MOVIETOP

レオ・マッケリー
Leo McCarey

評価 年代 レビュー 書籍
Leo McCarey
Wikipediaより
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
アメリカ出身の映画監督・脚本家。コメディを得意とする。
Wikipediaより引用
経歴
1898'10'3 ロサンジェルスで誕生
1918 弁護士、鉱山事業を経てユニヴァーサル・ピクチャーズに入社する
1920 トッド・ブラウニングの助監督となる
1923 脚本デビューし、主にコメディ映画で頭角を現す
1928 ハル・ローチ撮影所の副社長に就任する。
1935 『人生は四十二から』でアメリカン・デモクラシーを礼賛する。本作から作風を変える
1937 『新婚道中記』でアカデミー監督賞を得る
1939 『邂逅(めぐりあい)』でアカデミー原案賞ノミネート
1940 『ママのご帰還』でアカデミー原案賞ノミネート
1944 『我が道を往く』がアカデミー7部門を獲得。二度目の監督賞を得る。
1945 続編『聖メリーの鐘』を監督し、前作以上の成功を収める。
全米の長者番付第一位に輝いた。
1957 しばらくキャリが低迷したが、復帰作となった『めぐり逢い』が大ヒットする。
1969'7'5 死去
5+
4+
我が道を往く
3+
新婚道中記
めぐり逢い
2+
個人的感想
1969 7'5 死去
1968
1967
1966
1965
1964
1963 女房は生きていた 原作
1962 誘惑の夜 監督・製作・脚本
1961
1960
1959
1958 ポール・ニューマンの 女房万歳! 監督・原作・脚本
1957 めぐり逢い 監督・原作・脚本
1956
1955
1954
1953
1952 マイ・サン・ジョン/赤い疑惑 監督・製作・原案・脚本
1951
1950
1949
1948 善人サム 監督・製作・原作
1947
1946
1945 聖(セント)メリーの鐘 監督・製作・原作
1944 我が道を往く 監督・製作・原作
1943
1942 恋の情報網 監督・製作・原案
1941
1940 ママのご帰還 製作・原案
1939 邂逅(めぐりあい) 監督・製作・原案
1938
1937 明日は来らず 監督・製作
1936 新婚道中記 監督・製作
ロイドの牛乳屋 監督
1935 人生は四十二から 監督
1934 ヒョットコ六人組 監督
罪ぢゃないわよ 監督
1933 我輩はカモである 監督
1932 カンターの闘牛士 監督
1931
1930 恋愛即興詩 監督
極楽島満員 監督
1929 ローレル&ハーディの リバティ 監督
極楽危機一髪 監督
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901
1898 10'3 ロサンジェルスで誕生

ページトップへ

レビュー
めぐり逢い
An Affair to Remember
1957米アカデミー撮影賞、作曲賞、歌曲賞、衣装デザイン賞
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
レオ・マッケリー
ミルドレッド・クラム
デルマー・デイヴィス(脚)
ケイリー・グラント
デボラ・カー
リチャード・デニング
ネヴァ・パターソン
フォーチュニオ・ボナノヴァ
キャスリーン・ネスビット
ロバート・Q・ルイス
チャールズ・ワッツ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1957
製作会社 ジェリー・ワルド・プロ
ジャンル 恋愛(ストレート)
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連 めぐり逢えたら(1993)
キーワード
我が道を往く
Going My Way
1944米アカデミー作品賞、主演男優賞(クロスビー、フィッツジェラルド)、助演男優賞(フィッツジェラルド)、監督賞(マッケリー)、脚色賞、原案賞、歌曲賞、撮影賞、編集賞
1944
NY批評家協会作品賞、男優賞(フィッツジェラルド)、監督賞(マッケリー)
1944ゴールデン・グローブ作品賞、助演男優賞(フィッツジェラルド)
2004アメリカ国立フィルム登録簿登録
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
フランク・バトラー
フランク・キャヴェット(脚)
ビング・クロスビー
バリー・フィッツジェラルド
リーゼ・スティーヴンス
ジーン・ロックハート
フランク・マクヒュー
ジーン・ヘザー
ジェームズ・ブラウン
ポーター・ホール
フォーチュニオ・ボナノヴァ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ニューヨークで治安の悪い西49番地のセント・ドミニク教会に新しい神父のチャック=オマリー(クロスビー)が赴任してきた。実はこの教会はフィッツギボン神父(フィッツジエラルド)が若い頃からコツコツと作り上げてきた教会だったのだが、既にフィッツギボンは高齢で、教会の上部組織が送り込んできたのだった。若く活動的なチャックはいくつかの失敗を経はしたが、徐々に教会と町中へととけ込んでいく。彼の活動は街の不良少年にも向けられ、ついには彼らを組織して素人コーラスまで作っていく。これまで自分のしたこととは全く違うやり方で、町の人の心を掴んでいくチャックのやり方に反発を覚えたフィッツギボンは司教の元へ陳情へと行くのだが…
 1944年のアカデミー賞を総なめにするのみならず1944年全米興行成績1位という快挙を成し遂げた作品。フィッツジェラルドは主演と助演のアカデミーに両方ノミネートされた唯一のケースとなる。
 今から見ると、あまりにもオプティミティックで出来すぎた感のある作品だが、この当時の世相を考えると、むしろこの作品こそが最も求められていたのかも知れない。なんせこれが公開されていた時は第二次世界大戦の真っ只中。世相そのものが軍国主義一辺倒で、ニュースも暗いものばかり。そんな時だからこそ、映画ならではの飛びきりの楽しさを見せてやろう。という心意気に溢れているようだ。改めて考えてみると、戦争の真っ只中でこんな作品が作れるんだから、アメリカって凄い国だ。翌年、戦争に勝った時のオスカーが『失われた週末』(1945)。更に翌年が『我等の生涯の最良の年』(1946)と、重い作品が連発しているので、世間の風潮とは全く逆の作品になっているのが大変興味深い所。
 勿論物語も前向きでとても清々しい話で、ちょっと物語は色々詰めすぎの感はあるし、「いくら何でも出来過ぎだろう」とか思う部分も確かにあるものの、その前向きさ加減が本作の最大の強味だ。
 何より配役が良い。いかにも頭の硬い神父役をフィッツジェラルドが好演。抑え気味の演技が、最後の明るい笑顔に結実するのはやはり見事。もう一人の主演男優賞を取ったクロスビーは、一見軽そうに見えながらその実しっかり者という役をそつなくこなしてる。それまで歌手としても人気を得ていたが、本作で演技派俳優としても認められるようになる(クロスビーはアカデミー授賞式に出ておらず、ゴルフを楽しんでいたが、受賞の知らせを受けて慌てて駆けつけたが、なんとカツラを忘れていたと言う笑い話がある)。
 明るい作品を求めている時にはぴったりの作品と言えるだろう。

 尚、神父がセーター姿で野球帽をかぶっているのが不謹慎だと言うことで、ラテンアメリカの何国かでは上映禁止となったとか。
製作年 1944
製作会社 パラマウント・ピクチャーズ
ジャンル キリスト教会(宗教)
コーラス(音楽)
売り上げ
原作
歴史地域 ニューヨーク(アメリカ)
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
新婚道中記
The Awful Truth
1937米アカデミー監督賞(マッケリー)、作品賞、主演女優賞(ダン)、助演男優賞(ベラミー)、脚色賞、編集賞
1996
アメリカ国立フィルム登録簿登録
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
レオ・マッケリー(製)
ヴィナ・デルマー(脚)
アイリーン・ダン
ケイリー・グラント
ラルフ・ベラミー
アレクサンダー・ダーシー
セシル・カニンガム
モリー・ラモント
エスター・デイル
ジョイス・コンプトン
ロバート・アレン
ロバート・ワーウィック
メアリー・フォーブス
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 幸せな結婚生活を送っていたウォリナー夫妻の夫ジェリイ(グラント)はある日、友人とポーカーを楽しむため妻のルシイ(ダン)に出張と偽り、翌朝に帰宅する。だが、そこで彼が見たのは、美男子の声楽教師アルマンと一緒に帰宅したルシイの姿だった。思わずルシイの素行を咎めるが、藪蛇に自分の嘘がばれてしまい、ついには離婚の憂き目に。だがそうなると、二人の愛犬スミスの問題だった。策略を用いてスミスの養育権を得たルシイだったが…
 アーサー・リッチマン原作の戯曲の映画化でスクリューボールコメディの傑作とされる作品。原題の“The Awful Truth”は直訳すると『恐ろしい真実』で、どうやったらこんな邦題になるのか分からない。
 美男美女が入れ替わり立ち替わり登場して軽快な恋物語が展開される。ちょっと出来すぎた感じの物語と、これまでの展開は一体何だったの?と言う位にもの凄いハッピーエンドが展開していく。
 本作の面白い所は、軽妙な会話に挟まれる絶妙の間であろう。話も会話も他愛ないものなのに、その間に引き込まれるし、笑わせられる。
 今ひとつはまることが出来なかったのは、ストーリーの結末があまりにも綺麗にまとまりすぎたことかな?なんでこうなるの?とちょっとツッコミを入れてしまったよ。
製作年 1936
製作会社 コロンビア・ピクチャーズ
ジャンル スクリューボール(コメディ)
売り上げ
原作
アーサー・リッチマン (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
我輩はカモである
Duck Soup
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
バート・カルマー
ハリー・ルビー(脚)
グルーチョ・マルクス
チコ・マルクス
ハーポ・マルクス
ゼッポ・マルクス
マーガレット・デュモント
ルイス・カルハーン
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1933
製作会社 パラマウント・ピクチャーズ
ジャンル 人物(コメディ)
売り上げ
原作
歴史地域
関連
キーワード

ページトップへ

書籍
著作 評伝