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ダニエル・マン
Daniel Mann

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
1991 11'21 死去
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980 ファニア歌いなさい 監督
1979
1978 マチルダ 監督
1977
1976
1975
1974 怒りの凶弾 監督
1973 ビッグ・モー 監督
1972 復讐の荒野 監督
1971 ウイラード 監督
1970 オリンポスの詩 監督
1969
1968 愛は心に深く 監督
1967
1966 電撃フリントGO!GO作戦 監督
栄光の丘 監督
1965
1964
1963 僕のベッドは花ざかり 監督
1962 浮気の計算書 監督
1961
1960 バターフィールド8 監督
戦略爆破部隊 監督
1959
1958
1957
1956 八月十五夜の茶屋 監督
1955 バラの刺青 監督
明日泣く 監督
1954
1953
1952 愛しのシバよ帰れ 監督
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912 8'8 ニューヨークで誕生

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電撃フリントGO!GO作戦
Our Man Flint
<A> <楽>
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ベン・スター
ハル・フィンバーグ(脚)
ジェームズ・コバーン
リー・J・コッブ
ギラ・ゴラン
エドワード・マルヘア
ベンソン・フォン
シェルビー・グラント
シグリッド・ヴァルディス
ジアンナ・セラ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 天変地異を自在に引き起こす装置で世界中の国々を脅迫する国際スパイ組織ギャラクシー。ZOWIE(国際連帯秘密諜報機構)は、彼らに対抗するため有能な軍人デレク=フリント(コバーン)をスカウトする。初めは渋っていたフリントだったが、ギャラクシーの放つ刺客に狙われる事で、スパイとなる決心を付ける。度胸と勘の良さとZOWIEの分析能力をフルに用いて悪と戦うフリントの戦いを描くシリーズ第1作。1966年全米興行成績9位
 1960年代アクション映画の代表作はなんと言っても007シリーズだが、このヒットにあやかって、特にアメリカではTV、映画双方でいくつかのそれに類似した作品を作り上げた。このスパイシリーズの特徴としては、携帯用の近代兵器を駆使するエージェントと、それ以上の科学力を持つ敵との戦いを前提に、最後は主人公の溢れるばかりのパワーによる力押しという、爽快感を押し出す事で、強引に話を終わらせるというパターンを作る。
 その意味で本作はその類型パターンの最たるものとは言え、突き抜けた科学設定や無茶苦茶な主人公の強さをコメディ・タッチで描き、はっきり言ってしまえば当時の007を遥かに先んじた物語を作る事に成功していた。当時007シリーズは『007 サンダーボール作戦』(1965)までで、まだリアル路線を行っていたが、本作が作られた後で製作されたのが『007は二度死ぬ』(1967)だから、おそらく本作こそが後の007シリーズに大きな影響を与えたものと思われる。
 しかし、ごちゃごちゃ言うよりも、本作の場合、とにかくコバーンを見ろ!これに尽きる。
 コバーンは007のコネリーとは違い、軍人然としていて自身も動くが、むしろ人に命令する方が似合う。笑みよりもへの字口が似合うキャラクタなのに、この作品に限ってはそのキャリアをあっさりと覆し、不敵な笑みを浮かべながら自身がアクションをこなし、強烈なセックスアピールまでする。私の知ってる限り、これだけ弾けたコバーンが見られるのは本作くらい
 しかもこれが妙に似合う所が不思議。元々が強烈なキャラだから、落ち着かずに強烈なキャラを演じたのが上手くはまったのかも知れない。物語どうこうよりも、コバーンを見るべき作品なんだろう。
 凄く楽しい作品には違いない。
製作年 1966
製作会社 20世紀フォックス
ジャンル アクションコメディ
売り上げ $3,525,000
原作
歴史地域
関連 特撮事典
キーワード
バターフィールド8
BUtterfield 8
1960米アカデミー主演女優賞(テイラー)、撮影賞
<A> <楽>
ジョン・マイケル・ヘイズ
チャールズ・シュニー(脚)
エリザベス・テイラー
ローレンス・ハーヴェイ
エディ・フィッシャー
ダイナ・メリル
ミルドレッド・ダンノック
ベティ・フィールド
スーザン・オリヴァー
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 厳格な母に対する反発からモデルとなり、その実娼婦まがいの男性遍歴を経るグローリア(テイラー)はリゲット(ハーヴェイ)に対して初めて本当の恋を感じた。だが、事を金で済まされたと思いこんだグローリアと、彼女の目的が金であるとしか思えなかったリゲットの間には、大きな溝が生じてしまう。意地と誤解の中、二人の恋は…
 この年のアカデミー主演女優賞の大本命『アパートの鍵貸します』のマクレーンと『日曜はダメよ』(1960)のメルクーリ、更に『サンダウナーズ』のデボラ・カーをけ落とし、燦然と輝いたのは、本作のエリザベス・テイラー(リズ)だった。誰もがこれには唖然としたそうだが、これには一つ理由があった。テイラーはこれまで二度主演女優賞にノミネートされているのだが(一度目は『愛情の花咲く樹』。これは仕方なかったと言われるが、二度目の『熱いトタン屋根の猫』(1958)で、これは演技も充分だったと言われているが、当時リズは夫を失ったばかりなのに、エディ・フィッシャーとの不倫の真っ最中。これが邪魔したらしい)、その中で本作は一番の駄作であり、しかも演技の質もさほど高くはなかった。しかし、なんと投票の始まる一週間前にテイラーは急性肺炎にかかってしまい、それで生死の境をさまよった。それが、これまで彼女に背を向けていた選考委員の心情をいたく刺激したらしい。授賞式は病院から駆けつけたリズが晴れて夫となったフィッシャーの手を借りて受けたとのこと。“同情によって受けたオスカー”という不名誉な名称を受けてしまった。事実リズはこの映画が嫌いで、一度も観てないと言う(尚、ここでオスカーを取れなかったマクレーンは「私も喉に傷痕があれば受賞できたのに」と憎まれ口を叩いてる)。
 それで本作の出来だが…やっぱり全然面白くない。
 まるで出来損ないのトレンディードラマみたいな展開と、ウジウジした男女関係。観てるだけで苛つくし、舞台劇っぽい演出が、とにかく妙に鼻につく。更になんだ?あのラストは。ジョーク?(と思ったら、あれは30年代に設置されたプロダクション・コードに引っかからないようにしたためだとか)
 それで最後の車が落ちるシーンだけど、走ってる車が崖から落ちたというのに、直角に上から落ちてくる描写はなんだよ?
 とにかく、これはちょっと酷すぎる映画で、実際これでオスカーを取ってしまったリズの方に同情したくなる。
製作年 1960
製作会社 アフトン=ラインブルック
ジャンル 職業(風俗)
恋愛(ストレート)
売り上げ $2,800,000
原作
ジョン・オハラ (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
愛しのシバよ帰れ
Come Back, Little Sheba
1952アカデミー主演女優賞(ブース)、助演女優賞(ムーア)、録音賞
1953カンヌ国際映画祭劇的映画賞(マン)、女優賞(ブース)、
1952NY批評家協会女優賞(ブース)
1952ゴールデン・グローブ女優賞(ブース)
<A> <楽>
ハル・B・ウォリス(製)
ケティ・フリングス(脚)
バート・ランカスター
テリー・ムーア
リチャード・ジャッケル
シャーリー・ブース
フィリップ・オバー
リザ・ゴルム
ウォルター・ケリー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 かつて若さに任せて結婚してしまったドク(ランカスター)とローラ(ブース)の夫婦。アル中だったドクも今は収まって、つつましやかで寂しい暮らしをしていた。そんな所にマリー(ムーア)という学生が下宿することになった。それぞれ、自分の若かりし頃をマリーに投影する二人だったが…
 ウィリアム・インジの舞台劇を舞台の演出を手がけたマンが監督となって作り上げた丁寧な作品で、シャーリー・ブースは映画初出演で主演女優のオスカーを得ている。
 小粒な内容を丁寧に仕上げた、と言う感じの作品。ランカスター、ブース共に上手いが、最初に観た時は、だらだら続く作品という印象でしかなかったが、時間が経過すると、この内容はしみじみとさせられるものだ。
 過去を語る際、カットバックを用いたりもしないし、基本的に部屋の中で展開する物語は、映画よりむしろ舞台っぽい演出だと思う。もう少し映画的な要素を加えて欲しいという気持ちと、逆に、だからこそ良いという思いが半々。
 それにしても、一度も画面に登場しないシバを表題に持ってくるのは結構冒険だと思うぞ。
製作年 1952
製作会社 パラマウント
ジャンル 夫婦生活
売り上げ $
原作
愛しのシバよ帰れ <A> <楽>
ウィリアム・インジ (検索) <A> <楽>
歴史・地域
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

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