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仮面ライダーガヴ

仮面ライダーガヴ事典
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書籍

 

主な登場人物
ショウマ
井上生真
仮面ライダーガヴ
(役)知念英和。
 仮面ライダーガヴに変身する能力を持った青年。実はグラニュートが住む異世界からこの世界へとやってきた人間とグラニュートのハーフ。この世界では井上生真を名乗る。
辛木田絆人
仮面ライダーヴァレン
(役)日野友輔。2人組男性アイドルグループHi☆Fiveのメンバー。
 フリーライター。幼い頃に母を怪物に殺された経験から怪物を追いグラニュートへとたどり着く。グラニュートと戦う力を欲し、知り合った酸賀からもらったベルトとゴチゾウを用いて仮面ライダーヴァレンに変身するようになる。
ラーゲ9
ラキア・アマルガ
仮面ライダーヴラム
(役)。魔進戦隊キラメイジャーのクリスタリア宝路 = キラメイシルバー役。
 クラゲ型のグラニュートで、見境なしに人を襲い、多量のヒトプレスを作り出している。人間態は黒い帽子の男。ニエルブにスカウトされ、仮面ライダーヴラムに変身出来るよう改造された。
甘根幸果 (役)宮部のぞみ。
 何でも屋を経営する女性。行き倒れていたショウマを助け、仕事を手伝ってもらう。その縁でショウマは住み込みでアルバイトをすることとなった。
酸賀研造 (役)浅沼晋太郎。俳優以外にも脚本家、演出家、デザイナーと多彩な才能を持つ。
 絆人の前に現れた自称グラニュート研究家。グラニュートを分析し、人間が仮面ライダーになれるようにした。
デンテ・ストマック (声)多田野曜平。俳優兼声優。幅広い声で定評がある。特撮でも敵の声などを演じることが多い。
 ショウマにとっては大叔父に当たる人物で、ショウマの父ブーシュの頼みでショウマのガヴを改造した。グラニュートの国での権力争いに辟易して、大好きなお菓子のある人間界に住んでいる。隠遁常態だったが、ショウマの願いから様々な武器などの制作を手がける。
ランゴ・ストマック (役)塚本高史。俳優兼歌手。
 ストマック家長男。
グロッタ・ストマック (役)千歳まち。
 ストマック家長女。闇菓子作りの工場を任されている。性格はかなりきつく、何かというと人を見下す発言を繰り返す。
ニエルブ・ストマック
シータ・ストマック (役)川ア帆々花。
 ストマック家次女で、双子のジープと常に行動を共にする。男言葉で喋る癖がある。ジープと共にガヴに挑んだが敗北して消滅。
ジープ・ストマック (役)古賀瑠。
 ジープ・ストマック。ストマック家三男で、双子のシータと常に行動を共にする。女言葉で喋る癖がある。シータの死を経て、その後リゼル・ジャルダックと結婚する。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 おカシな仮面ライダー!?

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 波打ち際に倒れていた青年ショウマは、始という少年に助けられた。始の持っていたお菓子を食べると不思議なアイテムを身体から生み出し始めた。そんなショウマを見かけた謎の男はショウマを匿うというのだが…

 敵はハウンド。異世界からやってきた犬型のグラニュートで、この世界に人間をさらいに来た。
 新しい仮面ライダーの第一話。今回のヒーローはお腹に口を持つ異世界からやってきた存在。本人は仮面ライダーに変身出来ることを知らなかったため、最初は全然弱い存在だったが、この世界のお菓子を食べることで自分が変身出来るようになった。
 新しい仮面ライダーはお菓子で変身する。今回最初に食べたのがグミで、それが基本の形態となった。グミが身体中を覆って変身するので、ヴェノムみたいな変身の仕方をしてる。
 ハウンドに変身する男は片桐仁が演じている。かつて「仮面ライダーW」でコックローチドーパントに変身してたな。
<ショウマはこの世界初めてなのに、妙に世慣れている。話の都合上仕方ないか。
 ショウマの腹にある口であるガヴは出たり引っ込んだりしてるようだな。任意に出したり消したりできるのかな?
 今回の仮面ライダー専用車はバイクではなく車だった。ライダーではなくドライバーだな(これ何回言っただろう)。人間になってからはちゃんとバイクも出していたが。>
VOL.1
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ハウンド 画像 <A> <楽>
第2話 幸せザクザクチップス

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 又しても空腹で行き倒れてしまったショウマは何でも屋をしている甘根幸果によって助けられる。そこでショウマは何でも屋のお手伝いをすることになる。

 敵はウィップル。タコ型のグラニュート。八本の触手を操って攻撃する。
 前回と今回で、新しい人と巡り会って人助けをするパターンが続いている。旅をして人助けをするパターンは「仮面ライダーストロンガー」以来だが、このパターンを続けるのかどうかは不明。
 一方事件を追う事件記者の辛木田絆斗も、もう一人の主人公として少しずつ存在感を出している。過去が少し明かされているが、母をグラニュートに殺されたことが分かった。
 甘根幸果と辛木田絆斗の二人、どっちも名字に味を意味する言葉が付いているので、この二人がレギュラーになりそうだ。それに何でも屋はライダーの職業としてはぴったりだし。それになんか何でも屋の店内が特別に作られたものっぽい。
 ガヴは新しいフォームであるザクザクチップスフォームへと変身した。攻撃する度にポテチを噛む音がするので、ちょっと美味しそう。
<行き倒れているはずなのに、声を掛けられたら元気いっぱいについていく。これでは善意の人を騙してるような気がする。
 お菓子を食べるとゴチゾウを生み出すが、パンツから出てきたのがいたぞ。排泄物?
 幸果の親切に対し、「俺みたいな不審者に何故?」と言ってるショウマ。この自覚を持ってるライダーって今まで相当少なかったぞ。>
ウィップル 画像 <A> <楽>
第3話 ソーダパンチは罪な味

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
  又しても行き倒れてしまったショウマは肉体労働者の筋元に助けられ、その仕事を手伝うことになる。そんな筋元がグラニュートに襲われてしまい、ショウマは仮面ライダーガヴに変身して戦うが…

 敵はボン。ウニ型のグラニュート。攻撃を受けることで身体を硬化させて通常攻撃を受け付けなくなる。肉体が耐えられる以上のダメージを与えられることで倒された。
 今回も旅の途中で行き倒れてしまった。このパターンが続いている。今回は粗野で暑苦しい筋元という男に拾われ、その仕事を手伝うのだが、やってることは空き巣だった。正義感の強いショウマは泥棒を防ぐが、一攫千金を狙う筋元が大金を目の前にして喜んだところをグラニュートに捕獲されてしまった。
 今回のガヴはソーダ味のグミを食べることで右手を巨大化させて戦っている。
 グラニュートを追う辛木田絆人はここでガヴと遭遇。その絆人は前回の甘根幸果の何でも屋によく通っていたことが分かった。やっぱりこの二人はレギュラーらしい。更にグラニュート研究家が現れ、ガヴがボンを倒した際落としたゴチゾウの二つを手にした。
<絆人は幸果の連絡を受けて戦いの現場に向かうが、誰も見てなかったようなのに目撃情報はあるんだ。>
第4話 マシュマロおかわり!

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 行き倒れ寸前のショウマは農家の仲村家に助けられ、食事を振る舞われる。一方グラニュート研究家を名乗る酸賀研造と出会った絆人は研造からグラニュートのことを聞いていた。

 敵はエージェント。シータとジープが連れていた二体で、その姿だけでガヴを圧倒した。
 今回はショウマの方は具体的な敵とは戦わなかったが、これまでエージェントを送り込んでいたシータとジープと出会う。二人はショウマを弟と呼んでいた。
 今回でやっとショウマの過去が少し明らかにされた。ショウマの母は人間だが、異世界でグラニュートとの間にショウマが生まれた。その結果、ショウマは他のグラニュートとは異なるガヴを持つ。父が亡くなった際、兄弟達から殺されそうになって人間界に逃げてきたが、グラニュートの世界では落ちこぼれだったショウマの力は人間界でかなり力が上がり、母の言葉に従ってグラニュートに襲われている人を救っているらしい。
 一方の絆人の方は酢賀研造という男からグラニュートのことを聞かされるが、それで自分の母を攫っていったのはグラニュートである事を知り、更に研造が確保したゴチゾウから、グラニュートと戦う力があるかも知れないと告げられる。
 今回はストーリーはそこそこ。設定の方の説明が大部分の話になっていた。色々分かってありがたい。
 ショウマはマシュマロを食べたお陰で新しい力に目覚め、ふわマロフォームに変身。
第5話 思い出がヒリヒリ

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 又しても行き倒れてしまったショウマを助けたのは異形の人物だった。それが悪いグラニュートと思い攻撃しようとするショウマだが、実は彼はショウマの父の知り合いで、ショウマのことも知っていたデンテという人物だった。

 敵はエージェント
 前回でショウマがグラニュートの世界での落ちこぼれだと分かったが、ショウマの兄弟はグラニュートの世界を変えるために活動中。人間をベースに作った闇菓子を富裕層に売り込むことから始めているとのこと。
 人間とグラニュートのハーフのショウマは他のグラニュートとは違いガヴから眷属を生み出すことが出来ない。それで医師のデンデがガヴを改造したのだが、それが機能したのはショウマが人間世界に来てからだった。
 それでグラニュートの世界に嫌な思い出しかないショウマは助けてくれたデンデに対しても父親に対しても憎しみの感情しか持つ事が出来ず、ただ逃げることしか出来ない。なかなかコンプレックスの強いキャラ造形だ。
 エージェントが人間を捕獲することを目撃した絆人はエージェントに襲われてしまうのだが、そこをガヴに助けられる。そしてガヴの姿に怯える人間達にこれは仮面ライダーだと熱弁していた。
 ラストでショウマは再び幸果の元へとやってきて、何でも屋になりたいとお願いしていた。どうやらここから話は本式に始まるらしい。
VOL.2
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第6話 変身はビターチョコ

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 自分の使命は人を幸せにすることだと考えたショウマは幸果の何でも屋で働くことにしつつ、部下のゴチゾウたちに街のパトロールを命じていた。一方、師匠塩谷がグラニュートに襲われてしまったことを知った絆人は、酸賀の元に行き、師匠を助けるためには自身が仮面ライダーにならねばならないと言われる。

 敵はオタケ。キノコ型のグラニュート。手品師の格好で人を消して闇菓子作りをしていた。身体中の粘液で敵の攻撃を防ぎ、胞子を用いて攻撃する。仮面ライダーヴァレンに倒された。
 早くも二人目の仮面ライダーが登場した。新しい仮面ライダーは人間である辛木田絆斗で、グラニュート研究家の酸賀が開発した人間をグラニュートに近い存在にする特殊な措置を受けることになった。
 ショウマは兄弟と戦って人間を守ることを心に決め、そのため大叔父であるデンテに味方になってもらおうとする。ただデンテも何か腹に一物秘めてるみたいな感じがする。
<圧縮された人を元に戻すのには仮面ライダーガヴの力が要るはずだが、絆人はガヴを探さずに酸賀の元に行っている。そんなことしたら不幸になるだけなのに。
 異世界の食べ物によって変身する二人目のヒーロー。かつてザ・ブレイダーというヒーローがいてだな。
 酸賀は仮面ライダーの変身アイテムの他にヴァアレンバスターという銃も開発している。常識を完全に逸脱してる。>
第7話 仮面の下はどんな味

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ショウマと絆人。二人の仮面ライダーが出会った。互いの正体を知らず、自分の正体を知らせないようにという意味で自己紹介でそれぞれヴァレンとガヴと名乗る二人。何でも屋に帰ったショウマは幸果から新しい仕事として家事代行を任される。そこで会った芸術家の卵がグラニュートに襲われるところを見てしまう。

 敵はディーン。古代魚型のグラニュート。
 オープニングで二人の仮面ライダーが出会い、お互いそれぞれ自己紹介する。その際、ショウマはこれまで名乗ってきた「赤ガヴ」を短くしてガヴに、「チョコレート君」と呼ばれた絆人はその言い方が嫌だから咄嗟に思いついたヴァレンタインデーから「ヴァレン」を名乗る。なんといういい加減な。そしてなんと7話になってやっと名前が確定した。ショウマはヴァレンをグラニュートの改造人間だと思い、絆人はガヴを人間が改造されたものとお互いに勘違いしたまま。
 そしてショウマは何でも屋として働くこととなり、そこで絆人とも出会うのだが、お互い正体が分からないまま、ここでもすれ違い。今回はそんな二人のコミカルな面ばかり強調された回となった。かつて「仮面ライダー555」でのやりとりを思い出すような…
 ガヴは新たなフォームであるチョコダンフォームに変身した。同じチョコレートフォームのヴァレンとおそろいだ。
第8話 デュアル チョコレイト

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 幸果が掃除を頼まれている画廊の一員末継に画商が尋ねてきた。ショウマは前回の珠樹の事件を思いだし、それもグラニュートによるものではないかと考える・

 敵はディーン。前回に続いての登場だが、外の人間は変わっている。分身能力を持ち、分身は何度倒されても新しく作れる。
 今回は幸果の心を描く話。人を応援したいという思いはあるが、それが空回りしてしまうという性格で、それで落ち込むこともあるという。やや空気を読めない性格らしい。
 前回倒したと思ったグラニュートは生き残っており、違う人間の姿で再び現れた。外側の人間はいくらでも変えられるらしいことも分かる。
 今回は同じチョコレート型と言うことでガヴとヴァレンの共闘となった。同時に必殺技を放っている。
<ガヴの変身シーンでヴァレンに見つからないように広がるグミを拾って隠そうとしていた。そんなもんで隠せるのか?>
第9話 トリック オア ダンス!

  脚本:金子香緒里
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ハロウィンの日。何でも屋は子ども達にお菓子を配っていた。ショウマも子ども達にお菓子を配りつつ新しいお菓子をもらっていた。一方怪物の噂話を聞いた絆人は行方不明者を出しているダンススクールへと潜入する。

 敵はヤード。ヤドカリ型のグラニュート。ケーキ屋となり、ハロウィンにお菓子を配り、それを食べて笑顔になった子どもを襲っていた。
 時事ネタとなるハロウィンの話。怪物が出るには絶好のシチュエーションか。次々に子ども達が誘拐されて、次が自分かもしれないと怯えることも達を助ける話となった。
 今回は絆人の方が中心になっていて、子ども達を救うヒーローとなって活躍する話だった。一方のショウマの方は、兄弟に襲われ、危機の中でグルキャンフォームという重装甲に変身している。
 ストーリーは良いんだが、子役の演技がやや固いのが少々ネック。
VOL.3
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第10話 特盛り! キャンディ砲!

  脚本:金子香緒里
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ケーキ屋こそがグラニュートであると睨んだ絆人だったが、店のある場所に行ったところ、店毎消えてしまっていた。手がかりを失って、消えたケーキ屋を探してくれと「はぴばれ」にやってくる。その依頼を受けショウマはゴチゾウを用いて探索を始める。

 敵はヤード。前回逃げ延びたケーキ屋の正体。
 前回に続いてのハロウィンネタ。お互い仮面ライダーである事を隠し合いながら一緒に行動するショウマと絆人の二人の凸凹コンビの活躍となる。
 話自体はあっさりしていたが、むしろショウマの兄の暗躍とか酸賀が妙に物知りだとか、背後の設定が面白くなってきている。
<ガヴのグルキャンフォームはかなり巨大なため、ガヴのハンドルを回すのにだいぶ苦労しているようだ。>
第11話 あまい言葉にご用心!

  脚本:金子香緒里
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 絆人はグラニュート絡み事件に首を突っ込んだばかりにロマンス詐欺の容疑者になってしまった。ショウマと幸果の協力を得て自分で真犯人を捕らえようとするが、そこに新たなグラニュートが現れる。

 敵はアーリー。ワニ型のグラニュート。子どもの姿でロマンス詐欺を行い、幸せを感じた女性をヒトプレスにしている。
 絆人が何故かロマンス詐欺師にされてしまった。本人は全くその意識がないので、当然罠にはめられたことになる。最初はグラニュート事件に関連するのかと思ったら、単純に詐欺事件に写真が使われただけなのだが、それに首を突っ込んでしまった。話が都合良すぎる。
 SNSでのやりとりで絆人の返事は歯の浮くような文章を書いており、みんなの失笑を買っていた。
 一方、ストマック家ではシータとジープは見捨てられてしまい、ストマック家の地位を固めるために有力者と結婚しろと命じられている。二人の代わりに現れたのはストマック家長男のランゴだった。ランゴの眷属はかなり強く、ガヴもかなり手こずった。
 そしてラストシーンでアーリーの一撃を受けたヴァレンが変身解除。その正体が絆人であることがショウマにばれてしまった。
第12話 ドーナツがつなぐ絆

  脚本:金子香緒里
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ヴァレンの正体が絆人である事が分かってしまったショウマ。自分だけ正体が知られたのは不公平だという絆斗に言われ、ショウマも自分の正体を明かす。一方、幸果はロマンス詐欺の犯人をネットで見つけ、その正体を探る。

 敵はアーリー
 前回ラストでヴァレンが絆人だと分かったが、すぐにショウマは自分がガヴである事を明かした。あっけない正体晴らしだった。正体がばれた途端に喧嘩を始めてしまうが、それで二人はバディとして認め合う。
 自分を助けるよりもグラニュートを倒せと言う絆人に対し、それでは犠牲者が一人増えるだけだというショウマ。ショウマの理屈の方が正しい。
 ロマンス詐欺の犯人を捕まえるために幸果が囮になるはずだったが、色々あってショウマが女装することになった。ちょっと無理があった。
 ガヴとヴァレンの連携では、ヴァレンの作ったチョコレートの沼にポテトチップスを浸して硬化させるという技も使っていた。そしてヴァレンはドーナツの力を使って新たな変身。ヴァレンの場合ベースとなるチョコレートは無くならないので、チョコがけのお菓子になる。
 一方、ストマック家の双子はついに基地から追い出されてしまい、それを恨みに思ってショウマに復讐を誓っている。
第13話 約束の手作りケーキ

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 クリスマスを前に何でも屋はケーキ屋の手伝いにかり出される。ショウマも手伝いをしていたのだが、そこに絆人からグラニュートが現れたという連絡が入った。現場に向かったショウマだが…

 敵はロジョー。カニ型のグラニュートで、かねてから人間界で人間狩りをしていたヴェテランのハンター。ミュージシャンの格好をしていて、妙にノリが良い。
 ストマック家の厄介者になってしまったシータとジープがショウマを消すために動いている。出来損ないで大嫌いだった弟が自分たちを邪魔し続けていたのだから当然だが、ショウマにとってはトラウマ級のイジメがあったことも描写された。
 二人は豹のような姿を取り双子の連係攻撃でガヴを攻撃する。厄介な敵だったが、既にパワーアップを果たしていたガヴはある程度は対処していた。ガヴは敗北しているが最後に崖から落とされるという生存フラグをちゃんとこなしている。
 絆人が仮面ライダーヴァレンだと知ったショウマは旧知のデンテに、人間が仮面ライダーに変身出来る理由を尋ねたが、デンテはそれはグラニュートによる改造であると言っていた。酢賀の正体は何だろうか。
<ヴァレンとロジョーの戦いはまるで恋人が水遊びをしてるかのよう。狙った演出なのは分かるが、ヴァレンのスーツの痛みが心配だ。>
VOL.4
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第14話 奇跡の覚醒! ケーキング

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 シータとジープの攻撃に重傷を負ったショウマは絆人によって助けられ危機を脱する。だがショウマが生きていることを知った二人は瀕死のショウマを殺すため、挑発行為で破壊行為を繰り返す。そんな二人に怒り心頭のショウマ。

 敵はシータジープ
 ガヴのパワーアップの話。基本的にはフォーマットに則ったいつも通りの話ではあるが、本作はお菓子がモティーフなので、自分でお菓子を作ったことで新しい力が生まれるというのは新しい設定だ。今回はケーキを作ったことで力に目覚めたが、これからもこう言うパターンになるのだろうか?
 今回パワーアップフォームであるケーキングフォームが誕生。純白の姿だったが、これは最強のパワーアップっぽい姿でもある。
 そしてシータを粉砕したが、最後にシータはジープを突き飛ばして自分だけが死んでいった。生き残ったジープはこれからどうなっていくやら。
 過去の自分たちを思い出し、自分たちの可哀想さを強調するシータとジープ。家族に愛されないことで歪んでしまったという事だが、この作品は結構こう言う描写が多いな。これも特徴的だ。その勝手な言い分にショウマの方がキレてる。
 ラストシーンで酸賀の元をストマック家の次男ニエルブが訪ねてきている。やはり酸賀はグラニュートか?
<ケーキングフォームはエージェントを生み出せる。眷属を産むと一気に悪人っぽくなるな。
 そのケーキングフォームのエージェントは長くは活動出来ないらしいが、何故か吐いていた。虹色の液体を吐くのはアニメ的。>
第15話 脱走グラニュート!

  脚本:毛利亘宏
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 前から悪事を働いていたグラニュートである帽子の男を負う絆人。そんな時、ストマック社を辞めたいというグラニュートが現れる。その話を聞くショウマだが、そのことを知った絆人は怒り出す。

 敵はロジョー。そしてラーゲ9。クラゲ型のグラニュートで、人間態は黒い帽子の男。見境なしに人を襲って多量のヒトプレスを作り出している。
 前々回のロジョーとの話がまだ終わってなかった。絆人が一人で戦おうとしているところをショウマが現れて結果的に邪魔をしてしまうので、絆人が怒るという構図。
 犯罪をもう辞めるというグラニュートに対して同情的なショウマと、悪は許せない絆人という構図が現れている。種族が違うために価値観が異なる二人の差を描くのも本作の特徴かな。今回は簡単にショウマが騙されたということで絆人の方が正しかったという結果。
 酸賀とニエルブは共同で研究をしているが、その研究というのはグラニュートの世界とこの世界をつなぐことらしい。これまでのグラニュートは酸賀の手引きでこの世界に来ているようで、今回ラーゲ9を迎えるところを描写している。
ラーゲ9 画像 <A> <楽>
第16話 ノエルのおくりもの

  脚本:毛利亘宏
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 自分がグラニュートを信じたために絆人が連れ去られてしまい、その責任を感じるショウマだが、幸果に励まされて絆人の救出に向かう。一方、瞬間的に人の幸福度を上げる毒を使うグラニュートラーゲ9は順調にヒトプレスを作っていく。

 敵はロジョー。いかにも小者だったが、その分いやらしさを上手く使っていた。
 ショウマは前回の裏切りを経験してグラニュートと人の間に争いが止められないと悟る。一方絆人がショウマの敵討ちのために戦っている事を知らされ、人同士はわかり合えるという希望を少し持ち始める。
 冒頭で幸果が「賢者の贈り物」の話をしていたが、お互いを思いやりながら相手の意に染まぬことをやってしまうと言うまさにその通りのことを二人でやっていた。
 絆人は捕まえられたことで逆にストマック家の内情を少し掴むことが出来た。
 そして前回から妙に存在感を持って登場したラーゲ9は、捉えどころのないながら良質なヒトプレスを作ることで重宝されている。なんか目的があるように見える。
 ヴァレンはショウマにもらったゴチゾウでブシュエルフォームに変身する。
 次回予告でラーゲ9が新しい仮面ライダーに変身していた。存在感あると思ったらそういうことか。
<絆人はグラニュートの世界に行こうとしているのだが、それって無謀という。まあショウマもそれを言って結局諦めたけど。>
第17話 カラメる触手は幸福味

  脚本:金子香緒里
      香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 正月を迎え、町内会の餅つき大会に出席する便利屋。そこで幸果の知り合いの高校生が失踪したことを知らされ、グラニュートの介在があると睨んだショウマと絆人は独自に調査を始める。そこで次のターゲットは幸果である可能性が高いことが分かる。

 敵はチョール。猛禽類と蠅の両方の意匠を持つグラニュートで空を飛ぶことが出来る。人間態は女性の姿で親切な人をヒトプレスにしていた。そして仮面ライダーヴラム。ラーゲ9が変身した仮面ライダーで、素材はプリン。
 前回ラストで暗示されたように新たな仮面ライダーが登場する。ただしそれはグラニュートのラーゲ9であり、ショウマたちとは敵対するライダーとして現れた。敵として仮面ライダーが現れる場合、初回は圧倒的な力を見せることが多いが、本作もそれに沿っており、ヴラムは極端に強かった。
 ラーゲ9のヒトプレスの捕獲は手当たり次第に見えたが、実は捕獲前に触手を用いて人を恍惚状態にしていることが分かった。ラーゲ9の持ってきたヒトプレスは質が高いと言っていたが、これが理由か。
 ラーゲ9はかつて魔進戦隊キラメイジャーでクリスタリア宝路を演じた庄司浩平。ヴラムの戦い方がちょっとアクロバティックなのはなんかそれで納得できる気がする。
<チョールの人間態が空中に放り投げたスカーフをジャンプして取るラーゲ9だが、ジャンプの角度的にずれている。グラニュートの能力で位置をずらしたか。
 ヴラムを格好良く見せるシーンがあるが、フォームがプリンだけに、演出がポヨンポヨンしてどうにも締まらない。>
VOL.5
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チョール 画像 <A> <楽>
第18話 激強! プリンな用心棒

  脚本:金子香緒里
      香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 仮面ライダーヴラムの登場で動揺するショウマと絆人。用心棒を雇ったと勝ち誇るチョールからヒトプレスを取り返すことも出来なくなってしまうが、

 敵はチョール。そして仮面ライダーヴラム
 ヴラム登場の二回目。相変わらず強くて二人がかりでもまったく通用しないが、逃げ回るチョールの追跡もあって、戦いに集中できないこともあって、強さがあんまり強調されていない。
 ショウマにとって、兄が仮面ライダーシステムを作ったことで動揺し、更に絆人から隠しごとがある事を責められてしまうのだが、説明不足も絆人はグラニュートに対する調査を前からやっていたから事情通だと解釈している。
 この作品ではそこそこネットが活用されていて、チョールの人間態のイラストがSNSに上がっており、それを見た人の警戒度が上がってるのが面白い。
チョール 画像 <A> <楽>
第19話 プリンのほろ苦隠し味

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 チョールが確保したヒトプレスの大部分を取り戻し、ラーゲ9のヴラムの攻撃から絆人を助けることが出来たショウマ。だがヒトプレスのいくつかは取り戻せず、それを手に入れるために一人でラーゲ9を探し出すことにするのだが、そこで見たのは、多数の人々をヒトプレスにしてしまうラーゲ9の姿だった。

 敵は仮面ライダーヴラム
 ラーゲ9の目的は闇菓子ではなかったことが発覚した話。実はラーゲ9の弟コメルが闇菓子に魅入られてしまって金を得るために犯罪を起こすようになって結果として殺されてしまったことから、闇菓子を作っているストマック社に恨みを持っていると分かった。復讐のためにストマック社に取り入り、内部事情を探ろうとしているらしい。
 一方のラーゲ9もショウマがグラニュートである事を知った。どちらもストマック社には恨みを持つもの同士だが、ショウマの場合はストマック一族の出でもあるので複雑になる。更に誤解から、ラーゲ9は弟コメルをショウマが殺したのだと勘違いしている。
 結果、自分の母もストマック社の犠牲になったと叫んだショウマの言葉に戦いの手を緩めるラーゲ9。ただ去っただけだが、結局は仲間になるのか?
 ショウマは多少の怪我ならすぐに治るが、酸賀に言わせれば、絆人も同じ回復力を持つという。肉体がグラニュート化しているのだろうか?
第20話 突入!闇菓子工場へ!

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ラーゲ9が弟の復讐のためにストマック社に潜入しようとしていることを知ったショウマは、ストマック社に対する戦いのために手を組めないかと語りかける。そこでラーゲ9が作ったヒトプレスを取り戻すためにストマック社の工場に潜入する。

 敵はグロッタ。怪人態となって襲いかかるが、ガヴとヴラムの両面攻撃でも敵わない強さを持つ。
 展開はあっという間で、ガヴとヴラムの共闘にまで話が進んでしまった。だが、グロッタによってショウマがストマック家の人間だとバラされてしまって、それを聞かされた絆人はショウマがグラニュートだと知って怒り心頭というところ。形はどうあれ、これで秘密は無くなったわけだが。
 弟を殺されて怒っているラーゲ9だが、同じ事を自分もしていたとショウマになじられ、そこで回心する。幸いヒトプレスになった人たちはまだ加工されていなかったが、かなり単純な話だった。ちなみにラーゲ9の本名はラキア・アマルガ。
 絆斗を助けるために酸賀の研究室にきたショウマはそこで髪の毛を取られていた。それが研究材料になったようだが…
<人間界とグラニュートの世界をつなぐのはトイレだった。便器を前に呆然とする姿。>
グロッタ 画像 <A> <楽>
第21話 ビターすぎるガヴ

  脚本:香村純子
  監督:田ア竜太
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ショウマがグラニュートで、しかもストマック家の一員である事を知った絆人は、激しくショウマを糾弾する。だが、これまでの戦いを思い出した絆人は、ショウマに真意を糾そうと考えるのだが…

 敵は仮面ライダービターガヴ。ショウマと同じ顔をしたグラニュートが変身した仮面ライダーで、それをショウマと思い込んだ絆人のヴァレンと戦う。
 グラニュートを憎む絆斗はショウマの正体を知って激しく怒っが、ショウマが人間の味方なのかどうかで迷っている。
 一方ラーゲ9ことラキアはショウマがストマック家に恨みを持つ事をあっけなく受け入れている。
 何故かショウマが変質した。凶暴なダークショウマというキャラが登場しているが、ショウマ本人なのか別人なのかは現在不明。ダークショウマはショウマと同じく特別な腹のガヴも持つが、それもデザインが違うし、変身も出来るがビターガヴという仮面ライダーとなった。
 ここでもSNSは活用されており、暴れ回るダークショウマを撮影してネットに上げてる人が何人か登場。それを追跡して絆人はショウマの居所を探っている。今は探偵って言ってもそういう活動になるのか。
<ラキアはストマック社から支給された端末は使用できなくなっているが、ヴラムには普通に変身出来ている。>
VOL.6
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第22話 真実は甘く苦い

  脚本:香村純子
  監督:田ア竜太
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ショウマは絆人に正体がばれてしまい、更に絆人から幸果にまで正体を知られてしまう。そんな中、ショウマそっくりな顔をしたグラニュートが暴れていることを知ったショウマはその真相を知ろうと探し回るが、そこで絆人と出会ってしまう。

 敵は仮面ライダービターガヴ
 黒いショウマは前回時点では本人かどうか分からなかったが、今回でショウマとは別人である事が明かされた。
 一方絆人が怒りの感情のままショウマの正体がグラニュートであるとばらされた幸果だが、幸果自身はショウマのことを信じると宣言し、それを聞いた絆人も自分の過ちに気づく。ショウマは自分の事を全部話をしてあっけなく和解している。気づくのが早すぎる。これが井上敏樹脚本だったらずっと誤解したまま続くんだろうがな。だいぶ違いがある。
 ラストでビターガヴとの戦いの中で突然絆人の母親のことを思い出すショウマ。
<トラックを襲い、そこにあったかりんとうをむさぼり食うダークショウマ。パッケージを剥いてないのに食ってるぞ。食えないだろそれじゃ。>
第23話 ブロークンスイーツ

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ショウマは子どもの頃に絆斗の母と合ったことがあることを思いだした。目の前で闇菓子にされてしまったことを告げたことで絆人は再び心を閉ざし、しばらく別な道を歩むこととなる。一方倒したはずのダークショウマが再び現れる。

 敵は仮面ライダービターガヴ
 一度和解したショウマと絆人は再び別な道を歩み、それぞれ独自にグラニュートと戦う事になった。ショウマはビターガヴと戦う事になったが、何故かショウマは体調を崩してしまった。
 ビターガヴは前回倒したものの、再び現れる。本人曰わく「俺は何人もいる」そうで、誰かによって作られた存在らしい。
 一方の絆人は謎のグラニュートに命を狙われている。酸賀から新しいゴチゾウをもらっているが、そもそも酸賀が胡散臭いので、それを信用して良いのか分からない。
第24話 復活のアイスひとさじ

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 逃げたビターガヴを追うショウマだが、腹のガヴの様子がおかしく変身も上手く出来なくなってしまい敗北を喫してしまう。一方友人の連絡でグラニュートを探していた絆人は罠にあって逆に捕らわれてしまう。

 敵はスミール。タコのような姿をしたグラニュート。焼き肉屋の親父の正体。ヴァレンが倒したオタケの友人で、個人的に絆人に恨みを持っていて、絆人を罠にはめていたぶって殺そうとする。
 ショウマ、絆人、ラキア三人それぞれが自分の戦いを始めている。
 ショウマはダークショウマとの戦いを、絆人は復讐に燃えるグラニュートとの戦いを経て、それぞれパワーアップ。ラキアはデンテを殺そうとするのだが、逆に説得されてしまい、何でも屋に居候することとなる。
 絆人はアイスクリームを食べてブリザードソルベフォームに変身。絆人は酸賀からもらったゴチゾウでチョコルドフォームにそれぞれ変身。ただ、絆人の場合、パワーアップしてもそれが酸賀製ということで、なんか不穏な雰囲気が出ている。
<罠に掛かる前の絆人が見たのは蛸壺だが、ちゃんと「蛸壺」と言っている。一目でそれが分かるとは。
 絆人を捕らえたスミールは、「一晩中いたぶってやる」と言っていた。明らかな死亡フラグ。
 劇中「アイス」と呼んでいたけど、ガヴの新しいフォームはソルベってことはアイスではなくシャーベットだ。勝手な思いだったが、アイスのフォームだとパフェになると思ってた。
 ガヴの青いシャーベットは当たり付きだった。赤城乳業とのコラボあるのか?>
スミール 画像 <A> <楽>
第25話 虚像の幸せ 蜜の味

  脚本:毛利亘宏
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 流れで便利屋はぴばれの手伝いをすることとなったラキアに幸果は早速仕事を任せ始める。そんな中、人気配信者がグラニュート疑惑が起こり、調べ始めるショウマだが…

 敵はル・ビートル。カブトムシ型のグラニュート。人気バーチャル配信者のカブトダンシの正体。そして仮面ライダービターガヴ
 ショウマはラキアと組んでの戦いとなり、バディが変わった感。一方新たな力を得た絆人はパワーアップして一人で戦い始める。それぞれ戦いは続いているが、ショウマも絆人も体に不調が出始めており、肝心なところで敵に逃げられてしまっている。
 今回のグラニュートはバーチャル配信者。まさに本作ならではの敵となった。バーチャル配信者の本物が偽物を糾弾するのだが、逆襲に遭ってしまう。
<グラニュートは石を食物としているが、石にも味の違いがあるらしい。よく分からないけど、この世界でも値段の高い石は美味しいらしい。>
VOL.7
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ル・ビートル 画像 <A> <楽>
第26話 怒りのぷっつんプリン

  脚本:毛利亘宏
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 カブトダンシに化けたグラニュートを取り逃がしてしまったラキアに、依頼者の浩二はカブトダンシを自分の手に取り戻して欲しいと再度依頼する。一方、体調不良が悪化している絆人は酢賀に相談するのだが…

 敵はル・ビートル
 今回はラキアが中心になって、人間の感情を少しずつ理解していく話になっている。人間のことなど分からないから感情にも興味が無いというラキアだったが、自分の家族の記憶と照らし合わせることで、人間とグラニュートが同じ感情を持つことを理解する。
 一方自分の偽物を追い詰めようとするショウマだが、体調不良は続いている。
 そして同じく体調不良を訴える絆人は、その原因が酸賀からもらったチョコルドフォームのせいだと分かっているのだが、ショウマに頼りたくないというそれだけの理由でこれを使い続けている。
 メインの話自体はすっきりした終わり方だが、色んな意味でストレスが溜まる話でもあった。
<カブトダンシはル・ビートルと使っているのと浩二が使っているのでは違うアバターで、あきらかに浩二バージョンは幼くなっている。これは浩二が等身大の自分を受け入れたという事だろうか?>
ル・ビートル 画像 <A> <楽>
第27話 酸いも甘いも焦がす程

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ダークショウマを作ったのが酸賀である事が分かってしまった絆人は、酢賀に詰め寄るが、はぐらかされてしまい、更に体調不良で倒れ込んでしまう。そんな絆斗を助けたショウマは、絆人から酸賀のことを聞かされる。

 敵は仮面ライダーベイク。酸賀が開発したベイクマグナムで変身する仮面ライダー。今回は酸賀自身が変身している。
 更に新しい仮面ライダーが登場。酸賀が変身する仮面ライダーだが、これまで暗躍していた酸賀が本性を表したということらしい。酸賀は強い個人兵器を作る事を目的としていて、現時点では仮面ライダーガヴを超える仮面ライダーを作るためにベイクを作り上げた。
 酸賀曰わく、ヴァレンとベイクを作るためにそれまでに20人を超える人間を犠牲にしたとのこと。絆人を仮面ライダーにするために絆人の師匠である塩谷を殺したのも酸賀だったという。これまでの仮面ライダー三人は誰も人を殺してなかったことを考えると、完全に悪の仮面ライダーになるのだろう。
 それで絆人とショウマが酢賀に詰め寄るが、ショウマが捕らわれてしまった。酸賀の言動は穏やかだが、だからこそ狂気を感じさせる。良いキャラじゃないか。
 デンテによって絆人は小康状態となるが、そこでデンテから、このまま変身を続けると心臓が駄目になると言われてしまう。これまでラキアのことを知っているデンテは絆人のために新しいライダーシステムを作ろうと考えてるようだ。
第28話 絆のチョコフラッペ!

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 酸賀の告白で師匠が死んだ理由は自分にある事を告げられて自分を責める絆人。その前に現れた酸賀は絆人を実験材料として連れて行こうとする。

 敵は仮面ライダーベイク。そしてビターガヴ
 ショウマと絆人の和解と、仮面ライダーガヴの強化の話。変身には酸賀のベルトではなくデンテのベルトを使っているが、
 仮面ライダー全員が強いマイナスの過去を持ち、戦い続けると余計辛くなっていくという状況の中、それでも戦うというかなりハードな話になってきた。
 酸賀の研究室にはこれまで犠牲になってきた人間がカプセルの中に浮いていた。酸賀が犠牲者を無駄にしてなかった印だが、そこには酸賀が赤ん坊をあやす写真があった。
<自分を心配してきたショウマに対して逆ギレして殴りかかる絆人。理不尽すぎる。理由としてははっきり、「俺はお前がこれ以上やべー真似させる訳にはいかない」からだそうだ。ラストではっきり「お前のこと好きだわ」とか言っていった。ほぼBLの話じゃないか。
 酸賀の研究室でラキアが発見した犠牲者たちの姿はほとんど「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイそのものだsった。
 ベイクとヴァレンの戦いは図書館の中だった。観てるだけで心臓に悪い。>
第29話 ジープの電撃結婚!

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 酸賀を倒して一月。ショウマの体調も戻り、便利屋の仕事もバリバリこなし、時にはグラニュートを倒したりして過ごしてきた。そんな中、グラニュートの世界ではストマック家のジープが結婚すると言って女の子を家に連れてきていた。

 敵はオチル。サル型のグラニュートで、素早い動きで翻弄する。木に登って他所を引きずり落とされたので、「落ちる」か?
 今回から3クール目。しばらく鳴りを潜めていたジープが、なんと大統領の娘と結婚すると言うことでストマック家のお家騒動となった。シータを失ったジープはストマック家に対して復讐しようと考え、そこで偶然出会ったというか、「拾われて」リゼルと結婚することとなったという。
 ストマック家は人間界への通路を独占しており、大統領はそれに興味を持って娘をストマック家に送り込んだというのが真相。
 ストマック家は悪の組織というわけでなく、この世界でのお菓子メーカーに過ぎない。だが力を持ちすぎたことが災いしたという事。
 バスケットをしているラキアの動きが異様に良い。中の人はバスケット経験者かな?
 オチルの人間態はダチョウ倶楽部の肥後克広だった。変身するときにダチョウ倶楽部のポーズで「いやー」やってる。
VOL.8
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オチル 画像 <A> <楽>
第30話 最凶の大統領令嬢

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ガヴとヴラムがグラニュートを倒す寸前、突然現れたリゼル・ジャルダックとジープに襲われてしまう。圧倒的なリゼルの力に退却を余儀なくされる二人は、グラニュートの世界の勢力図を改めて確認しつつ、今はバスケットプレイヤーの失踪事件を追うことにする。

 敵はオチル
 前回登場したリゼルだが、人間界でも強大な力を振るうことができた。
 グラニュートの世界では大統領のボッカ・ジャルダックがストマック社を取り込み、闇菓子を使って社会を支配しようとしている。政治的な意味で色々ストマック社も押さえつけられつつあるのがリアルだ。
 人間界ではいつの間にか仮面ライダー三人が結構仲良くやってるようだ。相変わらずテンションの低いラキアを幸果が上手い具合に動かしてる。ただ歩き回ってるだけだったが、偶然にオチルの人間態と遭遇してた。これを「偶然が過ぎる」とは言わない。少なくとも歩いてる描写がある分ましだ。
 ただ、絆人はよほどショウマの事を好きらしく、ラキアに対してライバル心持ってるようで、その描写が妙なBL臭さになってる。
第31話 辛苦マリアージュ

  脚本:内田裕基
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 どうにも相性が悪いラキアと絆人だが、一緒に行方不明者捜しに行ったところ、そこに現れたグラニュートに粘液を吐かれ、手首をつながれてしまう。一方、異様なグラニュートを発見したショウマは変身して戦うが…

 敵はリッパー。カマキリ型のグラニュートで、理髪店の店長に化けて客を襲っていた。口からなんでもくっつけてしまう粘液を吐く。脱皮も可能で、ヴァレンとヴラムの両面攻撃を受けた際に脱出した。そしてバトラー。リゼルに従う執事で、リゼルの言葉に何でも従う。
 メインの話しではお互いに嫌っている絆人とランゴの二人が無理矢理くっつかされてしまうコミカル回。ラキアの方が遙かに力持ちのため、常に引っ張られてしまう絆人の苦労回でもあった。ヴァレンとヴラムの同時変身が見られるが、ヴラムの変身は一度液体で満たされないといけないので、絆人の方が溺れそうになっていた。
 ショウマは特殊なグラニュートと戦うのだが、そのグラニュートを従えるリゼルは赤ガヴ(ショウマ)に興味を持ち始めている。
 前回にも登場したお菓子屋が再登場している。これからも出てくるのか?
 そしてグラニュートの世界では大統領によるストマック家乗っ取り劇が続き、ジープが社長となり、長男のランゴは今のところ黙ってそれに従っている。
リッパー 画像 <A> <楽>
第32話 本音をカップオン!

  脚本:内田裕基
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 取り逃がしたグラニュートが弟コメルの仇かも知れないと思ったラキアはムキになってそのグラニュートを追う。一方リゼルに誘われ同行するショウマ。リゼルの狙いが何かを探ろうとするのだが…

 敵はリッパー
 メインの話は弟の仇討ちに燃えるラキアと、それに振り回されるような形で関わる絆人のバディもの。半ば心を閉ざして人間を馬鹿にしているラキアだが、絆人も同じく大切な人を奪われたことを知っていく。絆人の方がちゃんと歩み寄ってラキアを心配してるのが優しい。結局人違いで、これからもラキアの仇討ちは続いていくが、少し絆人に対して心を開いた…なんだか本当にBL臭が強くなってきた。
 ショウマはグラニュートの大統領の娘リゼルと関わるが、リゼルの本心は退屈しのぎ。ジープが苦しむのを見るのが楽しいからジープと結婚したと言っており、ショウマにジープをもっと苦しめるようにと頼んでいた。酷い性格だ。
 そしてニエルブが叔父であるデンテを発見する。新兵器の開発のため帰ってほしいというデンテの申し出を断ったが、それで命の危機を感じるデンテ。
 今回のガヴの戦闘はエージェントだけ。新しくキャラメルのゴチゾウを使ったところ、ベルトから大きなキャラメルが飛び出るだけでフォームチェンジはしなかった。
<ツッコミではないのだが、ラキアの「お前だな。コメルをやったのは」という台詞は「快傑ズバット」を思わせる。この後の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」でもズバットが登場するので、狙ったのだろうか?「お前だな」ではなく「貴様だな」だったら完璧だった。>
第33話 一撃必殺!! オーバーガヴ!

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 絆斗とラキアがビターガヴに襲われた。助けに駆けつけるショウマだが、そこに現れたニエルブによってそのビターガヴの正体がグラニュートの世界では有名人のマーゲンだと知らされる。

 敵は仮面ライダービターガヴ。グラニュートの世界の実力者マーゲンが変身した。
 酸賀の死で消えたかと思われたビターガヴがニエルブによってベイクの能力を付与され更なるパワーアップを果たして再登場。
 闇菓子に心奪われたグラニュートの世界の大物マーゲンが現れたが、大変な強さだった。強さの理由は新しい実験体だからだそうで、別段地位の高さが強さにつながったのではない。
 そしてそれに対抗するためにデンテは新兵器を開発。それを使うことで仮面ライダーガヴはオーバーモードの変身アイテムを手に入れた。これまで仲間になってくれたゴチゾウの力を集結させることで変身するということで、おそらくは最強モードとなるだろう。
VOL.9
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第34話 100匹ゴチゾウ大作戦!

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 デンテから与えられた究極の力オーバーモードでマーゲンを退けたものの、オーバーモードになるためには100匹のゴチゾウの協力が必要なことと、力を使いこなせていないので、ゴチゾウを作るためにお菓子を食べまくる。

 敵は仮面ライダービターガヴ
 究極の力を手に入れることができたが、そのための条件が厳しく、そのためにはお菓子を食べまくらねばならなくなった。意外に条件が厳しいが、みんなでお菓子作りをするなど、和気藹々。ゴチゾウはショウマが楽しい気持ちになった時に出やすいということが分かったので、ゴチゾウは簡単に出せるようになったようだ。逆にゴチゾウを出すために無理矢理食べたりすると出が悪くなる。
 現在のビターガヴに対抗するにはガヴのオーバーモードだけなので、絆人とラキアは時間稼ぎしかできない。本人たちもそれは割り切っているが、まだこの二人も強くなるだろう。
 自分のガヴの牙を使ってゴチゾウポケットを作ったデンテは満足そうに椅子に座ったまま崩れ落ちていた。死んだ可能性もあるが、まだ出てきそうな気配もある。
 グラニュートの世界では、ボッカ・ジャルダックが完全にストマック社を手中に入れていて、ニエルブは開発担当として雇われ、ランゴとグロッタは不平を口にしながら従っている。ジープはリゼルに傾倒するあまりだんだん壊れてきている。
第35話 甘さゼロ! 鉄壁のランゴ

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 多量失踪事件が起こった。これは兄たちの行いである事を感じたショウマは絆人、ラキアと共に調査を始める。そんな三人の前に現れたのは、元ストマック社社長で、今は大統領の部下に収まっているランゴ・ストマックだった。

 敵はランゴ・ストマック。グラニュート態は初出となる。大剣を用いた攻撃と攻撃を通さないバリアを張れる。ガヴのオーバーモードでもほとんどの攻撃を防ぎきった。
 ガヴの最強フォームが誕生したと同時にグラニュートの世界からの本格的な侵略が始まった。方法はラーゲ9が行っていたのと同じ。特殊な薬を用いて多幸感を増した人間を一気にヒトプレスにしてしまうと言うもの。敵として長男であるランゴも登場。ガヴの最強形態でさえ敵わない圧倒的な力を見せ付けた。
 強さだけが価値観であったグラニュートの世界にやってきたか弱い人間をどれだけ憎んできたかをランゴが語る。兄弟であっても憎むばかりだったという。
 前回死んだように思えたデンテは元気だった。なんとなくこうなるんじゃないかとは思ってた。
第36話 逆転! 覚醒! マスターガヴ

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 ランゴの前に完敗を喫した仮面ライダーたち。このままでは地上はグラニュートによって植民地化されてしまう。焦りを深くするショウマだが、次のランゴの目的は律が楽しみにしているライブ会場だと分かり、そこで戦いを決意する。

 敵はランゴ・ストマック
 前回完敗したランゴに何も用意のないまま立ち向かうショウマだが、実はオーバーモードはまだ秘めた力があり、もう一つのマスターモードを手に入れることとなった。最終形態かと思ったらその先があるって意外だが、そういえば「仮面ライダーアギト」でもバーニングフォームがあっという間に終わってシャイニングフォームになったことがあったので、それと似てる。形態としてはゴチポッドが逆さになっただけだが、オーバーモードに比べると速度が上がる一方パワーが落ちるが、任意にオーバーモードと切り替えることで攻撃力を増すことができる。
 いずれにせよこれによって戦いは絶望的ではなくなったので、暗くなりすぎないで終わりそうだ。最初に自分は化け物だと言っていたショウマがみんなから受け入れられていることを確認する話でもあった。
 ランゴの次の目的を知らせてくれたのはジープだった。ショウマを敢えてランゴにぶつけることで倒されるように考えていたらしいが、逆にランゴの方が倒されてしまう。一方急激に闇菓子作りをしていくランゴはランゴで何か考えがあるようだが、ここで倒されてしまったので、その真意は分からない。
<闇菓子は既に千個作られていた。つまり千人が死んでいるという事になるが、さらっと言ってる割にこれまでにない大量虐殺となってる。>
第37話 忘れたことはない

  脚本:毛利亘宏
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 はぴばれに安藤寛人という少年がやってきて、「自宅の和菓子屋を再生してほしいと」と依頼してくる。ショウマ達は寛人の母親・玲奈と和菓子職人の健二の店を訪ねるが

 敵はラゴー。和菓子屋で働く斎藤健二という男の正体。そしてジープ
 ランゴを倒す事に成功し、グラニュート側も少し手控えたみたいで基本的にはこれまで通りの話になってる。この作品の特徴として、ネットを駆使して宣伝するというのがあるが、インフルエンサーを頼るのが今風。だが、最後で絆人の母親をさらったグラニュートが登場。
 前回ランゴにショウマを倒させようとして失敗したジープは現実世界でもリゼルやグロッタに責められ、夢の中ではシータに責められ、精神的に危うくなってきたのでついに自分自身が戦いに赴くのだが、ランゴを倒せるほどの実力を持ったガヴの前には全く敵うはずもない。オーバーモードさえ使わずに圧倒された。
 今回も駄菓子屋が出てくる。存在感があるのだが、現在の所、何にも話には関わってこない。
VOL.10
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第38話 憎しみの向こう側

  脚本:毛利亘宏
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 母親をさらったグラニュートを前にした絆人はすぐさまそのグラニュートのラゴーを倒そうとするが、ショウマらに抑えられ、一旦心を落ち着けることに。ラゴーの人間態斎藤健二も倒されることは受け入れていたが、その前に新作和菓子を完成させてくれるよう頼む。一方全くガヴに敵わないことを分からせられたジープは、ニエルブの言葉に自らのパワーアップを図る。

 敵はラゴー。そして仮面ライダービターガヴバキバキスティックフォーム。ニエルブの作ったガヴを装着したジープが変身した。
 メインの物語は傾いた和菓子屋の再生となるが、絆人にとって、母親の仇討ちがそこに入ってくる。ラゴーが完全に改心していることと、そのラゴーを必要としてくれる人間がいることを知ったことで復讐を諦めた。
 一方、復讐に燃えるジープはニエルブに新しいガヴを作ってもらい、それで仮面ライダーたちに挑む。そんなジープに対してとどめの一撃をどうしても放てなかったショウマ。
 ここまでだと良い話で終わるはずが、最後にラゴーの前に現れたグロッタによって有無も言わさず粛正されてしまった。
第39話 探し求めていたのに

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 リゼルに舐められ憤懣の高まるグロッタは地上で憂さ晴らしを始めたが、そこでデンテが生きていることを知る。そんな中でラキアは弟コメルの仇を見つける。

 敵はグロッタ。やっと怪人態での戦いとなった。
 前回ラストで絆人が見逃したラゴーをグロッタに殺されるというシーンが最初に出てきて、ラストに向かって話が収束しつつあることをうかがわせる。
 ショウマのために自らの命を削ったデンテは既に力を失いかけていたが、彼のものにやってきたグロッタによって倒されてしまった。前に同じパターンで普通に生き残っていたことから、生死不明だが、今度こそ殺された可能性は高い。
 一方ラキアも弟コメルの仇らしいグラニュートを発見しているが、それがグロッタだった。グロッタにそれを問い詰めたところ、「一々覚えてない」とのこと。
 ストマック家では不協和音が鳴り響いている。主にグロッタがキレて当たり散らしているだけ。デンテはそれを家族を失って寂しいのだろうと見破った。
 今回もいつものお菓子屋が登場。両親の墓参りに行くと言っていたが、こんなに登場するのは理由があるのか?
第40話 追憶のアラモード

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 弟のコメルを殺したのがグロッタだと分かり、ラキアはグロッタを探し奔走する。一方、デンテの死にショックを受けつつ、デンテの食べたがっていたプリンアラモードをみんなで食べた時、新しいゴチゾウが現れた。

 敵はグロッタ
 仮面ライダーヴラムのパワーアップを描く話。デンテが食べたがっていたプリンアラモードのゴチゾウによってアラモードモードとなる。どうでも良いがネーミングセンスが無い。
 グロッタはランゴが使っていた薬を使って人を強制的に幸せにさせて捕まえていたが、ヴラムによって撃破される。そして末期に兄のランゴの姿を見るが、そのランゴは実体だったようだ。生きていたのか。
第41話 にじり寄る眼鏡

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 街の人たちが同じ行動だけを取るようになっていた。そこには黒づくめの男が介在していると知り、グラニュートを探すショウマとラキア。一方ショウマの母井上みちるの肉親を探していた絆人は、とあるお菓子屋にたどり着く。

 敵は仮面ライダービターガヴ。酸賀の死体を使った特殊個体で更に強化されたマーブルブレイククッキーフォームとなった。酸賀の石は既になく、ただニエルブの指令だけで動く。そしてニエルブ。人間態のままだが、毒を使うことが分かった。
 グロッタもいなくなり、グラニュートの世界も大分危機感が出てきたが、大統領は逆に大侵攻に出ることをニエルブに指令する。そのために簡単な催眠ができるというグラニュートの死体を使ってそれを銃弾にして人に単純な命令をしている。
 いつもショウマが言っていた駄菓子屋の店主が実はショウマの伯父さんだったことが発覚した。妙に存在感あると思ったらそう言う事か。
 ガヴとヴラムは強化されたが、絆人のヴァレンは全く敵わない。逆に操られてしまった。
VOL.11
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第42話 割れた思いの果てに

  脚本:香村純子
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 酸賀の変身するビターガヴによって、多くの人々が操られていることを知ったショウマとラキアは急いで酸賀を排除する必要を感じていたが、その酸賀の能力で絆人まで操られてしまった。罠と知りつつ絆人を閉じ込めて酸賀の元へと向かう二人。そして自らの中で戦い続ける絆人。

 敵は仮面ライダービターガヴ。酸賀が変身し、人に命令を聞かせる能力を使って混乱を巻き起こす。
 酸賀の完全撃破となるが、ニエルブの“実験”によって既にボロボロになっているし、これもニエルブの予定通りで、酸賀が倒れると共に逃亡してしまう。
 洗脳を受けてしまった絆人は心の中で二人の自分自身と戦い、その結果精神力で洗脳を解いて見せた。今回の中心は絆人の心の戦いだろう。
 そしてやはりランゴが登場している。生きていたのか、復活したのかは不明。
<ニエルブはあまり強くないが毒を生成できる。それで眼鏡に付いた毒を舐めて顔をしかめるシーンとかあるんだが…>
第43話 人間界はどんな味?

  脚本:毛利亘宏
  監督:諸田敏
  アクション監督:藤田慧
  特撮監督:佛田 洋
 ショウマの良く行く駄菓子屋の店主井上優がショウマの伯父であることを突き止めた絆人は、彼にショウマのことをどう切り出すか悩んでいた。一方グラニュート界の大統領ボッカは人間界を闇菓子工場に変えるべく視察のために人間界に現れる。

 敵はボッカ・ジャルダック。人間界にやってきて、最初にラキアのヴラムと戦うが、本人ではなく秘書のような存在が戦っている。最後は圧倒的な気の力でガヴとヴァレンの二人をあっけなく退けていた。
 いよいよ話もラストへ向かっている。それに先立ちグラニュート界の大統領が現れる。
 一方ショウマは絆人に伯父さんを紹介され、どう対処すべきかを考えている。
 物見遊山で人間界にやってきたボッカとリゼルはお上りさんよろしく東京の名所を次々訪れている。現実の東京の風景が特撮で映るのは久々な気がする。
第44話 まぶしくて戻らない瞬間

  脚本:八手三郎
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 ショウマはこの世界に来た際に初めて合って食べ物をくれた少年始と再会する。そこでこれまでに何があったのかを始に説明する。一方、絆人はニエルブと遭遇し、戦闘状態となる。

 敵はニエルブ
 終わり近くになってしまったが、メインはこれまでの振り返り。1話に登場した少年が再登場するが、子どもの成長は早く、声変わりもしてるので既に少年とは言えなくなってた。脚本が八手三郎ということでお察しという所か。
 やはりランゴは生きていた事が確認された。父に対して恨み言を呟いていた。無理もないけど。敵と思われる別なキャラも新登場。今更新しい敵が出るのも変なので、劇場版の敵かな?
第45話 もう誰にも奪わせない

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 アルバイトからはぴばれに戻ってきたショウマ。その前に現れたのは兄のニエルブだった。ニエルブから、なんとストマック家の跡取りにならないかと持ちかけられてしまったショウマは悩む。

 敵はテ・ソー。カニ型のグラニュートで、13話のロジョーとは色違い。体を灼熱化させ突進する能力も持っている。人間態は町の占い師で、リゼルがショウマのいる前でわざと接触したことで正体が発覚した。
 ラストに向け、色んな動きが出てきた。ニエルブはストマック家をグラニュート界の頂点に立たせることを目的としており、そのためにいろいろな策を弄していた。実はショウマを人間の世界にこっそり送り出したのもニエルブで、もしショウマがそれを承諾するなら、グラニュート界と人間界を完全分離できるという。
 一方ラキアの本体であるラーゲ9の姿を幸果が見てしまった。ラキア自身は誰も殺しはしなかったが、実際にヒトプレス作りもしていたため、自分は幸せにならないと宣言し、人のために働く。そんなラキアを見て幸果がしっかり受け止めている。
 今回の戦いはガヴはケーキングフォームだけで戦っているが、完全に圧倒している。もはや通常のグラニュートでは全く敵わないレベルになってるようだ。
 ここで一話目の冒頭のシーンに戻り、実はニエルブこそがこの事態を招いた張本人である事を明かしたが、ここまで一話目を引っ張ってくるとは思わなかった。
<ラキアと幸果がつながるようになると、ヒロインがヒーローではない人物とくっつくことになる。そうなるとショウマとつながるのは絆人か?>
テ・ソー 画像 <A> <楽>
VOL.12
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第46話 決意のショウマ

  脚本:香村純子
  監督:杉原輝昭
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 ショウマがストマック家を継ぎ、大統領になれば地上の侵攻を止めるというニエルブの提案に乗るショウマ。一方何も言わずにグラニュート界へと帰ってしまったショウマを探す、残された三人。

 敵はボッカ・ジャルダック。最強形態のガヴでも全く敵わなほどのスピードとパワーを持つ。
 前回ショウマに誘いかけたニエルブに従うショウマ。明らかにこれは罠にしか思えないかったのだが、実はニエルブの言葉に嘘はなかった。ただし、ニエルブが想定していたよりもボッカが強かったことと、ボッカに裏切りを想定されていたため、ショウマではボッカに敵わなかっただけ。
 ニエルブはニエルブでかなり心に闇があるようで、祖父にないがしろにされていたため、その復讐としてストマック社を乗っ取ろうとしている。
 人間界では幸果がランゴと接触した。何故か幸果達に協力的で、グラニュート界への扉を開いてくれた。
 ガヴのマスターモードは高速移動が可能で、久々に高速での戦いの演出が見られる。「仮面ライダーカブト」以来か?
 結局ガヴではボッカを倒す事は出来ず、グラニュート界にやってきたラキアと絆人の助けを借りてなんとか脱出できた。
 そしてグラニュート界に残されたニエルブはボッカによって拘束されてしまった。
第47話 幸せのディストピア

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 万全の反撃体制を整えていたボッカに全く敵わず、仲間達の助けを借りて人間界に戻ったショウマ。これからグラニュート界からの大攻勢が始まることを知り、仲間と共にそのために戦う事を心に決める。一方、グラニュート界ではクーデターに失敗したニエルブはボッカに忠誠を誓い、人間界攻勢の準備を開始する。

 敵はニエルブ・ストマック。ボッカの命令でガヴと戦いに来たと言っていたが、最後にボッカを裏切る。
 いよいよ最終決戦間近。グラニュート界の大攻勢が始まろうとしている。
 ここでニエルブが退場。ボッカに従うように見せて、実は意地を通した。自分の作ったゴチゾウに爆弾を仕込んでいて、ボッカの野望を防ごうとしていた。それは失敗したものの、彼なりに責任は取ったようだ。
 ボッカの計画人間界牧場化計画とは、ニエルブが開発したゴチゾウを使い、人間を多幸感に包ませることから始まり、命令で一つ所に集め、そこで一気にヒトプレスを作るというもの。人間を幸せにするというのが面白い。
 ラキアは人間をヒトプレスにする力があるので、幸果はそれで一旦ヒトプレスにしてしまって保護していた。
 一方人間界にいるランゴは、ボッカの作戦を静観している。登場のタイミングを計っているようでもある。
 ここ何話か狭い場所で色々障害物を使って戦うシーンが多いが、今回も家の通路を使ってかなり高度なアクションを演出していた。
第48話 燃えろアメイジンググミ

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 ボッカ・ジャルダックによる人間界牧場化計画が発動され、人々は次々とヒトプレスにされてしまう。ボッカに全く敵わなかったショウマだったが、その前に現れたのは死んだはずのランゴだった。

 敵はボッカ・ジャルダック
 強すぎるボッカに対してできることはただ真っ直ぐ突っ込んで、新しい強化フォームが現れるのを待つだけで、話としては順当だが、順当すぎて今ひとつ盛り上がってない。そもそもなにも考えずにただ力押しで攻めるだけなので脳筋過ぎる。
 これまでの敵であったランゴと手を結ぶのも、なんか惰性と言った感じで気持ちがあまり上がらないのが困ってしまう。最強対最強のランゴとボッカの決戦も尻切れトンボ。全員参加の戦いもボッカに対して何か作があるのかと思ったら何もなく、ただ真っ直ぐ突っ込んでいっただけだった。
 ガヴの最強形態はお菓子だけでなく、本来グラニュートの食べ物である石を同時に食べたことで誕生する。その理屈も今ひとつ分からない。
 ボッカを倒したら、今度はランゴが世界を征服しようとしていたが、これもまあ予測が付いていたことで。
 もっと面白くできそうな話を台無しにしてしまった感があって、色々勿体ない。東映特撮作品にありがちなパターンだ。
<一旦ヒトプレスにした幸果を人間に戻したラキアは画面のこちらに向かって呟いてる。ラキアは第四の壁を破る能力を持っているらしい。>
第49話 俺はお菓子を信じてる

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 ボッカを倒したが、その直後ランゴはその計画を引き継いで人間界侵略を始めると宣言する。既に体力の限界を迎えていた仮面ライダーたちは一旦後退し、再起を期する。

 敵はランゴ・ストマック
 前回ラストでボッカの計画をランゴが引き継ぐことになった。これまでの経緯を考えればこれは想定内のはずだが、全くその用意をしてなかったショウマ達が迂闊すぎる。
 それに大統領が死んだらすぐに仕事全部ランゴが引き継ぐと宣言し、事実すぐに人間狩りを再開している。しかし、ランゴはこれまでずっと人間界にいて、グラニュート界では死んだものと見なされていたので、これは無理。せめてグラニュート界に事情を知ってる人が残って、その用意をしていたという描写が必要なんだが、それを怠った脚本の不備だ。ランゴの秘書のようなグラニュートが登場してるので、一応考えていたんだろうから、こう言う美味しい役をもっと早くから出して伏線張っておくべきだった。
 たまたまグラニュートの世界に行ける扉があったので、そこから侵入し、工場を破壊しようという絆人とラキア。そして人間界に残って全ての人を救う手を考えるショウマという二手に分かれて最後の戦いに臨むというパターンもなし崩しな感じで、もうちょっと丁寧にやって、不自然さをなくして欲しかったぞ。。
 自分には人々の洗脳を解く力があることを確信し、ラキアの生成した中和剤を入れた綿菓子を食べて、そこから雨を降らせて人々の洗脳を解いている。ふわマシュフォームにこんな力があるのは面白いし、ここはちゃんと伏線を回収している。
 伯父である実にショウマが仮面ライダーだとばれたが、これは今更って感じ。
<グラニュート界に仮面ライダーがやってきたことを知ったランゴは一人で相手をしようと言っていた。前にガヴに負けてるのに何の策もないのに?>
第50話 目指せ! おいしい未来!

  脚本:香村純子
  監督:諸田敏
  アクション監督:杉原輝昭
  特撮監督:佛田 洋
 人間全てを闇がしにしようとするランゴを止めようと立ち向かうショウマは決戦を始める。

 敵はランゴ・ストマック
 最終話。ランゴとの最後の一騎打ちとなる。
 ストマック家の存続を願い、ひたすらの発展のために全てを壊そうとするランゴに対し、彼にとって全てだというストマック家とはなにかとストレートに問いかけるショウマ。結局この作品はひたすら自分の家を守る相手に、自由とは何かと問いかける話だった。
 戦いにおいては、最強モードでさえパワーとスピードのどちらか一方を選ばねばならないガヴに対して、パワーもスピードもどちらもあるランゴは、次々にガヴのフォームを打ち破り、ガヴは残ったゴチゾウを用いてフォームを変えながら戦う。変身にゴチゾウが必要だからこう言う戦い方になるが、これまで登場したフォーム全部で戦うのは見応えがあった。最後にランゴを倒したのはオリジナルフォームであるポッピングミフォームだった。なかなか珍しい。エグゼイド以来か?
 ジープとリゼルは共同して絆人のヴァレンを倒そうとするのだが、お互いを思いあう二人の姿を見た絆人は戦う気を失ってしまう。それでも二人が向かってくるので戦うのだが、実力的にはヴァレンの方が上で、必殺技を放ったときにジープがリゼルをかばって倒されてしまう。リゼルは生き残ったが、人間界で一人だけで生きていく事になりそう。
 そしてグラニュート界に残ったラキアは全ての扉を破壊し、グラニュート界と人間界を完全に切り離し、一人グラニュート界に残った。多分これはスペシャル版に対する伏線だろう。
 そしてすべてが終わった後、ショウマは菓子職人として人間界に残り、日々新しいゴチゾウを生み出している。優にはなんとなく自分自身が甥である事を匂わせていた。
 そしてラストシーンは次の仮面ライダーとなる万津莫が登場。
<最後にオリジナルフォームでフィニッシュを決めるのは格好が良いが、そこまでに至るまで、相手のランゴがどれだけ傷ついたのかももう少し描写して欲しかった。結構実力伯仲だったはずなのにランゴが圧倒的に強かったように見えたので、唐突な勝ちに見えてしまった。>
第51話
第52話

 

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