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五社英雄

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鑑賞本数 7 合計点 14 平均点 2.00
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
_(書籍)
1992 8'30 死去
女殺油地獄 監督
1991 陽炎 監督
1990
1989 226 監督
1988 肉体の門 監督
1987 吉原炎上 監督
1986 十手舞 監督・原作
1985 薄化粧 監督
櫂 監督
世界最強のカラテ キョクシン 総監修
1984 北の螢 監督
1983 陽暉楼 監督
1982 鬼龍院花子の生涯 監督
1981
1980
1979 闇の狩人 監督
1978 雲霧仁左衛門 監督
1977
1976
1975
1974 暴力街 監督
1973 ジキルとハイド<TV> 監督・製作
無宿侍<TV> 演出
唖侍 鬼一法眼<TV> 原作
1972
1971 出所祝い 監督・脚本
1970 雪之丞変化<TV> 監督
1969 人斬り 監督
御用金 監督
1968
1967 牙狼之介 地獄斬り 監督・原案
1966 牙狼之介 監督・原案
丹下左膳 飛燕居合斬り 監督
五匹の紳士 監督
1965 獣の剣 監督・脚本
1964 三匹の侍 監督・脚本
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929 2'26 東京で誕生

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陽炎 1991
1991日本アカデミー助演女優賞(荻野目慶子)、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞

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高田宏治(脚)
樋口可南子
荻野目慶子
本木雅弘
かたせ梨乃
川谷拓三
竹中直人
白竜
清水ひとみ
沢竜二
うじきつよし
芦屋小雁
高橋長英
岩下志麻
夏八木勲
高品格
神山繁
川地民夫
丹波哲郎
仲代達矢
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
陽炎(KAGERO)(書籍)栗田教行
226 1989
1989日本アカデミー新人俳優賞(本木雅弘)

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笠原和夫(脚)
萩原健一
三浦友和
竹中直人
本木雅弘
加藤昌也
川谷拓三
佐野史郎
安田成美
有森也実
南果歩
名取裕子
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1936年2月26日。皇道派の青年将校等を中心とする一団が「昭和維新」を旗印に首都中枢を占拠すべく決起する…日本近代史上クーデターとなる二二六事件の顛末を描く映画化。
 日本初のクーデター事件を総力を挙げて実写映画化した作品で、豪華スターの共演で事件の顛末を余すことなく描いた作品。
1989年邦画興行成績6位と健闘。ちなみに五社監督は1929年の2月26日生まれなので、誕生日を記念するという側面もあったようだ。
 …その心意気は認めよう。そして当時日本映画界にあってトップランナーであった五社英雄に監督させたと言う事も認めよう。
 しかしである。
はっきり言ってしまえば、本作は金の無駄遣いだった。おそらくは製作費も回収出来なかっただろう。
 とにかくいろんな意味でもったいなさ過ぎた作品とは言えるだろう。当時の大スターが総出演し、演出的にも金が随分かけられているのはよく分かる。しかし、彼らの登場があまりにも刹那過ぎて、キャラの印象を留めるよりも「ああ、この人はこの役で出てるんだ」としか思えないような演出はいくら何でも酷すぎだろう。しかも事件そのものを追うため、中心人物が分かりづらい。本来だったら、これは中心人物を定め、その視点で見させるべきだったのだ。ところがそれが無いお陰で状況が分かりづらいだけで、ただ動く人を見ているに過ぎないものにさせてしまった。説明も短すぎる上にぶつ切りなので、とにかく分かりづらい。
 キャラについても、誰一人高揚感が感じられず、全員抑えた能面のような姿で淡々と演じているので、盛り上がり所が全く分からず。
 大体この軽佻浮薄を是とする時代
(良い意味でも悪い意味でも)に、歴史的視点を欠いた作品を投入して果たして本当に売れると思っていたのだろうか?観させようとする世代も分からず。
 ただ、オールスター共演作品だけに、奇しくも役者の新旧交代を印象づけることが出来た。と言うこと
だけは評価して良いかな?
肉体の門 1988

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笠原和夫(脚)
かたせ梨乃
名取裕子
山咲千里
松居一代
加納みゆき
渡瀬恒彦
根津甚八
物語 人物 演出 設定 思い入れ
肉体の門(書籍)田村泰次郎
陽暉楼 1983
1983助演男優賞(風間杜夫)、助演女優賞(浅野温子)、監督賞、脚本賞、撮影賞
1983毎日映画コンクール男優主演賞(緒形拳)
1983報知映画助演女優賞(倍賞美津子)

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高田宏治(脚)
緒形拳
池上季実子
浅野温子
二宮さよ子
熊谷真実
佳那晃子
仙道敦子
西川峰子
市毛良枝
大村崑
小池朝雄
成田三樹夫
小林稔侍
成瀬正
荒勢
奈辺悟
風間杜夫
田村連
北村和夫
曽我廼家明蝶
丹波哲郎
倍賞美津子
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
陽暉楼(書籍)宮尾登美子
 高知を代表する遊郭陽暉楼の芸妓桃若(池上季実子)は大変な売れっ子になっていた。桃若が自分の子であるにもかかわらず、敢えて桃若を連れてきた女衒の太田勝造と陽暉楼の女主人お袖(倍賞美津子)は、桃若にゆくゆくは陽暉楼を継いでもらいたいと願いを持っていたが、同時に勝造は珠子(浅野温子)という若い愛人との間を悩んでいた。あまりに情の深い珠子は、ついには陽暉楼にまで乗り込んでくる。そしてぶつかり合う桃若と珠子…
 いきなりネガティブな話を書くが、
私は五社英雄という監督が嫌いだ。この人こそが私がもっとも嫌っている(最近はそうでもないけど)80年代の邦画の中心人物であり、本来の邦画の質を下げてしまったため、復興まで時間がかかったと思っている。80年代と言えば、他にも角川によるアイドル映画が流行り、これまた碌々演技もできないタレントを持ち上げてとりあえずの興行成績を上げてはいたが、五社監督はその対極にあり、重厚な作品を作り続けてきた。しかし、その「重厚」というのが、結局舞台を過去に変えただけの痴話喧嘩を延々と見せられるだけというのにあっては、好きになれるはずがない。大体最大の見せ場がヴェテラン女優の濡れ場ってのじゃなあ。
 大嫌いな痴話喧嘩映画を作り続けてくれたお陰で、80年代映画の中でも嫌いな監督の筆頭に挙がる。
 それでも何故かつい最近になって本作を観てしまった。
 妙に金ばかりを使った長い長い物語で、その中で爛れたような関係を持った男女の長い長い物語が展開…どう考えても好きになれそうもない設定。ということで、最初からネガティブな思いで本作を観始めたのだが、実は、
少しだけ監督を見直した
 私はてっきり五社監督というのは、要請を受けて渋々こういう作品作っていると思っていた。趣味じゃないので、演出だけくどくしてお茶を濁していたんだと。でも、本作を観ている内になんとなく
意外に実はこういう映画を楽しんで作っていたんじゃないのか?と思い直す結果になった。
 極論を言わせてもらうと、これ観て思ったのは、五社監督は
意外にフェティ性が強い監督なんじゃないか?ということ。
 この人の描く女性像はとにかく気が強い。気が強いだけじゃなくて、場合によっては拳に訴えかけるような、かなり暴力性を内に秘めた女性が多い。惚れた男にはとことん尽くす代わり、もし浮気などしようものなら、相手の女をとことんとっちめてやらずにはいられない。しかもそれが一人ではなく、複数登場する。
 結果としてどうなるかというと、
あられもない姿で女同士が殴りあうような描写ができあがる。本作の中盤、温泉場での女同士の組み合いは、ここまでやるか?と言うくらいにねちっこく、しかも長い。
 それを観ていて、
「ああ、なんだ。この人はキャットファイトが好きなんだ」と、自分の中で得心がいった。半裸の姐さんたちが殴りあい、組み合う。この部分にフェティ度を満足させていたんじゃないか?そう言えば『肉体の門』でも無意味な拷問シーンがやたらねちっこく描かれていたっけな。なるほど、これが趣味って奴か。

 実は私はそう言ったフェティ度を強く持った監督が作る作品って結構好きでもあり、それを隠さずく堂々と描いているということだけでも、結構評価すべきなんじゃないか?と思い直したわけである。本作の温泉での乱闘シーンなんて、フェティ満開で、
これを撮っただけでも、実は五社監督って大満足だったんじゃなかろうか?これだけの大作映画で自己満足度をこれだけ上げられるからこそ、一流と言われるのかも知れないな。
 なるほど。こう言ったところで個性を出すことができる監督だったんだな。

 …ただし、その部分を認めたとしても、
私にキャットファイト見て悦に入る趣味はない。残念ながら。
鬼龍院花子の生涯 1982
1982ブルーリボン主演女優賞(夏目雅子)

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奈村協
遠藤武志(製)
高田宏治(脚)
仲代達矢
岩下志麻
夏目雅子
仙道敦子
佳那晃子
高杉かほり
中村晃子
新藤恵美
室田日出男
夏木勲
佐藤金造
アゴ勇
益岡徹
松野健一
岩下浩
誠直也
梅宮辰夫
岩尾正隆
成田三樹夫
内田稔
小沢栄太郎
谷村昌彦
山田良樹
桜井稔
役所広司
浜田寅彦
笹木俊志
宮城幸生
富永佳代子
森源太郎
津奈美里ん
内田良平
夏木マリ
山本圭
丹波哲郎
綿引洪
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
鬼龍院花子の生涯(書籍)宮尾登美子
 1982年邦画興行成績7位。夏目雅子が高く評価される。「なめたらいかんぜよ」は流行語となる
 夏目雅子は大抜擢だが、五社協定が崩れ、邦画の斜陽期だからこそ、主演になれたとも言われる。五社監督も離婚直後で、再起を賭けて挑んだ。
闇の狩人 1979

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佐藤正之
岸本吟一
杉崎重美(製)
北沢直人(脚)
仲代達矢
原田芳雄
いしだあゆみ
岸恵子
神崎愛
松尾嘉代
千葉真一
丹波哲郎
ハナ肇
役所広司
室田日出男
隆大介
梅宮辰夫
成田三樹夫
藤田まこと
大滝秀治
スマイリー小原
加藤嘉
東野英治郎
水島彩子
夏木勲
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
闇の狩人 上(書籍) 下(書籍)池波正太郎
雲霧仁左衛門 1978

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佐藤正之
岸本吟一
杉崎重美(製)
池上金男(脚)
仲代達矢
岩下志麻
加藤剛
長門裕之
宍戸錠
あおい輝彦
倍賞美津子
夏八木勲
川谷拓三
市川染五郎
山城新伍
石橋正次
宮下順子
成田三樹夫
丹波哲郎
松坂慶子
松本幸四郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
雲霧仁左衛門  前編(書籍) 後編(書籍)池波正太郎
人斬り 1969

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村上七郎
法亢堯次(製)
橋本忍(脚)
勝新太郎
仲代達矢
石原裕次郎
三島由紀夫
倍賞美津子
新條多久美
仲谷昇
下元勉
山本圭
伊藤孝雄
賀原夏子
田中邦衛
山内明
清水彰
滝田祐介
東大二郎
宮本曠二郎
伊吹総太朗
藤森達雄
黒木現
中谷一郎
伊達岳志
北村英三
波多野憲
福山錬
新田昌玄
萩本欽一
坂上二郎
辰巳柳太郎
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
御用金 1969
1969毎日映画コンクール撮影賞、美術賞

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藤本真澄
福田英雄
椎野英之
佐藤正之(製)
五社英雄
田坂啓(脚)
仲代達矢
中村錦之助
丹波哲郎
司葉子
浅丘ルリ子
東野英治郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 テレビ局が製作した初の映画。フジテレビによる。1969年邦画興行成績6位
牙狼之介 地獄斬り 1967

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田坂啓(脚)
夏八木勲
西村晃
楠侑子
藤留美子
中谷一郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
牙狼之介 1969

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田坂啓(脚)
夏八木勲
内田良平
宮園純子
富永美沙子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
丹下左膳 飛燕居合斬り 1966

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五社英雄(脚)
中村錦之助
大友柳太朗
淡路恵子
木村功
入江若葉
丹波哲郎
河津清三郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
原作:林不忘

 

三匹の侍 1964

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阿部桂一
柴英三郎
五社英雄(脚)
丹波哲郎
平幹二朗
長門勇
桑野みゆき
香山美子
葵京子
三原葉子
木村俊恵
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 旅を続ける浪人柴左近(丹波哲郎)は、代官松下宇左衛門支配下の村で農民が代官の娘亜矢を人質にして、強訴しようとしている騒動を目にする。村は飢饉と重税にあえいでおり、領主への直訴のためにこのようなことをしていると聞き、左近は彼らに肩入れしようとする。一方事の発覚を恐れた代官の松下は浪人達を雇い入れ、農民達が立てこもる水車小屋を蹴散らそうとしていた。その雇われ浪人の中には桔梗鋭之助(平幹二朗)や桜京十郎(長門勇)らがおり、左近の侠気に触れた二人も左近と共に戦うことを決意するのだった。
 当時好評を博したテレビシリーズの映画化作品。主演の丹波哲郎らが強硬にテレビ版の監督だった五社を監督にするよう要求し、松竹が折れたと言う面白い経緯を持つ。
 それでどうだったか?
 …う〜ん。何というか、『用心棒』(1961)ライクな『七人の侍』(1954)と言うか…その辺の設定だけ取り出して思想的な部分は全部ばっさり切る。まさにチャンバラだった。
 これは映画作品だよな?と思ってしまえるほどに、非常にテレビっぽい作り
(カメラの使い方が非常に平板的で、テレビの手法で押し通したって感じ)。結局本作の売りはそこではなく、キャラクターで見せようと言う所にあったんだろう。
 確かにキャラクターについてはよく立っていた。特に丹波哲郎が味があること。でも、それだけ。農民が虐げられてるというのもありがちな設定だったし、農民と浪人の確執なんてものも全然ない。丹波演じる左近はお節介なだけ…お節介で命を賭けるってのは、物語としてはちょっと弱すぎる感じがするよな。それに三人の侍が揃うのだって、なんか単純すぎ。登場人物の少なさも寂しいところ。
 
…チャンバラはそれで良いと言われればそれまでだけど。
 私は五社監督とは相性が悪いらしいが、これもやっぱりそうだったな。

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