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スパイク・リー▲
Spike Lee

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鑑賞本数 4 合計点 16 平均点 4.00
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
著作
スパイク・リーの軌跡(書籍)

_(書籍)
2011
2010
2009
2008 セントアンナの奇跡 監督・製作
2007
2006 インサイド・マン 監督
2005
2004 セレブの種 監督・製作・脚本
2003
2002 25時 監督・製作
10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス 監督・製作
2001 ヴァニシング・チェイス 製作
2000 キング・オブ・コメディ 監督・製作・脚本
ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム 製作総指揮
1999 サマー・オブ・サム 監督・製作・脚本
ベストマン 製作
1998 ラストゲーム 監督・製作・脚本
1997
1996 ゲット・オン・ザ・バス 監督・製作総指揮
ガール6 監督・製作・出演
モハメド・アリ かけがえのない日々 出演
1995 キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒 監督
クロッカーズ 監督・製作・脚本
ニュージャージー・ドライブ 製作総指揮
1994 クルックリン 監督・製作・脚本・出演
ドロップ・スクワッド 製作総指揮
1993
1992 マルコムX 監督・製作・脚本・出演
1991 ジャングル・フィーバー 監督・製作・脚本・出演
1990 モ'・ベター・ブルース 監督・製作・脚本・出演
1989 ドゥ・ザ・ライト・シング 監督・製作・脚本・出演▲
1988 スクール・デイズ 監督・脚本・出演
1987
1986
1985 シーズ・ガッタ・ハヴ・イット 監督・脚本・出演
1984
1983
1982 ジョーズ・バーバー・ショップ 監督・脚本
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957 3'20 ジョージア州アトランタで誕生

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セントアンナの奇跡 2008

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ジェームズ・マクブライド(脚)
デレク・ルーク
マイケル・イーリー
ラズ・アロンソ
オマー・ベンソン・ミラー
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ヴァレンティナ・チェルヴィ
マッテオ・スキアボルディ
セルジョ・アルベッリ
オメロ・アントヌッティ
ルイジ・ロ・カーショ
ジョン・タートゥーロ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ジョン・レグイザモ
ケリー・ワシントン
D・B・スウィーニー
ロバート・ジョン・バーク
オマリ・ハードウィック
アレクサンドラ・マリア・ララ
スティーヴン・モンロー・テイラー
ウォルトン・ゴギンズ
トリー・キトルズ
ジョン・ホークス
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
インサイド・マン 2006

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ラッセル・ジェウィルス
ドナ・バーウィック(脚)
デンゼル・ワシントン
クライヴ・オーウェン
ジョディ・フォスター
クリストファー・プラマー
ウィレム・デフォー
キウェテル・イジョフォー
キム・ディレクター
カルロス・アンドレス・ゴメス
ジェームズ・ランソン
ケン・レオン
アシュリー・アトキンソン
ピーター・ゲレッティ
ピーター・フレチェット
ジェイソン・マヌエル・オラザバル
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ダルトン・ラッセル(オーウェン)率いる4人の銀行強盗グループが、マンハッタン信託銀行を急襲。中にいる客と従業員を人質にとって銀行に立てこもる。早速NY市警のフレイジャー(ワシントン)がネゴシエイターとして現場へ急行。突撃隊のダヴリス(デフォー)と共に犯人の動静を探る。しかし、用意周到で狡猾なラッセルはなかなか手の内を見せず、事態は膠着状態へと陥った。そんな時、やり手の女性弁護士マデリーン(フォスター)の元に信託銀行の会長アーサー(プラマー)が訪れ、あの金庫の中にある、彼にとって“大切なもの”を手に入れてくれと頼むのだった。
 この映画は色々な意味でかなり“意外な”作品である。物語そのものもその通りだが、予告で観た時から妙に頭から離れない作品だった。予告で次々に登場するキャストはみんな私の好みの役者ばかり。それが何故か銀行強盗の話だという。そう言えばキャストの大部分は最早ハリウッドの重鎮なので、アクション作なんて珍しいな。と言う思いにさせられる。更に驚いたのが監督の名前を見て。
 数少ないアフリカ系の一流監督であるリー監督は殊更人種差別について描く作品が多い。その分ハリウッドの監督にしては珍しいかなりしっとりした作風を持つ監督で、特に人種絡みの作品を中心に作り、その重さが大変心地よい。ただ、時としてテーマが先行しすぎて物語が追いつかない作品も多々あるのだが、それらのテーマをしっかり詰め込んで、きちんとした作品に仕上げた前作『25時』はその集大成かと思ってた
(事実本作は4年ぶりの監督作品)
 この人がアクション?
 途端に頭をよぎったのは、
「外れる」。この監督がアクションに走るとは。いくらキャスティングが良くても、この監督はアクション畑の人じゃない。
 …とはいえ、やっぱりどうしても興味は惹かれてしまうので、思い切って劇場に。勿論地雷踏む覚悟は持って。

 
…げ。
 認識甘かった。あの予告でてっきりアクション作品とばかり思ってたら、全然違ってるじゃないか。リー監督、この素材を見事に自分のフィールドに持ち込んで作ってるよ。
 私はリー監督の巧さは人物の丹念な描写と緊張感と含みのある対話にあると思ってる。具体的に言えば、お互いに一物腹に持っている者同士が話をすると言うシーンにこそこの監督の真骨頂があるわけだが、事前の丁寧な人物描写があるから、観てるこっちは、
「ああ、この人はこういう風に考えてるんだろう」と思わされるので、会話を観ているのが大変楽しいのだ(この作品でもフォスター演じるマデリーンの会話シーンは「流石リー監督」と思わせるケレン味に溢れていてとても楽しい。あのシーンはにやにやしながら観ていたよ)。
 その意味では今回の会話、特にラッセルとフレイジャーの会話は大変興味深い。ラッセルの描写は極力抑えられており、何の情報も無いが、対する受け身一方のフレイジャーに関しては数多くの情報が与えられている(例えば、彼はアフリカ系刑事で、たたき上げでここまで来たが、それでも貧乏で、仕事の誇りと愛情の板挟みで悩んでるとか、人質が殺された!と報道された時には我を忘れてしまうという正義感の持ち主でもある。等々)観ているこちら側も終始フレイジャー側に立たざるを得ず、その焦りを共用するようになる。それで周到に張られた伏線に気付かず、作り手の術中にはまっていくことになる。これ又巧い人間描写だ。
 それと、本作の巧さの一つは、キャラクタの掘り下げ方にもあるだろう。登場時間がどんな少なくとも、台詞のあるキャラは一様に時分自身の過去や主義主張を語っている。それこそそれがゲームの話であったり、嫁さんと仲が悪いとかであったり。そのような些細なことであっても、必ず自分の考えと周辺の影響が語られている。ほんの僅かなシーンでもその丁寧さがとても嬉しい所。

 この手のどんでん返し映画では
大抵作り手の術中にはまってしまう私で、実際この作品でも騙されたけど、騙されても気持ちよくなれた。この丁寧な作り方には素直に拍手を送りたい。
25時 2002
2002ゴールデン・グローブ音楽賞

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デイヴィッド・ベニオフ(脚)
エドワード・ノートン
フィリップ・シーモア・ホフマン
バリー・ペッパー
ロザリオ・ドーソン
アンナ・パキン
ブライアン・コックス
トニー・シラグサ
ヴァネッサ・フェルリト
イザイア・ウィットロック・Jr
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
25時(書籍)デイヴィッド・ベニオフ
 これまで黒人問題を中心に作ってきたリー監督が、主要登場人物に一人も黒人を入れずに作り上げる。
 911テロ直後の話だけに、その話題が会話の中に紛れ込む。確実に同時代性を持った作品。
マルコムX 1992
1992米アカデミー主演男優賞(ワシントン)、衣装デザイン賞
1992NY批評家協会男優賞(ワシントン)
1993ベルリン国際映画祭男優賞(ワシントン)
1993MTVムービー・アワード男優賞(ワシントン)、
作品賞

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アーノルド・パール
スパイク・リー(脚)
デンゼル・ワシントン
アンジェラ・バセット
アル・フリーマン・Jr
アルバート・ホール
デルロイ・リンドー
ケイト・ヴァーノン
テレサ・ランドル
スパイク・リー
ロネット・マッキー
ヴィンセント・ドノフリオ
オシー・デイヴィス
ジャンカルロ・エスポジート
トミー・ホリス
ジェームズ・マクダニエル
デビ・メイザー
ジェームズ・E・ゲインズ
ジョー・セネカ
ラターニャ・リチャードソン
ウェンデル・ピアース
レナード・トーマス
クレイグ・ワッソン
デヴィッド・パトリック・ケリー
ピーター・ボイル
カレン・アレン
クリストファー・プラマー
シャロン・ワシントン
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 アメリカのアフリカ系アメリカ人解放の士としてキング牧師と並び称されるマルコムXの生涯を描いた作品。“レッド”マルコム(ワシントン)は若き頃白人女性とつき合い、髪も白人風にストレートにした麻薬や賭博で大もうけしていた。だが、刑務所に入れられ、そこでイスラム教に回心し、イライジャ師のために働くようになる。演説上手な彼はすぐに頭角を現すが、過激な主張と前面に出過ぎると言う理由で外部からも内部からも圧力を受けるようになっていった。
 原作に監督のスパイク・リーが惚れ込み、私財を投じて作り上げた映画。淡々とした作りの中、監督の情念が込められているかのような物語となっている。
 正直な話、マルコムXのことは今までイスラム過激派としか思っていなかったが
(キング牧師の方は何冊か著書も読んでいるのだが、マルコムXに関しては完全にノー・チェックだった)、この映画を観て少し考えを改めた。底辺からの這い上がりと、ブラック・モスレムの主張が良く出た作品だとは思う。
 ただ、問題は
少々長すぎる。と言うところ。配給側としては何とかして短くしようとしたらしいが、作品にかけるリー監督の意気込みが凄く、わがままを通して3時間を超える作品に仕上げてしまった。
 デンゼル=ワシントンは相変わらず上手い演技を魅せてくれる。この人は器用な役者だが、むしろ彼はこういう淡々とした、それでも緊張感がある役の方が似合っているような気もする。

 撮影の途中で金が無くなり、監督が私財を投じたというのは有名な話だが、そのために基金を募ったところ、アフリカ系俳優を中心に充分な金が集まったのだという。
ドゥ・ザ・ライト・シング 1989
1989米アカデミー助演男優賞(アイエロ)、脚本賞
1989
カンヌ国際映画祭パルム・ドール
1989NY批評家協会撮影賞
1989LA批評家協会作品賞、助演男優賞(アイエロ)、監督賞、音楽賞
1989
ゴールデン・グローブ作品賞、助演男優賞(アイエロ)、監督賞、脚本賞
1999アメリカ国立フィルム登録

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ダニー・アイエロ
スパイク・リー
ビル・ナン
ジョン・タートゥーロ
ジョン・サヴェージ
ルビー・ディー
ロージー・ペレス
オシー・デイヴィス
リチャード・エドソン
ジャンカルロ・エスポジート
サム・ジャクソン
ジョイ・リー
スティーヴ・ホワイト
ミゲル・サンドヴァル
マーティン・ローレンス
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ブルックリンの一角のピザハウスに出入りする人々の一日を描く。マイノリティの人々の心情を乾いたタッチで描き、リー監督の出世作となる。高い評価を受けていながら、アカデミーは無冠。この作品自体がアメリカの現実を感じさせるものとなったリー監督自身もムーキー役で出演。アカデミーではプレゼンテーターのキム=ベイシンガーが「『ドゥー・ザ・ライト・シング』が作品賞にノミネートされていないのは残念です」と発言し、物議を醸す。ブルックリンで本作は作られ、空き店舗でセットを組んだところ、本当に新しいピザハウスがオープンしたと勘違いした人が何人も訪れたとか。
 アカデミーノミネートから漏れたため、議論噴出。本作が選ばれず、『ドライビング・ミス・デイジー』が選ばれたのも物議を醸す
 リー監督の前作『スクール・デイズ』のラストシーンの台詞「ウェイク・アップ」から話が始まる。元は不毛な黒人内部の争いからの脱出を呼びかける言葉だったが、ここではそれは戦闘開始を告げる鬨の声になっている
 リー監督の名前を一躍高め、黒人映画の第一人者となった

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