ヘルボーイ |
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マット・オトゥール
レス・ウェルドン
ヤリフ・ラーナー
フィリップ・ウェストグレン
カール・ハンプ
ローレンス・ゴードン
ロイド・レヴィン
マイク・リチャードソン(製)
ラティ・グロブマン
クリスタ・キャンベル
ジェフリー・グリーンスタイン
アヴィ・ラーナー
トレヴァー・ショート
ジョン・トンプソン
マイク・ミニョーラ
マーク・ヘルウィグ(脚)
デヴィッド・ハーバー
イアン・マクシェーン
ミラ・ジョヴォヴィッチ
ダニエル・デイ・キム
サッシャ・レイン
トーマス・ヘイデン・チャーチ
アリスター・ペトリ
ブライアン・グリーソン |
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★★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
3 |
3 |
4 |
2 |
3 |
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かつて地獄の王の子として地球に連れてこられたヘルボーイ(グロブマン)は、幾多の差別を受けながら成長し、今は超常現象調査防衛局(BRPD)のエージェントとして活動していた。そんなある時、英国中を荒らし回っている人食い巨人を退治せよとの指令が下る。そこでヘルボーイは暗黒時代に封印されたブラッドクイーンが1500年の眠りから覚めたことを知る。
アメリカンコミック「ヘルボーイ」の映画化作品。本作はかつてデル・トロ監督によって制作されたヘルボーイ(2004)の前史にあたり、全く別な物語という訳ではなく、丁寧につながっている。
「ヘルボーイ」は他のヒーローもののコミックと較べるとひとつ違いがある。作家性を大切にするダークホースコミックスから出版されたため、基本的に本シリーズはマイク・ミニョーラという一人の作家によって書き続けられている。そのため一貫性のある物語と、基本的に並行世界であるアナザーバースが存在しない。映画にもなる人気シリーズとしては結構珍しい。
あと主人公が悪魔と言うことでダークファンタジー性を増し、中二病ヤングアダルト向けの作品になっていることだろうか。今から思うといかにもデル・トロが好きそうな素材だった。
本作はデル・トロ版の前史となってはいるが、それは単純にデル・トロ版にいた仲間がおらずヘルボーイが一人で活躍すると言うだけで、なんら物語に影響を与えていない。
一応トピックとしては、デル・トロ版では明かされてなかったヘルボーイがこの世に生まれた目的は分かったことくらい。ヘルボーイの存在自体が魔を地上に呼び出すことになり、このままヘルボーイが地上に居続けたらいつかは地球を滅ぼすことになる。しかし地獄から這い上がってくる悪魔を封じるのはヘルボーイがいなければならないというややこしい立場にある事が分かったくらいか。
物語・演出において作品自体はこれと言った目立ったところはないものの、ツッコミどころが見当たらないし、かなり丁寧に作った作品だとは分かる。ただ、これは逆にほとんど記憶に残らないということでもある。ディセントであれだけ尖ったものを作ったマーシャル監督なのに、平均的なもの作ってどうする? |
製作年 |
2019 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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