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_(書籍) _(書籍) |
2020 | ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! 監督 | ||||||||
2019 | |||||||||
2018 |
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2017 | |||||||||
2016 | |||||||||
2015 |
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2014 | |||||||||
2013 | REDリターンズ 監督 | ||||||||
バレット・オブ・ラヴ 製作総指揮 | |||||||||
2012 | |||||||||
2011 | |||||||||
2010 |
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2009 | |||||||||
2008 | |||||||||
2007 | |||||||||
2006 | |||||||||
2005 | ディック&ジェーン 復讐は最高! 監督 | ||||||||
2004 | |||||||||
2003 | |||||||||
2002 | 名探偵 Mr.モンク 監督 | ||||||||
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2001 |
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2000 | |||||||||
1999 | ATF/特別犯罪捜査局 監督・製作総指揮 | ||||||||
ギャラクシー・クエスト 監督 | |||||||||
1998 | 100万回のウィンク 監督 | ||||||||
1997 | |||||||||
1996 | |||||||||
1995 |
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1994 | |||||||||
1993 | |||||||||
1992 | |||||||||
1991 | |||||||||
1990 | 仕組まれた男 監督 | ||||||||
1989 | |||||||||
1988 | |||||||||
1987 | |||||||||
1986 | |||||||||
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1981 | |||||||||
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1901 |
ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! Bill & Ted Face the Music |
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2020年。“ワイルド・スタリオンズ”として今も活動するビルとテッドだったが、一時期上がった人気もすっかり下がってしまい、今や応援してくれるのは家族だけになってしまった。そんな2人の前に、かつて二人にタイムマシンを与えたルーファスの娘が現れ、あと77分25秒で曲を完成させなければ世界は消滅すると告げる。そんな短時間で世界を救う曲など作れないと、二人はタイムマシンを使って未来の自分たちを頼ることにする。一方ビルとテッドの窮地と世界の危機を知った娘たちも、父親たちを救うべくタイムトラベルの大冒険へと繰り出すのだった。 『ビルとテッドの大冒険』(1989)、『ビルとテッドの地獄旅行』(1991)に続くシリーズ三作目。しかし年代を見れば分かるとおり、二作目からなんと30年ぶりの続編である。よくぞここまで企画を持ち続けたものだ。 この間に(『ミュータント・フリークス』(1993)という共演作があったが)リーヴスは数々の当たり役をものにし、ハリウッドを代表する俳優の一人になっていた。ただ本人はこのシリーズに思い入れが強かったようで、本作もリーヴス本人が希望していたから実現したとのこと。それが叶ったことは何より。 1作目、2作目を経て、30年が経過しての本作の特徴は、初めて“危機感”を演出したことだろう。先の二作は基本的に脳天気な二人が好き放題やるだけで物語が進んでいたが、二人は中年になっても音楽から離れることもなく、売れなくなってもあがき続ける。日常そのものがプレッシャーになってしまった。お陰で完全に中年男の悲哀の話になってしまったが、実はそれが本作の一番の味とも言える。切実感が違うし、何をして良いのか分からないけど、とにかくがむしゃらにあがく姿がリアルでよろしい。世界を救う曲を探しに未来へ未来へと向かって、そこにいる自分と合うが、未来の自分たちも全て迷走しっぱなしで、数年のスパンで全く違った姿になってるのがなんとも笑える。リアルというか、一作目当時と今の自分自身の姿の変化を考えると、身に迫ったリアリティを感じてしんみりしてしまう。 とはいえ、基本はコメディであり、父親が動けない分、二人の娘達が頑張ってる。彼女たちがいろんな時間軸に行って連れてきた音楽家たちがセッションを起こすことで物語は佳境に入る。この二人のポジティブシンキングさはまさにかつてのビルとテッドと同じで、ここだけ旧作っぽさが出て微笑ましいのだが、彼女たちがやっていることは父達がやっていたことと質的に違う。 父親達がやっていたことは、基本的に自分たちのためであり、世界が狭かったのだ。ビルとテッドの二人が音楽を続ければ世界は救われる。だから自分たちだけを見ていれば良かった。しかし今回は世界を救うための明確な活動で、自分の問題ではない。むしろ父親のしていることの遥かに上の次元で活動していた。 結局その二人に感化される形でビルとテッドが世界を救う音楽を見いだすことが本作の肝である。 一作目、二作目を通して明かされず、本作を通して求めていた本物の音楽とは何か。 それは全ての時代全ての人物によるセッションだった。音を出せる人は全員音楽を奏で、それが出来ない人は声援で応える。時間を越えて全ての人が行うこと。その中心にいるのがビルとテッドだったということだ。 意外なオチだったが、同時に見事なオチでもあった。これぞSFマインド。 それにこれって80年代の音楽シーンを知ってる人にとってはとても懐かしく、共感できるものでもある。 そう。私達は1984年のバンド・エイド。1985年のライヴエイド(『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でそのステージが再現される)、USAフォーアフリカによる「We are The World」を知っている世代。そこで「世界は一つ」というスローガンに感動した世代でもある。 この世代の人間にはこれは心まで響く。 今の時代にこれをよく作った!というか、今の時代だからこそこれが重要なんだ。 ストーリーの荒唐無稽さや矛盾やどうしようもなさを全部越えて、ラストシーンはマジで心が震えた気がした。 あのラストシーンを見せてくれた。正直これだけで本作は充分である。 |
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REDリターンズ | |||||||||||||||||||||||||||
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ギャラクシー・クエスト 1999 | |||||||||||||||||||||||||||
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放送打ち切りから20年を経てはいるが、今も熱狂的なファンを持つSF番組『ギャラクシー・クエスト』。今日もファン集会が開かれていた。だが、かつて『ギャラクシー・クエスト』のタガード船長役のマイケル=ネズミス(アレン)の前に奇妙な4人組が現れ、“自分たちの星を侵略者から守って欲しい”と助けを求めてきた。最初は冗談と思った出演者たちだったが、彼らは本当の異星人で、TVでの彼らの活躍を本物と思い込み番組そのままの宇宙船も用意していた… 「スタートレック 宇宙大作戦」のオマージュが詰まった作品で、ほんまもののトレッキーが作った。と言うのがよく分かり、微笑ましいが、物語そのものは決してパロディの域に留まるものではなく、骨太なストーリー展開を見せてくれている。ドリーム・ワークスも味な真似をする。 本物の戦いに放り込まれてしまった素人が、過剰な期待に応えるべく奮闘する内に、本物のヒーローへと変わっていくと言うのは、SF作品のストーリーとしては王道だが、この作品においては、出演者全員がかつての自分たちの役割を熟知しているのが特徴で、会話の中でも「何話ではこうしただろう」とか、痴話話とかが時折出たりして、とにかく笑わせてもらえる。特に「俺には名字が無いじゃないか。名字がない奴って必ず死ぬ事になってる」と叫んだのは笑った(TV版「スタートレック 宇宙大作戦」は兎角エンタープライズ号の乗組員がよく死ぬが、そいつらは必ず名字がない)。他にもテレビに出たからと言うだけの理由で迷路のようになってる船内とか。ストーリーを熟知しているオタク少年に船の構造を聞いてたりと、ファンへのサービスも忘れてない。 ところで金髪&若作りで全然気付かなかったけど、マディソン中尉役がシガーニー=ウィーヴァーだとラストで知って仰け反ったぞ。劇中全然気付んかった。 兎に角これだけは言いたい。「トレッキーよ、これを観ろ!」。 |