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仮面ライダーゼロワン事典 | |
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主な登場人物 | |
飛電或人 仮面ライダーゼロワン |
(役)高橋文哉。 飛電インテリジェンスの創業者是之助の孫。元々はお笑い芸人を目指していたが、是之助の遺書で飛電インテリジェンスの社長となり、ゼロワンドライバーを受け継いで仮面ライダーゼロワンとなる。 |
不破諌 仮面ライダーバルカン |
(役)岡田龍太郎。 仮面ライダーバルカンに変身するエイムズの実働隊隊長。12年前のデイブレイクでヒューマギアに襲われて人生を狂わされたため、ヒューマギアに対して激しい憎悪を抱いている。実は笑いの沸点が低く、或人のギャグに唯一笑ってくれる人物でもある。 |
刃唯阿 仮面ライダーバルキリー ファイティングジャッカルレイダー |
(役)井桁弘恵。 エイムズの一員で不破諌の副官。仮面ライダーバルキリーに変身する。実はザイアカンパニーからの出向で、諌を用いて仮面ライダーシステムのテストをしていた。滅亡迅雷ネットが消えて以来ザイアに戻り、天津垓の秘書のような役割をしている。ちなみに物語最初から登場した初の女性ライダーとなる。 |
イズ | (役)鶴嶋乃愛。ファッションモデルで本作がドラマ初出演作。 飛電インテリジェンス社長専属の秘書型ヒューマギアの個体名。他のヒューマギアよりも高性能らしく、時に或人のツッコミ担当もしている。或人の良きパートナー。 |
天津垓 仮面ライダーサウザー |
(役)桜木那智。 巨大企業ザイアの社長。エイムズに出向中の唯阿の直接の上司でもある。プログライズキーとゼツメライズキーの二つを用いて仮面ライダーサウザーに変身する。実は誰よりも飛電インテリジェンスを愛しており、社長となって会社を大きくすることが夢だった。 |
滅 仮面ライダー滅 |
(役)砂川脩弥。本作が役者デビュー。 滅亡迅雷ネットの一人で仮面ライダー滅に変身する。四人の中ではアークによって最初に目覚めさせられ、他のメンバー集めと人類滅亡計画の中心として働く。アークの意思を最優先するため、他のメンバーと意見が合わないことも多い。実は飛電其雄と同じく父親型ヒューマギアとして作られている。 |
迅 仮面ライダー迅 |
(役)中川大輔。 仮面ライダー迅に変身するヒューマギア。滅亡迅雷ネットで生み出された破壊行動を取るヒューマギアで。生まれたばかりで子どものように好奇心旺盛。仮面ライダー迅に変身出来るようになった。一度倒されて再生してからはヒューマギアの独立のために働くようになる。 |
雷 仮面ライダー雷 |
(役)山口大地。 滅亡迅雷ネットの一員で仮面ライダー雷に変身する。その精神は飛電インテリジェンスの宇宙野郎雷電の中に潜んでいた。滅亡迅雷ネット壊滅の際データは或人が回収したが、その後滅亡迅雷ネットが取り戻す。 |
亡 仮面ライダー亡 |
(役)中山咲月。 滅亡迅雷ネットの中心となる四体のヒューマギアの一体。肉体を持たず、その精神のチップは不破諌の脳内に埋め込まれている。天津垓によって無理矢理ザイアのために働かされていたが、迅と唯阿によって分離されて肉体を持つ。 |
福添准 | (役)児嶋一哉。お笑い芸人アンジャッシュの一人。俳優としても活躍している。 飛電インテリジェンス副社長。飛電是之助の死去に伴い、自分が社長になるとばかり思っていたため、或人の社長就任を相当恨んでおり、何かと理由を付けて或人を社長から引きずり下ろそうとしているが、ことごとく失敗する。愛社精神は高く、天津垓が社長になった時に、強引な方針変更には強く反発した。 |
山下三造 | (役)佐伯新。 飛電インテリジェンス専務取締役。実質は副社長の福添の秘書兼太鼓持ち。 |
話数 | タイトル | コメント | DVD | ||||||
第1話 | オレが社長で仮面ライダー 脚本:高橋悠也 監督:杉原輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
口知能搭載人型ロボのヒューマギアを開発し、世界有数の産業を作り上げた飛電インテリジェンスの創業者兼社長の飛電是之助が死去した。後継者の社長として白羽の矢が立ったのは飛電是之助の孫で売れないお笑い芸人の飛電或人だった。折しも何者かによってヒューマギアの暴走事件が発生してしまい、或人は社長として認められるために暴走ヒューマギアを抑える役割を担わされてしまう。 敵はベローサマギア。お笑い芸人ヒューマギアの腹筋崩壊太郎が暴走させられた姿。絶滅した昆虫クジベローサ・テルユキイをモデルにしている。両手の鎌状武器で直接攻撃したり、衝撃波を飛ばしたりして攻撃する。 平成シリーズを経て、令和シリーズの開始の話。だけど設定はこれまでの「仮面ライダー」シリーズのいくつかのパーツを切り貼りしたようなもの。まだ個性は出せてない感じだ。出てくるキャラも変な意味でぶっ飛んだ感じだが、これも全員練れてない。とにかく声が棒読みで痛々しい。 これまでのライダーシリーズの第1話の中では最低レベルに面白くないが、相当に低年齢向きに設定した出来は、これまで比較的年齢層を高くしてきたシリーズから原点回帰させようとしているのかも知れない。 あと、今回登場したヒューマギアの腹筋崩壊太郎は完全に主人公の或人を食ってしまっていて、ゼロワンが悪役にしか見えてしまう。 <或人役の高橋文哉は肌があんまり良くないな。 ヒューマギア腹筋崩壊太郎の登場ポーズは見事なT-800ポーズ。音楽まで寄せてる。まあそれは良いんだが、何でナレーションが山ちゃんなんだ?ここは玄田哲章しかいないだろう。 ベローサマギアは「人類は皆殺し」と言ってる割に或人に対しては相当加減して殴ってる。二回も殴られてるのにピンピンしてる。ひょっとして飛電インテリジェンスのマッチポンプなのか?> |
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第2話 | AIなアイツは敵?味方? 脚本:高橋悠也 監督:杉原輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
仮面ライダーゼロワンとなり飛電インテリジェンスの社長を受け継いだ飛電或人。だがお笑い芸人になる夢ばかり見ていた或人は全く社長業を理解しておらず、一体何をするのか分からないまま。そんな飛電インテリジェンスにヒューマギアを取り締まる政府機関エイムズの二人がやって来た。更に査察中に暴走ヒューマギアが現れてしまう。 敵はクエネオマギア。絶滅種の爬虫類クエネオスクーツをベースに作られたマギア。飛電インテリジェンスの物流部の社員ヒューマギアが暴走したもの。そしてエカルマギア。絶滅種のほ乳類エカルタデタをベースにしたマギア。飛電インテリジェンスの出入口を守るヒューマギアのマモルがマギア化した姿。 社長になったのは良いけど、その直後に政府機関のエイムズから殺人ヒューマギアについて責められるという話で、悪の張本人にされてしまってる。特にエイムズの不破諌は聞く耳を全く持たない その不破諌も又仮面ライダーに変身出来る。二人目の仮面ライダーであるバレット登場。二人で別々のマギアを倒していた。現時点ではお互いに正体が分からないままなので、これから二人はライバル関係になっていくと思われる。 一方、或人を社長と認めない副社長福添が、なんとかして或人を社長の座から引き下ろそうとしているのだが、或人を憎む気持ちよりも社を愛する気持ちの方が強いようで、結果として或人を見事に助けている。 主人公の或人と不破諌の台詞が固いのと恥ずかしいのと、更に棒読みなので、この二人の会話がとにかく恥ずかしいのが問題だが、ヒューマギアの面々が芸達者なので救われている。 <新しい社長が何も知らないことを前提にしてる割にはエイムズの不破諌と刃唯阿の二人は或人がなんでも知ってるかのように質問してる。これは追いつめるテクニックなのか?それにしては感情的すぎるけど。 クエネオマギアと戦うエイムズの二人の戦い方は柱を盾にして銃を撃つというもの。今更『マトリックス』のパクリかよ。20年前の演出だぞ。> |
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第3話 | ソノ男、寿司職人 脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
或人とイズは寿司職人型ヒューマギアの一貫ニギローを売り込むために寿司の名店まごころ寿司へと向かう。だが主人の魚住はロボットの握る寿司は寿司ではないとにべもない。そんな所に現れたのはエイムズの唯阿だった。 敵はネオヒマギア。美容師型ヒューマギアのシザーメンズがマギア化した姿。頭足類の絶滅種「ネオヒボリテス」のデータから作られ、背中にある触手を展開して攻撃する。或人曰く「ゲソ」。 或人とエイムズの唯阿が接触。ヒューマギアを憎んでると思っていた刃唯阿が意外にもヒューマギアに理解があることが分かったが、ヒューマギアには心が無く、バックアップのデータだけが必要だと考えているようだ。そして今回唯阿も仮面ライダーバルキリーに変身している。レギュラーでは珍しい女性型ライダーとなる。 一方仮面ライダーバレットに変身する不破諌は相変わらずゼロワンに対して敵愾心を燃やしており、マギアよりもゼロワンの方を攻撃してた。捜査の仕方とかは足で稼ぐタイプで脳筋そのもの。唯阿とは好対照の行動力だった。 一応或人がゼロワンであることは秘密で、エイムズの諌なんかは全く分かってないのだが、唯阿とエイムズの長官はもうその事に気付いている様子。 寿司職人の魚住役は渡辺哲だった。健勝でなにより。 <ほぼツッコミが入らない話だった。強いて言えば、主人公の台詞が浮きすぎてるくらいか?それにしても存在感のない主人公だ。> |
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第4話 | バスガイドは見た!アンナ真実 脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
或人はバスガイド型ヒューマギア・アリスの職場視察のため、中学生を乗せた観光バスに乗り込んだ。バスは12年前、デイブレイクと名付けられた爆発事故によって消滅した実験都市の跡地デイブレイクタウンへとやってくる。だがそこでバスの運転手のヒューマギア・バースが暴走してしまう。 敵はオニコマギア。バス運転手型ヒューマギアのバースが変身したマギアで哺乳類の絶滅種オニコニクテリスのデータから取られた。空を飛べるのが最大特徴。そしてトリロバイトマギア。バスガイド型ヒューマギア・アリスが変身したマギア。最後までアリスの理性が残っており、デイブレイクの真実を突き止めた後に機能停止する。 飛電インテリジェンスは12年前のデイブレイクについて隠蔽している事実があるのだが、社長である或人にもそれは教えられてない。 或人は諌の前でゼロワンに変身して見せた。思ったよりは早かったが、前回で唯阿にはばれてることが分かってるので、スピードを重視したか。全般的にスピード感はあるが、無理矢理2話の作品を1話に押し込めてる感じなので、色々取りこぼしが多い感じ。 ゼロワンは新しくフライングファルコンに変身。今度は飛べるようになった。事前知識も無く初めて空を飛んだ割には自在に飛び回っていた。 <諌は相変わらずの分かり易いツンデレキャラっぽさが強調されている。自分の推測を真実と信じる姿勢は単なるイタいだけのキャラになりかけてるのが気になる。 諦めかけた郷だが、諌の「前だけ向け」という言葉でメモリチップを見つける。随分簡単な立ち直り方だ。> |
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第5話 | カレの情熱まんが道 脚本:筧 昌也 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
或人は大ファンの漫画家石墨超一郎の注文に応じ漫画家アシスタントのヒューマギアを納品に行った。だが複数のヒューマギアを使う石墨の仕事ぶりはすべてをヒューマギアに任せて自身は何もしないという姿に失望してしまう。ところがそのアシスタントの一人が暴走してしまう。 敵はビカリアマギア。石墨超一郎のアシスタント森筆ジーペンが変形したマギア。腹足類の絶滅種ビカリアのデータから作られたマギア。頭部と両手に硬いドリルを装着している。 情熱を持つ人こそヒューマギアをパートナーにできるということを確認する話。これも大切な話だが、やっぱり1話で終わらせるには尺が短い感じ。 今回は漫画家と声優。基本的にこれまで機械には変わられないと言われる職業のヒューマギアの登場が多い感じだ。創造力まで機械任せにしたとき、人は本当に情熱を持ち続けられるかを問いかけている。 マンガのコマ割を意識した演出もあり。ちゃんと話に合わせてるようだ。 ゼロワンは新たにフレイミングタイガーとなり、バルカンはアタッシュショットガンを使う。或人がゼロワンだと <石墨の家に暴走ヒューマギアが現れると、途端に現れる諌。迅速なのは良いが、法的な問題はどうなるんだ?> |
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第6話 | アナタの声を聞きたい 脚本:筧 昌也 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
エイムズの諌の依頼で声優事務所にやってきた或人とイズ。この事務所には声優型ヒューマギアの香菜澤セイネが勤めており、彼女の変幻自在の声にすっかり喜んでしまう或人だが、諌は声優事務所の社長多澤青次を逮捕すると宣言する。多澤が自分の娘そっくりなヒューマギアを作った事が罪だというのだが、その時ヒューマギアの暴走が起き、セイネが汚染されてしまう。 敵はガエルマギア。両生類の絶滅種「イブクロコモリガエル」のデータイメージから生まれたマギア。声優型ヒューマギアの香菜澤セイネが滅亡迅雷ネットに汚染されて誕生する。そして仮面ライダー迅。滅亡迅雷ネットの一員迅がプログライズキーを用いて変身したマギア側の仮面ライダー。 今回は声優のヒューマギアが登場。今回もクリエイティブな職業がモティーフ。人間をモデルにヒューマギアを作るのは罪であることが示された。 新しい仮面ライダーが登場したが、それはゼロワンからフライングファルコンプログライズキーを奪った滅亡迅雷ネットの一員の迅が変身したもので、明確にゼロワンと敵対する存在。ゼロワンが使う複数のプログライズキーはベルトさえあればヒューマギアを仮面ライダーにすることが出来るのか? 今回も1話で終わらせるには勿体ない内容だが、強力な敵の誕生とほろ苦い終わり方とで、なかなかにしっかりした物語になってる。 <そもそも声優に人型の存在が必要なのかという根本的問題がある。 ラストシーンで社長は人型をしてないヒューマギアの発する娘の声だけで満足してる描写もあったが、罪に問われるのは容姿だけなの?> |
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第7話 | ワタシは熱血ヒューマギア先生! 脚本:筧 昌也 監督:山口恭平 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
体育教師型ヒューマギアをリセットしてほしいという依頼を受け、事情を見に来た或人。あまりの熱血指導にバスケットボール部の練習時間を大幅に超過しているというのだが、その実態はかなり理論的で生徒との関係も良好だった。そこに現れた 敵はマンモスマギア。体育教師型ヒューマギア坂本コービーをベースに作られた哺乳類の絶滅種「マンモス」のデータイメージから生まれた。そしてドードーマギア。暗殺ヒューマギアがドードー」のデータイメージのゼツメライズキーを用いて変身したマギア。 今回は体育教師型ヒューマギアの話。理論的思考の上に能力を引き出すというキャラで、近年の突出したプロスポーツ選手のようだ。松岡修造か? 滅亡迅雷ネットは自我を持ったヒューマギアを暴走させてきたという事が発覚した。視聴者は大体分かっていたことだが、これで或人たちもそのことを理解した。 諌はだいぶ或人のバディっぽくなってきたが、今度は唯阿の方が不穏な動きを見せ始めている。今回捕獲した暗殺ヒューマギアを再起動させて敢えてゼロワンにぶつけていたし、マンモスゼツメライズキーを回収していた。 |
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第8話 | ココからが滅びの始まり 脚本:高橋悠也 監督:山口恭平 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
医療ヒューマギアの視察を兼ねて病院に健康診断に行った或人はそこで白衣の天使ましろちゃんに癒やされながら、これが本来のヒューマギアの用い方である事を実感する。だがその病院に暗殺ヒューマギアが忍び込んでいた。 敵は仮面ライダー滅。滅がスティングスコーピオンプログライズキーを用いて変身する仮面ライダー。 滅亡迅雷ネットがエイムズに対する直接攻撃している。現時点で組織を守るのは仮面ライダーバルキリーだけで、仮面ライダー迅とドードーマギアの両面攻撃では建物を守り切ることが出来なかった。ちなみに諌は定期検診で病院にいたため出遅れてしまった。 これまで何体ものヒューマギアについて描いていたが、本来的なヒューマギアの用い方は医療用にあることを再認識しつつ、ヒューマギアに自我が生じることを確認する話となった。これまでのマギアは自我を得たヒューマギアが暴走していたが、それはシンギュラリティを起こしたヒューマギアを狙っていたということらしい。 前回破壊された暗殺ちゃんは普通に復活していた。データのバックアップがあるなら、空のヒューマギアと接続して何度も復活可能とのこと。そして迅を作ったという滅もやはりヒューマギアだったことが発覚。過去のデイブレイクも滅によるもので、仮面ライダーに変身出来る。 <唯阿がボロボロになってるのに対して全くねぎらうこともない諌。それが諌らしいところだが、徐々に態度が乖離しはじめたな。 飛電インテリジェンスの社長室に乗り込んで銃を構える諌とそれを放置する唯阿。エイムズってどんな組織なんだ?> |
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第9話 | ソノ生命、預かります 脚本:高橋悠也 監督:山口恭平 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
仮面ライダー滅によって重傷を受けた不破諌は外科医ヒューマギアのDr.オミゴトが治療にあたるが、滅亡迅雷ネットワークによってヒューマギアは次々と汚染されていった。ヒューマギアの暴走を止めるためには全ての医療ヒューマギアをシャットダウンする必要があると言われた或人は悩むが、副社長の福添は強制シャットダウンを命令する。 敵はギーガー。元々はエイムズの作りだした対マギア用の兵器だったが、滅亡迅雷ネットにハッキングされ、巨大兵器として再利用された。 前回からの続きとなり、医療ヒューマギア絡みの話となる。暴走の可能性があるヒューマギアをシャットダウンするのは正しい判断だが、それによって逆に人が死ぬと言う事態にどう対処するかという、いわば究極の選択を強いられる。特撮ではこう言う究極の選択は何度もなされているが、今回のはかなり難しい。一応番組的には“ヒューマギアを信じる”のが正しいことになり、その選択をした或人が正しくなる。 巨大兵器ギーガーに対抗するためゼロワンは巨大ロボに乗り込む。 滅亡迅雷ネットの滅は実はかつてエイムズの使っていた機械だったという事実が発覚した。 諌がついにデレた。まあ時間の問題だと思ってたが、これからバディものへと移行していくのだろうな。 <全般的に移動が一瞬だが、時間の概念はどうなってるんだろうか?> |
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第10話 | オレは俳優、大和田伸也 脚本:筧 昌也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ヒューマギア暴走事件によって売り上げが一気に落ち込んでしまった飛電インテリジェンスは、ヒューマギアの有用性を強調するためにテレビドラマを作ることとなった。ヒューマギアの俳優松田エンジとヴェテラン俳優大和田伸也によるドラマは制作快調だったが、その現場に滅亡迅雷ネットの迅と暗殺ヒューマギアが現れる。 敵はドードーマギアと仮面ライダー迅。 ヒューマギアの売り上げ低迷をなんとかしようとする話で、大和田伸也本人が自分役で登場してたりして、メタな話になってる。 一見コミカルな話なのだが、その中にエイムズの諌と唯阿の確執を混ぜ込んだことで話はかなり深刻なものになっている。 ドードーマギアの映像を撮影してそれをリークしたのが唯阿であることが分かったが、エイムズの上層部の意向と言うことしか分からない。ただ、飛電インテリジェンスに揺さぶりを掛ける事自体がエイムズ上層部の意向らしい。 ほぼ完全に諌はデレてる。むしろゼロワンの敵は唯阿の方になりつつあり。やってることと本意は別らしいことも暗示される。 ただ、今回は諌と唯阿ばかりで肝心の或人は置いてけぼり。 <或人にだけ分かるようにジェスチャーするイズ。字幕が付くために何を言ってるかはテレビ観てる側は分かるけど或人はそれで分かるもんなのか?> |
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第11話 | カメラを止めるな、アイツを止めろ! 脚本:筧 昌也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ヒューマギア俳優との共演に難色を示すベテラン俳優大和田伸也によって、ドラマがなかなか進まなかった。或人は必死に説得を続け、その熱さに少しずつほだされていく大和田だったが、そんな中、滅亡迅雷ネットによって俳優型ヒューマギアの松田エンジが暴走させられてしまう。 敵はアルシノマギア。俳優型ヒューマギアの松田エンジが哺乳類の絶滅種「アルシノイテリウム」のデータイメージによって変化させられたマギア。頭部に伸びた二本の角で攻撃する。そして仮面ライダー滅とドードーマギア。ドードーマギアはますます強くなっており、仮面ライダーバルカンでは全く歯が立たなくなっている。 前回からの続きで、前回出演した大和田伸也役の大和田伸也が続投。ドラマ撮影に関しては少々浮いた部分もあるけど、ますますヒューマギアのマギア化が進んでいき、飛電インテリジェンスは窮地に陥っていくという話。 飛電インテリジェンス以上の巨大企業ザイアが登場。実は唯阿はザイアの社員で、エイムズには技術顧問として出向していた。そしてエイムズで唯阿に指令をしていたのはガイアの社長天津垓だったことが分かる。一見ザイアによる飛電インテリジェンスの乗っ取りっぽくもあるが、それだけで終わるとは思えない。 第1話のおちゃらけた雰囲気がどんどんハードなものになっていく。一話完結の軽いヒーローものになるかと思ってたんだが、かなり凄いものになってきつつある。 <「責任を取ってもらう」は副社長の福添の口癖だが、この時点での社長辞任は会社にとっても福添にとってもマイナスにしかならないのだが。> |
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第12話 | アノ名探偵がやってきた 脚本:三条 陸 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
暴走マギアの原因は飛電インテリジェンスにあるとして、警察の立ち入り検査が始まった。現在新型プログライズキーを制作中のラボにも警察の手が伸びるが、そこに現れたのは旧型の探偵型ヒューマギアのワズ・ナゾートクだった。伝説のヒューマギア探偵の薦めで或人が社長室から逃亡して、立ち入り検査を少しだけ遅らせることが出来た。 敵はドードーマギア改。本人曰く暗殺ヒューマギアの完成態で、滅亡迅雷ネットから独立して更なる暴走状態になり、滅と迅に襲いかかる。 会社の危機を救ったのはワズ・ナゾートクというヒューマギアだった。彼の捜査能力を信じた或人はわざと逃亡劇を演じるので、今回は主人公は全く活躍してない。 イズは旧型であるワズの事を最後まで信用しておらず、そのためワズの行いを全部悪く或人に伝えているけど、なんだか随分人間っぽい反応にも見える。 一方滅亡迅雷ネットの方にも不協和音があって、4体目の暗殺ヒューマギアが反乱を起こした。既に仮面ライダー迅および滅を超える力を手に入れており、既に戦ってラーニングを終えたゼロワンとバルカンも全く相手にしてない。 そんなドードーマギア改に対抗するため新たなゼロワンシャイニングホッパーが登場。登場したところで終わったけど。 <イズのお兄さんがワズ。だと、これから出てくる新しい秘書の名前はウィルか?> |
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第13話 | ワタシの仕事は社長秘書 脚本:三条 陸 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
シャイニングホッパーに変身したゼロワンだが、あっけなくラーニングされ、逆に圧倒されてしまう。そんな或人に助けられ、不完全なシャイニングホッパーキーを渡してしまったとイズが自分の事を社長秘書失格と言い始めてしまう。 敵はドードーマギア改。 イズとワズの二人の関係を中心に、ゼロワンシャイニングホッパーの真の力の覚醒を描く。不完全なシャイニングホッパーキーを完成させるためには特別なヒューマギアのセントラルメモリーを必要とした。それを持っているのはイズとワズの二人だけ。社長秘書失格と思い込んでるイズは自らのセントラルメモリーを使おうとするが、ワズがその身代わりとなる。或人のためにその命を使えというワズのその思いはまさにシンギュラリティだった。それを見たイズがついにワズのことを「お兄様」と言っている。 諌が完全にデレてしまい、完全に或人との共闘に入っていく。なんか徐々に唯阿もデレ始めてる。今回はイズ、諌、唯阿の三人全員がツンデレ状態。 そんな二人に対し、ドードーマギア改を倒すために手を組もうと言ってくる滅亡迅雷ネットの迅と滅。敵側にも色々事情が出てきたが、内紛には少々早い気がする。 |
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第14話 | オレたち宇宙飛行士ブラザーズ! 脚本:三条 陸 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
エイムズの唯阿は飛電インテリジェンスの中に滅亡迅雷ネットの内通者がいるのではないかと考え、地上のヒューマギアをすべて管理する人工衛星の管理ヒューマギアの宇宙野郎雷電と宇宙野郎昴を調べる。 敵は仮面ライダー雷。宇宙野郎雷電がドードーゼツメライズキーを用いて変身した滅亡迅雷ネットの仮面ライダー。 人工衛星から送られてくる武器はちゃんとヒューマギアの手で回収管理されている。当然と言えば当然だが、これを細かく描くのは結構珍しいし、こう言う話が実は大好き。 今のところ滅亡迅雷ネットのメンバーは滅と迅。諌は他に滅と雷というメンバーがいるのではないかと考えていたが、丁度雷という名前を持つヒューマギアが現れるというナイスタイミングの話となった。彼が身の潔白を証明するために滅亡迅雷ネットの本拠地が確定した。 しかしながら、それこそが最初からプログラムされていたことで、滅亡迅雷ネットの仮面ライダーがもう一人増えた。それはやはり宇宙で活動していた飛電インテリジェンスのヒューマギアだった。その仮面ライダー雷は「アークの意思のままに」と語っていたが、そのアークとは人工頭脳らしいことが分かった。 あれだけデレていた諌が又頭硬くなってしまった。ちょっと残念だが、デレるのが早すぎたから、これでバランス取れるか。アサルトウルフのプログライズキーを使って新たに仮面ライダーバルカンアサルトウルフに変身する。 |
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第15話 | ソレゾレの終わり 脚本:高橋悠也 監督:諸田 敏 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
かつてのデイブレイク時に破壊された都市デイブレイクシティに滅亡迅雷ネットの本拠地がある事が分かり、エイムズは突撃を計画する。 敵は仮面ライダー滅と仮面ライダー迅。 あっという間にクライマックスへ。ここで一度滅亡迅雷ネットは滅んでしまうが、迅だけが残った。これから迅がどのような行動を取るかで物語は変化していくはず。 一方、シンギュラリティを獲得したらしいイズだが、迅によって機能停止に持ち込まれてしまう。飛電インテリジェンスと滅亡迅雷ネット双方が戦力を半減させられた形になる。 イズが活動停止になったということは、ある種本作の主人公を失ったと言うことでもあるが、一体どんな物語になっていくやら。一応イズ無しでも或人は自在にシャイニングホッパーに変身出来るようになったらしい。 |
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第16話 | コレがZAIA(ザイア)の夜明け 脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
衛星ゼアに転送されたイズのサポートでシャイニングアサルトホッパーの新の力を引き出した或人は仮面ライダー迅も粉砕。滅亡迅雷ネットとの戦いに完全勝利する。或人の社長解任動議も回避でき、これによって人類に平和が訪れたと思われたのだが… 敵は仮面ライダー迅。そしてベローサマギア。 前回のラストで滅亡迅雷ネットは迅が生き残って、これからも戦いが続くのかと思われたのだが、割とあっさりと迅も倒されてしまい、滅亡迅雷ネットはなくなってしまったしイズもすぐに復帰。更に社長解任動議も不発。結構意外な展開だったが、これから巨大企業ザイアが飛電インテリジェンスの前に立ち塞がることになった。 ザイアの社長天津垓が一体何を考えているのか、今のところ全く分からないが、かつてアークを作り出したということ、そして滅亡迅雷ネットのデータをすべて取り込んだことから、ろくでもないことを考えていることだけは分かる。そんなザイアが飛電インテリジェンスを買収を宣言する。 そんな垓に黙って従う唯阿の姿もあり。 アサルトウルフプログライズキーはゼロワンとバルカン共通。その取り合いをしてるのがなんか微笑ましい。 <平和を取り戻し、クリスマスを祝うショッピングモールには何故か「鮭あります」の文字が。これは「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」45話からなのか?> |
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第17話 | ワタシこそが社長で仮面ライダー 脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
飛電インテリジェンスの買収を宣言した多国籍企業ザイアのCEO垓は、自らの優位を示すために自社開発のウェアラブル人工知能ザイアスペックと飛電のヒューマギアの性能試験を申し出る。それを受け、五番勝負に挑む或人。一方エイムズに捕獲されていた滅が再起動し、諌は尋問を開始していた。 敵はアークマギアオニコタイプ。ゼツメライズキーを経由せず、花屋型ヒューマギアの一輪サクヨが暴走して誕生したマギア。オニコマギアの同型。そして仮面ライダーサウザー。天津垓が変身する仮面ライダー。 前回から話は飛電インテリジェンス対ザイアの話に移行。ザイアは眼鏡型の人工知能を作り上げていた。ロボットではなく人間のスペックを高めるというものになるが、このパターンはこれまで何度もやばい作品が出てきた。「ゴースト」のデミアとか。 一方、滅亡迅雷ネットを経由せず暴走するヒューマギアも登場。これもザイアの差し金か? イズが自分からジョークを連発するようになっていった。この前壊れたのが変な影響起こしてるのか? <勝手に暴走するヒューマギアの姿があったが、この時点でヒューマギアは危険と判断されなければおかしいのでは? 仮面ライダーサウザーに変身した垓はゼロワンに襲いかかっている。これはライバル会社の社長の暗殺行為に当たるのでは?> |
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第18話 | コレがワタシのいける華 脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
暴走した一輪サクヨのデータを復元したところ、生け花勝負の前に生け花師匠の立花蓮太郎が悪意ある助言をしたために暴走を起こしたことが分かった。ザイア社長の天津垓もそれを認め、勝負のやり直しを命じる。 敵はクラッシングバッファローレイダー。一輪サクヨとの勝負のプレッシャーに押しつぶされそうになった立花蓮太郎が何者かにもらったレイドライザーとクラッシングバッファロープログライズキーで変身する。 飛電インテリジェンスとザイアとの勝負が続いている。その過程で飛電のヒューマギアだけでなく人間まで暴走するという事態に。意外な展開となった。何者か不明だが、マントをかぶった女性が人間を暴走させていた。 とりあえず今回も仮面ライダーサウザーの圧倒的強さを見せつけていて、仮面ライダーゼロワンでは全く敵わない状態。暴走の主であった立花蓮太郎の命も考えない攻撃に、悪のヒーローっぽさが強調されている。 ザイアを守る唯阿とエイムズとして不正を許さない諌の衝突もあり。垓の仮面ライダーサウザーが間に入って仮面ライダーバルカンを圧倒して終わった。 <前回殺し合いのような戦いをしたのに普通にお茶を飲んでる或人と垓。不思議な関係だが、そもそも企業のトップによる最大の不祥事では?垓は唯阿を守るために諌の仮面ライダーバルカンと戦うとか、ほぼ完璧な犯罪者なんだけど。> |
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第19話 | カノジョは家売るヒューマギア 脚本:高橋悠也 監督:石田秀範 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
飛電インテリジェンスとザイアコーポレーションの勝負の二戦目は住宅販売勝負となった。二週間でどれだけ家を売るかの勝負に、飛電は住田スマイルを、ザイアはザイアスペックを装着したエリート販売員の新屋敷達己の戦いとなった。勝負は拮抗するが、焦る新屋敷の前にフードをかぶった人物が現れる。 敵はネオヒタイプのアークマギア。ストレスを感じた住田スマイルが暴走して誕生した。そしてスプラッシングホエールレイダー。新屋敷達己がプログライズキーを使って変身したクジラ型のレイダー。 あれだけの物言いが付いていながらまだ勝負が続くという、はっきり言って正気を疑うような企業勝負が続いている。ゼロワンの方が負けっぱなしなので少々ストレスは溜まるが、カタルシスに至るまでにあと何回このパターンを繰り返すのだろうか? ヒューマギアにストレスを与えると暴走するということが分かった時点で既に飛電インテリジェンスは負けてるはずなんだけど、一方ではザイアスペックもかなり危険。どっちが勝つと言うより、どっちも駄目だろ。 住宅販売の勝負で相手に勝つためには相手の売ろうとしている住宅を破壊すれば良い。実に分かりやすい。 <住田スマイルの営業で何故か仮面ライダードライブの効果音が鳴ってる。 垓が登場する時は必ず逆光の光が出てくるのだが、だんだんそれが嫌味になってきた。というか、光源がはっきり見えるので、目が痛い。 仮面ライダーサウザーの戦い方はゼロワンのプログライズキーをコピーすることでその能力を吸収するというもの。これってゼロワンの能力前提ということになるんだが、オリジナルで戦うと言う発想はないのだろうか?> |
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第20話 | ソレが1000%のベストハウス 脚本:高橋悠也 監督:石田秀範 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ヒューマギア対ザイアスペックの勝負の二戦目は住田スマイルの暴走と、ザイアスペックを駆使する荒屋敷有利のまま推移していた。そんな中、5億の仕事のコンペが始まった。この勝負で決まるとお互いに物件を出し合う。だがスマイルが選んだ家は数千万円の小さな物件だった。 敵はマンモスタイプのアークマギア。新屋敷達己がストレスを与えたことで最強匠親方が変身してしまった。そしてスプラッシングホエールレイダー。 飛電対ザイアのコンペ勝負二戦目の決着編。第2クールになってから二話での話が展開中。色々工夫してるようだ。 家を売るという今回のコンペでは、家を買う人の心を優先したというスマイルが家を売ること自体は成功した。人の心を受け止めてそれに寄り添ったのがヒューマギアの方で、人を考えてないのが人間の方だという逆転現象が面白い。ただ、心は売り上げには直結せずに勝負はザイアに敗北してしまう。 ストーリー自体は良いが、初期と較べてアクションの方はあまり見所がなくなってきたような? 大城銀之丞役は中田博久。「キャプテンウルトラ」をはじめとして多くの作品に出演。昔の東映特撮を知っている人には懐かしい人物。 <片田舎にあるスマイルが紹介した物件の前にたまたま通りかかる諌。一体なんの用があったんだろう? 諌の前でレイダーに変身する新屋敷。勝負以前にその時点で犯罪者として逮捕されると思うんだけど? 更に仮面ライダーサウザーに変身した垓は諌が変身したバルカンに剣を向けている。犯罪を放っておき過ぎなんじゃないか?> |
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第21話 | 異議あり!ソノ裁判 脚本:高橋悠也 監督:杉原輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
次なる飛電インテリジェンス対ザイアの勝負は裁判で行われる事になった。詐欺罪に問われた榊という男を有罪にしようとするザイアは検事を派遣し、無罪を証明しようとする飛電側はヒューギアの弁護士を立てることに。そこで選ばれたのは弁護士型シューマギアの弁護士ビンゴだった。 敵はダイナマイティングライオンレイダー。ライオン型のレイダーで、全身に爆弾を搭載しており、それを用いて攻撃する。そしてビカリアマギア。挑発に乗って暴走しかけた弁護士ビンゴに垓がゼツメライズキーを取り付けた。 ザイアに二敗を喫してる勝負で、今度は裁判勝負となる。知識と嘘発見ができるヒューマギアの弁護士は結構あり得る。裁判 イズの「あなたはゴリラですか?」という問いに対して激しい怒りを発する諌の姿がある。なかなか可愛い。一方で或人の無理なお願いも聞いてくれる当たり、ちゃんとデレてる。 <ザイアが検事で飛電が弁護士。これははっきり言って勝負にならない。圧倒的にザイアに有利。と思ったらイズがちゃんと突っ込んでた。 結婚詐欺程度で警察の出動が派手すぎるが、子ども達にやってはいけないことを知らせるためにはこれくらいやった方が良いのかも知れない。 お笑いライブを見ていた榊は飛んできた腹筋をゲットしている。このヒューマギア、やっぱり腹筋崩壊太郎なんだろうな。 ザイア側の検事がやってることって、弁護士がやることなのでは? 名誉毀損について語る垓が平気で或人を殴ってる。暴力行為の方が罪になると思うけど?それに他社の機材を破壊するのも器物破損罪。> |
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第22話 | ソレでもカレはやってない 脚本:高橋悠也 監督:杉原輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
弁護士ビンゴの暴走を招いてしまい、更にゼロワンアサルトホッパーのデータもコピーされてしまった或人。決着は法廷勝負だと豪語する垓に劣勢を強いられる飛電インテリジェンス。一方垓は背後でゼロワンを完全に封印する作戦を唯阿に指令していた。 敵はダイナマイティングライオンレイダー。警視庁の刑事鳴沢益治が検挙率を上げるために変身していた。 飛電対ザイアの五番勝負もこれで三戦目。なんとザイアスペックを使った市森直人の方が自分の間違いを認めて真犯人逮捕の糸口を作った。これでなんとか飛電が勝利を得たが、まだ二勝一敗。 ライダーシステムについてもいくつかの進展があった。まずゼロワンはアークが生み出したシステムである事。ゼツメライズキーもアークが生み出したが、何らかの目的あってのこと。その目的とは異なる使用をザイアはしているという事など。 滅亡迅雷ネットを作り出したのは、天津垓が人間の悪意をアークに教え込んだためというのも発覚。結構話は複雑化している。 そして新しいゼロワンの形態であるメタルクラスタホッパーに変身。垓に対する悪意によって変身したためか全く制御出来ず、暴走状態のまま周囲のライダーやレイダーを次々に破壊する。更にそのデータを用いて或人を離れて勝手に実体化している。 かなり重い話になってたが、最後にイズが或人にギャグをリクエスト。二人でいつものポーズして締めてる。バランス取ってる。 |
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第23話 | キミの知能に恋してる! 脚本:高野水登 監督:諸田 敏 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
全開の裁判勝負で知り合った海老井千春が社長室に乗り込んできた。榊との婚約を解消したので、新しい相手を探してほしいと言うのだ。戸惑う或人にイズは結婚相談ヒューマギアの縁結びマッチを紹介する。それはなんと天津垓だった。そのお見合い当日に、ストーミングペンギンレイダーが現れる。 敵はストーミングペンギンレイダー。海老井千春の幼なじみの二階堂輝男がお見合いを邪魔するために変身した。局所的なハリケーンを生じさせてしまう。そしてガエルタイプのアークマギア。縁結びマッチが暴走して変身した。 今回は飛電対ザイアの勝負からは離れるが、やっぱり或人と垓の勝負へと持ち込まれる。 垓がやたらいじられていて、コミカル色の強い話だった。ヒューマギアに恋してしまう女性なんてのも出てきてしまうが、これは実際にあり得る事だろう。結婚式の新婦役で俳優型ヒューマギアの松田エンジも登場。 戦い自体はハードなもの。或人が変身出来るゼロワンのモードがメタルクラスタホッパーのみになってしまい、これに変身してしまうと見境無く周囲にいるライダーを攻撃してしまう。 垓はアークを使って何かをしようとしていたようだが、アークは垓の考えの上を行っていたようで、垓のもくろみが少しずつずれを生じさせている描写もある。明らかにメタルクラスタホッパーの方がサウザーより強くなってる。 メタルクラスタホッパーの強さは、無数のバッタ型モジュールを組み替えて防御や攻撃に用いることだった。なんかバイオライダーっぽくもあるが、むしろ鋼鉄ジーグだな。 お見合いの席で垓の経歴を語る唯阿がモロ棒読み。これは一体何を意味してるやら。 <名前だからそれで良いんだが、「マッチ、マッチ」と連呼されると40年前くらいに思考が戻る。 お見合いの場に偶然のように現れる諌。垓を監視してのことだろうが、なんか或人の為にいるような感じもある。 それにしても飛電の社長室って、一般人入りすぎ。> |
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第24話 | ワタシたちの番です 脚本:高野水登 監督:諸田 敏 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
アークの意思を受けたメタルクラスタホッパーの力に翻弄されて暴走する或人。サウザーの一撃によってようやく変身は解除されたが、垓の「あなたはヒューマギアによって破滅する」という言葉にショックを受ける。そんな或人のために全てのヒューマギアに呼びかけるイズ。 敵はアルシノマギア。前回同様松田エンジが変身するが、この変身は自分の意志に従ってで、仮面ライダーサウザーと戦った。そして仮面ライダーサウザー。 或人がようやくメタルクラスタホッパーの力をコントロールした。そのためにイズの呼びかけで、これまで或人に関わってきたシンギュラリティを得ている全てのヒューマギアの善意をメタルクラスタホッパーに力を注いだため。まるで最終回前のような出来だ。いや実に特撮らしい良い話だ。 そしてゼロワンが新しく得た能力は、暴走したマギアを元のヒューマギアに戻す能力。ウルトラマンコスモスみたいな能力だな。 メタルクラスタホッパーの力をコントロールすることでサウザーさえも圧倒できるようになった。これまでずっと敵わないままで話が展開していてストレスが溜まっていたが、これでやっと溜飲を下げた。ここまで引っ張るとはなかなかやるな。まだサウザーの方は隠し球を持っていそうだが、ザイアとの勝負もそろそろ終わる感じになった。 滅は諌に対して「(俺たちと)同じだ」と言ってるシーンがあった。深読みは当たっていたのかもしれない。 <これまで登場したヒューマギアが全員登場…あれ?腹筋崩壊太郎は?> |
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第25話 | ボクがヒューマギアを救う 脚本:高橋悠也 監督:上堀内佳寿也 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
何故か伊豆の調子が悪い。風邪のような症状を示すイズの不調は惑星ゼアとの通信が妨害されたからだと分かる。何者かが飛電インテリジェンスに侵入してジャマー装置を設置したことが分かった。その頃、エイムズの刑務所から逃げ出した滅を追った諌も飛電インテリジェンスにやってきた。 敵は仮面ライダー迅。かつて破壊したが、滅を脱走させた後で登場。バーニングファルコンに進化している。 今回はこれまでの戦いを振り借りつつ、現状を説明する。この回で色々分かったことも多い。 イズの不調を調べるためにやってきたヒューマギアの博士ボットが登場。なんと滅の製造者だった。滅は元々父親型ヒューマギアとして作られたもの。かつてのデイブレイク時に或人を守ったのも別な姿の父親型ヒューマギアだったが。 そして滅亡迅雷ネットはやはり滅、亡、迅、雷という四体のヒューマギアからなることが分かった。彼らはアークを宇宙に打ち上げようとしたが、それを阻止したのが或人の父。だがその結果街一つが破壊されてしまった。これがデイブレイクの真実。 現在の戦いは飛電が打ち上げた人工衛星ゼアと、今もデイブレイクタウンにあるアークの代理戦争ということになる。 そしてアークを覚醒させたザイアの目的は、世界に混乱を引き起こして兵器ビジネスを進行させようとしているとのこと。 正気のままメタルクラスタホッパーに変身できるようになったゼロワンだが、シャイニングホッパーにも変身していた。完全にコントロールしたらしい。 <諌と或人の関係はますます深まってる。或人のギャグに笑ってしまう自分が許せない諌は笑い顔を見せないように或人に抱きついてたりする。仲いいね。> |
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第26話 | ワレら炎の消防隊 脚本:高橋悠也 監督:上堀内佳寿也 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ザイア対飛電の勝負第四戦は消防士対決となった。火災訓練のビルからより多くの人々を救出することだが、天津垓は唯阿に飛電のヒューマギア119之助を暴走させるよう指示していた。勝負はほぼ互角に進むが、訓練中にレイダーが現れ、ビルを破壊してしまう。 敵はマンモスマギア。消防士型ヒューマギアの119之助が暴走した姿。そしてスカウティングパンダレイダー。消防士勝負の中突如現れたレイダー。そして仮面ライダー迅が仮面ライダーバルカンと戦ってるが、バルカンは全く敵わなかった。 前回で既に話は次の段階に入っているのだが、相変わらずザイア対飛電の勝負は終わっていない。消防士勝負だが、本当に火災を起こす訳にはいかないため訓練で行う事になった。今回の勝負から滅亡迅雷ネットの方が関与するようになったが、迅と滅の間で意思が変わってしまっている。迅によれば、もう一人が協力していたとのこと。残りは“亡”のみか。今までに登場したキャラのような事を臭わせている。 今回はほぼ訓練中の事故の処理とデイブレイクタウンでのバルカンと迅の戦いがメインで或人は最後にちょっと活躍しただけ。 こう言う命がけのミッションこそヒューマギアの出番のはずなのだが、それでも敢えてザイアスペックを使う意味はどこにあるのやら?と思ってたら、人の命の可能性を信じるという点において人間の方が上をいっていたとのこと。 最近イズのツッコミに馴れてきたのか、或人の方がお礼を言ってる。 <テレビ撮影してる前でヒューマギアを暴走させてる垓。明らかな犯罪行為なんだが、それはスルーなのか? メタルクラスタホッパーには全く敵わなくなった仮面ライダーサウザーが相変わらず上から目線なのがなんか痛々しい。> |
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第27話 | ボクは命を諦めない 脚本:高橋悠也 監督:上堀内佳寿也 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ザイアと飛電による救助訓練勝負中に現れた謎のレイダーによって本物の火災が起こってしまう。ビルの中に取り残された飛電副社長福添を助けるために、ヒューマギアの119之助とザイアスペックを装着した穂村武志が同時に現場に飛び込む。 敵はスカウティングパンダレイダー。ザイア社員の京極大毅がザイアを勝たせるために変身していた。そして仮面ライダー迅。 五番勝負の四戦目。アクシデントもあくまで勝負として捉える垓と、人命救助のためのヒューマギアを信じる或人。分かりやすい悪人と善人の構図に落としているが、特撮ではこれくらいのわかりやすさが必要。 ザイアがエイムズのために開発したショットライザーとレイドライザーは同じもの。エイムズはレイドライザーの開発研究機関だったことが発覚。 そして仮面ライダー迅と仮面ライダーサウザーが初めて直接対決。変身する前の迅は垓を名指しで人類の悪意そのものだと言っていた。勝負自体はほぼ互角だったが、迅は滅のスコーピオンキーを奪った。 ヒューマギアは人間を救うために自らを犠牲にするのも厭わないというのが示されたが、これこそヒューマギアの本来の使い方となるだろう。 <ヒューマギアは人名を最優先で救うプログラムを持ってるはずだが、福添の秘書シェスタは故障しただけだった。どんなプログラムされてるんだろう? 119之助は穂村を現場に通すためにビルの梁を受け止めた姿のまま動かなくなっていた。立ち往生と言う奴だが、この姿は昔あった映画の『里見八犬伝』で同じシーンがあった。これも東映だったよな? 最期の勝負はヒューマギア特区の是非を巡っての演説対決だそうだ。これまで一切出てこなかったけど、そんな計画ありながら、これまで上層部は遊んでたようにしか見えない。> |
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第28話 | オレのラップが世界を変える! 脚本:高橋悠也 監督:杉原輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ザイア対飛電の最終対決は飛電インテリジェンスが政府と進めていたデイブレイクタウンの是非を巡る演説対決となった。だがヒューマギアは政治家になることができないために演説用のヒューマギアは開発されておらず、イズの提案でラッパーヒューマギアのMCチェケラによるフリースタイルで支持を得ようとする。それぞれ多くの支持者を得ていく。 敵は仮面ライダー滅。姿自体は変わらないが、ラーニングによって強さが増している。「アークの意思」として不破諌を守った。そしてドードーマギア。MCチェケラが腐敗した人間を倒そうと自らの意思で変化した。 最終対決は演説だった。えらく捻ったところにあると思ったら、デイブレイクタウンの再興を巡る重要な案件だった。なるほど一応これがきちんと次の話につながるのか。そして腐敗した政治をまっすぐに批判する見事な内容にもなってた。ここまで攻めた設定の仮面ライダーは初かもしれない。 不破諌について色々なことが発覚した。やはり滅を逃がしたのは諌で、滅亡迅雷ネットのハッキングを受けていたとのこと。人間がハッキングされるはずはないのだが、仮面ライダーに変身するために不破諌には特殊なチップが頭に埋め込まれているとのこと。天津垓の采配次第で苦痛を与える事が出来るという。 「アークの意思」として不破諌を守る滅の姿があった。当初から噂されいたように、諌こそが滅亡迅雷ネットの最後の一人なのか。 ザイアの新しいレイダーが登場。ファイティングジャッカルレイダーは刃唯阿が装着している。 ラップ対決で渾身のギャグをかます或人は完全に滑ってたが、これはいつも通り。別段ツッコミどころではなかった。 MCチェケラ役は副島淳。NHKの「あさイチ」で有名だが、俳優だったのね。 <天津垓にとって諌はほぼ犬のような扱いらしい。なるほどそれでバルカンは狼型なのか。悲劇のヒーローなのになんでここまでいじられるのやら。可哀想なキャラだ。> |
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第29話 | オレたちの夢は壊れない 脚本:高橋悠也 監督:杉原輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ヒューマギア自治都市構想を巡る演説合戦で、MCチェケラの暴走を目撃した人々はヒューマギア不要論へと傾いていた。そんな中現れた仮面ライダーバルカンに天津垓はゼロワンを攻撃するように命令すると、自分の意思とは関わりなくゼロワンを攻撃してしまう。 敵は仮面ライダーサウザーとファイティングジャッカルレイダー。 やはり不破諌がもう一人の滅亡迅雷ネットだった。諌自身は人間だが、仮面ライダーに変身するためのチップを脳に埋め込まれている。そのチップこそが滅亡迅雷ネットの亡だったことが発覚した。なるほどそう言う事だったか。同じくチップ埋め込まれている唯阿は自分の意思で会社に従っているとは言っているが、その精神は揺れている。今回に関しては完全に諌が主人公だった。 ただ、その真実を知って抵抗する諌は亡のチップをねじ伏せ、ランペイジバルカンに変身する。サウザーとファイティングジャッカルレイダーの二体を同時に相手にして完勝してる。 そしてヒューマギア自治都市構想の投票が行われ、ザイアの勝利となった。これによって自治都市構想は白紙となり、飛電はザイアの子会社となってしまう。社長には垓が就任し、或人は自主退職して会社を去ってしまう。 <或人の主張は、ヒューマギアは人間の鏡のような存在だという。それは良いんだが、その主張だとヒューマギアの暴走を止められないという根本的な問題がある。> |
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第30話 | やっぱりオレが社長で仮面ライダー 脚本:高橋悠也 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
経営統合を行い飛電インテリジェンスを傘下に収めたザイアエンタープライズ社長の天津垓はヒューマギア撤廃を決定する。以降廃棄されたヒューマギアの不法投棄までなされるようになってしまう。そんな中、社長を解任された飛電或人はヒューマギアの解放を思い、デイブレイクタウンの迅を尋ねる。 敵はバトルレイダー。ザイアインテリジェンスによって作られた戦闘型レイダー。そして仮面ライダーサウザー。 第三部開始。仮面ライダーに変身出来なくなった或人は第一部で敵対していた滅亡迅雷ネットと接触してでもヒューマギアを守ろうと考える。迅は或人を敵と言いながら、それでもヒューマギアを守るという一点で協力を約束する。 一方、不破諌はエイムズを止めたが、それはこの事態を引き起こしたのがザイアであり、そのザイアによって自分が利用されていたことから、ザイアを倒すために単独行動を始めたという。ただテロリストではないので、基本的には唯阿に言葉で説得するのが中心。聞き分けがないと実力行使に移る。 結果として、滅亡迅雷ネットの迅と諌、そして或人がレジスタンスのような立ち位置で共闘することとなった。 衛星ゼアはそんな或人を資格者として認め、再び或人は仮面ライダーゼロワンに変身できるようになった。 …と、言うことでかなり重い設定なのだが、これからの話は或人とイズが立ち上げた零細企業「飛電製作所」を立ち上げて草の根活動を始めると言うことになる。イズは「社長」に従う存在なので、イズ自身がネットワークを用いて会社を作って或人を社長にしたという抜け道を使った。 <「ヒューマギアは俺が守る」と言いつつ、プログライズキーによって守られてる或人。> |
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第31話 | キミの夢に向かって飛べ! 脚本:高橋悠也 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
人気漫画家の石墨が飛電製作所へとやってきて、相棒のジーペンを再起動してくれるよう頼んできた。再起動はできたものの、衛星ゼアとのリンクを失ったジーペンは何も意欲を持てなかった。そんな或人の前に現れた迅はジーペンを連れ去ってしまう。 敵は仮面ライダーサウザー。 新しい会社飛電製作所での或人の活躍が始まった。とりあえずしばらくはこれまで登場したヒューマギアに新しい道を見つけ出す形になるようだ。1話完結の話もこうやって続編を作ることができるのも面白い。これまでにはなかった使い方だ。 今回のジーペンは5話に登場したヒューマギアで、持ち主の石墨は彼を一人の漫画家としてデビューさせようと考えていた。その夢に共鳴するまで。 そんなジーペンを破戒しに来た唯阿は、ヒューマギアを人間として扱う或人の熱意にほだされかけており、社長の天津垓に対して反発し始めている。 一方、滅亡迅雷ネットでは滅はこれまで通りヒューマギアは滅亡迅雷ネットにつなぐべきと主張するのに対し、迅は或人のやり方でシンギュラリティが起こせる可能性を追求しようと考えている。こちらも分裂中。 <もはや全く叶わないのが分かっていながらそれでもメタルクラスタホッパーに挑むサウザー。馬鹿なの?> |
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第32話 | ワタシのプライド!夢のランウェイ 脚本:筧 昌也 監督:田ア竜太 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
飛電製作所を訪れたイベントキャスティング会社社長の古澤は、人気モデルだったヒューマギアのデルモをファッションショーに出場させるために復元してほしいと願う。ザイアからの妨害が予想される中、それでもヒューマギアを世間に認めさせるために再起動させる或人。 敵はバトルレイダーとジャッカルレイダー。そして仮面ライダーサウザー。 前回とは異なり、これまで登場してなかったモデル型ヒューマギアが登場。ヒューマギアを守るために努力する或人の姿が描かれていく。既にサウザーに対しては完全に負けることはなくなってる。 モデル型ヒューマギアのデルモは脚を撃たれてしまってファッションショーに出られなくなったが、その思いを受け継いだイズ(と何故か或人)がランウェイレールを歩くという内容になってる。 不破諌は飛電製作所の用心棒になっているが、唯阿によって亡のプログラムを使われてしまって逆にヒューマギアに襲いかかってしまった。だが良心の呵責に耐えきれなくなったか、最後に亡のコントロールを放棄する。 迅は諌の中にいる亡を解放するために或人に協力しているが、あくまでこれは協力。滅とも少し目的が変わっている。 <戦いを放棄してファッションショーに出てしまう或人。多分全特撮史上前代未聞の行為だ。> |
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第33話 | 夢がソンナに大事なのか? 脚本:筧 昌也 監督:田ア竜太 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
飛電製作所の用心棒となった不破諌は不法投棄されたヒューマギアを連れてくる。起動してみると、それはテニスコーチ型ヒューマギアのラブチャンだった。持ち主の梅ヶ丘圭太の元に連れて行くと、ラブチャンに不満は無いが彼女に見せたくないから捨てたという。その言葉に違和感を覚える或人。 敵はバトルレイダーと仮面ライダーサウザー。 メインの話はテニスコーチ型ヒューマギアと契約者のギスギスした関係。本来楽しくテニスをやりたいだけの契約者に対し、プロになるように強いるヒューマギア。昔からドラマではテーマになっていたが、特撮では結構珍しいタイプの話だ。ここで登場するヒューマギアのラブチャンはとにかく暑苦しいのが楽しい。 唯阿がついにザイアを裏切る。唯阿は元々自分から望んで脳にチップを入れ、ザイアに絶対服従していたが、ザイアが不破諌に行った仕打ちの全てを知ることで、自分がとんでもないことに加担してしまったことを知ってしまったため。 諌に埋め込まれたチップは、諌に偽の記憶を植え付けた。12年前にヒューマギアに襲われたというのも全て嘘。 ザイアの仮面ライダーの欠陥を諌が指摘している。装着する人間の思いが強いとチップの制御を振りほどける。それを「欠陥」と称するが、それで自由になることを唯阿にも語りかけている。 <梅ヶ丘圭太に言わせると、ラブチャンは「俺、嫌だよ。こんな熱すぎるテニスコーチいらないよ」だった。地球温暖化に寄与してるどこかの誰かを思い起こさせる台詞だ。丁度番組のスポンサーでランドセルのCMに出てる。 既にゼロワンどころかバルカンにも敵わないのにこれまで通り挑発を続ける天津垓。実はこいつもヒューマギアで、バグってるんじゃないかと思うくらい同じ事を繰り返してる。> |
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第34話 | コレが滅の生きる道 脚本:筧 昌也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
野菜工場で働くために復元された農業管理ヒューマギアのミドリが働く畑山ベジタルファクトリーに滅が現れる。或人の持つ雷のデータを取り戻すという滅はミドリを人質に取る。一方自分の過去がねつ造されたものであったというショックから立ち直れない諌の前には唯阿が現れる。諌の頭の中にいる亡のデータを使えば記憶を取り戻せるというのだが… 敵は仮面ライダー滅。 滅亡迅雷ネットの具現化してない雷と亡の二人を巡る話。雷のデータは或人が持ち、亡のデータは諌の頭の中にある。雷の方は滅が、亡の方は迅が担当してるようだ。 ここ何話か迅は或人に協力してきたが、それは滅亡迅雷ネットの復活のためで、簡単に或人を裏切ってしまった。裏切るにしても早かったが、これで滅亡迅雷ネットのデータは全て揃ってしまった。 滅は元々父親型ヒューマギアとして作られたもので、そのアーキテクトは或人の父飛電其雄のものと分かる。 今回全然活躍出来ない天津垓だが、背後でザイアスペックの新しい段階への移行を口にしている。戦闘用レイダーにかかわるものらしい。 相当内容が詰まっていて、30分でよく収めたと言った感じ。 <垓は紅茶の理想的な温度は60度と言っていたが、それは緑茶の温度。紅茶は80度を超えるくらい。なんだかだんだん「超光戦士シャンゼリオン」の黒岩に近づいてきた気がする…知ってる人も少ないだろうが。 唯阿の諌の扱い方は、ちょっとだけ説得した後ですぐに首を打って気絶させてる。扱いが雑すぎる。その内動かなくなるぞ。> |
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第35話 | ヒューマギアはドンナ夢を見るか? 脚本:筧 昌也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
雷のデータを奪われ、滅亡迅雷ネットの全メンバーが揃ってしまう。一方ザイアスペックを装着した人間が突然凶暴化してしまう事件が起こる。これが滅亡迅雷ネットによるものと説明した天津垓は、急ぎレイダー達と共にデイブレイクタウンに向かう。 敵は仮面ライダー迅。そして仮面ライダーサウザー。 滅亡迅雷ネットが完成したことで今や或人の飛電製作所、滅亡迅雷ネット、そして天津垓のザイアの三つ巴の争いとなっていく。垓が全てを管理しようとして、滅亡迅雷ネットを壊滅させようとするのだが、シンギュラリティを起こした滅を守るために或人の方が滅亡迅雷ネットの方を守り始めた。本当に三つ巴で、誰が誰と組むのかがこれからの展開となるはずだが、先の展開が読めない。 亡を分離して、亡から過去に自分に何があったのかを聞かされる諌。その答えは、実に平凡な人生だったというオチが付いてしまった。 <ザイアスペックを付ければヒューマギアの代わりになると頑張る畑山耕一。しかしそれって不眠不休で働かねばならないという事では?なるほどザイアスペックとは社畜製造魔進なんだ。 大部隊のマギア対レイダーの大がかりな戦いのはずなのだが、仮面ライダーが戦いを始めた途端誰も周りにいなくなってしまった。 ギーガーは8話と9話に登場した際、あっという間にハッキングを受けていたが、全く同じ事が今回も起こってる。エイムズには全く学習能力が無い。> |
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プレジデント・スペシャル PART.01 脚本:筧 昌也 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
突然惑星ゼアに呼び出された或人は、そこでイズから、人類の危機が迫っていることを告げられる。イズ自身のプログラムが不安定になる中、これまでの戦いをイズにラーニングさせることでプログラムの修復を行おうとする。 第1回目の総集編。 新型コロナウイルス蔓延によって撮影ができない状況なのでこれは致し方ないところ。超絶に盛り上がっていたので勿体ないが、続きを楽しみにしよう。 これまでの話も結構複雑になっているので、振り返ることでストーリーの検証にもなってるので、これはこれで良し。 ストーリーでは出てこなかった設定もいくつか明かされてる。例えば不破諌の頭に亡のプログラムが埋め込まれたのは9話の出来事だったとか。また、新しい迅が復活するためには迅のプログライズキーを誰かが解放しなければならなかったが、それは未だに謎だとも語られてる。 |
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プレジデント・スペシャル PART.02 脚本:筧 昌也 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
惑星ゼアで記憶の混乱を起こしているイズにラーニングを続ける或人。今回は飛電インテリジェンスとザイアインテリジェンスの五番勝負について。 第2回目の総集編。 今回も総集編で展開する。ヒューマギアのシンギュラリティと自発的な暴走についても出ている。そういえば人間にレイドライザーを配っていたのは亡であったことが分かったが、それって亡のチップを埋め込んだ諌の仕業だったのか。 メタルクラスタホッパーとなったゼロワンのコントロールを取り戻すためにはヒューマギアの善意のプログラムを結集させたとされるが、なんかそれだけではないような気がしてきた。 今回イズが故障したのは全てアークの差し金で、これまでラーニングしたものをアークにフィードバックしていたという。そして最後に現れる黒い仮面ライダー。 |
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シューティング・スペシャル アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
亡と刃唯阿から「普通すぎる人生」と言われて動揺し、以降冴えない不破諌は、自分を取り戻すために過去の自分自身の活躍を振り返る。 第3回目の総集編。今回は仮面ライダーバルカンとバルキリーを中心にエイムズの活躍と、エイムズから脱して最強のパワーアップを果たすまで。 亡によって作られた記憶から、中学時代にマギアに襲われた記憶をねつ造されてしまったという設定は未だに有効らしく、その事を言われると何も言えなくなってしまう諌が可愛い。更に諌自身は自分の事を狼と言っているが、みんなから犬呼ばわりされてる。 |
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超(スーパー)お仕事大戦 バトル1 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
自らの過去を振り返ることで逆に自信を喪失してしまった不破諌を励まそうと飛電或人はさまざまな職業を紹介する。 今回も不破諌が中心となった振り返り。実質的なヒューマギアの職業を紹介となっている。警備員、探偵、学校の先生、弁護士、消防士、医師、秘書(イズ)、料理人、不動産、ツアーコンダクター、結婚コンサルタントを紹介するが、現時点では諌に合う職業は紹介できず。 |
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超(スーパー)お仕事大戦 バトル2 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
不破諌に対して次々に仕事を提案するイズだが、短気な諌と茶々を入れる唯阿のお陰でうまくいかない。その結果、諌が選んだ職業とは… 今回紹介するお仕事は発明家、農業従事者、宇宙飛行士、スポーツ選手、大工、漫画家、声優、俳優、芸人、盛り上げ役を紹介するが全て適応しない。何故かモデルもあって、そっちは唯阿の方にお薦めされている。 結果として夢落ちだったのだが、結果として不破諌に一番向いた職業は仮面ライダーになる事だった。分かりやすいオチ。 |
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ナニが滅亡迅雷を創ったのか? 脚本:高橋悠也 監督:筧 昌也 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ついに四人が揃った滅亡迅雷ネット。滅はこれからどうすれば良いかをアークに尋ねたところ、アークはイズそっくりのヒューマギアを送り込んできた。 いよいよ振り返りも終わりに近づいた。今回は滅亡迅雷ネットの側にたっての戦いの振り返りとなる。 アズと名乗るそのヒューマギアは滅に、それぞれがいつシンギュラリティを起こしたのかを尋ね、滅がそれに答える形で話が展開していく。これまでの振り返りとは違い、続く話の伏線も含まれる。 滅は父親型ヒューマギアが元で、迅の危機にとっさに体が動いたのがシンギュラリティとなる。 雷は宇宙飛行士型ヒューマギアが元で、弟として生まれた宇宙野郎昴を思う気持ちがシンギュラリティを起こした。 亡はシステムエンジニア型ヒューマギアが元で、デイブレイク後にザイアによって回収され、記憶を全て消去されてザイアの道具となっていたが、不破諌の脳に埋め込まれている間に、人類のために働く命令に反抗する形でシンギュラリティを起こした。 迅は元が何のヒューマギアなのか不明。滅に目覚めさせられてから天真爛漫に破壊を楽しんでいたが、やがて目の前で破壊された仲間達を見ることで人類を憎む意思がシンギュラリティを起こす。ただし、一度ゼロワンに破れた後で何者かによって復元させられる。その際に本当のシンギュラリティを起こしたらしいのだが、何がそのポイントになったのかはこれも不明。 迅は滅亡迅雷ネットにも黙って誰かにデータを送信している。恐らくそれこそが迅を復活させた人物だと思われる。 <迅は「シュミレーション」と言っていた。> |
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第36話 | ワタシがアークで仮面ライダー 脚本:筧 昌也 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
全ての記憶を取り戻した不破諌は、死んだと思い込んでいた家族が今も生きていることを思い出す。家族に連絡を取るべきかどうか悩む諌を前に或人は新しいヒューマギアの可能性を感じ取る。一方滅亡迅雷ネット四人が呼び出したアークは滅にデータを流し込んで新たな仮面ライダーアークゼロに変身する。 敵は仮面ライダーアークゼロ。アークの意思を受け継いだ滅が変身する仮面ライダーで、瞬時に武器を生成できる。滅亡迅雷ネットの誰でも変身可能だが、滅が一番しっくりくるらしい。 いよいよ人類とアークとの全面対決が始まる。滅に取り憑いたアークは新たなベルトを生成し、新しい仮面ライダーに変身する。恐らくこれこそが最終ボスとなるのだろう。 一方ザイアはこれまでのザイアスペックの暴走が起こる可能性を捨てられず、なんと今度はレイドライザーを一般販売に踏み切る。これによって一般人が凶器を手に入れることになる。 実は唯阿は迅と組んでいたことが分かった。唯阿が滅亡迅雷ネットに協力していたのは迅をコントロールすることでアークを破壊しようとしてだった。だがアークには筒抜けで、アークゼロによって簡単にたたきのめされてしまう。ただ、迅を復活させた人物は現時点ではまだ分かっていない。 或人は新たなヒューマギアの可能性を考え、諌の悩みを解決するために占い師型ヒューマギアを作り出した。ただ、諌の悩みは晴れることなかった。そして次に作ったのは人の悩みを聞くヒューマギアで、作ってみたら人間型ではなくなっていた。 人工生命体アイちゃんの声はM・A・O。俳優として「海賊戦隊ゴーカイジャー」ルカ=ゴーカイイエロー、声優として「宇宙戦隊キュウレンジャー」ラプターを演じていたが、「仮面ライダー」では初出演となる。 <「アイちゃん」と聞くと、「ヤッターマン」思い出すが、そういえばオリジナル版と新版と映画版がある。どれを思い出すかで世代が分かるか?> |
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第37話 | ソレはダレにも止められない 脚本:筧 昌也 監督:柴ア貴行 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
滅の肉体を乗っ取って変身した仮面ライダーアークゼロにゼロワンとバルカンは圧倒されてしまう。間に入った迅の助言で一旦逃げて再起を図る或人。一方レイドライザーの売り上げを図る天津垓の前にアークの意思を受けた雷と亡が現れた。 敵は仮面ライダーアークゼロ。そして初登場の仮面ライダー亡を含めた滅亡迅雷ネットのライダー達。 アークが変身したアークゼロの圧倒的強さを示した話になった。メタルクラスタホッパーとランペイジバルカンをあっけなく一蹴しただけでなく、ザイアスペックを乗っ取って暴走させてしまう。あまりに圧倒的な力に心折れてしまう或人が再び立ち上がると言う話。メタルクラスタホッパーだとなんとか少しは戦えたが、それもアークゼロの中身が迅で、そこでも抵抗していたから。負けはしたものの、或人の心は折れなかった。 飛電インテリジェンスの副社長福添が或人の元へやってきた。天津垓の横暴に腹を据えかねたとのこと。副社長用ヒューマギアのシェスタを復元させ、垓の不正を暴く。こんなに簡単に暴けるなら、もっと早くやっておけば強迫に使えただろうに、それが出来ないのが副添ということか。 <仮面ライダー亡と垓との戦いでは、デモンストレーションでその服を切り去ってしまう。「ZAIA」のロゴが入ったパンツ一丁で格好付けてる垓の姿は、過去にいた社長の姿とも重なる。> |
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第38話 | ボクは1000%キミの友だち 脚本:高橋悠也 監督:作野良輔 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
自分の汚職をばらされることを恐れた天津垓は社長室に立てこもって全ての汚職データを消去していた。更に事実を知る福添副社長らを抹殺しようと迫ってきた。福添から連絡を受けた或人は飛電インテリジェンスへと向かい、そこで垓と戦う事に。一方、滅亡迅雷ネットを完全掌握したアークは 敵は仮面ライダーサウザー。そして仮面ライダーアークゼロ。 天津垓がアイちゃんによって改心する話。もうちょっと引っ張るべき話だったと思うので、やっぱりコロナ禍は残念な結果になってしまったな。 データの改ざんやパワハラを普通に行っているどこかの国を皮肉っぽく扱ったようでもあって、時事的にぴったりな話でもある。 天津垓は子どもの頃父親に愛されず、唯一さうざーという犬型ロボットと心を通わせていたという。それを自ら封印したことで1000パーセントにこだわるばかりになってしまったという。アイちゃんによって心が溶け、ようやく仮面ライダーとしての使命を意識したようだ。 一方アークは自分に対抗できるAIのゼアを恐れ、物理的にゼアを破壊しようとする。ずっとゼアのメンテナンスを弟と共に行ってきた雷が軽く拒否感を覚え始めてる。 <天津垓の行動が見事にゲンムコーポレーション社長になっている。 垓が福添に振るった暴力をパワハラと認定するイズ。それはその通りなんだけど、これまで仮面ライダーになってやってきた暴力は見逃しか? 天津垓が子どもの頃友だちだったという犬型ロボットの姿は…「ドクター・フー」に出てくるK9だな。さすがに新型出てくるとフォローできない。 登場する人たちみんなの心を溶かすアイちゃんは凄いAIだな。まるで星新一のショートショートみたいだ。> |
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第39話 | ソノ結論、予測不能 脚本:高橋悠也 監督:作野良輔 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
サウザーの加勢によって再び立ち上がったゼロワンは、なんとかアークゼロの攻撃をしのぎ、衛星ゼアを守り切る。このままではアークゼロには勝てないと、更なるパワーアップをゼアに要求するが、アークが仮面ライダーになったという想定外の事態に対処できないと言われてしまうのだった。 敵は仮面ライダーアークゼロ。 パワーアップを繰り返すアークゼロに対処できないゼロワン側。だが衛星ゼアの回答は、これ以上のパワーアップは出来ないという。それを自分自身の力でパワーアップしようとする話となる。しかし現時点ではそれは雲を掴むような話。ただ或人が焦っているだけ。 人間の心を取り戻した天津垓が謝罪するが、そんな垓に対して諌も唯阿も許さないという。意外なことに或人も垓を許さないと言っている。ヒーローがこんなに頑ななのは結構珍しいが、この事態を引き起こした張本人だからねえ。そんな中で誠意がどこまで通じるかという、垓の物語も進行中。 その背後でアークによる世界支配は着々と進行中。物理的に是Aを破壊することは阻止されたため、今度はゼロワンドライバーを使ってゼアにアクセスして乗っ取ろうとする。それで雷を使って或人を呼び出した上でゼロワンを圧倒し、ゼロワンドライバーまで奪ってしまった。 <さうざーの言うことだけは聞くようになった垓。さうざーってAIBOそのものだが、表情も良いね。なんか欲しくなってきた。 エイムズのリーダーは今も刃唯阿っぽくなってるが、既に解任されてたんじゃなかったっけ?> |
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第40話 | オレとワタシの夢に向かって 脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
ゼロワンドライバーを奪われ、それを介して惑星ゼアまで手中に収めたアークは、完全なる勝利を得るために或人を襲い、その命を奪う。死の直前或人はイズに何事かを指示していた。それに従うように或人への声かけを繰り返すイズ。 敵は仮面ライダーアークゼロ。 前回はゼロワンドライバーを奪われただけだったが、今回で或人の命まで奪われてしまった。実はこれは或人がイズに仕掛けたシミュレーションで、或人の死という悲しみをいずに与えることでイズを変化させようとしたことがわかる。 惑星ゼアはアークに乗っ取られたが、その機能の一部はイズの中にあり、イズが何度も自らの機能をリブートさせることで完全に一致。ゼアの全能力がイズの中に入った。それでイズも創造の力を得る事となったためにゼロツードライバーおよびゼロツープログライズキーを創造したという事になる。 新しい仮面ライダーはゼロツーという。基本デザインはゼロワンと同じで大変シンプルな姿の仮面ライダーとなる。 この作品のテーマである機械と人間の和解ということはイズによって叶えられることになった。 <何十億通りのリブートというのはまるで「エンドレスエイト」。 新しい仮面ライダーの名称はゼロツー。てっきりゼロ若しくは零になると思ってた。> |
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第41話 | ナンジ、隣人と手をとれ! 脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
アークゼロを倒したが、衛星アークは次なる手として衛星から地上を直接攻撃を始めた。その無差別攻撃にアークに不審を覚え始める滅亡迅雷ネットの面々。一人アークを信じる滅に対し、アークが告げたのは、ヒューマギアを含めた全ての破壊だった。 敵は仮面ライダーアークゼロ。 ゼロツーに敗北したことでアークは新たな作戦を考案。それはアークゼロが地球そのものを滅ぼすことで、これまで手駒としてしか観てなかった滅亡迅雷ネットを含めヒューマギアも全て破壊するとのこと。 そこでアークを止めるために滅亡迅雷ネットは或人と手を組んでアークを破壊する。具体的には一度迅にアークを迅に憑依させ、雷が意識のない衛星アークをネットワークから切り離す。その上でゼロツーと滅がアークゼロを倒し、意識をアークに戻したところで完全破壊。理にかなった倒し方だった。 一見これが最終回のノリだったのだが、滅亡迅雷ネットは滅によって独自に活動を開始すると宣言した。新しい物語に移行するようだ。 アークの攻撃によって医療を初めとするインフラ崩壊が起き、そのためにヒューマギアを多量投入するという話になってる。まさしく“今”の物語。 <ヒューマギアの多量投入は物語上必要なことだが、投入してからの活動が早すぎるのがちょっと気になる。> |
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第42話 | ソコに悪意がある限り 脚本:高橋悠也 監督:田ア竜太 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
アークは消滅したが、そのアークの意思を受け継ぐことを宣言した滅は、全てのヒューマギアに人類滅亡への戦いを参加を呼びかけていた。滅を信じるイズは滅を説得しようとする。 敵は仮面ライダー滅。 前回でアークは破壊されたが、アークの意思は今も残っている。それを継承するのは誰かということで、最初はそれは滅かと思われたのだが、実は新の継承者こそが或人だったと発覚する。相当意外な展開となった。 或人がアークになるトリガーとはイズを破壊することだった。破壊されたイズを見て絶望した或人の悪意が暴走したことによる。 しかしこうなると、或人自身が本当に人間なのかという疑問が生じる。ひょっとして或人自身がヒューマギアなのでは? これまで垓に指令を与えていたのはザイア本社の与多垣ウィリアムソンだった。初登場なので、意外性は全然ないが、ちょっとそれはないんじゃない?という感はある。 |
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第43話 | ソレが心 脚本:高橋悠也 監督:田ア竜太 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
アークに乗っ取られてしまった或人。ザイアの新社長与太垣はエイムズを全員招集し、或人の抹殺を命じるが、隊長である諌らは或人を救うために出撃する。 敵は仮面ライダー滅。 今回の戦いは滅とアークワンによるものだが、どちらも人類の敵として悪意のまま戦っており、このままでは誰も幸せにならない。 アークの狙いは人間とヒューマギアを争わせて共倒れとすること。そのためにまずは或人を乗っ取った。実は或人は正気を保っているのだが、それでも憎しみの心によってヒューマギアを倒さねばならないと思い込んでいる。 或人がアークワンになったのはイズを壊されて悲しみの心をアークに乗っ取られたからで、アークは既にヒューマギアだけでなく人間もハッキングできることが明らかになった。 一方、アークはもう一人のキーパーソンである滅にも目を付けている。滅がイズを破壊したことで或人が覚醒したように、或人に迅を破壊させることで滅の方もアークに覚醒させた。 悪意に染まった心にアークは憑依する。或人と滅の戦いはそのまま人類とヒューマギアの戦いであり、互いに滅ぼし合った末に残された少数の存在全てにアークを憑依させることだった。これからアークの意思を受け継ぐ存在は何人も出ることが暗示されているが、人類側に立つ或人に対してヒューマギア側に立つ滅が実はもう一人の主人公だったというのが分かった。この設定は面白い。 |
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第44話 | オマエを止められるのはただひとり 脚本:高橋悠也 監督:杉浦輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
飛電或人がアークとなってしまったことで、人類は世界の敵になり、滅ぼすしかないと大々的に公表する滅。それに呼応して世界中でヒューマギアの反乱が起こってしまう。自分の思いはともかく人類とヒューマギアの戦いの渦中に入ってしまった或人。 敵は仮面ライダーアークスコーピオン。滅がアークの力を受けて変身した仮面ライダー。 人工頭脳が人類に牙をむく。SFの基礎とも言える話をここに持ってきた。もっとじっくりやって欲しかったところだが、時間的な問題で致し方ないか。 人類側はヒューマギアを破壊すべきと言う側と、破壊をやめろという側でも争ってるが、ヒューマギアギアでも戦いしかないと思い込む滅に対し電と亡は人類との和解を説得している。正義とは一体何であるのかと問いかけた内容になる。 人類とヒューマギアの全面対決を前に、或人の前に父の飛電其雄が現れたが、そこでなされたはずの会話は不明。 <エイムズがヒューマギアを破壊するのを止める唯阿。でもヒューマギアは世界中にいるため、それ以前に破壊がなかったとは思えない。全般的に範囲が狭すぎる。 これまでヒューマギアを信じ続けていた或人が自分で迅を倒してしまったことで絶望に落とされる。既に何度もこの手の絶望は味わっているような気がするが、迅は特別なのか?それももう少し丁寧に説明して欲しい。> |
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第45話 | ソレゾレの未来図 脚本:高橋悠也 監督:杉浦輝昭 アクション監督:渡辺 淳 特撮監督:佛田 洋 |
或人と滅が変身した二人の仮面ライダーアークが激突する。お互いに死力を尽くした戦いだったが、それを見守るアズは不気味な笑顔を見せていた。 敵は仮面ライダーアークスコーピオン。 最終決戦は滅とだが、この戦いは世界の滅びの序曲。このまま殺し合いが続けば、人類とヒューマギア双方から仮面ライダーアークが生まれ続け、やがて世界は滅んでいく。或人はその事を知っていながら、それでもイズの喪失に耐えられずに心が病んでいくのを止められないために、アークの装甲を滅に滅ぼしてもらおうとした。前回或人が父其雄と出会ったことでそれを悟ったという。 そして或人は最後に改めて仮面ライダーゼロワンに変身。ライジングホッパーと姿はあまり変わらないが、リアライジングホッパーという。最後にシンプルな変身になる展開は良いね。 その後は後日譚。或人は誰もが認める飛電インテリジェンスの社長としてヒューマギア事業拡大を宣言。天津垓はさうざーに囲まれAI事業への展開を開始。唯阿はエイムズ隊長として、隊員となった亡を率いる。諌は変身能力はないが、「街の仮面ライダー」として活動中。滅と復元された迅はアークの復活を見張る役へ。そして一から再構築されたイズはラーニングしながら或人の下で働く。 ただ、物語はまだ終わってないようで、生き残ったアズは新しいプログライズキーを何者かに与え、彼が新しい仮面ライダーに変身している。「続きは劇場で」かな? |
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