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Oh! SF映画―先駆的SF特撮映像論大伴昌司
アニメ・特撮・SF・映画メディア読本―ジャンルムービーへの招待浅尾 典彦
アニメ・特撮ヒーロー誕生のとき―ウルトラマン、宇宙戦艦ヤマトから六神合体ゴッドマーズまで藤川 桂介著
怪獣から読む戦後ポピュラー・カルチャー: 特撮映画・SFジャンル形成史森下 達
くたばれゴジラ ~特撮VFX映画エッセイ169~ [Kindle版]川俣晶
ゴジラ・モスラ・原水爆―特撮映画の社会学
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怪獣玩具大画報―特撮ヒーロー・怪獣ソフビ&トイ徹底コレクション
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8ミリカメラ 特撮のタネ本
江川悦子の特殊メイクアップの世界―異次元の扉が開かれる!
怪獣とヒーローを創った男たち―特撮世界の造型師たちが語る時代を飾った作品群の製作秘話
これが特撮SFXだ―映画・TV…トリックシーンの秘密
東宝特殊美術部外伝上: 模型少年、映画屋になる!?(書籍)にに たかし
ザ・スーツアクター―特撮ヒーローを演じた男たち破李拳竜による、先輩方へのインタビュー
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101匹カワイイ怪獣大集合!!―円谷怪獣
ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗
怪獣大全集 復刻版 1 円谷怪獣のひみつ
華麗なる円谷特撮デザインの世界 ミラーマン☆ジャンボーグA 米谷佳晃デザインワークス 1971~1973
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完全無欠の東映ヒーロー100 増補改訂版
ネタ
大山竜作品集 & 造形テクニック(書籍)
怪獣学 怪獣の歴史と生態 ~KAIJU ANALYZE BOOK~
怪獣少年の〈復讐〉 ~70年代怪獣ブームの光と影切通 理作
ギター なつかしの特撮ヒーロー主題歌名曲集
空想科学読本 新装版〈1〉 〈2〉 〈3〉 〈4〉
空想非科学大全
生怪獣人生ほりのぶゆき
昭和石ノ森ヒーロー列伝―ヒーローたちの足跡を秘蔵写真でふり返る
昭和特撮大全―蘇る伝説のヒーローたち
昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか
昭和のアニメ特撮音楽 解体深書 耳に残るメロディを生み出した匠のコード・プログレッション200
すごい科学で守ります!―特撮SF解釈講座漫画家長谷川裕一による戦隊解釈
素晴らしきTVヒーローたち (月光仮面からスケバン刑事まで30年の歴史と証言)
宣弘社PHOTONICLE(図録+DVD)
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大魔神の精神史小野俊太郎
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円谷プロ作品超兵器大研究 ~『マイティジャック』から『電光超人グリッドマン』まで~
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ハリウッドVFX業界就職の手引き 2015年度版 [Kindle版]鍋潤太郎、溝口稔和
ハリウッドVFX業界就職の手引き 2016年度版 [Kindle版]鍋潤太郎、溝口稔和
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封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編安藤 健二
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僕らのスーパーヒーロー伝説―昭和40年代アニメ・特撮ヒーロー大研究
僕らを育てた合成のすごい人 増補改正版飯塚定雄、開田裕治 、三池敏夫、 田口清隆
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マンガ・特撮ヒーローの倫理学―モノ語り帝国「日本」の群像
メタルヒーロー最強戦士列伝
モンスターメイカーズ―ハリウッド怪獣特撮史
蘇る封印映像幻の特撮&アニメ徹

阿蘇
【あそ】
 特撮では結構用いられるロケ地。劇場では『空の大怪獣ラドン』が代表作だが、テレビ特撮でも「怪奇大作戦」他、様々に用いられている。活火山というのが特撮マインドを刺激するのかも知れない。 甘崎
生きていたのか
【いきて-いた-のか】
 @怪人がヒーローに言う場合は、前半で崖から突き落とした位で、再び出会った時に叫ぶ台詞。
 Aヒーローが怪人に言う場合は、爆発して死んでしまった怪人が文字通り再生した場合が多い。 甘崎
【おう】
 戦隊もののかけ声。もはや伝統。かつては番組中これ以外の言葉を使わないキャラもいるほどだった。最近ではこういう役は随分減った。 甘崎

奇跡
【きせき】
 @ヒーロー作品には欠かせない要素。これによって物語のカタルシスは大きく増す。その分多用は厳禁とされる。
 Aパワーアップアイテムの同義語。おもちゃ屋の都合によって劇中何度も奇跡が起こる番組もある。
 Bテコ入れの同義語。 甘崎
コング キング・コング
【こんぐ】
 コンゴ共和国のこと。転じて、まだ発展途上にある土地を指す。アメリカ映画「キングコング」で使われて以来、日本では怪獣の名前の一部をさす言葉と勘違いされてしまった。「月光仮面」の「マンモスコング」を筆頭として、枚挙にいとまがない。 水那岐
コンバットスーツ メタルヒーローシリーズ
【こんばっと-すーつ】
 前線に出て巨悪と戦う宇宙刑事に支給される一種の強化服。ギャバン、シャリバン、シャイダーのものが確認されており、残念ながらアランやボイサー、ハンターキラーらのものは不明である。ところで、ギャバンのスーツは明らかにシャリバンやシャイダーのそれより優れている。後者ふたりがクライムバスター、ビデオビームガンという光線銃を携帯しているのに対し、ギャバンはレーザーZビームという光線を右手から直接発射できるのだ。このあたり、個々人の戦闘能力を冷徹に監視している銀河連邦警察のシビアさを感じずにはいられない。照準を定めず指先の勘だけでも充分敵を倒し得るギャバンの能力が買われているのだ。早い話が実力主義の世界なのである。 水那岐

再生怪人
【さいせい-かいじん】
 あるいは再生怪獣。一度ヒーローと戦って負けた怪人を再び劇中に出すこと。ほとんどの場合その話に登場するオリジナル怪人の手下扱いにされてしまい、戦闘員並みに弱体化されることがほとんど。 甘崎
正義は勝つ
【せいぎ-は-かつ】
 ヒーローたちによって度々語られる台詞。絶体絶命のピンチに陥った際、自らを鼓舞する為に用いたり、勝利をもぎ取った際に勝ち誇って語られる場合が多い。シチュエーションにもよるが、自らが正義の側に身を置いているという前提で語られる為、聞きようによっては凄まじく身勝手な台詞でもある。 甘崎

ダー
【だー】
 日本の、とくに東映・石森章太郎原作の特撮ヒーローには、日本語に「ダー」などのカッコよく聞こえる接尾語をつけた名を名乗る者が多い。キカイダー、キョーダイン、イナズマン、アクマイザー3などなど。特にキカイダーはその傾向が顕著で、ライバルにもハカイダー、ビジンダー、ワルダーなどと名づけている。これは石森氏のダジャレ好きにも一因があることだろう。(例)イナズマンの主人公が「支離滅裂」という言葉をつぶやく。「シリメツレツ…」と言いながら隣家の娘のパンティーを超能力でずり下げ、尻を出してニヤける。…その他、石森作品はダジャレの宝庫である。 水那岐
大使
【たいし】
 おそらく手塚治虫の「アトム大使」(鉄腕アトムの原型)からだろうが、地上にはあらゆる処から大使がやって来て活動している。「マグマ大使」、「地獄大使」(仮面ライダー)、「暗闇大使」(仮面ライダーZX)など。かれらは地獄大使館や、暗闇大使館で公務についていたのだろうか。時には亡命者がそうした大使館に駆け込んだりしていたのだろうか。あまり想像したくない。 水那岐
ダイナメーション レイ・ハリーハウゼン、シンドバッド7回目の冒険
【だいなめーしょん】
 レイ・ハリーハウゼンが産み出した映像技術の名称。モデルアニメと実景を合成する際、従来方法ではどうしても大型のスクリーンを必要としたが、この撮影方法によってその手間とスペースを省くことに成功した。小型のスクリーンにあらかじめ撮影した本編カットを映し出し、その手前でモデルアニメの撮影を行う。最後に、モデルが乗っていた土台等の余分な所をマスク合成で隠して完成。技術的には「フロントプロジェクション(映写機とカメラを同方向に据えて合成する方法)」の応用。人間とモデルアニメの動きが完璧なまでにシンクロしており、これの洗礼を受けた特撮少年は数知れず、ゆえにCG全盛の現代においてもこの技術に対する評価は高い。 荒馬大介
ダガー事件
【だがー-じけん】
 2008'6'8 秋葉原で無差別殺人事件が起こり(通称秋葉原事件)、その際使用されたのがダガーナイフだったため、「炎神戦隊ゴーオンジャー」で使われる武器がロケットダガーからロケットブースターへと変更させられた事件。 甘崎
円谷マーク
【つぶらや-まーく】
 流星と円谷の「ツ」というカタカナをモティーフとした円谷プロのシンボルマーク。「ウルトラマン」の科特隊の流星マークから取られていると思われてるが、逆。こちらの方が先にあり、それを科特隊の徽章として用いた。尚、「マイティ・ジャック」の機体マークにも使われている。デザインは中野稔。 甘崎
チェレンコフ光
【ちぇれんこふ-こう】
 ウランが飽和し、爆発寸前の臨界点になった時に見えるという青い光。ゴジラが火炎を吐く時に背びれが青く光るのはこのためらしい…が、時折違う色の光が見えることもある。 甘崎
デウス・エクス・マキナ
【でうす-えくす-まきな】
 語源はラテン語で直訳すると「機械仕掛けの神」。舞台演劇でにっちもさっちもいかなくなった物語を強引に終わらせるために起こす超常現象のことを言う。ヒーロー作品の場合、それがパワーアップアイテムであることが多い。むしろデウス・エクス・ルディクルムと言うべき。 甘崎
テコ入れ
【てこ-いれ】
 特撮に限らず、長期のテレビシリーズでは避けて通れないもの。
 スポンサーの発言力や、視聴率獲得のため、様々な所からの横槍が入ることになり、場合によっては番組中何度と無く行われることがある。
 例えば何度もテコ入れを受けたことで有名な仮面ライダーだが、(未確認ながら)当初視聴率に苦しめられたため、途中からテコ入れとして巨大化を考えていたと言う話もある。たまたま藤岡弘氏の怪我の為、主役の交代などもあり、それから視聴率が伸びたためお蔵入りになったという話もある。
 これが行きすぎると、突然敵に巨大ロボットが現れたり行動隊長なる新しい味方が現れたり主人公が巨大化したり、果ては主人公が変わったりすることさえある。
 大抵の場合、テコ入れを受けた特撮番組はおちゃらけに走るか、極めて無難なものになってしまい、それまで持っていた持ち味を失う結果になることが多い。近年では「仮面ライダー響鬼」のテコ入れが有名。 甘崎
TVマガジン
【てれび-まがじん】
 特撮ファンであれば、一度は目を通す必読書(というか雑誌)。元は「仮面ライダー」の人気によって講談社で主に幼少年向きの雑誌として発刊されるが、ここで特集されたヒーローのスペックはいつの間にか公式にされることが多かったため、これでヒーローの能力を覚えた人も多々。実に30年以上にもわたり、現在も尚第一線で活躍している雑誌である。「全員プレゼント」もこの雑誌から始まる。 甘崎
東都撮影所 城南大学
【とうと-さつえい-じょ】
 東映特撮で時折出てくる撮影所。言うまでもなく東映そのものである。背景のベニヤ板などが結構見えたりして、なかなか興味深いものがある。城南大学と共に、東映特撮では多用される。 甘崎
東宝自衛隊 ゴジラ
【とうほう-じえいたい】
 東宝の特撮怪獣映画に登場する自衛隊のこと。ではあるが、実際には存在しない映画オリジナル兵器や、現代における最先端以上の科学力を駆使した超兵器を多数所有していることが多く、現実の自衛隊と区別する意味合いでこう呼称する。メーサー殺獣光線車に代表される昭和の頃よりも、平成に入ってからその傾向が顕著に現われ始めた。彼等の活躍を観て、実際の自衛隊に入ってしまった人もいるのではなかろうか。 荒馬大介
特撮は教育番組だ
【とくさつ-は-きょういく-ばんぐみ-だ】
 宮内洋がことある毎に口にする言葉。ヒーローとは、立派な大人を指すという一面の真理を突いた言葉と言える。 甘崎

【なみだ】
 ヒーローをパワーアップさせる究極のアイテム。子供か女性だと効果倍増。
ごくまれに敵がこの事を知って武器に用いることもある。この場合、弱点となる。 甘崎
行川アイランド
【なめかわ-あいらんど】
 かつて千葉にあったリゾート施設。東京ディズニーランドの開設と共に寂れて潰れてしまった。特撮にはよく使われた施設で、「シルバー仮面」「仮面ライダー」、「アイアンキング」、「キカイダー01」、「快傑ズバット」(ちなみにバンクの名乗りシーンはここで撮影されてる)、「UFO大戦争 戦え! レッドタイガー」、「ウルトラマン80」「宇宙刑事シャイダー」、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」など。 甘崎
〜の仕業だ
【の-しわざ-だ】
 ヒーローが使う常套文句の一つ。通常では考えられない奇怪な事件が起こった時に安直にこの言葉を呟く傾向あり。それよりまずはSRIに通報してほしい(笑)
どんな些細な事件でも「ゴルゴムの仕業だ」とおっしゃる勘の冴えまくった御仁も中にはいる。
そもそも敵の組織がはっきりしていないと言えない言葉なので、ウルトラマンシリーズではあまりもちいられず、主に東映作品に多い。 甘崎

富士山
【ふじ-さん】
 富士山頂を舞台とする話は結構多いが、何故かそう言う場合富士山には火口があり、そこにはマグマが煮えたぎっていることが多い。特撮世界においては富士山は活火山らしい。 甘崎
富士の裾野
【ふじ-の-すその】
 日本特撮において、ある意味「メッカ」ともいえる場所。キングコングとゴジラが激闘を繰り広げて以来、ここを戦場とした怪獣達は数知れず。また人類側にとっても、富士山麓宇宙港やTAC基地を設置したりと縁が深い。現実には自衛隊の駐屯地と演習場だらけなので、怪獣映画でなくとも戦車はいつでも見られる可能性大。 荒馬大介
放射能の影響
【ほうしゃのう-の-えいきょう】
 怪獣の出現、怪現象の発生の理由を瞬時に解決してくれる魔法の言葉。 ジョー・チップ
ポンポン砲 東宝自衛隊
【ぽん-ぽん-ほう】
 正式には「24連装ロケットランチャー」。現実には存在しない東宝オリジナル兵器で、初登場は『ゴジラの逆襲』。以降、『空の大怪獣ラドン』『地球防衛軍』『大怪獣バラン』等で活躍する。もともとは、第2次大戦中にイギリス軍が開発した4連装機関砲の名称。 荒馬大介

待てぃ
【まてぃ】
 主に東映ヒーロー特撮で主人公のヒーローが多用する言葉。主に怪人が悪さをしようとしているところを止めるために投げかける言葉。「宇宙刑事シャリバン」では最後にサイコラーが言っていたのも特徴的。 甘崎
緑の地球
【みどり-の-ちきゅう】
 「地球は青かった」と言ったのはガガーリンだが、特撮では何故か地球は「青い」のではなく「緑」と呼ばれることが多い。これは「地球には生きものがいて、それを守るんだ」という主張だろう。それだけに、特撮では地球はサファイアではなくエメラルドにたとえられる。
 例:ウルトラマンレオの主題歌、ゴレンジャーの主題歌など。ちなみにバイオマンでは「宇宙の青いエメラルド」と言っており、シャイダーでは「宇宙のオパール」と言っていた。 甘崎
無理矢理ライダー
【むりやり-らいだー】
 東映特撮の特徴で、例えばスケジュールの都合などで主役キャラが使えない時は変身ポーズを無視して着ぐるみヒーローを先に出して撮影を済ませてしまうこと。当初は「仮面ライダー」の際の本郷猛の退場に伴っての苦肉の策だったが、意外に受けが良いことが分かって後に多用されるに至る。 甘崎
メタルヒーローシリーズ
【めたる-ひーろー-しりーず】
 東映には仮面ライダーと戦隊ものと言う二大柱があるが、主に仮面ライダーシリーズがお休みの時に投入されるもう一つのシリーズ。『宇宙刑事ギャバン』がその最初とされるが、そもそも東映特撮の多くはこの路線だった。特に『人造人間キカイダー』がその嚆矢と言っても良かろう。一応他の作品とは違っているが、時折客演で他のメタルヒーローが登場することがある。第2世代の特撮ファンにはこちらで特撮に目覚めた人も多いはず。 甘崎

私は構わないから戦って
【わたし-は-かまわないから-たたかって】
 特撮作品における(各話の)ヒロインにのみ許される必殺の言葉。時々例外はあるものの、この言葉を使われると、たいていの場合、主人公は無力化されてしまう。弱者を攻撃することが出来ない宿命を持つヒーローにとっては、最も恐ろしい言葉といえる。 甘崎
名称
【】
  甘崎