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タイトル | |||||||||||||||||||||||||||
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エド・ゲイン In the Light of the Moon |
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ウィスコンシン州プレインフィールドに生まれたエド=ゲイン(レイルズバック)は、兄と共に厳格な母の躾を受けて育った。常軌を逸した母親のしつけのため、母と兄の死後、一人暮らしを始めたエドは異常な性癖に陥るようになっていく… 実在の殺人鬼エド=ゲインをモデルにした作品。この人物はいたく映画人の興味を引くらしく、これまでにも様々な形で映画化されてきた。サスペンス仕立てにした『サイコ』(1960)が最も有名だが、他にも『羊たちの沈黙』(1990)もあるし、ホラー仕立てにした『悪魔のいけにえ』(1979)もある。しかもそれぞれが単独で広がりを持つようになっている。よほどこの人物は映画人の創作意欲をそそるらしい。 そんな男の真実の姿を描こうと言うことで製作されたのが本作なのだが… はっきり言ってしまって、「うげっ」の世界である。私は結構マイナー系の映画が好きで、それなりに精神的に来る作品もこなしてきたけど…いや、むしろだからこそこれは無茶苦茶精神に来た。 本作はグロ系映画ではない。それなりに残酷描写もあることはあるけど、むしろこれは妙にいやあな想像をかき立てられてしまうと言う、精神的な部分で気持ち悪さを演出する作品で、その意味では成功したと言っても良いんだけど、観てる側はたまったもんじゃない。 特に本作は妙に食事シーンが多く、一体何をこいつは喰ってるんだろう?とか考えてしまうと、もう駄目。普通の食事シーンでさえ気持ち悪くなってしまう。夜中のダンスシーンなんかも異常を極めてる。 しかもストーリーは極めて淡々と進んでいき、ゲインが目を付けた女性が次々と失踪。その後裸で釣り下げられてたりする訳で(しかも肉体の一部が切除されて)、これを淡々と描くって事自体が怖すぎる。盛り上がりもなく、ほんとうに「これで良いの?」で物語も終わる。見終わった後、本当に嫌な気分にさせてくれた。はっきり言ってしまって、脚本は無茶苦茶悪い。 多分それが狙いだったのだとは思うのだが…それに見合うだけの演技をレイルズバックがしているだけになあ。マジで向こうの世界にイッちまってるぞ。こいつは。その演技を活かせなかったのが残念っていうか、勿体ない。 母親の影響で強いトラウマを持ってるってのは割とありがちなので、もうちょっとそっちは考えて欲しかった。殺人に意味を持たせるのに、全部母親の責任にしてしまっては興ざめもいいところ。むしろ理由なしに狂気を演出してみろって。『復讐するは我にあり』(1979)とか、むしろ邦画の方が良い演出があるのも多い。 |
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