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森一生

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
_(書籍)
1989 6'29 死去
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
狼 無頼控<TV> 監督
1972 座頭市御用旅 監督
木枯し紋次郎(1st、2nd)<TV> 監督
1971 若き日の講道館 監督
1970 皆殺しのスキャット 監督
あぶく銭 監督
忍びの衆 監督
1969 眠狂四郎 円月殺法 監督
四谷怪談 お岩の亡霊 監督
関東おんな悪名 監督
関東おんな極道 監督
出獄四十八時間 監督
1968 秘録おんな蔵 監督
鉄砲伝来記 監督
悪名十八番 監督
1967 ある殺し屋の鍵 監督
若親分兇状旅 監督
ある殺し屋 監督
あの試走車を狙え 監督
1966 兵隊やくざ 脱獄 監督
陸軍中野学校 雲一号指令 監督
忍びの者 新・霧隠才蔵 監督
大魔神逆襲 監督
1965 ほんだら剣法 監督
座頭市逆手斬り 監督
暴れ犬 監督
駿河遊侠伝 度胸がらす 監督
忍びの者 伊賀屋敷 監督
1964 博徒ざむらい 監督
悪名太鼓 監督
駿河遊侠伝 賭場荒し 監督
昨日消えた男 監督
ど根性物語 図太い奴 監督
1963 悪名波止場 監督
てんやわんや次郎長道中 監督
悪名市場 監督
破れ傘長庵 監督
新忍びの者 監督
1962 陽気な殿様 監督
続・座頭市物語 監督
江戸へ百七十里 監督
新悪名 監督
三代の盃 監督
化身 監督
1961 おけさ唄えば 監督
風と雲と砦 監督
新源氏物語 監督
怪談火喰鳥 監督
大菩薩峠 完結篇 監督
1960 忠直卿行状記 監督
続次郎長富士 監督
濡れ髪喧嘩旅 監督
不知火檢校 監督
1959 薄桜記 監督
次郎長富士 監督
若き日の信長 監督
人肌牡丹 監督
1958 人肌孔雀 監督
赤胴鈴之助 三つ目の鳥人 監督
1957 日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里 監督
稲妻街道 監督
万五郎天狗 監督
弥太郎笠 監督
朱雀門 監督
1956 銭形平次捕物控 人肌蜘蛛 監督
刑事部屋 監督
まらそん侍 監督
1955 俺は藤吉郎 監督
長崎の夜 監督
藤十郎の恋 監督
風雪講道館 監督
花ざかり男一代 監督
螢の光 監督
1954 緑の仲間 監督
知らずの弥太郎 監督
酔いどれ二刀流 監督
鯉名の銀平 監督
1953 銭形平次捕物控 金色の狼 監督
刺青殺人事件 監督
花の講道館 監督
絵本猿飛佐助 監督
銭形平次捕物控 からくり屋敷 監督
1952 腰抜け巌流島 監督
銭形平次捕物控 地獄の門 監督
荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻 監督
新やじきた道中 監督
1951 逢魔が辻の決闘 監督
花ある怒濤 監督
銭形平次 監督
阿修羅判官 監督
1950 ごろつき船 監督
私は狙われている 監督
1949 エノケン・笠置の極楽夫婦 監督
わたしの名は情婦 監督
紅蓮菩薩 監督
1948 山猫令嬢 監督
1947 生活の樹 監督
龍虎伝 監督
1939 お伊勢詣り 監督
1937 祇園の姉妹 助監督
1936 仇討膝栗毛 監督デビュー
1911 1'15 愛媛県松山で誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

座頭市御用旅 1972

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直居欽哉(脚)
勝新太郎
森繁久彌
酒井修
明石勤
大谷直子
岡本健
三国連太郎
高橋悦史
新条多美子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ23作
 旅の空で、襲われている娘を救った座頭市(勝新太郎)。だが女の持っていた二十両は奪われてしまい、しかも身重の女は、命と引き替えに市の手で出産を果たす。「野州・塩原の佐太郎」といういまわのきわに残した父親の名で市はその子の父親の元へと向かう。だが、その子の兄健太がそれを見ており、市を母親殺しとしてつけ狙うのだった…。
 流石に衰えたとは言え、定番のシリーズで更に森重久彌、三國連太郎と言った大物スターを起用したこともあって1972年邦画興行成績も10位と奮闘した作品。この時代になると前衛的な作品が多くなってきたので、安心出来るシリーズものがもてはやされていたのかとも思わされる。
 ただ、物語としてはどうだろうか?赤ん坊連れで旅をするというのは『座頭市血笑旅』(1964)で既にやっていたし、それに本作はあまりに話が行き当たりばったりすぎるし、大物スター共演とはいえ、人物描写が典型的すぎるのも気になる所。もはやここまで来ると、本作はお祭りの一種で、演出以外見せる部分が無くなってしまったのかも知れない。
 特化してるだけに演出の冴えは大変素晴らしい。ただ、それだけしか魅力がないのも本作の特徴と言えようか?
四谷怪談 お岩の亡霊 1969

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直居欽哉(脚)
佐藤慶
稲野和子
青山良彦
御影京子
小林昭二
沢村宗之助
浜村純
水上保広
木村元
花布辰男
伊達岳志
毛利郁子
寺島雄作
南部彰三
沖時男
真砂ちかこ
橘公子
近江輝子
南条新太郎
越川一
石原須磨男
芝田総二
岩田正
籔内武司
松田剛武
伊東義高
三藤頼枝
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
原作:鶴屋南北
 浪人身分の民谷伊右衛門は士官のため、伊勢屋に取り入るのだが、その娘に惚れられてしまう。そうなると邪魔となる自分の妻岩と息子をついには殺害に及ぶのだが…『東海道四谷怪談』の映画化。
 この作品の最大の特徴は伊右衛門を最初から悪人として描いていた点にある。そのため、佐藤慶はやや凶状持ちっぽい顔をしているし、やってることも計算尽くに見えて妙に穴が多いし。ややイメージとはずれてるな。
 でも、この作品で良いところはある。歌舞伎
『東海道四谷怪談』の肝とも言える戸板返しのシーンが克明に描かれている所。戸板にお岩と小平を打ち付け、それが沼から現れる所がしっかりと描かれているので、そこが嬉しい。でも、それ位かな?
 ラストは救いがない。
悪名十八番 1968

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依田義賢(脚)
勝新太郎
田宮二郎
安田道代
森光子
西村晃
藤田まこと
金田竜之助
芦屋小雁
京唄子
松枝錦治
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第14作
兵隊やくざ 脱獄 1966

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舟橋和郎(脚)
勝新太郎
田村高廣
小川真由美
田中邦衛
五味龍太郎
中谷一郎
島田竜三
草薙幸二郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第4作
 敵前逃亡の罪で奉天の陸軍刑務所に入れられてしまった有田(田村高廣)と大宮(勝新太郎)の二人は、ここでも脱走騒ぎを起こし、懲罰として今度はソ連国境送りとなってしまう。そこで刑務所でなにくれなく二人を助けてくれた沢村(田中邦衛)と再会する二人。
 勝新太郎、田村高廣コンビの第4作。物語はいつもの如く、前回の脱走失敗から始まって最前線送りになる二人という構図は全く変わらず。第三者を登場させ、その人物が殺された理由を探って上官をたたきのめすというのもオリジナル版である田中徳三監督の『続兵隊やくざ』(1965)とほぼストーリーラインは同じ。ただ、監督が違っているために個性が異なり、森監督らしさが良く表れた話になってる。
 森監督の個性というのは、キャラ立てにある。ストーリーがめちゃくちゃでも主人公をとにかく際立たせて描くことと、矢継ぎ早にアクションシーンを入れて怒濤の展開に巻き込んでいくこと。この作品でもそれをメインに、見応えのある話に仕上げられてはいる。友情に重きを置いた脚本も良い具合。
 ただ、プログラムピクチャーとして割り切った分、元々本作が持っていた反戦的、自由を求めるという基本構図から外れてしまってるのかな?
陸軍中野学校 雲一号指令 1966

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日下部一郎
長谷川公之(脚)
市川雷蔵
村松英子
加東大介
佐藤慶
仲村隆
中野誠也
戸浦六宏
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
忍びの者 続・霧隠才蔵 1966

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市川雷蔵
藤村志保
楠侑子
千波丈太郎
五味龍太郎
内田朝雄
田村高廣
佐々木孝丸
小沢栄太郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
忍びの者 続・霧隠才蔵(書籍)村山知義
シリーズ第7作
大魔神逆襲 1966

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黒田義之(特技)
吉田哲郎(脚)
二宮秀樹
堀井晋次
飯塚真英
長友宗之
山下洵一郎
仲村隆
安部徹
名和宏
北林谷栄
早川雄三
堀北幸夫
玉置一恵
浜田雄史
石原須磨男
南部彰三
守田学
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第3話
 隣国の荒川飛騨守(安部)により地獄谷で強制労働させられる父親を助けるため、魔神の山を越えようと旅立つ四人の少年。極寒の中で死を待つ友や父を助けようと願う少年の願いに応え、雪の中から大魔神が立ち上がる…
 大地、海ときて今度は雪山。しかし魔神像って一体日本にいくつあるんだろう?と思わされる作品だが、ストーリー的には前2作とは異なり、魔神像そのものはほとんど出てこず、ただ人を守るためだけに登場する(使い魔だった鷹がそれに当たるのか?)。勝手な想像だが、前2作は父親としての大魔神の姿が描かれていたのに対し、子供を慈しむ優しさを持った、母性的な大魔神を描こうとしたのかもしれない。
 魔神はいつも見守っているが、最後まで表舞台に出ることはなく、その代わりに使いの鷹が登場する。鷹を従えて仁王立ちする大魔神の姿は実に見栄えがする(実際大魔神の紹介などがテレビで放映されると、大概このシーンが登場する)
 この作品は少年達を主人公としている。明らかに
ターゲットを低年齢化させたのがわかるが、問題はその子役が兎に角演技下手なこと。観ていてあの演技はないだろう。と言う方に専ら関心が行ってしまい、作品を素直に楽しめなかったのは残念。仲間達が生きることを願って一人身を投げる少年の姿は、描きようによってはとても格好良くなっただろうけど、醒めた目で見てしまうと、嫌味にしか見えない。
 このシリーズ、僅か一年の内に三作が作られ、以降全く作られなくなったなんて実に惜しい。
ほんだら剣法 1965

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笠原良三(脚)
犬塚弘
藤田まこと
ハナ肇
本郷功次郎
藤村志保
明星雅子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
野村胡堂
座頭市逆手斬り 1965

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勝新太郎
藤山寛美
滝瑛子
明星雅子
石山健二郎
島田竜三
水原浩一
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ11作
 下倉で違法博打に参加した罪で捕まり、一晩入牢を余儀なくされる市(勝新太郎)は、同房になった若い男から、自分は無罪であり、自分の身の証を立ててくれる二人の親分と、妻に今の自分のことを知らせてくれるように頼む。関わり合いになることを嫌った市だが、運命は彼を混乱へと招く…。
 人気シリーズといえども、流石にここまで来てしまうと、最早プログラムピクチャー的な展開が目立つ。強引に市を混乱に巻き込んで、そこで身を守っている内に人助けをする。という単なるパターンへと落ち込んでしまっている。特にチャンバラものの早撮りで有名な森一生監督だけに、あまりにも手口が手慣れすぎていて、安心して観ることは出来ても、物語的に言うべきところは別段見つからない。
 キャスティングもややおとなしめだが、ここで登場した藤山寛美が一人で騒いでいて、そちらばかりが目立つ。舞台は銚子だというのに、何故関西弁でべらべらしゃべくり回すのか、その説明も一切無し。この人だけはキャラが立ってたのだが、もうちょっと扱いを細かくすべきだったんじゃないだろうか。
 とはいえ、シリーズが進むに連れてますます工夫が凝らされている殺陣に関しては見応え充分。今回は三下どもがわらわらと襲ってきて、それを全部斬り伏せたところから二重三重の罠が展開してくる。落とし穴は出てくるわ、網で市を絡め取ろうとするわ、いい加減疲れたところに浪人ものの群れは現れるわ、鉄砲まで出てくるわで、ここまで来ると市はほとんど怪獣。最後の方は奪った刀を左手で振り回す二刀流で立ち周りしていた。少なくともこれだけ長々と市の活躍が見られるところは評価すべきだろう。
 総じて言えば、
殺陣は素晴らしいが、それ以外に見るべき所がない作品とは言えるか。
悪名太鼓 1964

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藤本義一(脚)
勝新太郎
田宮二郎
朝丘雪路
若松和子
浜田ゆう子
見明凡太郎
芦屋雁之助
芦屋小雁
田端義夫
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第9作
悪名波止場 1963

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依田義賢(脚)
勝新太郎
田宮二郎
滝瑛子
水原弘
藤田まこと
藤原礼子
紺野ユカ
弓恵子
吉田義夫
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第7作
悪名市場 1963

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依田義賢(脚)
勝新太郎
田宮二郎
瑳峨三智子
芦屋雁之助
芦屋小雁
田中春男
松居茂美
藤田まこと
白木みのる
茶川一郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第6作
新・忍びの者 1963

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高岩肇(脚)
市川雷蔵
若尾文子
東野英治郎
成田純一郎
北原義郎
中村豊
杉田康
伊達三郎
細川ちか子
三島雅夫
嵐三右衛門
水原浩一
原聖四郎
南条新太郎
杉山昌三九
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
忍びの者〈2〉五右衛門釜煎り(書籍)村山知義
シリーズ第3作
陽気な殿様 1962

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市川雷蔵
坪内ミキ子
高田美和
宇津井健
小林勝彦
天知茂
藤原礼子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
陽気な殿様(書籍) 五味康祐
続・座頭市物語 1962

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犬塚稔(脚)
勝新太郎
水谷良重
万里昌代
城健三朗
中村豊
沢村宗之助
柳永二郎
伊達三郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第2作
 下総で喧嘩を売られたヤクザを叩き斬った市(勝新太郎)の前に片腕の浪人、渚の与四郎(若山富三郎)が現れ、喧嘩を解散させた。実は彼こそが市の実兄であったのだが、その後、一年前に死闘の末に斬った平手造酒の墓参りに来た市の前に、黒田組から派遣された最強の敵として現れるのだった…
 勝新太郎に東映スターで実兄の城健三朗(若山富三郎)をライバルキャラとして当てて話題となった作品。
 こう言ってはなんだが、『座頭市物語』(1962)が思わぬ大ヒットを飛ばしたため、用意もないまま早速続編を作ってみました。と言った感じ。いかにも間に合わせの作品で、物語自体の整合性がどうにもおかしくなってしまい、入り込めない部分が出てしまった。
 何より前作のライヴァル平手造酒役の天知茂が凄まじい虚無感を現した格好良さぶりだったのに、若山富三郎は、いくら渡世人っぽくしても、すっきりしすぎ顔は似てるものの、やっぱり随分兄弟では違ってるもんだな。だがそれは一方でそれに対する市の存在感がますます大きくなった。それがシリーズ化された理由だと思われる。
 それでも全般的に見る限り、決して悪い作品ではない。多少なりともこなれた座頭市の格好良さを堪能出来れば、それはそれで見所満載の作品とも言える。
 一作目の影響が強すぎて、それに倣おうとしたのが敗因だったかな?
逆に以降のシリーズでは市の格好良さを追求する方向性に走ったのだから、この作品はむしろ成功と言っても良いだろう
江戸へ百七十里 1962

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市川雷蔵
瑳峨三智子
中村鴈治郎
真城千都世
島田竜三
柳永二郎
五月みどり
荒木忍
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
江戸へ百七十里(書籍)山手樹一郎
新悪名 1962

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依田義賢(脚)
勝新太郎
田宮二郎
中村玉緒
浜田ゆう子
藤原礼子
万里昌代
須賀不二男
沢村宗之助
武智豊子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第3作
 復員し、故郷の八尾に帰ってきた朝吉(勝新太郎)。だが戦死したものと思われており、妻のお絹(中村玉緒)は別の男と結婚し、子まで儲けていた。すっかり落胆した朝吉は、最愛の舎弟貞(田宮二郎)の妻お照(藤原礼子)と共に闇市で雑炊屋を始めるのだが、そんな時にみかじめ料を取りに来た男は、貞の弟でアメリカかぶれの清次(田宮二郎)だった…
 シリーズ第3作。前二作で朝吉と貞の名コンビぶりを見せていたが、前作『続悪名』(1961)で貞が死んでしまい、
どうやって続けるか?と思ったら、今度は貞の弟登場というベタベタの話になってしまった。

 それでも貞と清次は性格が全く異なり、軽すぎる雰囲気の清次が、逆に新しい魅力にもなっていた。まだこの時点では単に軽いだけのキャラだが、それでも芯はしっかりしてるようで、最後の最後にちゃんと見せ場を作っているのが良い。朝吉と一心同体と言った感じの貞とは又違った魅力はあり。
 とりあえずこの3作目までは時代と密着した設定で、本作は敗戦後の日本をテーマに、農地改革やら闇市やらを登場させて、そこに飲み込まれた人間達の悲劇と、それをはねのける底力が描かれていて、戦後作品としてはきちんとした構造を取った物語になってる。
 前二作とは違った物語として観るなら、充分に楽しめる話とは言えるだろう。
風と雲と砦 1961

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八住利雄(脚)
勝新太郎
三田村元
水谷良重
小林勝彦
近藤美恵子
江波杏子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
風と雲と砦(書籍)井上靖
怪談蚊喰鳥 1961

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橋本忍(監修)
国弘威雄(脚)
船越英二
中田康子
小林勝彦
丹羽又三郎
丸凡太
山本弘子
村田扶実子
寺島雄作
水原浩一
松岡良樹
和田房子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
原作:宇野信夫
大菩薩峠 完結篇 1961

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衣笠貞之助(脚)
市川雷蔵
中村玉緒
本郷功次郎
小林勝彦
近藤美恵子
三田村元
丹羽又三郎
見明凡太朗
阿井美千子
矢島ひろ子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
大菩薩峠1(書籍)1011121314151617181920 中里介山
忠直卿行状記 1960

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八尋不二(脚)
市川雷蔵
小林勝彦
山内敬子
丹羽又三郎
林成年
浦路洋子
三田登喜子
藤原礼子
中村鴈治郎
水谷八重子
千葉敏郎
加茂良子
清水元
荒木忍
須賀不二男
稲葉義男
石黒達也
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
藤十郎の恋・忠直卿行状記(書籍)菊池寛
続次郎長富士

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三浦信夫(製)
八尋不二(脚)
長谷川一夫
市川雷蔵
勝新太郎
本郷功次郎
月田昌也
根上淳
北原義郎
鶴見丈二
林成年
舟木洋一
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
薄桜記 1959

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伊藤大輔(脚)
市川雷蔵
勝新太郎
真城千都世
三田登喜子
大和七海路
北原義郎
島田竜三
千葉敏郎
舟木洋一
伊沢一郎
須賀不二男
清水元
寺島雄作
加茂良子
浅野寿々子
浜世津子
香川良介
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
薄桜記(書籍)五味康祐
 愛に生き、武士道を貫く男の神々しさを見事に描いた。
次郎長富士 1959

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三浦信夫(製)
八尋不二(脚)
長谷川一夫
市川雷蔵
京マチ子
若尾文子
山本富士子
勝新太郎
根上淳
鶴見丈二
本郷功次郎
船越英二
黒川弥太郎
中村玉緒
林成年
品川隆二
滝沢修
小堀阿吉雄
清水元
伊沢一郎
本郷秀雄
杉山昌三九
荒木忍
香川良介
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
若き日の信長 1959

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八尋不二(脚)
市川雷蔵
金田一敦子
青山京子
高松英郎
北原義郎
舟木洋一
月田昌也
松本幸四郎
小沢栄太郎
伊沢一郎
佐々木孝丸
村瀬幸子
万代峰子
浜世津子
清水元
荒木忍
香川良介
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
若き日の信長―戯曲集(書籍)大仏次郎
赤胴鈴之助 三つ目の鳥人 1958

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岡本繁男
松村正温(脚)
梅若正二
近藤美恵子
姿美千子
林成年
中村玉緒
黒川弥太郎
月田昌也
横山エンタツ
光岡竜三郎
尾上栄五郎
太田博之
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
赤胴鈴之助(コミック)武内つなよし
シリーズ第7作
朱雀門 1957

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八尋不二(脚)
市川雷蔵
若尾文子
山本富士子
夏目俊二
東野英治郎
小沢栄
舟木洋一
柳永二郎
三宅邦子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
皇女和の宮(書籍)川口松太郎
 幕末。陰陽師の占いにより師の宮こと有栖川宮熾仁(市川雷蔵)と婚約者となった皇女和の宮(若尾文子)は18歳を迎え、結婚を心待ちにしていたのだが、公武合体を画策する幕府は和の宮の将軍家茂への降嫁を実現させてしまう。和の宮と侍女の夕秀(山本富士子)は二人で京都へと逃げようとするのだが…
 幕末の激動の時代を舞台とし、陰陽師や呪術なども絡めて描く一台叙事詩。とはいえ、完全に女性主体で作ったためか、やってることは結構ドロドロの三角関係だったりするのだが…
 まさに当時旬のキャラを起用しただけに、人間同士の絡みなどは大変素晴らしいのだが、やや設定が複雑すぎたきらいはあり。話の展開が結構掴みにくいし、特に師の宮役の市川雷蔵が突然色々な場所で登場したりして、前後関係の脈絡があんまりよく分からない。
 大映時代劇の特徴はワンフレームで人物を撮り、カメラ・ワークを使わない所に特徴があるが、この作品はその真骨頂。画面の一つ一つが見事なアングルで形作られ、その中で当代一流スターが緊張感溢れる演技をしているので、それだけのためにも観る価値はあるだろう。

 

まらそん侍
<A> <楽>
酒井箴(製)
八木隆一郎(脚)
勝新太郎
嵯峨三智子
夏目俊二
トニー谷
益田喜頓
大泉滉
三田登喜子
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 安政年間、上州安中藩では毎年秋、安中城から碓氷峠の熊野権現まで往復する全コース十四里十四丁の「遠足(とおあし)の儀」を行っていた。今年の競争に勝った五人のうち海保数馬(勝新太郎)、秋庭幾之助(夏目俊二)の二人は表彰式の席上で家老の娘千鶴(嵯峨三智子)に一目惚れする。一年後の「遠足の儀」で二人は千鶴を巡って競争することになるのだが…
 コメディ時代劇。時代劇にマラソンの要素を入れるという発想が先ず凄い。よく考えついたものだ。江戸時代を舞台としながら現代的な価値観で、青春ものにしたのが巧くはまっている
(そう言えば近年の『幕末純情伝』(1991)は同じベクトルを持った作品だが、あれはアイドル映画だったし、演技的にこなれてなかったな…関係ないか)
 設定のみならず、物語も荒唐無稽。特にコメディリリーフとして登場するトニー谷が、常識ではあり得ないような演技を次々にしてくれるので、それを観てるだけでも楽しめる。しかし、そんななかでも意外にストーリーがしっかりしているのが本作の特徴だろう。まだブレイク前ではあるものの、主役に挑んだ勝新太郎が若々しいのも、なんか嬉しいところだ。走っていて後半の苦しそうな、それでも充実感たっぷりな表情が実に良い。
 笑いあり、涙あり、根性あり。バランス良くいろいろなものを詰め込んだ良作。
製作年 1956
製作会社 大映
ジャンル 時代劇(コメディ)
売り上げ $
原作 まらそん侍(書籍) 伊馬春部
歴史地域 上野国
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
腰抜け巌流島

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民門敏雄(脚)
森繁久弥
大泉滉
伴淳三郎
横山エンタツ
坊屋三郎
三條美紀
あきれたボーイズ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1952
製作会社 大映
ジャンル 時代劇(コメディ)
売り上げ $
原作 萩原賢次
歴史・地域 京都、巌流島(山口)
関連
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

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