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牙狼-GARO- -魔戒烈伝-

牙狼-GARO- -魔戒烈伝-事典
牙狼 GARO(第1期)
牙狼 GARO MAKAISENKI(第2部)
牙狼-GARO- 〜闇を照らす者〜(第3期)
絶狼<ZERO>(オリジナル)
牙狼 GARO 魔戒ノ花(第4期)
牙狼-GARO- -GOLDSTORM- 翔(第5期)
神ノ牙−JINGA−(第7期)

2016'4'9〜6'25 

主な登場人物
話数 タイトル コメント DVD
第1話 鎮魂歌

  脚本:雨宮慶太
  監督:阿部満良
 魔戒法師の烈花は英霊の墓守ユキヒデから行方不明の孫であるヒバナを探してほしいとiいう依頼を受ける。胡散臭さを感じながらも探査を始める烈火だが…
 これまで登場した魔戒騎士や魔戒法師を題材にした物語で、今回は劇場版の『牙狼 〜RED REQUIEM〜』に登場した烈花が主人公となる。烈花は女性のために魔戒法師ではあるが、剣技については魔戒騎士に引けを取らないという設定なので、剣技のアクションが映えている。
 烈火が戦うのはホラーではなく、過去の魔戒騎士達の英霊。これまでにはなかった描写だが、死して尚ホラーが近寄ると反応して幽体が出現してしまうらしい。散々命がけで戦い続けた者たちが死んでも戦わねばならないというのがなんとも切ない。
 オチは、英霊達を鎮めるのは力ではなく音楽であり、更に人を思う気持ちがこの世界につなぎ止めるというものに仕上げられていた。雨宮脚本にしては気持ち悪いくらいリリカル。
 英霊達に捕らわれた烈花を襲うのは触手。マニアックな描写でもある。
<烈花の父親役は津田寛治だった。この人、「闇を照らす者」では敵の大将だったよな。>
<A> <楽>
第2話 天満月

  脚本:田口 恵
  監督:松田康洋
 魔戒法師アミリは仲間の三人の魔戒法師と共に魔戒筆の材料となる霊獣の毛皮を火群の里へと届ける旅をしていた。だが
 今回の搭乗人物はアミリ。「牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔」でジンガと共にいた元魔戒法師がまだ若い頃の話で、ジンガと出会う話を描いている。この頃のアミリは全く自信の無い新米魔戒法師で、他の魔戒法師の足手まといでしかなかった。
 この二人の出会いは魔獣との戦いの中。魔戒騎士としては強いが傍若無人なジンガと喧嘩しつつ目的を果たすという話になっている。良い喧嘩友達って感じ。
 この後、二人の間にこどもが出来、その子供が殺されることで…となるわけだ。
 冴島家のある世界と流牙の世界はつながりがあるのかどうか分からないが、ゴンザはアミリとジンガの事を知っていたようだ。
第3話 無頼漢

  脚本:田口 恵
      雨宮慶太
  監督:松田康洋
 砦にたむろするホラーの群れの噂話。もう一つの砦を一人の魔戒騎士が襲い、砦が全滅してしまったことを伝える一人のホラー。その話に聞き入る他のホラーだが…
 第2期牙狼 GARO MAKAISENKIに登場する四十万ワタルにまつわる話。単独でホラーの砦二つを壊滅させてしまったのを、ホラーの側から見てるという話。なんだかコミカルな雰囲気だが、ワタルの非情さもよく出ている。
 この話の大きな特徴は「外連味」というもの。ホラーの側からすれば、見得を切ってる最中に攻撃されることは野暮だが、魔戒騎士の側からすれば、鎧召還中に攻撃されるのが野暮とする。どっちもどっちだ。
 お笑いトリオのフラミンゴがホラー役で登場。
処方箋

  脚本:田口 恵
      雨宮慶太
  監督:松田康洋
 あんなの経営する紅茶専門店にゴンザの使いでやってきたマユリ。ところがマユリが持ってきた絵画の中で泳ぐ魔界竜の稚魚が逃げ出してしまう。
 第4期牙狼 GARO 魔戒ノ花に登場するマユリとアンナの話。二人とも攻撃力を持たない女性と言う事で、しっとりした雰囲気に仕上げられている。ちなみにアンナは松阪慶子が今回も務めている。
第4話 異邦人

  脚本:雨宮慶太
  監督:阿部満良
 街でちんぴらに絡まれている女性を見かけたタクミは、逆にその女性に助けられてしまう。その女性莉杏から、少し一緒にいてほしいと頼まれたタクミは、莉杏を家に招き入れるのだが…
 今回は第3期第5期のヒロイン莉杏を中心にしたお話。魔導具のメンテナンスのためにやってきた街で若者と出会う。
 無粋な流牙とは違い、すぐにテンパり起こしてしまい、軽い性格ながら、しゃべり好きな男との交流が描かれていく。
 莉杏をナンパ同然に声をかけているのだが、実際は彼女持ちで、莉杏相手にノロケ話してるとか、ちょっとしたずれた会話が楽しい。
 ホラーとの戦いもあるが、申し訳程度。これまで散々強いホラーと戦ってきただけに、雑魚程度ではほぼ莉杏の圧勝。
 そしてラスト、流牙の元に戻ってきた莉杏だが、まっすぐに莉杏の顔を見ることができない流牙との会話もいつまで経っても初々しい。
第5話 騎士道

  脚本:江良 至
      田口 恵
  監督:金田 龍
 魔戒剣を使える魔戒法師ユナは番犬所から謎の敵を倒せとの指令を受け、相棒のカインと共に討伐に向かう。
 外伝となる「絶狼-ZERO- -BLACK BLOOD-」に登場したユナとカインの二人を主人公とした話。魔戒法師の二人だけでホラー討伐へと向かう話になっている。
 ユナが魔戒剣を使えるのは、右手に魔戒騎士の父クロウドの骨を移植されているから。そのため本人も自分の事を「中途半端な魔戒騎士」と言っており、魔戒法師としての腕は確かなカインには釣り合わないと思っている。一方のカインはカインで、クロウドの形見としてのユナを大切にしている。お互いを思い合っているのだが、それがすれ違っていくのが面白い。ミニシリーズだった「絶狼-ZERO-」では描ききれなかった部分を補完しているのだろう。
 そしてユナのピンチを救ったのは「牙狼 GARO MAKAISENKI」に登場した不動レオ。どうやら今は魔戒騎士、魔戒法師どちらとしてもちゃんと認められているらしい。
第6話 根無草

  脚本:江良 至
      田口 恵
  監督:大橋 明
 一人戦い続ける魔戒法師エリカは無数のシビトに追われて森に逃げ込むが、そこで彼女の前に立ちはだかったのは、魔戒法師媚空だった。
 第4期「牙狼 GARO 魔戒ノ花」に登場した媚空が登場。追っ手から逃げているエリカという魔戒法師の手助けをするという話。新米であまり事情の分かっていない絵里香に振り回されてるっぽくもあるが、どっちも空気読まないキャラなので、凸凹コンビの誕生となる。
 実はエリカは媚空を殺すために雇われた存在。これまで道を誤った魔戒法師や魔戒騎士を葬ってきた媚空には敵も多いらしい。これも裏話としてはアリだろう。
第7話 転校生

  脚本:田口 恵
  監督:山岸一行
 とある高校に火群ハルナという転校生がやってくる。実は彼女は元魔戒法師だった。学生生活を満喫する彼女だが、その学校がきな臭くなっていく。
 今回は「牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔」に登場した秋月ダイゴとガルドの妹のハルナの話。ハルナは高校生として友達と一緒に幸せな生活を送っていたが、実はその学校にホラーが紛れ込んで…という話。舞台が高校のため、大変初々しいが、芝居がクサいのが玉に瑕。
 ハルナの名字が火群となっている。火群の里の出身だからってことだろうか?
第8話 絵空事

  脚本:田口 恵
  監督:阿部満良
 魔戒法師シグトはある時キョウコとサチという母娘と出会う。小生意気なサチに振り回されてしまったシグトだが、望外の幸せな団らんを手に入れてしまう。
 劇場版『牙狼 〜RED REQUIEM〜』初出以来なんだかんだで出演している魔戒法師シグトの主人公回(1話でもう出ているけど)。号竜の開発者ということで、機械いじりが得意という設定を活かした話となっている。この世界の人間とは交流してはいけないという魔戒法師の厳しさとなっている。ただ町を去るしかないシグトの姿はオチがなく、後味は悪いが。
 それでパートナーである烈花も一緒に出ている。
試金石

  脚本:田口 恵
  監督:阿部満良
 自らの力を試すため、毒島エイジに勝負を挑むクロウ。常に余裕を持つエイジにどうにも分が悪いクロウは、何度も勝負を挑み続けるのだが…
 「牙狼 GARO 魔戒ノ花」に登場した二人の魔戒騎士クロウとエイジの戦いが延々続けられる。
 実はこの戦い。精神の中であり、実際のエイジは檻の中にいる。
第9話 青二才

  脚本:田口 恵
  監督:松田康洋
 人の心を似入り込む力を持つ闇斬り師の代知は媚空からの依頼を受け、人々の心に入り込み、心の暗黒を探るのだが…
 敵はアンタイオス。男にすり寄るホラー。
 新米魔戒法師の試練を描く話で、劇場版『媚空』に登場した魔戒法師見習いの代知を中心とした話となる。代知は人の心に入る事が出来ても、まだ新米のためべらべら喋るし、なんだかちょっとこれまでとは雰囲気が異なる。こういうのもありになってるのがこの作品の特徴か。
 ストーカーにつきまとわれるミュージシャンの受難に関わってしまったため、戦いに巻き込まれてしまう。
 それで今回は冴島雷牙が登場。
 代知役は『三丁目の夕日シリーズ』で古行淳之介役をしていた須賀健太。特撮では『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』でサナギマンになる高校生風田三郎を演じていた。更にミュージシャン役は「仮面ライダー剣」カリス=相川始役の森本亮治。
 ちなみに代知はカメラに向かってべらべら喋っているが、おそらくこれは丁度同時期に公開されている映画
『デッドプール』を意識してのことだろう。尚、画面から市庁舎に向かって喋るのは舞台の技法でこう言うのを「第四の壁を破る」という。
第10話 破天荒

  脚本:鴨 義信
  監督:山岸一行
 伝説の魔戒法師リュメと、彼女を守るために訓練する魔戒法師たちが籠もる山に、D・リンゴとギンジというこそ泥が入り込んだ。
 劇場版および「牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔」に登場したリュメとD・リンゴの若き時代の物語。リュメがラインシティの守護神になる直前の話になってる。
 D・リンゴは力ない魔戒法師として、お宝を探して生きていたが、その過程でホラーの封印を解いてしまい、リュメによって助けられたという過去がある。ちなみに劇中D・リンゴとギンジは名前を言わず、ラストシーンで自己紹介していた。
 D・リンゴは若い頃から「〜だよばかやろう」の決め台詞を持っていたらしい。
 ラストで語られていたが、純粋に修行するよりも、時に俗世にまみれることによってあっけなく悟りを得てしまうこともある。それが面白い。
第11話 陰日向

  脚本:江良 至
      田口 恵
  監督:阿部満良
 かつて閑岱で共に修行したカズマを捜すため魔戒の森から街へと出てきた魔戒騎士山刀翼は、魔戒法師の邪美がバーで飲んだくれているのを発見する。
 「牙狼 GARO」外伝に登場した山刀翼を中心とした物語。「ジジイ」と呼ばれて軽くショックを受ける翼の姿もある。それで邪美と共にホラーと戦う姿が描かれていく。
 魔戒騎士になりきれなかったというカズマ役は小島よしおだった。わざわざ上半身裸になってるのもむべなるかな。
第12話 金字塔

  脚本:江良 至
  監督:阿部満良
 エイリスの力で復活したザジは烈花を魔戒に引き込む。そこで果てなくホラーと戦い続ける烈花だが、そこにはもう一人の魔戒法師がいた。
 敵はザジ。牙狼 GARO MAKAISENKI(第2部)11話に登場したホラーの怨念の集合体で、思念の塊。
 二つのシリーズの魔戒法師が異次元で邂逅するという豪華な話。二つの世界は過去未来なのか並行世界なのかはここでは不明。
 魔戒法師の二人が戦いを通して互いを認め合うと言う事で、本シリーズらしいキャットファイトを存分に楽しめる。
 そしてラスト、轟天と共に黄金騎士ガロが現れる。中身は一体誰?と思ったら、なんと冴島鋼牙だった。本当に久々の登場だったが、だから最終回にこの話を持ってきたのか。なんでも今も尚時空を彷徨い続けているのだとか。恐らくは牙狼 GARO 魔戒ノ花(第4期)で時空の彼方に消えたというカオルを追い求めているのだろう。
阿修羅  カオルが我が子雷牙に語る、古い黄金騎士の物語。

 新日本プロレスとのタッグ作品。主演として棚橋弘至。ライバルとなるホラー役として真壁刀義が登場。マッチョな姿は映えるが、役者じゃ無い人間に演技をさせてる分、かなり気恥ずかしいものもある。でも一番恥ずかしいのは子役の素人臭さだな。
 ここでのガロはヘルメット部分から羽を生やしている。シレーヌか?
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