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1953 | 3'17 パリで誕生 |
TAXi(3) 2003 | |||||||||||||||||||||||||||
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相変わらず愛車のプジョー406を駆って暴走を続けるダニエル(ナセリ)だったが、生活は相変わらず車中心で、恋人のリリー(コティヤール)は家を出てしまう。一方、夏から出没するサンタ強盗に手を焼くエミリアン(ディフェンタール)は妻ペトラ(ベルイ)の妊娠にも気付かないまま。三度顔を合わせた二人はサンタ強盗の調査を早速開始するのだが… 暴走タクシーを描く本シリーズも既に3本目。馬鹿に徹した1作目、2作目と較べると、ギャグのセンスはやはり落ちてるな。ディフェンタールが格好良くなり過ぎだよ。この人は冴えないからこそ、面白いのに。結局その役割は署長が受け持ったわけだが、それも上滑り。馬鹿なだけ。 更に雪上でのカー・チェイスもやっぱり遅いんだよな。 結局シリーズ人気だけで持ってきただけってところだな。 そうそう。オープニングだけは良かった。一瞬『YAMAKASI ヤマカシ』(2001)との競演?とか思わされたし、スタローンも、こういう役だと映える。 |
花咲ける騎士道 2003 | |||||||||||||||||||||||||||
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18世紀のフランス。長く続く戦争に国民は疲弊しており、募兵に応じる男も少なくなっていた。そんな時、変装した募兵官の娘アドリーヌ(クルス)に、「おまえは王女と結婚する」という偽予言を吹き込まれたファンファン(ペレーズ)は一躍募兵に応じる。しかも連隊に向かう途中で本物の王女と出会って、その危機を救ったファンファン。ここから彼の冒険が始まった。 本作は歴史を扱ったコメディ作品で、一つのことに思い詰めると後先考えない、まるで『うる星やつら』の諸星あたるのような男が主人公のお話。一種のおとぎ話みたいなものだが、とにかく楽しい一本。 1952年に製作された『花咲ける騎士道』のリメイク作で、物語はオリジナルに準じているが、オリジナル版のジェラール=フィリップの存在感は流石に無理。それで本作はオリジナルよりもストーリー重視と、ヒロインの活躍の方にかなり重点が行っているのが特徴。特に後半になると凛々しく自分の信念に従って大活躍するアドリーヌの姿の方が主人公のファンファンよりも遙かにキャラ立ちしていた。クルス自身がそう言うキャラだから(ファンだし)。そう言う形で中心となるキャラクタを分散させることで、物語の味わいはオリジナルよりも上がっているかも知れない(それでもこれ単体で観るなら、やっぱり軽すぎると見られるのだろうな)。 ラストをあっけなく終わらせるのではなく、しっかり見せ場を作ってアクションシーンを入れたのは、オリジナルに思い入れが高い分ちょっと残念だが、普通の映画として観る分には面白いので充分及第点。 単体で観ても面白いが、改めて本作を観ると、オリジナルの凄さというのが改めて分かる。映画にはこんな楽しみ方もある。 |
WASABI 2001 | |||||||||||||||||||||||||||
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強引な捜査を繰り返し、次々と犯人を検挙していくパリ警察の問題刑事ユベール(レノ)。その強引さがたたり休職を命じられた彼のもとに東京から1本の電話が入った。それは、彼が生涯でただ1人愛し、そして彼の元から去っていった女性、ミコの死の報せだった。彼女の遺言に従いユベールは19年ぶりに日本へ向かう。しかし、日本で彼を待っていたのは、謎の美少女YUMI(広末涼子)。そして彼女の周りに漂うきな臭い匂いだった。YUMIを守るため、ユベールは戦う。 ジャン・レノが渋いが、基調はコミカル。このタイプは監督のリュック・ベッソンお得意のアクション映画。 今回大部分を日本でロケし、広末涼子をヒロインに選んだことで日本では有名になった映画である。この監督はすごい日本びいきだが、とうとうここまでやってしまうか。久々にレノとベッソンのタッグ作品でもある(ベッソンがレノと組んだ3作品は全部好み)。だけど、最近のベッソン作品は今ひとつ小粒と言う感じだったので、半分期待、半分失望覚悟で観に行く。 それで出来だが、やっぱり小粒。面白くはあるけど、だから何なの、と言った感じか。ジャン=レノ若しくは広末涼子ファンなら観ておいて損はないだろうし、手堅くはまとまっているが、ごくごく普通の楽しいアクション映画。レノの使い方もオーソドックスっぽい。カメラワークも最近では珍しくなくなった使い方だし、まあ及第点。と言うところ。 この作品は劇場で観るよりビデオかなんかの方が似合う。ただし広末涼子のフランス語は重要なので、吹き替え版は不可。 当たり前だが、本作の製作はフランス資本。多くの日本人映画人が動員されたそうだが、撮影そのものよりもその贅沢な金の遣い方に驚いたそうである。フィルムの無駄を極限まで減らす日本方式とは全く違い、映画人は大いに刺激を受けたのだとか…だからといって予算の都合上、邦画のフィルム使用量はあんまり変わらないけど。 |
TAXi2 2000 | |||||||||||||||||||||||||||
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スピード狂のタクシー運転手ダニエル(ナセリ)は、ひょんなことから日仏サミットのために来仏した日本の防衛庁長官の運転手に抜擢された。しかし移送中に謎のテロリスト集団に長官を誘拐されてしまった!日本から来たヤクザ軍団にさらわれた長官を探すため、ダニエルは再びエミリアン(ディーファンタール)と組み、マルセイユからパリへと愛車プジョーで駆けめぐる。 前回の『TAXi』(1997)が完全な馬鹿映画で、どうせこれもそうだろうと思っていたが、大きく間違っていた。 前回にも増してとんでもない馬鹿な映画に仕上がっていた!もはや映画とも言えないが、笑えたから良いか。車が空を飛ぶなんて…「ウルトラセブン」か? 脚本を書いたリュック・ベッソンは親日で知られるが(本人も認めてるが、いわゆる自分はオタクなのだそうだ。意味分かって言ってるのかね?)、「コニシュワー」とか…フランス映画で良くここまで日本語が飛び交わしたものだ。しかし、何故ニンジャなの?明らかに時代錯誤の髪型をした催眠術師(あれはどう見ても清時代の中国)。観ててちょっと頭痛くなった。 一応。前作で徹底的に足りなかったものは何か。それはお色気だった。今回は元スーパー・モデルのコティヤールというバイ・プレイヤーを配することで見事にそれに応えてくれた。それにしてもパンツ穿いてない姿でああ言った立ち回りをやらせるなんて… この作品を真面目に観ようとしては、その時点で負け。このノリに乗れるかどうかで評価も変わるだろう。 |