| 薄桜記 |
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三浦信夫(製)
伊藤大輔(脚) |
| 市川雷蔵 |
| 勝新太郎 |
| 真城千都世 |
| 三田登喜子 |
| 大和七海路 |
| 北原義郎 |
| 島田竜三 |
| 千葉敏郎 |
| 舟木洋一 |
| 伊沢一郎 |
| 須賀不二男 |
| 清水元 |
| 寺島雄作 |
| 加茂良子 |
| 浅野寿々子 |
| 浜世津子 |
| 香川良介 |
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| ★★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
| 3 |
5 |
5 |
3 |
4 |
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旗本の子息丹下典膳(市川雷蔵)は、まさに今高田馬場の決闘へ向かっていた中山安兵衛(勝新太郎)と知り合い、彼を決闘の場に向かわせる。しかし安兵衛を見逃したことで同門の知心流を見捨てる形になってしまい、師匠の知心斎に破門されてしまう。これを機に江戸を離れて仕官の場を求める典膳と、彼を慕いついてくる安兵衛。そんな中、かねてより言い交わしていた上杉家の家老の娘千春と祝言を挙げ、上杉家に入ることとなった。だが典膳と安兵衛に恨みを持つ知心流の生き残りが二人を狙っていた。
五味康祐原作の時代活劇の映画化作品。丹下典膳という実在の侍をモティーフに、当時の事件であった高田馬場の決闘や、後に起こるであろう忠臣蔵に登場するキャラクターも加えて描く一種のファンタジー作品。
本作はチャンバラを主体とした剣豪映画のようではあるのだが、美術的に大変優れた作品でもある。特にラストの典膳対多数の戦いは、映画史上最も優れたチャンバラシーンとも言われている。雪の舞うさなか、片手を失い地に伏しても尚戦い続けるのを引きで撮影するシーンは息を飲む美しさと言えよう。
主役を演じる市川雷蔵も本作が頂点とも言える凜々しさと、立ち居振る舞いは本当に見事。
実は典膳は後に隻腕の剣士として忠臣蔵にも登場する。ただし吉良上野介の用心棒として。忠臣蔵の赤穂浪士とは仇となるのだが、それを念頭に置いて本作を観ると味わいが増す。 |
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