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_(書籍) _(書籍) |
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| 2024 | ||||||||
| 2023 | ||||||||
| ヴィレッジ 監督・脚本 | ||||||||
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| 2022 | MIRRORLIAR FILMS Season4 監督 | |||||||
| 生きててごめんなさい 製作 | ||||||||
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| 2021 | 余命10年 監督 | |||||||
| 攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争 監督 | ||||||||
| DIVOC-12 監督 | ||||||||
| ヤクザと家族 The Family 監督・脚本 | ||||||||
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| 2020 | 宇宙でいちばんあかるい屋根 監督・脚本 | |||||||
| 藤井道人監督 初期短編作品集 監督・脚本 | ||||||||
| 2019 | 新聞記者 監督 | |||||||
| 今日、帰ります。 監督・脚本協力 | ||||||||
| LAPSE ラプス 製作 | ||||||||
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| 2018 | デイアンドナイト 監督・脚本 | |||||||
| 青の帰り道 監督・脚本 | ||||||||
| 悪魔 監督 | ||||||||
| 2017 | 光と血 監督・製作・脚本 | |||||||
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| 2016 | 全員、片想い/嘘つきの恋 監督 | |||||||
| 全員、片想い 監督 | ||||||||
| 望郷 監督 | ||||||||
| 美女捨山 製作総指揮 | ||||||||
| 2015 | 7s [セブンス] 監督・脚本 | |||||||
| TOKYO CITY GIRL 監督・製作 | ||||||||
| 2014 | SHORT MOVIE CRASH 2nd Crash 監督 | |||||||
| 幻肢 監督・脚本 | ||||||||
| けむりの街の、より善き未来は 監督・脚本・編集 | ||||||||
| 2013 | オー!ファーザー 監督・脚本 | |||||||
| SHAKE HANDS 監督 | ||||||||
| SHORT MOVIE CRASH 2013 1st Crash 監督 | ||||||||
| 裁きの悪 製作総指揮 | ||||||||
| 2012 | ||||||||
| 2011 | ||||||||
| 2010 | ||||||||
| 2009 | 姫 一人の少女の物語 監督 | |||||||
| 2008 | ||||||||
| 2007 | ||||||||
| 2006 | ||||||||
| 2005 | ||||||||
| 2004 | ||||||||
| 2003 | ||||||||
| 2002 | ||||||||
| 2001 | ||||||||
| 2000 | ||||||||
| 1999 | ||||||||
| 1998 | ||||||||
| 1997 | ||||||||
| 1996 | ||||||||
| 1995 | ||||||||
| 1994 | ||||||||
| 1993 | ||||||||
| 1992 | ||||||||
| 1991 | ||||||||
| 1990 | ||||||||
| 1989 | ||||||||
| 1988 | ||||||||
| 1987 | ||||||||
| 1986 | 8'14 東京で誕生 | |||||||
| ヴィレッジ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 山間の小さな集落のある霞門村。伝統の“薪能”を大切に守り、村人みんなが誇りに思う村であると同時に、村を牛耳る大橋家の肝いりでゴミの最終処分場が作られ、村人の大半がそこで働いていた。村で生まれ育ち処分場で働く片山優(横浜流星)は、父親が起こした事件のため犯罪者の息子と蔑まれ、母親の借金の支払いに追われるだけの辛い日々を送っていた。そんな時、中学生の頃の初恋の人幼馴染の中井美咲(黒木華)が東京から村に戻ってきて役場で働き始めた。実は優のことが好きだったという美咲と付き合い始め、更に処分場社長の大橋修作から責任者に抜擢され出世したお陰でやっと優にも楽しい日々がやってきた。 今やすっかり見なくなってしまった社会派監督で、今も元気に活動中の藤井監督が監督した作品。本作のテーマは田舎に蔓延る問題がメインで、田舎が直面している現実に目を向けた作品になってる。 今最も熱い男優横浜流星を主人公に、周囲をベテラン実力派俳優で固めたドラマで、キャスティングにも相当力が入っているし、ドラマとしてはきちんとしていた。重いながら見所もある。 実際日本の問題として、田舎が都会の「臭いものに蓋をする」出汁に使われる現実と、田舎の人間の恋人間関係の中で、不正がどう見逃されるのかなど、色々チャレンジがあるのは認める。 ただ、好みで言えば、残念ながら合わなかった。 最大の原因は、この村がどこにあるのか分からないということ。 こう言う作品の場合、田舎あるあるを出すことが多いが、ちゃんと場所を設定して、その場所ならではのネタが欲しいところで、これが上手い作品は文句なしに高得点を入れる傾向がある。古いものだと『祭りの準備』(1975)の高知とか『遠雷』(1981)の栃木とか。近年だと『ビジランテ』(2017)の埼玉とか。そこに住んでいたら分かるネタが満載な作品こそが面白いのだ。 それに対して本作は、場所が全く分からないため、どこでもない場所でのファンタジーになってしまった。折角能が盛んという設定があるのに、それってどこ?その時点で本作の評価は低くなる。設定が共感出来ないために、物語も今ひとつ入り込めず。 結局役者の演技だけで評価される作品になってしまった。 |
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| 新聞記者 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 社会正義のために鋭い質問を政治家に繰り返して記者クラブからも厄介者扱いされている新聞記者吉岡エリカ(シム・ウンギョン)は上司から大学新設計画に関する調査を任される。そこで内閣府の神崎という人物が某かの不正を行っていたらしいことを突き止める。だがその直後に当の神崎が自殺してしまう。責任を感じたエリカは、今度は神崎の部下であった杉原拓海(松阪桃李)という男に接触する。恩のある神崎の死に不審を覚えていた杉原は、最初押し切られる形で渋々協力していく。 2018年には低予算ながら大ヒットを記録したカメラを止めるな!(2018)があったが、2019年にも低予算作品で世間の話題をさらった作品が登場した。 既に若手実力者俳優として名高い松阪桃李が主演を務めることでも話題になったが、なにより内容が現代の日本政府をストレートに風刺しているところに特徴があり、映画界の良心といった褒められ方をしていた。 それは確かにその通り。現在の長期政権は長期ならではの弊害をもたらしている。多くの弊害の中で問題視されるのは、超法規的な人事というのがある。自分を後援してくれる人物ないしは組織に有利にことを運ぶようになっていた。一応これに関しては純粋に法的な意味ではギリギリ合法なのだが、ところどころギリギリを逸脱する部分もかあって、それが国会で常に問題視される。 そんな中、不正入札に焦点を当てた作品が作られたということだけで充分凄いことなのだ。勿論この内容はフィクションだが、明らかに狙った感があるし、インディーズとは言ってもよくこれが公開できたというだけで充分。 そしてよくこの作品に松阪桃李が出演したと言うのもある。今や若手俳優では頭一つ抜きん出てる松阪が着実にキャリアを積むならば、こんな冒険はすべきではないのだが、敢えて冒険に踏み切ったその姿勢には敬服する。そして松阪だからこそ評判と評価を得る事が出来たという事実がある。見事な起用だったし、それに乗った松阪の判断も正しかった。 ただ、だからと言って、映画として面白かったかと言われると、そこは評価できない。 会話中心に展開していく物語なのに、密談シーンが多いために会話多くがが小声でぼそぼそしたものとなってしまって聞き取りにくい。会話で緊張感を示さねばならないのに、それも不十分。そもそも演出もテレビドラマ程度で平板。物語の進行が遅いので退屈。悪人は悪人らしい表情を作るのでわかりやすい反面、半世紀前のステレオタイプな演技しかせず、キャラ描写も薄っぺらい。 もう一つ。杉原の自宅が都心を見下ろす高級マンションってのは違和感あり。国家公務員がこんなのに住んでるって、一体どんな稼ぎかたしてるんだと、妙な邪推が入る。 よく作ったとは思うけど、映画としてはかなり退屈。もうちょっとドラマ的演出を上げてほしい。映画的に快感度が高ければ本当に傑作になっていただけに勿体ない。 |
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