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_(書籍) _(書籍) |
2023 | ||
2022 | ほの蒼き瞳 監督・製作・脚本 | |
2021 | アントラーズ 監督・脚本 | |
2020 | ||
2019 | ||
2018 | ||
2017 | 荒野の誓い 監督・製作・脚本 | |
2016 | ||
2015 | ブラック・スキャンダル 監督・製作 | |
2013 | ファーナス/訣別の朝 監督・脚本 | |
2012 | ||
2011 | ||
2010 | ||
2009 | クレイジー・ハート 監督・製作・脚本 | |
2008 | ||
2007 | ||
2006 | ブロークン・トレイル 遥かなる旅路 出演 | |
2005 | ||
2004 | ||
2003 | ||
2002 | ||
2001 | ||
2000 | 戦火の牙 K9戦略指令 出演 | |
1999 | ザ・ハッカー 出演 | |
1998 | ||
1997 | ||
1996 | ||
1995 | ||
1994 | ||
1993 | ||
1992 | ||
1991 | ||
1990 | ||
1989 | ||
1988 | ||
1987 | ||
1986 | ||
1985 | ||
1984 | ||
1983 | ||
1982 | ||
1981 | ||
1980 | ||
1979 | ||
1978 | ||
1977 | ||
1976 | ||
1975 | ||
1974 | ||
1973 | ||
1972 | ||
1971 | ||
1970 | ヴァージニア州アビンドンで誕生 |
ほの蒼き瞳 The Pale Blue Eye |
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1830年。ニューヨーク州ウェストポイントにある陸軍士官学校において士官候補生惨殺事件が起こった。軍は秘密裏にこの事件を調査するため、元刑事オーガスタス・ランドー(ベイル)が雇われる。非協力的な士官学生たちに阻まれるなか、オーガスタは他の士官とは毛色が違う分析好きな一人の若い士官エドガー(メリング)の協力を得共に事件の謎を追っていく。 ルイス・ベイヤードの「陸軍士官学校の死」の映画化作品。主人公にクリスチャン・ベイルを使って、怪奇色満点の雰囲気も良い。公開でもやっていける内容と思うが、Netflixでの配信のみでの公開となった。割と地味な話なので、配信が丁度良いのかも。 物語はオカルティックな雰囲気での捜査模様が展開される一種のゴシックホラー。19世紀のアメリカというのは、ゴシックホラーの本場の舞台で、まさしくエドガー・アラン・ポーっぽさがある。そんな雰囲気の中で、まさかバディ役に本当に若き日のポーが登場するのは出来すぎ。この事件が契機でポーがゴシックホラーを描き出すきっかけになるという意味があるんだろうな。 ただ、雰囲気重視の作品のため、これと言って目新しい部分はないし、ベイルもあまり個性が出せてなかったかな? 不気味な雰囲気は良い具合で、役者としての巧さは感じるが、ベイルでなければこの役演じられないというほどではない。結局雰囲気だけが突出して良かった作品だったか。 ラストは結構意外性があったので、そこまでこの作品の雰囲気に浸れることが出来れば高評価にもなるだろう。伏線が今ひとつ分かりづらかったこともあって、私は少しはまりきれなかった感じだったけど。 |
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ブラック・スキャンダル Black Mass |
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1970年代サウスボストン。この値に着任したFBI捜査官コノリー(エドガートン)は、この都市のアイルランド系ギャングのボスで幼なじみのジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(デップ)に、イタリア系マフィアの情報を流す代わりに犯罪を黙認するという話を持ちかける。法の目をかいくぐったホワイティはボストンで最も危険なギャング組織を作り上げていく… アメリカと一括りにされるが、それぞれの州毎に特色があり、その歴史もある。それは例えばアメリカ犯罪史上ユニークな存在とされるアル・カポネも実態はイリノイ州シカゴのみのテリトリーに過ぎない。実際今まで表立ってアメリカ全土を席巻するようなギャングは現れていないわけだが(フィクションであれば『ゴッドファーザーPART III』(1990)のコルレオーネ・ファミリーがあるが)、そのため実際一つの都市毎にカポネクラスのギャングの歴史が紐解かれると言う事になる。 その一エピソードとしてボストンを舞台にしたギャングの歴史がある。実際私もこの作品を観てから調べて分かったことだが、ボストンは昔からイタリアとアイルランドの移民のいがみ合いによって街が形成されてきたという歴史があって、その延長線上に本作のエピソードがあると言う事が分かった。その延長線上に、更にFBIが絡んでくることでアメリカ国内の中でもトピック性を持つエピソードとなってくる訳だ。『ゴッドファーザーPART II』(1974)なんかでも所轄の警察とギャングが結託するようなことはあったが、結託先が地方警察ではなく連邦警察なのはかなり大きな意味合いを持つと言うことになる。 ただ、それを前提としても、本作が面白いか?と聞かれてしまうと、「今ひとつ」としか言いようがない。 作品単体として考えるならば、本作は二つの意味がある。一つは前述の通りの警察とギャングの結託について。もう一つはピカレスクものとして。この場合、本作のユニークな点として前者があるが、話として盛り上がる後者をないがしろにしてはいけないはずである。ところが、その部分に快感が少ない。ピカレスク作品の面白さは困難な抗争を経て一人の悪人がのし上がっていくところが観ていて楽しいのに、本作にはそれが非常に薄い。バルジャーがやってることは上から目線の暴力だけで、自分が生き残るため、あるいは仲間のために戦うという描写がなく、一切共感を呼ばないキャラクタに仕上げられてしまった。正直魅力がまるでないのだ。かと言って、バルジャーとコノリーの関係を深めるのかと言うと、それもそこまでのものはないし。これだったらフィクションたっぷりにしても日本の侠客映画の方がまだ説得力があった。結局本作で出ているのは、バルジャーが単に粗暴なだけなキャラであるということしかトピックが当てられてない。 改めて本作を観て思ったことは、深作欣二の『県警対組織暴力』(1975)の方が面白かったな。ということである。 |
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クレイジー・ハート Crazy Heart |
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2009米アカデミー主演男優賞(ブリッジス)、歌曲賞、助演女優賞((ギレンホール) 2009英アカデミー主演男優賞(ブリッジス)、作曲賞 2009LA批評家協会男優賞(ブリッジス)、音楽賞 2009ゴールデン・グローブ男優賞(ブリッジス)、歌曲賞 2009インディペンデント・スピリット主演男優賞(ブリッジス)、、新人作品賞、新人脚本賞 2009ロジャー・エバートベスト10 2009放送映画批評家協会主演男優賞(ブリッジス)、歌曲賞 2009ロジャー・エバートベスト 2009米俳優組合主演男優賞(ブリッジス) |
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