命を救おうとするジャンパーソンに恩義を感じるようになったガンギブソンの姿もあり。いよいよ新しい仲間が登場ってことになる。自分が間違った時は、ちゃんと償いをするガンギブソンの姿も良い。
<ガンギブソンを諭すジャンパーソンだが、番組の初期はギルドのロボット達を問答無用で撃ち殺していたよな?
 「ネオギルドのロボットは信用ならない」と主張するガンギブソン。だったら自分自身はどうなるんだ?
 ネオギルドのロボットって高性能なのはいいけど、結構な数が裏切ってるんだな。ロボットの設計自体に問題があるんじゃないのか?
 ジャンパーソン基地も麗々虫に襲われている。コンピュータがハックされるのが見えるけど、麗々虫が取り憑いてるのはキーボードのようだが?
 敵に取り憑かれた際、「俺を撃て!」というのは定番だが、二人でそれをやってるのは新しいな。>
第24話 史上初倒せぬ敵

  脚本:扇澤延男
  監督:三ツ村鐵治
 SS-Nは不死の生物人工生命体モドキを開発する。だが人間でないことに悩んだモドキはSS-Nを脱走してしまう。そんなモドキは町で偶然出会った自殺志願の女性を助けるのだが…
 敵はモドキ。人工生命体で、不死の生命体。元々は“人間モドキ”と言うらしい。その脳は完全に人間のものだが、人間的な倫理観を持たない。
 不死として生まれてしまった人間モドキの苦悩を描く話で、自分のアイデンティティを探すという、どこか哲学的な話に仕上がってる。
 死ねない人間は、それだけで呪いを受けているようなもの。それは普通の人間としては羨ましい限りだが、死ねないからこそ悩むし、絶望もする。
 そしてジャンパーソンも又、モドキを消し去る事に対して苦悩する。人間としての知能と姿形を持ったものを、人間として認めることが出来るかどうか。精神的なだけでなく、社会的にも色々考えさせられる話だった。
 モドキ役は土門廣。次作「ブルースワット」のシグ役となる。他に『仮面ライダーZO』の主人公麻生勝役。
<ビルからダイブするジャンパーソンの姿があるが、あの格好だと着地が出来ないはず。それが出来るのはロボットだから?
 モドキが額に銃弾を受け、そこから液体が流れるシーンは『ゴケミドロ』っぽくあるな。
 電磁バリアでジャンパーソンの動きを止めるSS-N。それでモドキを回収しただけで逃げてしまった。ジャンパーソンを捕獲する絶好の機会だったはずだが?
 モドキの作成は成功したのに、麗子によって粛正されてしまうドクター三山。可哀想なキャラだな。
 最後に自殺志望の女性をモドキに引き合わせ、「二人で生きていけ」と諭すジャンパーソン。それっていわゆる「責任転嫁」ってやつじゃ?まあ、その後どこにいようと駆けつけると約束はしてるけど。>
第25話 早撃ち王決定戦

  脚本:浅香 晶
  監督:小西通雄
 兄ジャンゴの仇を討つためジャンパーソンの前に現れた殺し屋ルーゴ。帯刀コンツェルンによる肉体改造で誰よりも早く銃を抜けるというルーゴはジャンパーソン、ガンギブソンに次々に勝負を挑む。
 敵はルーゴ。3話でジャンパーソンに倒されたジャンゴの弟。自ら世界最速の早撃ちを誇る。帯刀コンツェルンによって改造され、更なる早撃ち技術を手に入れた。その早さはジャンパーソン、ガンギブソンを超える。
 今回は敵として帯刀コンツェルンとなった。ここの組織の特徴は基本的に人間を使うと言うことだな。今回も腕に改造を施した普通の人間を刺客として用いている。
 そして今回は早撃ちに絶対の自信を持っていたガンギブソンが今回の中心。早撃ちを更に早めるため、更に冷徹なロボットにならねばならないと考えるガンギブソンに対し、自分たちの使命を諭すジャンパーソンの姿が良い。
 そしてルーゴが思考連動システムを得るに至ったのは自分に責任があると、自分の最も大切なパーツを移植するジャンパーソン。これによってジャンパーソンは動けなくなってしまうが、それもルーゴを信じてのこと。
 この話でセーラは死亡。
 やや説教臭い話になってしまったが、特撮はこれで良いんだろう。
 ルーゴ役は「特捜エクシードラフト」大熊拳役の榊原伊織。そして女医役は「鳥人戦隊ジェットマン」鹿鳴館香役の岸田里佳。
<0.003病の抜き撃ちを披露するルーゴ。でもちゃんと抜くのは見えてる。その瞬間だけスローモーションなの?
 ジャンパーソンを称して「人間よりも人間くさい」と言うガンギブソンだが、どっちかというとガンギブソンの方が人間っぽいよ。
 根本的な問題で、抜き撃ちよりも最初から構えて撃った方が早いに決まってるんだが。>
第26話 超速カーバトル

  脚本:酒井直行
  監督:小西通雄
 天才科学者二階堂晋太郎と息子の正晴は帯刀コンツェルンによって誘拐され、ダークジェイカーを凌ぐニューバトルカーの完成を手伝わされる。そして完成したニューバトルカー。
 敵はマヤとシンディ。
 天才科学者が悪の組織に連れ去られ、研究を手伝わされる。東映特撮では定番の一つ。ダークジェイカーの設計者の一人という設定。で、親よりも小学生の息子の方が優秀という妙な設定だったが、実はそれはロボットだったという話だった。鉄腕アトムっぽいな。
 そしてその事実を知りつつ、親子の絆を大切にするよう諭すジャンパーソン。特にガンギブソンが出てから、ジャンパーソンが説教臭くなってきた感じがする。悪い訳じゃないけど。
 そしてジャンパーソンの新兵器としてジェイガリバーが登場。サンダーバード2号よろしく、ジャンパーソンの様々な武器を輸送するように作られている。
 前話でセーラが死に、帯刀はこれまでの子供っぽさが少し減って非情さを前面に出している。
<マヤによって背中を撃たれた二階堂博士。心臓病を持っているそうだが、ピンピンしてる。背中の銃創は残ったままなんだが。実は親子揃ってロボットなんじゃないか?
 二階堂博士をさらった後、人質として息子の正晴もさらうのだが、それって二度手間だろ?
 ジャンパーソンは生身の人間を撃たないということになってたが、マヤに対してはモロに撃ってる。たとえ敵でも撃たない描写が欲しかった。>
第27話 大首領の正体!!

  脚本:浅香 晶
  監督:蓑輪雅夫
 キャロルの復讐を果たすためジョージ真壁の居所を探すガンギブソンは、その手がかりを知る少女神野留美に行き着く。だがそれを阻止しようとしたネオギルドとの銃撃戦に巻き込まれ、留美は瀕死の重傷を負ってしまう。
 敵はジョージ真壁。ここに登場するのはその影武者の方。
 ネオギルド首領ジョージ真壁の正体を探る話。色々な設定がここで明らかにされていく。これまでアジトの奥深くで指令していただけのジョージ自身が戦闘に参加するという話になったが、ジョージ真壁曰く、「ネオギルドの総統たるもの最強のロボットで当然」と言っていた。サイボーグじゃなくてロボットなの?
 今回話のキーとなるのは命の樹。これをジョージ真壁は狙っているのだが、それが何故かは明らかにされていない。これはネオギルド編の重要なキーアイテムとなるのか?
 ネオギルド絡みになると理性を失うガンギブソンが今回も暴走。人の命よりも自らの復讐を優先するその姿に、ジャンパーソンの方が怒ってしまう。
 前回ジェイカリバーが登場したことより、OPも一部変化。これが重要なアイテムかが分かる。
<10年前のジョージ真壁は今と顔が変わってない。それがロボットになったという証拠か?
 ガンギブソンをぶん殴ったジャンパーソンだが、肝心の命の樹をぞんざいに扱ってるぞ。
 最後に、これまで出ていたジョージ真壁が影武者だと分かるのだが、それってなんにも意味になってないような?あるいは本物のジョージ真壁はロボットではなく人間だった。と言うのなら伏線になるけど。>
第28話 ウラメシ大作戦

  脚本:曽田博久
  監督:蓑輪雅夫
 周平の友達の春子の家にお化けが出るというので、お化け退治に出かけた周平。そこでポルターガイストに遭遇するが、そんなところにやってきたSS-Nのドクター軽部はその幽霊を実体化させる。その事を知ったジャンパーソンは調査を開始する。
 敵は阿久津博士の幽霊。空間ワープシステムの暴走によって死亡した阿久津博士が世界を呪って現れた幽霊。
 お化け話を中心にオカルティックな物語が展開する。科学絡みなので、幽霊よりも空間ワープ装置を作ろうとするSS-Nの暗躍の方がメイン。
 あんまり考え無しに突っ込むガンギブソンはおかしな目に遭うことが多いが、今回は時空間を旅する家に入り込んで時空の彼方に飛ばされてしまう。
 麗子に忠誠を誓うSS-Nの科学者は、自らの死をも厭わない。凄いカリスマってことだろう。
<「やっぱりあいつは幽霊か?」「幽霊だ」というガンギブソンとジャンパーソンの会話。なんだか妙に間が抜けてるよな。なんせ二人ともロボットだし。
 ガンギブソンがジャンパーソンにメッセージを残す方法は手書きだった。ロボット同士なんだから、通信とか色々できないもんなのかね?
 空間ワープしている阿久津博士の家が霊界に近づいていると予測するかおる。こんなオカルトな話まで分析するのかこいつは?
 その幽霊にまで優しく声をかけるジャンパーソン。ロボットがそんなもん見られるのか?
 「この世には不思議なことがある」と言って笑い合うジャンパーソンとガンギブソン。お前らの存在自体が一番不思議な気がするが。>
第29話 英雄死すべし!!

  脚本:中野 睦
  監督:三ツ村鐵治
 ネオギルドのロボットを狙い破壊を繰り返す兄弟。彼らの父細川博士が3ヶ月前にネオギルドによって行方不明になっていることを知ったジャンパーソンはその理由を探る。
 敵はギルゴードンギルブラッカーシルバレラ。ガンギブソン抹殺のために作られた三体のロボット。
 ネオギルドを敵とした前後編の前編。ロボットハンターの兄弟を中心に、親子の絆とロボット社会に対する報復が描かれていく。あらゆるロボットを破壊すると言う
 ネオギルド絡みなので、ガンギブソンが活躍するが、ネオギルドの方も黙ってはおらず、いよいよガンギブソン抹殺に動き始めた。しかし同時にロボットを守るため、ネオギルドと又手を組む姿もある。
 細川兄弟の兄は「電光超人グリッドマン」井上良仁役の新井昌和。そして弟役は「鳥人戦隊ジェットマン」トラン役の久我未来。どっちもサイコ系キャラだったから、こんな役は結構はまってる。
第30話 爆裂!! 最後の魂

  脚本:中野 睦
  監督:三ツ村鐵治
 細川兄弟により全てのロボットの機能を停止させるジーザスエンドの完成が間近に迫る。捕らえられたジャンパーソンを救い、ジーザスエンドを破壊するためにネオギルドと手を組んだガンギブソンがその前に立ちはだかるのだが…
 敵はギルゴードンギルブラッカーシルバレラ
 ロボットを目の仇にする兄弟の戦いを中心にした、ロボットのアイデンティティを突き詰める話。まだ若い少年二人がまさしく過激家で、極端な主張を持った若者を見事に演じていた。
 細川浩司によれば、人間が弱くなったのはジャンパーソンの存在そのものだという。本来人間が努力して手に入れるべき平和をヒーローが肩代わりしていることから、人間は楽をしてるという。ある意味特撮のアイデンティティそのものを問いかける問いになってる。
 そしてジャンパーソンが下した結論は、細川兄弟に全てを任せるというもの。それによって兄弟は懐柔されてしまうのだが、それはあまりにリスキーな賭だった。
 全てのロボットが苦しむ中、平気で動いているジョージ真壁。やっぱりこいつ人間なのか?
<カーマンを救わなかったからとガンギブソンを責めるジョージ真壁。そのカーマンが目の前にいるんだが、別段何もしようとしてないのは何故?
 ネオギルドを裏切る気満々のガンギブソンが、裏切られたからと言ってジョージ真壁をなじる。どっちもどっち。>
第31話 新型JP誕生?!

  脚本:宮下隼一
  監督:小西通雄
 ジャンパーソンの支援機械ロボ・アールジーコを完成させたかおる。一方帯刀コンツェルンはMX-A1計画の職員でもあるロボット刑務所の元研究員鳴海を誘拐していた。
 敵はビルゴルディ。帯刀龍三郎が自らを改造してジャンパーソンと同型のボディを装着した姿。
 ジャンパーソン最大の敵となるビルゴルディの誕生話。帯刀は自らを改造してジャンパーソンと同じボディを装着することとなった。
 かおるはジャンパーソンの新兵器として偵察ロボ・アールジーコを開発。なんだか随分子どもっぽい性格で、軽口を叩くため、ガンギブソンの良い喧嘩友達になりそう。
 一方ビルゴルディとなった帯刀は、これまでのような幼児性は全く無くなり、非情な面だけを見せつけるようになってきた。
 そして今回はビルゴルディの強さを存分に見せつけ、話を終える。巧いパターンと言えるか。
<時実博士が提唱したバイオボーグはサイボーグとどこが違うんだろう?
 ビルゴルディの色は赤と金色。これってアイアンマンそのものなのでは?こっちの方がヒーローカラーにも見えてしまう。>
VOL.4
<A> <楽>
第32話 脱出不能の迷宮

  脚本:宮下隼一
  監督:小西通雄
 ジャンパーソンになりすまし、悪事を重ねるビルゴルディ。だが出動したジャンパーソンを歯牙にもかけぬビルゴルディに、ジャンパーソンとガンギブソンは劣勢を強いられていく。攻略の糸口を掴むため、時実博士の研究室を探し当てたガンギブソンはアールジーコと共に
 敵はビルゴルディ。前回圧倒的強さを見せつけたが、ここでもジャンパーソンを全く相手にしてない。全てのジャンパーソンの技を使える他、ジャンパーソンの持つ武装を自分のものにしてしまう。
 ビルゴルディ登場の後編。ジャンパーソンに対して圧倒的強さを見せつけるが、なんとかガンギブソンと共に活路を見いだすしかない状態になってる。まるで最終回のような盛り上がり方をしている。
 今回活躍するのはガンギブソンの方で、まるで魔空空間のような不思議空間に放り込まれ、ビルゴルディと戦っている。それで罠と分かっていてもやっぱり飛び込んでしまうジャンパーソンのお人好しさも良く出ている。
 それで特殊空間を作り出したのが時実博士であることを知ったかおるはその心に訴えかける。結局重要なのは人間の心にある良心であるとするのは、メタルヒーローの特徴でもあるな。
 でも結局ビルゴルディを倒したのはジャンパーソンの新兵器だった。単純な話だったな。
<ビルゴルディはシルエットだけはジャンパーソンと同じだが、それでごまかすために色を塗り替えるのではなくJPカードを偽造して使っている。ジャンパーソンが派手な登場をしてるからそんな愉快犯みたいな真似をされてしまうことになる。
 時実博士の研究室が唯一外に出られる場所だそうだが、ジャンパーソンは壁ぶち抜いて脱出していた。>
第33話 宇宙一の熱愛男

  脚本:曽田博久
  監督:蓑輪雅夫
 パトロール中のジャンパーソンの前に突然現れた空飛ぶ円盤。そこにはダベ星人が乗り込んでいた。地球人は危険であると判断した彼らは地球を攻撃する。
 敵はドクター洞田。SS-Nの博士だったが、一度SS-Nを離れ、超能力スーツを開発して、自分はダベ星人と名乗ってやってくる。語尾に「ダベ」を使う特徴がある。強い超能力を持ち、瞬間移動や雷を呼び出すことなどもできる。
 突然宇宙人の話。基本的に科学的なことを物語の主題とするため、本当のUFOではなく、実際は催眠術によって自分が宇宙人だと思い込まされている人間達だった。
 そしてそのダベ星人の中にはかつてかおるの助手だった倉田という青年がおり、それを更正させようと奮闘するかおるの姿が見所。
 自分の私利私欲のために力を使う者は、その力によって滅びる。だが、その力を正義のために使うことが出来れば救われる。これもメタルヒーローのパターンだな。
 そしてここでSS-Nは一旦退場。最終決戦に向けて雌伏期間に入る。
 ドクター洞田役は「大鉄人17」の岩山鉄五郎役だった高品剛。
<何故宇宙人が日本語を使う…まあどの番組でもそうか…いや、そう言う話じゃなかったか。
 ダベ星人は
「仮面ライダーBLACK RX」のチャップのものを流用。しかもそれを使うのがマリバロン。なんだこの楽屋落ち。
 宇宙人の正体を暴こうと凄い重装備で現れるかおる。なんだか妙に表情が活き活きしてるのは、実は本当は趣味なんじゃないか?
 ダベ星人を一目見て「お兄ちゃん」と言っている少女。どこからそれが分かる?本人曰くちょっと超能力が使えるそうだから、その能力なのか?
 かおるのすぐ近くにいながら倉田の超能力を静観しているジャンパーソン。まあ、この場合それが正しいのかも知れないけど、なんでかおるを助けようとしない?
 ドクター洞田は突然「最後に愛は勝つ!」と高らかに宣言してる。この歌、放映当時だったっけ?
 ドクター洞田の超能力は、はっきり言ってこれまでのどんなロボットとかよりも強い。この能力を巧く使えば世界征服も楽だろうけど、使い方が間違ってた。
 「男にとって何が大切なのかを教えてもらった」という倉田に照れるジャンパーソン。どこまで高性能なんだか。>
第34話 激闘にさよなら

  脚本:宮下隼一
      井上一弘
  監督:蓑輪雅夫
 超能力を使える少年リオに目を付けた帯刀は、記憶を失っているリオに両親を殺したのはジャンパーソンであるとの偽の記憶を植え付ける。だが実はリオの正体は…
 敵はリオ。不思議な力を使える少年で、実は宇宙からやって来た宇宙人の戦士。帯刀によって両親がジャンパーソンに殺されたと思い込まされた。
 前回宇宙人と思われた敵の正体が超能力者というオチがついていたが、今度は全く逆で超能力者と思われた少年が実は宇宙人だったという、なんか妙に皮肉な話になってる。平和を求めてきた戦士が結局戦って死んでしまうと言うのは、哀しい話でもある。
 超能力を主題にするなら帯刀コンツェルンではなくSS-Nの方じゃないかな?元々そちらで話が作られてたのかも知れない。
 今回もビルゴルディの力を見せつけることになるが、ジャンパーソンの方も新兵器を繰り出し、これで大体互角程度にまではなったようだ。
<不時着した宇宙船を調査したジャンパーソンは「放射線反応はないが、宇宙線反応がある」と言っている。どっちも放射線なんだけど。
 記憶喪失の少年の過去を調べると言った帯刀が手にしていたのは3.5インチFD。えらくレトロな機材だな。
 アールジーコは自分で自分を改造してバスターモードへと進化した。ひょっとしてこの作品で一番強いというか、強くなる可能性を持ったのがアールジーコかもしれない。でも、ジャンパーソンに黙って改造してたくせに、ちゃんとジャンパーソン、「ジャンデジック」って言ってたぞ。
 結局最後までリオが人間の少年の姿になった理由は明かされてなかった。いや、一応ジャンパーソンが言ってはいたけど、擬態する必然性が全然無いんじゃないか?>
第35話 暴走セーラー服

  脚本:扇澤延男
  監督:三ツ村鐵治
 お手伝いロボットのトコは生みの親山上博士をネオギルドから脱走させようとするが失敗してしまう。真壁からトコを破壊するよう命じられた山上だが…
 ネオギルドを敵に、口の悪いロボットと、生みの親で気の小さい博士の愛情が描かれる。登場するトコというロボットはお手伝いロボだが、何故かセーラー服姿で、口汚く山上をののしるが、本当の愛情を持っている。とにかく健気。
 人間とロボットの垣根ってどこにあるのか?そんなテーマが多い本作でも、ストレートに描いた話になってる。
 元ネオギルドで自由を手に入れたガンギブソンにとって、トコは人ごとではないらしく、甲斐甲斐しく面倒を見たり、逆に突き放したりと、人間以上に人間っぽさを出しているのが良い。
 山上博士を演じるのは、東映特撮で数々の怪人の声を当ててきた篠田薫。
<生意気なロボットに自分の靴を磨かせてあざ笑うジョージ真壁。なんと器の小さい人間だ。
 ジャンパーソンの危機にやってきて「合体だ」と言うアールジーコ。でも別段ジャンパーソンと合体する訳ではない。
 最後に親子を見守ったガンギブソンは自分の事を「脱走の先輩」と言っている。そんな称号で良いのか?>
第36話 命短し美少年! 

  脚本:鷺山京子
  監督:三ツ村鐵治
 竹下博士の開発した人間と全く見分けが付かないシャドウロボットを狙うネオギルド。そのロボットが多摩テックにいることを嗅ぎつけ、解錠を狙う。
 敵はM3。ネオギルドの最強ロボットの一体で、多彩なレーザー攻撃を武器とする。
 多摩テックとのタイアップで作られた話。遊園地で遊ぶ子ども達の姿が見える。
 今回もガンギブソンが熱い。ロボットの子ども達の命を救おうと単身でネオギルドに突っ込んでいくのだが、まっすぐに突っ込みすぎて、簡単に阻止されてしまうのだが。で、おいしいところは全部ジャンパーソンへ…これもいつものパターン。
 最後、ジャンパーソンの仲間としてジャンパーソンキッズが誕生。あんまり意味はないようだが、「仮面ライダースーパー1」のジュニアライダー隊みたいなもんか?
<脳波コントロールのゲームをしている子どもは無表情で「わあすげえ」とか言っている。ゲームをやってる割には顔が惚けている。検査の副作用?
 どうでも良いけどシャドウロボットのヒロキは髪型が変。
 ヒロキが昏睡状態になったのは3年前だったとか言っていたが、その時点で作られたなら、成長はそこで止まってしまうのか?オリジナルの人間とは成長が違っているはずなんだが。>
第37話 正義VS愛

  脚本:酒井直行
      扇澤延男
  監督:小西通雄
 帯刀コンツェルンの開発した深海作業用ロボットサイレントは恋人のジェルソミーナを破壊された復讐でジャンパーソンを襲う。だがそれはビルゴルディの差し金であり、同じく復讐を誓う者としてガンギブソンはサイレントを説得しようとするが…
 敵はサイレント。海底開発用のロボットだが、帯刀によって海底開発が停止され、更に恋人のジェルソミーナを破壊されたことによって復讐に燃え、ジャンパーソンを襲撃する。海底での活動を前提としているため、非常に装甲が硬い。
 これまで裏の顔だけでジャンパーソンを狙っていた帯刀が帯刀コンツェルンの総帥という表の顔を使ってジャンパーソン破壊に動くという話。
 ただ、やってることはこれまでの焼き直しで、自分のやったことをジャンパーソンのせいにして、他者にジャンパーソンを襲わせると言うだけ。
 今回はいつもと違い説得役はガンギブソンの方で、ジャンパーソンは人間を救うためにはサイレントを破壊しようと考えている。サイレントに自分を重ね合わせているのだが、二人の対比が面白い。
<サイレントは海底作業用ということで、とても装甲が硬いのだが、同じ深海開発用のジェルソミーナはビルゴルディによって簡単に破壊されている。
 ビルゴルディの放ったジャンパーソンカードは、表面に「JANPERSON」と書かれているが、それはシールで、その下には「BILLGOLDY」と書かれたカードがある。それでよくだませたもんだな。と言うか、自己顕示欲高すぎるだろ。
 サイレントは暴走してると言われているが、ちゃんと帯刀のコントロール下にあるじゃないか。
 秘書マヤの攻撃力は高く、ガンギブソンをも圧倒していた。こんな力あったっけ?
 サイレントの目の前でビルゴルディに変身する帯刀だが、なんでその時点でサイレントは本当の敵について考えなかったんだろう?>
第38話 GG荒野に散る

  脚本:扇澤延男
  監督:小西通雄
 キャロルの敵討ちにこだわるガンギブソンの元へジョージ真壁から一対一の勝負が挑まれる。罠と知りつつ決戦場所へと向かうガンギブソンは、多数の殺し屋ロボット集団と戦う。駆けつけるジャンパーソンだが…
 ネオギルドとガンギブソンの対決が描かれる話で、ここでなんとガンギブソンが破壊されるというショッキングな展開が待っている。
 罠と知りつつも敢えて挑戦を受けるガンギブソンの姿はハードボイルドな展開となる。劇中でも言っていたが、話は『真昼の決闘』を意識したような作りになってる。ジャンパーソンがドク・ホリディ的な位置づけなのか。
 ジャンパーソンとアールジーコの助力を拒んで一人決戦の地へと向かうガンギブソンと、それを見送るジャンパーソン。最初ガンギブソンの意地を通させたが、やはり心配になってしまい、助けに行く。あくまでそれは手助けであり、ガンギブソンと真壁との決闘を促すジャンパーソンの姿も良い。
 今回はジャンパーソンがその武装を全展開。ここまで多数の武装を出すのは初めてのことだ。それだけネオギルドのロボットも強力になったって事か。
 ガンギブソンの死は真っ赤な夕陽の中で。やっぱりこれだよな。
 結果として、ガンギブソンは記憶チップをコピーしていたというオチが付いた。ロボットだからこその物語展開だ。
<アールジーコにロボット修理屋のことを訊ねるガンギブソン。アールジーコの方が後で作られたのだが、なんで修理屋を知ってると思うんだ?
 アールジーコの接続回路はむき出し。激しく動いたら勝手に外れるんじゃないか?
 ガンギブソンの首を絞めながら「落ちろ」とか言う真壁。人間じゃあるまいし、気絶なんか…した。
 アールジーコから決闘の場所を聞いたジャンパーソンはアールジーコを連れずに決戦場所へと向かって行った。決戦兵器を持たずに行くのは何故?実際それでかなりの危機に陥ってたし。
 アールジーコが紹介した修理屋は腕は確かなようだが、飲んだくれ。多分これもドク・ホリデイを意識したものかと。>
第39話 地獄の美人秘書

  脚本:曽田博久
  監督:蓑輪雅夫
 東博士によって作られた人工生命体。それは生まれた直後から超能力を持つ子だった。超音波を放つその子を奪い取ったビルゴルディは、実はその子がセーラの遺伝子を元にしていたことを知る。
 敵はセーラ。かつてジャンパーソンによって倒された帯刀の秘書が人工生命体として生まれ変わった姿。
 帯刀がバイオボーグビルゴルディになる直接のきっかけとなったセーラの死。それが復活したという話になる。
 MX-A1からジャンパーソンに変わったと言う事で、第二の人生を歩むジャンパーソンにとって、二度目の生を受けたセーラは人ごとではなかったようだ。セーラを案じて第二の人生を歩み出させようとしている。24話のモドキの時と同じだが、そこにビルゴルディが絡むことで悲劇へと展開していく。
 かつてキャンディを好んでいた帯刀だが、もう舐めていない。机の中に一本だけ残っていたが、それをセーラに与える事で完全に過去に訣別したようだ。だがそれはセーラにとっては、悲しみだったようだ。実際過去のキャンディ舐めながらとんでもないことやってた帯刀の方が面白かった。
<赤ん坊に「邪悪なものを感じる」と断言するジャンパーソン。正義の味方にしては随分なものいいだ。
 ビルゴルディを見た少女は一言「ジャンパーソン」と呟いて攻撃する。そこにはジャンパーソン自身もいたんだが。
 大きく成長していくセーラだが、大きくなる度にちゃんと服を着ているのが不思議。ところで高校生くらいになったら、なんでセーラー服を着てるの?監督の趣味か?
 普通の人間に戻ったらセーラー服も消えてる。超能力=セーラー服?
 ジャンパーソンとガンギブソンが無防備な瞬間があり、マヤが狙撃してるんだが、あくまでセーラにジャンパーソンを始末させようとしてるビルゴルディ。思いやりなのかもしれないけど、折角のチャンスを不意にしたとしか。>
第40話 基地爆破5秒前

  脚本:小林靖子
  監督:蓑輪雅夫
 ガンギブソンをボディガードにスカウトしようとしていた人材コンサルタントの田崎はジョージ真壁そっくりな顔をしていた。それを知った真壁は田崎になりすましてガンギブソンに近づき、ジャンパーソン基地を探ろうとする。
 敵はジョージ真壁
 今回はネオギルド絡みということで、ガンギブソンが中心となった話。ネオギルドにしてみれば、死んだはずのガンギブソンが生きていたと言う事でショックを受け、再び殺そうとして狙う事になる。
 でも今回はかなりコミカルで、口八丁で猛烈プッシュを続ける田崎にたじたじとなるガンギブソンの姿が良い。
 基本的にコミカル要素が多い話だったが、最後に「ロボットにだって自分の人生を選ぶ権利があるはずだ」という台詞は、本作を総括する台詞だった。
<ガンギブソンが生きていることでショックを受ける真壁。でも前回普通に活動してたから、情報さえしっかり握っていたら生きてることは分かったはず。ネオギルドの情報網ってそんなに貧弱なのか?
 田崎になりすます真壁だが、妙に小市民的な幸せを語る。こっちの方がはまってるような?
 そもそも自分そっくりなロボットをこれまで作ってきたんだから、真壁はもっと効率よくガンギブソンを倒せたんじゃないか?
 ロボットに向かって特井之口八丁を使って丸め込んでしまう田崎。確かにエリート社員というのはよく分かる。でもそんなので説得されてしまうネオギルドのロボットも単純すぎるだろ。
 最後に憎まれ口をきくジョージ真壁はどんどん小者になってるようだな。>
第41話 突入 罠の決死圏

  脚本:鷺山京子
  監督:三ツ村鐵治
 帯刀が立てた作戦によってSS-Nとネオギルドが互いを攻撃し合う戦いを始めた。秘密基地があるという魔神島へと向かう二つの組織と、それを追うジャンパーソンがそこで見たものは…
 三つの組織が戦うと言う、作品中唯一の話。結局は帯刀の手のひらで踊らされると言うことで、悪の貫禄の違いを見せつけたような話になってる。
 SS-Nとネオギルドの抗争はほとんどヤクザの抗争みたい。特撮番組でここまでやるのか。
 憎まれ口を叩きながらもちゃんとジャンパーソンのためにやってくるガンギブソン。良い男だ。
 今回マリンジェイカーが初登場。海専用の機械はなかなか登場しにくいな。
<SS-Nとネオギルドを争わせ高みの見物を決め込む帯刀。止めを自分で刺すためなんだろうけど、ここにいなかったら予定通りのつぶし合いで終わってたはずだ。
 結果として無傷のまま魔神島へとやってきてしまったジャンパーソン。本当の目的はジャンパーソンもつぶし合いに入れることじゃなかったか?
 マヤに対して力一杯殴りつけるガンギブソン。一応マヤって生身なんだよな?なんで生きてるんだ?
 あと、帯刀の罠にはまったのはSS-Nとネオギルドの幹部で、麗子と真壁は引っ張り出せなかったようだ。それでは意味がない気がするんだが?>
VOL.5
<A> <楽>
第42話 殴りこみ大脱獄

  脚本:扇澤延男
  監督:三ツ村鐵治
 ガンギブソンが関わった人間が次々と狙撃される。その犯人として捕まり、ロボット刑務所に入れられてしまうガンギブソン。だがそれはネオギルドの罠だった。
 ガンギブソンを中心にした話で、当然のごとく敵はネオギルドとなる。
 悪の壊滅まで一緒にいようと提案するジャンパーソンに対しあくまで一匹狼を気取るガンギブソン。それがこのキャラの良さだな。それで戦いを経て友情を強めるのもキャラっぽさ。
<前にガンギブソンがネオギルドのロボットを次々に殺していた時には別段騒ぎになってなかったのだが、今回は大騒ぎになってるのが妙な対比だ。
 自然と自分自身を「正義」と言い切るジャンパーソン。これもジャンパーソンらしさかな?
 悪を追い出す市民の武器は投石。昔から変わってない。
 ロボット刑務所は既にネオギルドの手の中に…って、前となんにも変わってないじゃないか。何をしてるんだ警察は?
 誰も中には入れないと言いつつ、アールジーコはちゃんと中に入っている。どうなってんの?
 仲間のためにロボット刑務所に突入するジャンパーソン。これって本当に教育番組?
 「国家権力を敵に回して平気なのか?」と驚く真壁だけど、そもそもその牢屋を自分のものにして法を犯してるのは自分自身なのだが。>
第43話 最強最後の超神

  脚本:扇澤延男
      増田貴彦
  監督:小西通雄
 SS-Nの麗子は地球を再生させるため、人間を液体肥料に変えてしまうバイオモンスター超獣神を作り出す。ジャンパーソン、ガンギブソンの攻撃も全く通用しない超獣神に対し、二人が取った作戦は…
 敵は超獣神。SS-Nが作り上げたバイオモンスターで、人間を液体肥料に変えてしまう。汚れてしまった地球を再生させるために作られた。
 SS-Nの最後の作戦が描かれていく。この作戦のためにこれまでの行動をしてきたと言うことも明らかになる。そのために麗子は自ら超獣神へと進化した。そのキレっぷりはたいしたもんだ。流石マリバロン。
 自然環境の大切さというものを伝える話になっているが、極端な自然至上主義は、人間を邪魔とする方向へと向かっていく。何事も極端はいけないというオチになるのだろう。
<麗子の父綾小路博士はありったけの植物を宇宙ステーションに詰め込んで地球を脱出したという。『サイレント・ランニング』?>
第44話 燃える女王様!!

  脚本:扇澤延男
      増田貴彦
  監督:小西通雄
 超獣神となり、地球人類を滅ぼそうとする麗子に全く歯が立たないジャンパーソンとガンギブソン。超獣神の力を最大限に発揮させる瞬間移動装置の完成を前にジャンパーソンはSS-Nの本部へと赴き、麗子を説得しようとするのだが…
 敵は超獣神。全人類を消し去るために瞬間移動能力まで手に入れた。
 SS-Nの最終作戦の完結篇で、これによってSS-Nは壊滅する。
 自分の体を怪物にしてまで地球を守ろうとする麗子にシンパシーを感じてしまうジャンパーソンの姿もある。しかし、それは人間を守るという本来のジャンパーソンの目的から外れてしまう。この矛盾がジャンパーソンを人間らしくならしめているんだろう。
 対してカリスマ綾小路麗子は、自分の配下の科学者達まで肥料に変えてしまうが、科学者達もそれを望んで自分から殺されている。恐ろしい描写だ。
 超獣神はジャンパーソンのジックキャノン、ガンギブソンのスピンドルキャノンを連続で受けて致命傷を負い、綾小路麗子となって一人本部で死んでいった。これは寂しい描写だが、高畑淳子の演技が鬼気迫るもので、素晴らしい終わり方だった。最後にジャンパーソンが地球の再生を約束している所も良い。なんだかんだ言って良い敵役だったんだな。
<SS-Nの本部はいつもの採石場の奥にある。いつもここで戦ってたんだけどな。青い鳥みたい。
 かおるの目の前で科学者達を肥料に変えてしまう超獣神。こんな密閉空間にありながらかおるが無事なのは何でだろう?>
第45話 衝撃! 処刑の街

  脚本:宮下隼一
      鈴木康之
  監督:金田 治
 ネオギルドを求めロボットと人間が共存する町ブラボータウンにやってきたガンギブソン。だがそこでは大規模なロボット処刑が行われていた。そんな町に関わることになってしまったガンギブソンだが…
 前回のSS-N編に続き、ネオギルド壊滅編の前編。ちなみに本作はこれまでアクション監督だった金田治の初監督作でもある。
 ネオギルを敵とするため、話はガンギブソン中心となる。大切なのは町の人々の団結こそが大切という西部劇っぽい話に持って行くのか?と思いきや、話がどんどん変化していく。ネオギルド編最終回だけあって、色々伏線が張られた話だった。ロボットが虐げられている町で、ロボットが勝利して人間を打ち負かす。話としてはそこまでで良かったはずだが、それが悪の組織に利用されたというオチ。かなり練られてる。
 ロボットが酒を飲んでる(正確にはアルコール)シーンあり。ロボットが酔うとか、余計な機能を付けたもんだな。
<根本的に、日本にこんな自治区的な町が出来るとは思えないというところが問題なんだが。
 格好良く登場するジャンパーソン。それより警察だろ。この世界の日本警察は一体何をやってる?
 ブラボータウンのロボットの中にはチャップがいるぞ。ダベ星人じゃなかったっけ?>
第46話 NG最終決戦!!

  脚本:宮下隼一
      鈴木康之
  監督:金田 治
 ロボットによって占領されたブラボータウンにジョージ真壁が降り立った。ここを拠点に地上をロボットの王国にしようとする真壁の野望に、ジャンパーソンとガンギブソンが立ち向かう。そんな中、ロボット教師のロイドを信じる少年祐二の姿があった。
 ネオギルドの最終作戦。ジョージ真壁の過去が明かされる話。
 元々真壁は親子でブラボータウンに住んでいたが、母親代わりのロボットボニーと、父でロボット工学の権威真壁真一郎を失い、それが元でロボットによる世界支配を夢見るようになったのだとか。
 これでやっとガンギブソンの復讐は終わった。だけど、今回のガンギブソンはほとんど良いところ無かった。結局ジョージ真壁を殺す事は思いとどまり、真壁自身は自爆して果てた。最後に真壁が呟いたのは、ボニーとベンの名だった。なんだかんだ言ってベン藤波のことは思っていたんだな。
 真壁のいつも持っている銀色の球はそれ自体が武器だったようだが、さほどの威力は持ってないようだ。
 そして復讐から解放されたガンギブソン真の意味でジャンパーソンの仲間となる。
<ジョージ真壁の過去を語るのは良いんだけど、それらが全部ジャンパーソンによって語られてしまうのはいかがなものか。まあ、ジョージにそれを否定させるためだろうけど。
 右手を失ったガンギブソンだが、ボディが不自然に太くなってるのは愛嬌。>
第47話 謎?! 裏切りの嵐

  脚本:宮下隼一
      鈴木康之
  監督:蓑輪雅夫
 SS-Nとネオギルドの二つの組織は壊滅した。だが度重なる戦いに、二人の体は限界に近くなっていた。そんな時コンピュータを使って勉強していた子ども達が突然反乱を起こし始める。
 敵はガンギブソンとマヤとシンディ。
 二つの組織が壊滅し、残るは帯刀コンツェルンのみとなる。そんな中、帯刀=ビルゴルディが立てた作戦は、子ども達を集団催眠にかけるというもの。子どもを道具に使うというパターンはメタルヒーローでは多用されるが、最終話の伏線でこんな作戦を使うとは。
 サブリミナル効果を主題にしてる話で、それを止めるためにかおるが身を張って敵と戦うことになる。身を張って帯刀と会談をセッティングする。そのため、今回の話はアクションは控えめに、会話が中心になってる。
<周平が観ていたテレビでは「コンバトラーV」をやっていた。これっていつの時代?
 「夢も観なかったぜ」というガンギブソンに「ロボットが夢を見れる訳無い」と返すアールジーコ。EDの歌詞はどうなるんだろうか?>
第48話 JP基地壊滅!!

  脚本:宮下隼一
      鈴木康之
  監督:蓑輪雅夫
 帯刀に協力を申し込み、ジャンパーソンを裏切ったかおる。彼女はなんと帯刀にジャンパーソン基地の在処までも漏らしてしまう。更に帯刀コンツェルンによって復活したキャロルが迫る。
 最終章の第2幕。前回で裏切り?と思われたかおるの真意はどこにあるのかを示すことになる。そして洗脳された子ども達が大挙してジャンパーソン基地を襲う。
 最後の戦いを前にジャンパーソンがこれまでの自分を思い直すシーンがある。MX-A1からジャンパーソンになるまで、そしてジャンパーソンとなった自分との人間との関わりが。様々なところでの人間的な感情を描いていく。
 そしてなんとか周平にだけは自分の心を知って欲しいというかおるの願いは虚しく、周平はかおるを「敵」と言ってしまう。これはこれできつい描写だな。
<ジャンパーソン基地を襲う子ども達が「潰せ壊せ破壊せよ」と叫んでるシーンがある。これ「ハカイダーのうた」じゃないか。
 ジャンパーソンに通信を送るかおるの目は完全にイッてしまってる。演技だろうけど、よくこんな表情出せるな。
 爆発する基地から「僕を助けろ」とガンギブソンに言ってるアールジーコ。自分で飛んで逃げたら?>
第49話 炎に消えたGG

  脚本:宮下隼一
  監督:三ツ村鐵治
 かおるの裏切りによって基地を破壊されたジャンパーソン。一方突如現れたキャロルを追うガンギブソン。そこで彼はかおるの真の目的を知ることとなる。帯刀の恐るべき最終作戦とは…
 敵はビルゴルディ。強大な力で、スピンドルキャノンやジックキャノンなしで立ち向かったら、ガンギブソンとジャンパーソンの両面作戦も通用しなかった。
 前回ラストで突然現れたブラックキャロルを巡る話だが、そのキャロルを蘇らせたのはかおるであり、そのためにジャンパーソンとガンギブソンは仲間割れ。作戦としては確かに理に適ってる。
 しかし、これも又かおるの作戦であり、キャロルの人工頭脳に重要なメッセージを残していた。そのメッセージを受け取ったガンギブソンは、ビルゴルディの手によって破壊されてしまう…のか?
 最後に明らかになる帯刀の作戦は、これまでの展開で分かるとおりハイパーサブリミナルによる世界一斉の混乱だが、それ以前にバイオボーグ軍団をもう作っているとのこと。
<キャロルにはちゃんとお墓を作ってあげたのね。でも公園の一角に適当に放り込んであるだけって気がするな。それよりもこれって不法投棄になるのでは?
 この作品世界では日本にもガンショップがあって、普通にM16とかが売ってある。
 バイオボーグ手術の志願者の中には警官の姿もある。これで良いのか日本社会?
 最後のナレーションは「ジャンパーソン、ビルゴルディ、ジャンパーソン、ビルゴルディ…と続く。最終回の盛り上げを演出してるんだろうが、妙に笑えてしまう。>
第50話 JPよ永遠に

  脚本:宮下隼一
  監督:三ツ村鐵治
 ジャンパーソンとガンギブソンを倒し、洗脳とバイオボーグの両面作戦で世界制圧の最終作戦に入った帯刀龍三郎。だが、その前にジャンパーソンが現れる。しかし、そのジャンパーソンの姿は帯刀の知るものではなかった。無機質な声でビルゴルディ抹殺を宣言するジャンパーソン…
 敵はビルゴルディ。
 魔王ビルゴルディとの最終決戦。特に後半のアクションは目を見張るものがある。戦いの中に雨を降らすなど、心憎い演出だ。
 ここに登場するジャンパーソンはまるで第1話目のようで、全くの無機質な音声で立ちふさがっている。最後の最後でこんな姿になったのは、ビルゴルディと戦うため、戦闘マシーンMX-A1として戦うためだったか。この姿であれば、ビルゴルディとも互角に戦える。ただし、そのために感情を無くし、仲間の危機に対しても全くの無頓着となった。
 しかし、こう観てみると、ジャンパーソンってどんどん人間っぽくなってきてたんだな。改めて第1話目のジャンパーソンが出てくると、恐ろしいほどに浮いて見えてしまう。
 一方のガンギブソンは非常に人間くさく、これはこれで良い対比だ。
 最後にジャンパーソンは感情回路を切っているにも関わらず、再び人間的な感情を取り戻している。
<ジャンパーソンが死んだからと自殺しようとするかおる。でもロボットなんだから、修理すれば良いのに。
 ビルゴルディと戦うためには感情回路を切るしかないというジャンパーソン。決意表明ではあるが、これって戦うためには感情を全てなくさなければならないという決意。それって悪の組織の専売特許。
 マヤと戦っていたはずのガンギブソンがビルゴルディに向かってスピンドルキャノンをぶっ放してる。戦いはどうなったんだ?
 敵とはいえ、ヒーロー側が生身の人間をナイフで斬りつけて殺すシーンがある。考えてみたらもの凄いシーンだな。
 ジャンパーソンが感情を取り戻すのは感動的なシーンだけど、感情回路を外しているのではなく、切っているだけだから、衝撃で又つながったと考える事もできるのでは?>
第51話
第52話