| 国定忠治 |
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結束信二
高岩肇(脚) |
| 片岡千恵蔵 |
| 柳永二郎 |
| 清川荘司 |
| 里見浩太郎 |
| 加賀邦男 |
| 片岡栄二郎 |
| 尾上鯉之助 |
| 月形哲之介 |
| 加藤浩 |
| 月形龍之介 |
| 小山正 |
| 進藤英太郎 |
| 浪花千栄子 |
| 堺駿二 |
| 百々木直 |
| 星十郎 |
| 薄田研二 |
| 桜町弘子 |
| 梅沢昇 |
| 有馬宏治 |
| 村田宏寿 |
| 阿部九州男 |
| 仁礼功太郎 |
| 青柳龍太郎 |
| 瀬川路三郎 |
| 原健策 |
| 長谷川裕見子 |
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| ★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
| 2 |
4 |
3 |
3 |
3 |
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上州国定村のやくざもの長岡忠治(片岡千恵蔵)は悪代官竹垣を斬ったため、十手に追われて赤城の山にたてこもった。十手をあずかる勘助(月形龍之介)は忠治に同情的だったが、落ち目の忠治のしまを奪おうとやってきた各地の親分に責められ、忠治を追う。徐々に追いつめられていく忠治は単身逃げようと試みるが…
浪曲や講談で有名な国定忠治を基本に忠実に映画化。
国定忠治というと、日本流の“粋”を体現した人物と言えるだろう。やくざの親分で、やってることは犯罪行為なのだが、とにかく強く、部下に対する情が厚く弱きもののために戦うという造形にされたため、憧れに転換していった結果だ。
映画にはいわゆるピカレスクロマンというジャンルがあるが、日本人にとっては既に江戸時代にはその文脈が完成されており、それを“粋”として捉える国民性を持っていたことになる。
だから本作はどんなに他愛ないものであっても既に完成された物語であり、それを下手にいじるよりも物語の背景を説明するのに力を入れるのが正しい作り方と言える。
なるだけ言葉で江戸時代における“粋”を説明するのは多少鬱陶しくもあるが、これも正しさなんだろうな。
ただ、本作においては物語をどうこう言うよりも、はまり役の片岡千恵蔵を観るための作品とも言える。この人のふてぶてしい顔と潰れた声で「赤城の山も~」なんてやられると、それだけで許してしまえそうな気になる。これを観てしまうと、他の忠治は考えられない位のはまり具合だから。 |
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