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_(書籍) _(書籍) |
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| 2019 | クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜 絵コンテ | |||||||
| 2018 | クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜 監督・演出・絵コンテ | |||||||
| 2017 | クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ 絵コンテ | |||||||
| 2016 | クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃 監督・脚本・絵コンテ | |||||||
| 2015 | クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 〜サボテン大襲撃〜 演出・絵コンテ | |||||||
| 2014 | クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 監督・絵コンテ | |||||||
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| 2013 | クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!! 絵コンテ | |||||||
| 2012 | クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス 演出・絵コンテ | |||||||
| 2011 | クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦 演出 | |||||||
| 2010 | 劇場版3D あたしンち 情熱のちょ〜超能力♪母 大暴走! 監督 | |||||||
| 2009 | ||||||||
| 2008 | ||||||||
| 2007 | ||||||||
| 2006 | ||||||||
| 2005 | ||||||||
| 2004 | ||||||||
| 2003 | ジャングルはいつもハレのちグゥ FINAL 演出 | |||||||
| 2002 | ||||||||
| 2001 | ||||||||
| 2000 | ||||||||
| 1999 | ||||||||
| 1998 | ||||||||
| 1997 | ||||||||
| 1996 | ||||||||
| 1995 | ||||||||
| 1994 | ||||||||
| 1993 | ||||||||
| 1992 | ||||||||
| 1991 | ||||||||
| 1990 | ||||||||
| 1989 | ||||||||
| 1988 | ||||||||
| 1987 | ||||||||
| 1986 | ||||||||
| 1985 | ||||||||
| 1984 | ||||||||
| 1983 | ||||||||
| 1982 | ||||||||
| 1981 | ||||||||
| 1980 | ||||||||
| 1979 | ||||||||
| 1978 | ||||||||
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| 1976 | ||||||||
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| 1974 | ||||||||
| 1973 | ||||||||
| 1972 | ||||||||
| 1971 | ||||||||
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| クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| しんのすけの友だちマサオが挙動不審な行動を取るようになり、しんのすけらカスカベ防衛隊でマサオを調べるが、マサオはカスカベに昔からある中華街のアイヤータウンで「ぷにぷに拳」の修行に励んでいたことが分かった。マサオから弟弟子として一緒に修行しないかと誘われるみんなだが、師匠の娘ランに惹かれてしまうしんのすけは真っ先に弟子になる。だがアイヤータウンでは大いなる陰謀が渦巻いていた。 カスカベ町を舞台にした外食戦争。実はこのパターンはこれまでにも『嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』(2003)と『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(2013)があり、もはや定番の一つと言っても良いパターンの話である。ただ、これまでの食事を題材にした話はシリーズの中では最も小さな範囲の話になってしまってこぢんまりした感があった。 それを解消しようとしてだろうか?本作はラーメンの話だけでなくカンフーの話を取り入れ、更に秘伝書とか世界規模での話に持って行ったお陰でだいぶ派手になった。 しかしその分とてもとりとめのない話になってしまった。 この作品は当初はしんのすけとカスカベ防衛隊の面々が中心になってるが、メインの話はほぼ中盤で完結してしまう。ただ秘伝書をめぐる争いとなって以降はランの方に移ってしまい、しんのすけ達はほとんど何もすることがなくなってしまって、推移を見守るだけ。 後半は資格がないのに秘伝書を得たランが暴走して、それを止めるためにしんのすけ達が活躍するのだが、そもそも後半になるとしんのすけが活躍する理由がないので、その展開がとにかくグダグダになってしまい、ラストもなし崩し。 全般を通して脚本がお粗末でまとまりに欠ける作品になってしまった。 |
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| クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ある日を境にしんのすけや幼稚園のみんなは同じ夢を見るようになり、夢の中で交流も出来るようになった。何でも叶う夢の世界ですっかりご満悦のみんな。だがある日突然その夢は悪夢に変わってしまうのだった。そんな時カスカベに引っ越してきた発明家の娘サキが幼稚園に転入してくる。早速ちょっかいを出すしんのすけに、サキは夢の話をしはじめる。 大人気シリーズである劇場版「クレヨンしんちゃん」にはいくつかの話のパターンがある。主にしんのすけを中心に、家族を描くか、カスカベ防衛隊を描くか、新たにしんのすけのバディとなる人物(主に女の子)を配して二人で活躍する話にするか。これが概ね多くの作品で採用される(勿論異なるパターンの作品もいくつか存在するが)。 本作はその中ではサキという女の子を登場させてしんのすけと二人で活躍させるパターンにカスカベ防衛隊の面々が加わるという、ちょっと捻った設定であり、更に舞台が夢の中なので、だいぶシュールな描写の作品になってる。これは恐らく脚本をシュールギャグを持ちネタにしている劇団ひとりが担当していることが原因だろう。 それにクレヨンしんちゃんには不条理劇が結構はまるので、本作もなかなか面白い。多少高度すぎて子どもが理解出来るのか不安にもなるが、逆にそう言った理解出来ないレベルだからこそ子どもの興味を得る事も出来る可能性もあるので、なかなか上手くいった作品だと思う。 そもそも悪夢世界を描いた作品は私にもツボだし、それを無軌道に描いたことで観ていてかなり気持ちが良い。表現的にも結構楽しい。 文句言うなら、他の作品と較べても偶然が重なりすぎていてご都合主義がいきすぎてることと、、夢の中の無軌道ぶりを強調するあまりに現実世界のしんのすけが理性を持った子どもになってしまったところに違和感があることくらいだろうか。 |
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| クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ぎっくり腰になってしまって整体に行ったひろし(藤原啓治)は、帰った頃には見違えるほど健康になっていた。それどころか人間離れした動きまで出来るようになっており、しんのすけ(矢島晶子)は大はしゃぎ。ところが数日後、ひろしは自分が機械の体になっていることに気いてしまう。 年ごとに随分出来が違い、良い時もあれば悪い時もあるという、安定しない作風の本シリーズ。その中で近年希に見る傑作となったのが本作である。少なくとも私にとって、この作品は原恵一の関わったシリーズ初期シリーズ以来では最も面白かった作品だった。 オープニングで映画内アニメーションのロボット大戦のシーンなんかは最高で、これだけでぐっと引き込まれてしまう。特に戦いの中でドリルを細かく解説してくれるなんて嬉しくなるような演出してくれる。ロボットアニメや特撮に対して並々ならぬこだわりを感じさせるこのシーン観ただけで居住まいを正したくらいに引き込まれた。 内容も、しんのすけの父ひろしを主人公とする骨太内容で、これが又良い。 脳天気な行動が魅力なしんのすけとは異なり、常識人で承認欲求が高め(つまり甘えん坊)なのに、家長であると踏ん張っているオーディナリーピープルの典型例として描かれる事が多いが、一旦個性を出すとなかなかに魅力的になるひろしの魅力が全開と言った具合。どれも身につまされるために笑えるし泣けるし、感情を揺り動かされる。 しかも本作は完全にひろしの思考をトレースしたコピー体が自分自身を知った辺りで、大変残酷な話へと向かって行く。ひろしが倍になったことで、ますます鬱陶しくも魅力が増していった。 ここで描かれるひろしは夫として、父としてのジェンダーロールだけでなく、この世界に居場所があるのかどうかという個人的なアイデンティティーの問題にも直面させられる。通常の生活ならば酒でも飲んで憂さ晴らしをするか、自分はどうせ駄目な人間だと開き直れば良い問題なのだが、有能で理想的なロボットの自分が目の前にいて、それと競わねばならなくなり、追い詰められ逃げ出せなくなる。 一方でロボットのひろしも、自分がコピーに過ぎないと知ってしまって以降は、この世界に留まるためには自分の有用性を周囲に証明し続けなければならなくなる。 自分の居場所を確保するために競う二人はコミカルだが、自分自身を証明するというのはかなり厳しい物語ともなる。 流石にこども向けの作品なので、それをこれ以上は深めず、中盤以降は小物の敵を出すことでうやむやにしてしまっているが、その敵も自分の承認欲求を実現するためだけに行動する小心者。このくらいの小物さが本作では丁度良かったくらい。歌を使った攻撃も楽しい。 そしてラスト。これは泣ける。ひろしとロボひろしの決着の行方と、自分は何故ここにいるべきなのかということを逃げずに描いてくれたのは上手い作り。 しばらく『クレしん』の映画から遠ざかっている人にこそ観て欲しい、大人がはまる作品であろう。 尚、本作のひろし役の声優で2020年に亡くなった藤原啓治は本作が最後の主演作となった。そういう意味でも観ておくべき作品かと思われる。 |
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