MOVIETOP

ジョン・マスカー
John Musker

<amazon>
<楽天>

鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
著作
トレジャー・プラネット(書籍)

_(書籍)
2017
2016 モアナと伝説の海 監督
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009 プリンセスと魔法のキス 監督
2008
2007 ピクサー・ストーリー〜スタジオの軌跡 出演
2006
2005
2004
2003
2002 トレジャー・プラネット 共同監督・製作・脚本
2001
2000
1999
1998
1997 ヘラクレス 監督・製作・脚本
1996
1995
1994
1993
1992 アラジン 共同監督・製作・脚本
1991
1990
1989 リトル・マーメイド 人魚姫 監督・製作・脚本
1988
1987
1986 オリビアちゃんの大冒険 監督・脚本
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953 11'8 イリノイ州シカゴで誕生

ページトップへ

タイトル
<A> <楽>
  
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

モアナと伝説の海 2016
2016米アカデミー歌曲賞、長編アニメ賞
2016英アカデミー長編アニメ賞
<A> <楽>
ロン・クレメンツ(共)
オスナット・シューラー
ジョン・ラセター(製)
ジャレド・ブッシュ(脚)
アウリイ・クラヴァーリョ
ドウェイン・ジョンソン
レイチェル・ハウス
ジェマイン・クレメント
テムエラ・モリソン
ニコール・シャージンガー
アラン・テュディック
屋比久知奈
尾上松也
夏木マリ
ROLLY
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 かつて海しか無かったこの世界に数多くの島を作り、動物たちを住まわしたという女神テ・フィティ。だがその心臓をされる宝石が半神マウイによって奪われたことによって、世界は徐々に暗黒に覆わるようになっていった。そんな中、外界との接触を断ち、平和に暮らすモトゥヌイ島の島長の娘モアナは、幼少時から珊瑚礁の向こう側に関心を持ち続けていた。やがて徐々に暗黒が忍び寄っていることに気づかされたモアナは、島の掟を破って外海に出、マウイに会ってこの世界を戻してくれるように頼むことを心に決める…
 様々な形式のアニメーションを作り続けるディズニーだが、そのメインとなるのは伝統的に女の子を主役にしたヒロイン中心の映画となる。女の子の夢を守るという軸をしっかり持っているからこそ、それ以外のところでいろいろな冒険的な作品も出来るのだろう。

 そしてその肝心なヒロイン作品だが、時代の変遷に従い、様々なヒロインを登場させるようになっていった。かつては白馬の王子様がやってくるのを待っていたような女の子が、時代が下るに従って、凜々しい女の子だったり、社会的に女の自立を目指すような女の子も登場するようになり、ほとんどヒーロー不在で女の子だけで物語を形成するようになってきたのが特徴と言えるか。近年どんどん男の方の存在感がなくなってしまってる。
 そんな中、新しく登場したヒロインのモアナはどんな女の子なのか。
 立場的に言うなら、近年の自立した女の子像を体現したような存在である。昔風に言うところの“翔んだ”女の子では無く、伝統や人の和を大切にしつつ、それでもやらねばならない時には立ち上がり、新しい常識を作り上げていくというパターンで、これまでも何度かディズニープリンセスの中で登場したような女性ではある。
 そんな彼女にどんな個性を与えたかというと、
男を使う立場をわきまえた女性ということになるだろうか。
 本作に登場する半神マウイは神の力を使えるために普通の人間には太刀打ちできない強さを持つ。だがフィジカルにどれだけ強くてもメンタルは普通の人間と同じで、コンプレックスも高く、誰かに頼られていないと自分自身の存在意義を失うような存在となってる。
 そんなマウイに対して、モアナは上手くコントロールをする女性として描かれる。海に愛されている彼女自身も、普通の人間よりはいろんな事が出来る。でも、そんな力はマウイに敵うはずははないし、自分一人で世界を救うほどの力もない。だからこそモアナはマウイをおだてたり脅したりして操縦して世界を救う必要があるのだ。それを意識的に行えるのがモアナという女の子である。
 それが他のディズニーヒロインには無いモアナの特徴的な性格だと言えるだろう。
 単純に肩肘張って男性と肩を並べようというのではなく、力量というものをちゃんと見据え、必要なところではちゃんと男を使い、ほしいものをちゃんと手に入れることが出来る。現実に即して考えてみると、本当にリアリティのあるプリンセスに仕上がったものである。
 悪い言い方を許してもらえれば、モアナとは、
“妻”として最も正しい力の使い方が出来る女性と言えよう。

 それに、ちゃんと上手く男性を使うことによって自分だけで無く、部族の進歩も促しているし、そんな意味では極めてしたたかで、母なる女性であると言えるだろう。
プリンセスと魔法のキス 2009
2009米アカデミー歌曲賞、長編アニメ賞
2009ゴールデン・グローブアニメーション作品賞
2009放送映画批評家協会歌曲賞、音楽賞、長編アニメ賞
<A> <楽>
ロン・クレメンツ(共)
ピーター・デル・ヴェッチョ
ジョン・ラセター
アギー・コー(製)
ロブ・エドワーズ(脚)
アニカ・ノニ・ローズ
ブルーノ・カンポス
ピーター・バートレット
キース・デヴィッド
ジェニファー・ルイス
マイケル=レオン・ウーリー
ジム・カミングス
ジェニファー・コディ
ジョン・グッドマン
テレンス・ハワード
オプラ・ウィンフリー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ヘラクレス 1997
<A> <楽>
ロン・クレメンツ(共)
アリス・デューイ
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ(製)
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
ボブ・ショウ
ドナルド・マッケナリー
アイリーン・メッキ(脚)
テイト・ドノヴァン
ジェームズ・ウッズ
ダニー・デヴィート
ジョシュア・キートン
スーザン・イーガン
ボブキャット・ゴールドスウェイト
マット・フルーワー
リップ・トーン
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
アラジン 1992
1992米アカデミー作曲賞、主題歌賞、音響効果編集賞、録音賞
1992
LA批評家協会ベスト・アニメーション賞
1992ゴールデン・グローブ音楽賞、歌曲賞、特別賞
<A> <楽>
ロン・クレメンツ(共)
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ(製)
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ(脚)
スコット・ウェインガー
リンダ・ラーキン
ロビン・ウィリアムズ
ギルバート・ゴットフリード
ジョナサン・フリーマン
フランク・ウェルカー
ダグラス・シール
ブルース・アドラー
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 砂漠の国に住む、貧乏ながら正義感にあふれた青年アラジン。今日も今日とて相棒の猿のアブーと共に強きをくじき、弱気を助けていたのだが、そのために警察に捕まえられてしまった。一方、力を求める邪悪な右大臣ジャーファーはそんなアラジンを使った計画を立て、それに巻き込まれたアラジンは命の危機をランプの精ジーニーに救われるのだった。
 
「千一夜物語」をベースとしたアニメ作品と言えば…「シャザーン」とか(「ぱぱらぱ〜」)「シンドバッドの冒険」とか…年齢が知られる(^^;。とにかく、「千一夜物語」はスペクタクル的派手さを持ちつつも物語の質が高いため、よく映画化される題材だが、大概エキゾチックな雰囲気ばかりが強調される傾向にあるのが悲しい。
 で、
「アラジンと魔法のランプ」を題材としたこの作品は見事なほどに思っていた通り。しかも悪い方向に見事に合致していた。オリジナルの良さをずたずたにしてディズニー調のステロタイプな物語にしてしまうとは、なんと言うことをしてくれたんだ。
 ステロタイプが悪いとは言わないんだが、この題材を使ってアメリカ的正義を振りかざすなど、
とても正気の沙汰とは思えない。まあ、アメリカ人に見せるための作品だから、それで仕方ないのだろうが、これは決して「アラジン」ではない。
 
「千一夜物語」はイスラム世界の物語。ところが見事にイスラム教の最も大切な部分が消えてしまっているのは致命的。これじゃまるで多神教の世界観。よくイスラム圏の人たちがこれ観て怒らないもんだ。
 あくまで一神教を貫き、魔神(ジーニー)でさえ唯一の神(アッラー)に仕えるのがイスラームの世界観。王(スルタン)は神から地上の全権委任された存在なので、地上のあらゆるものは王の命令を聞かねばならないし(特に神に仕える意識が強いジーニーは、それがたとえどんなに情けなくとも自分の能力が許す限りは王に仕えねばならない)、神に仕えると言う意識なしに自分の欲望もあり得ないのがイスラームの世界観。王に反逆すると言うこと自体が「千一夜物語」の概念の中にはない。

 本作は、後に公開されることになる20年越しのリチャード=ウィリアムズによる大作『アラビアン・ナイト』(ここでのナイトはknight)の強い影響下におかれた作品だが、出来の方は…

 ただ、一応そう言う世界観を無視さえすれば、アニメーションの質は高いし、展開もスピーディ。声優に至っては言うに及ばず。その意味では面白いとも言えるんだが…
 もし贅沢が言えるなら、押井守にこれだけの予算と人員を上げて映画作らせてくれればなあ。

ページトップへ