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仮面ライダービルド

仮面ライダービルド事典
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 2017'9'3〜2018'8'26

主な登場人物
桐生戦兎
仮面ライダービルド
(役)犬飼貴丈。
 仮面ライダービルドに変身する青年。20数年間の記憶を持たず、失われた記憶を求めて戦い続ける。実はその正体は天才物理学者葛城巧で、何者かに記憶と顔を奪われてしまっていた。傲岸不遜で空気を読まない言動が特徴だが、誰よりも人を愛している。
万丈龍我
仮面ライダークローズ
(役)赤楚衛二。
 戦兎に助けられた脱獄犯。冤罪を晴らすために戦兎と行動を共にすることとなる。戦兎同様ネビュラガスの耐性を持ち、仮面ライダークローズとなった。実はその遺伝子の一部は火星生命体のエボルトのものだった。
猿渡一海
仮面ライダーグリス
(役)武田航平。「仮面ライダーキバ」での1986年の主人公紅音也役。劇中仮面ライダーイクサおよびダークキバへ変身している。これが2回目の仮面ライダーの装着者となる。
 北都からやって来た仮面ライダーグリスに返信する青年。陽気で方向音痴でみーたんの大ファン。北都で仲間達を率いて農場を作っていたのだが、従業員を人質に協力を要請されたらしい。
氷室幻徳
ナイトローグ
仮面ライダーローグ
(役)水上剣星。
 東都政府直属の研究所所長。東都首相の氷室泰山の息子で、ナイトローグの正体。東都に日本の覇権を取らせる事を最大の目的としていたが、父と訣別して西都で自ら進んで仮面ライダーローグとなった。最終的に自らの弱さを知ることで戦兎と手を組み、エボルトと戦う。前半と後半で全く性格が違う。
石動美空 (役)高田夏帆。
 石動惣一の娘。東都にあるフルボトルを浄化出来る存在で、浄化が終わったフルボトルはビルドのパワーアップアイテムとなる。惣一からもらって腕にはめているバングルには火星の王妃ベルナージュの精神が宿っている。
滝川紗羽
話数 タイトル コメント DVD
第1話 ベストマッチな奴ら

  脚本:武藤将吾
  監督:田ア竜太
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 火星探査で持ち帰られたパンドラボックスから放たれた光によって日本は三つの区域北都、西都、東都に分断されてしまう。その一つ東都で仮面ライダーとなり、スマッシュと呼ばれる怪物から人々を守っていた男桐生戦兎がいた。記憶を持たない戦兎が目指すものは…
 敵はストロングスマッシュ。重装甲のスマッシュで、パワーで押し切るタイプ。
 新番組第一回目。仮面ライダービルドの孤独な戦いが開始される。記憶を失った主人公が自分の記憶を取り戻すために戦うという展開から開始される。
 今回の舞台は完全に未来社会。そこで未知のエネルギーを巡っての攻防となる。これまでのシリーズにはなかった、全く新しい雰囲気を纏った作品になりそうだ。
 未知のエネルギーの話もそうだが、主人公は仮面ライダーに最初から変身出来、更に記憶を持たないと言うことから、「仮面ライダーアギト」との関連も思わされる。
 又、過去特別な光を浴びたことによって変な能力を得たという設定は、丁度現在放映中のマーベル作品「リフレクション」との関連もありっぽい。
<今回のライダーの変身シーンは前後にライダーのパーツが二つ現れ、それに挟み込まれることで変身してる。鯛焼きみたいだ。
 バイクで壁を駆け上がるシーン、「進撃の巨人」かと思ったが、これは
『大脱走』だな。
 あと、これは言っても仕方ない話だが、「ウルトラマンジード」で川井節を聴いた後で、ここでも川井節聴かせられると精神的に混乱する。>
DVD1
<A> <楽>
第2話 無実のランナウェイ

  脚本:武藤将吾
  監督:田ア竜太
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 成り行きで脱獄犯の龍我を助け、東都政府からのお尋ね者となってしまった仮面ライダービルド。それでも龍我からの情報で自分の記憶も戻るかも知れないという願いを持ち、そこから得られた僅かな情報を元に調査を開始するのだが…
 敵はバーンスマッシュ。火炎放射器を内蔵したスマッシュ。龍我の恋人香澄が改造された姿。それとナイトローグ。仮面ライダーの姿をしたコウモリのような謎の戦士。
 次々にキャラが増えていく状態で、前話で助けた脱獄犯と、冒頭に助けたフリージャーナリストの女性もいつの間にかベースに居座ってしまった。二人とも長くつきあう存在になるっぽい。
 仮面ライダーに変身する戦兎も、ビルドに助けられた龍我も自分探しの旅の途中。強力な敵も適度に関わってくるだけ。その展開上、話は結構暗めで、今回人死にまで出ている。
 仮面ライダーが政府に敵対する立ち位置にあるのは、確か初めてになるが、仮面ライダーで無ければ結構ありがちな設定だったりもする。つまりまだこの作品のオリジナリティは見えてこない。
第3話 正義のボーダーライン

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 龍我を殺人犯に仕立てた犯人を捜す戦兎は、鍋島という男が鍵を握っていることを突き止める。美空に調査を依頼するも、その調査中にスマッシュの目撃情報を引き当ててしまう。
 敵はフライングスマッシュ。両手が羽根になっているスマッシュで、羽ばたくことで空を飛べる。そしてミラージュスマッシュ。分身を作り出すことが出来るスマッシュ。
 とりあえずは龍我の冤罪を晴らすために活動する仮面ライダービルド。それが自分の過去を探すために重要と割り切って活動してるようではあるが、一方ではスマッシュが現れるとすぐに出撃もしてる。正義の味方の方が正義の味方の方が主で、そのついでに自分探しをしてると言うことか。いかにもヒーローっぽい。
 物語は単純明快ではなく、謎が謎を呼ぶという構造を取っていて、これまでのシリーズにはないハードな物語が展開中。これまでの作品とは少し異なり、ヒーローの方が覚悟を決めてるため、未完成なサブキャラにストーリーを追わせるように工夫されている。その意味ではかなりの新しさを感じさせてもいる。
<ほぼ初対面の人間に自分の秘密をべらべら喋る鍋島。こんな都合良くいく訳…と思ったら、それもナイトローグの作戦だったか。
 舞台背景が結構複雑なので、説明は不可欠だが、紗羽が出ると、イワンでも良いことまで全部喋るため、とにかく鬱陶しい。
 「見返りを期待したら、それは正義とは言わない」と龍我にアドバイスする戦兎。しかし最初から正義なんて行う気のない人間に言っても無駄としか思えない。それで心に刺さる理屈が分からない。>
第4話 証言はゼロになる

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 毒を盛られて意識を失った戦兎は石動に助けられて一命を取り留めるが、そこでファウストの実験室にパンドラボックスと同じ柄のパネルがあったことを思いだしていた。一方、西都へと向かった龍我と紗羽は、鍋島の家族に会っていた。
 敵はスクエアスマッシュ。再改造を受けた鍋島がなったスマッシュで、上半身がキューブ状となっている。改造を繰り返されたためパワーアップしている。
 謎が謎を呼ぶという話で、ますます話は分からなくなってきた。とりあえず戦兎はスカイウォールを引き起こしたパンドラボックスのオリジナルを探している。今あるパンドラボックスは不完全なもので、他のパネルを装着することでオリジナルになるらしいが、そのパネルはいくつかに分かれているらしい。そして何故かそのパネルの一部は戦兎の仲間のはずの石動の家にあった。
 一方、鍋島の家族を探す龍我と紗羽は首尾良く家族を連れ帰ることが出来たが、肝心な鍋島は改造を繰り返されたため、記憶を失ってしまった。
<石動が怪しいと睨み、家を基地を破壊し始めた戦兎。だけど、ピンポイントでパンドラボックスのパネルの在処を見つけている。偶然にしても出来すぎだろ。>
第5話 危ういアイデンティティー

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ファウストが持っているはずのパンドラボックスのパネルを発見した戦兎は石動を問い詰めるが、石動の言葉をひとまずは信じることにした。そんな時戦兎の過去を知る人物を見つけたと紗羽から連絡が入る。
 敵はプレススマッシュ。岸田立弥が改造させられて誕生したスマッシュ。体中にプレス機を搭載している。実際にプレスとして使えるのは両手だけらしい。
 前回ラストで石動がファウストのメンバー?という引きだったが、とりあえずその説明は、過去美空がファウストに捕まり、彼女を助けた際にパネルとボトルを奪ったのだという。更に実は石動は宇宙飛行士で、スカイウォールの惨劇を引き起こした張本人だという。その辺の事情があった上で、仮面ライダーになってファウストと戦う人間を探していたところ、偶然記憶を失った戦兎を見かけたからという説明が為される。説明が長いが、なんか胡散臭い。
 そして戦兎の過去を知るという人物だが、彼によれば戦兎の本名は佐藤太郎だという。現時点ではそれが本当かどうかは分からない。
 更にファウストの敵幹部らしき人物が複数登場。謎はどんどん深まるばかりだ。その周辺で龍我がウロウロしてるという構図。現時点で言えば龍我はほとんど何の役にも立ってない。なんだか位置的には「仮面ライダーカブト」の加賀美のような位置づけ?
<今更だが、「戦兎君」と呼びかけると、どこかの坊主頭のキャラを思い起こすようになった。>
DVD2
<A> <楽>
第6話 怒りのムーンサルト

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 自分の冤罪を晴らすため、敢えて立也をスマッシュに戻し、ファウストの基地を探そうとする龍我。だがそれは立也の命を奪いかねないと激怒する戦兎。殴り合いの喧嘩の末、ビルドドライバーを使おうとする龍我だが…
 敵はプレススマッシュ
 お互いの目的のために行動する戦兎と龍我。だが目的にずれがあるため、喧嘩ばかりの二人。それでも共通でやれる作戦は一緒になってやってる。ぶつかりながらもバディとしての自覚がお互いに芽生え始めてるよう。
 何故戦兎が人を助けようとするのかというと、記憶を失ってしまったために自分に自信が持てず、そのために理想の自分を演じようとしていると説明された。
 そして戦兎の記憶の一部が戻るのだが、それは自分も又ネビュラガスを注入された人間だと言う事だった。ただしガスを注入されてもスマッシュにならなかったレアケースで、実は龍我も同じくスマッシュにならないケース。そんなレアケースだけが仮面ライダーになれるとのこと。
 …ということは追加ライダーは決まったようだな。
<プレススマッシュが破裂するまで1分しかないらしいが、プレススマッシュを抑えた後で龍我は職員まで外に逃がしてる。数秒で数人の人を連れて地下から地上に出たと言うことになるね。>
第7話 悪魔のサイエンティスト

  脚本:武藤将吾
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 立弥の証言により、龍我が殺したとされる科学者葛城の真犯人は記憶が無くなる前の戦兎かも知れないことが分かり、戦兎を責める龍我。このままではノイローゼになりかねないことから、二人で葛城について調査することになった。その結果分かったのは、葛城はネビュラガスを使った人体実験を勝手に進めていたからだという。
 敵はアイススマッシュ。氷を操るスマッシュ。北都に住む少年にネビュラガスを注入することで誕生した。
 ファウストの科学者で、何者かによって殺された葛城にまつわる話。前に紗羽と龍我が西都に行ったが、今回は戦兎と龍我が北都に向かう。そこでブラッドスタークとの戦闘となり、彼から葛城巧こそがファウストの創設者であったという事実が発覚。
 今回又新しいベストマッチフォーム、ロケットパンダフォームが登場。
 ナイトローグの正体が幻徳であることが発覚。そうなると最初から戦兎のことを知りつつ部下として働かせていたことになる。やっぱりそこで働くことを薦めた石動が胡散臭いということになる。
第8話 メモリーが語りはじめる

  脚本:武藤将吾
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 死んだ葛城の母京香と出会い、葛城のことを聞く戦兎と龍我。彼女から葛城は父と共にパンドラボックスに関わっていた事を知らされる。それでも本当に葛城がファウストの創始者かどうか分からず、京香を東都に連れて行こうとするのだが…
 敵はストロングスマッシュハザード。葛城の母京香がネビュラガスを吸って変身したスマッシュ。ストロングスマッシュと較べてパワーアップしている。
 謎は更なる謎を生じているが、ファウストは究極の兵器についての研究を続けており、その鍵となるのが戦兎と龍我であることが分かった。その名称が「プロジェクト・ビルド」と呼ばれるが、それくらい。
 スカイウォールによって生じた光を浴びた人間は凶暴化するとのこと。葛城巧も光を浴び、ファウストを作り上げたのもその影響かと言われてる。あと、スマッシュは一枚板ではなく、ナイトローグとブラッドスタークは個別に活動している。
 内容が真面目なのでネタ化されることなくツッコミどころもあんまりないのが良いのか悪いのか。
第9話 プロジェクトビルドの罠

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ファウストと仮面ライダービルドを作り上げたのは葛城巧であることは分かった。だが葛城の残したデータで分かったのはそこまで。精神的に限界を感じた龍我は美空の慰労も兼ねてデートを提案するのだが…
 敵はフライングスマッシュ。東都政府研究施設で戦兎の同僚桑田が変身する。
 前回で葛城巧のデータが出たことで、この世界の謎が少しは分かると思われたが、根本的な謎は全く解明はされていない。ただ、様々な細かい設定は色々出てきている。
 それで今回は石動美空の謎がちょっとだけ出てくる。ボトルの浄化を行える特殊能力を持つが、何故それが出来るのか自分でも分かってない。七年間眠り続けたことと、眠ってる間に金色のブレスレットが付けられていたことが理由だったらしいこと、ナイトローグには嫌な思いをさせられたことなどは今回分かった。
 ナイトローグ=氷室幻徳の目的はこの世界に戦争状態を作り出すこと。東都を覇者にするために活動しているのだとか。そこでライダーを兵器にしようと画策している。
 それと、紗羽は実はある企業に雇われていたらしいことも分かった。
<これまで散々BLっぽい展開はやってきたライダーシリーズだが、まさかおっさんと爺さんの入浴シーンから始まるとは。なんとマニアックというか、ぶっ飛びすぎというか…迷走してるだけのような気もするけど。>
DVD3
<A> <楽>
第10話 滅亡のテクノロジー

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 罠にはまり、ファウストによるパンドラボックスの奪取を許してしまった戦兎。戦兎からの連絡を受け、パンドラボックスを奪い返そうと研究所へと急ぐ龍我。
 敵はナイトローグブラッドスターク
 ファウストによるパンドラボックス襲撃事件が勃発。この目的はパンドラボックスを保有することで絶対優位に立つことと、これによる三つの政府の戦争状態を作り出すこと、そしてライダーシステムを全ての政府に採用させること。複合的な目的を持つらしい。
 ただし、この目的はローグとスタークでは少々異なるようで、二人は勝手に戦いを始めてしまう。
 他にも幻徳が東都の責任者となるとか、ビルドの基地が盗聴を受けていたとか、紗羽の謎の行動とか、着々と物語は進んでいきながら、謎はますます混迷の度合いが進んでいる。
 一方、龍我はついにハザードレベル3となり、これで仮面ライダーとなる資格を得たようでもある。
第11話 燃えろドラゴン

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ブラッドスタークとナイトローグにフルボトルが奪われてしまい、戦兎の手元に残ったのはドラゴンとロックのみ。だがこれはパワーがありすぎて戦兎には扱えなかった。そこで戦兎はフルボトル一本で変身出来るドライバーを龍我に与えようと考えるのだが…
 敵はストレッチスマッシュ。紗羽が変化させられた姿。全身ゴムで構成されたスマッシュで、腕を鞭のように使ったり、風船のように膨らませることでダメージを抑えたり出来る。
 予想通り龍我が新しい仮面ライダーになる話。ただしビルドと異なり使用するフルボトルは一本のみで、最初かららパワーが制限されているようでもあるが、現時点では圧倒的な力があるように見える。
 一方紗羽がスパイであることも発覚し、これから仮面ライダー側にも色々面倒なことが起こるような予見がある。
<戦兎が龍我にかけた言葉は「力を手に入れるってのは、それ相応の覚悟が必要なんだよ。半端な気持ちでなろうなんて思うな」だった。このキャラが言うと凄く嘘くさいのは何故だろう?キャラが軽すぎるくせに言葉だけ重いからかな?>
第12話 陰謀のセオリー

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 紗羽は自分が難波重工のスパイだと明かし、これまでの戦兎の戦いはファウストが仮面ライダーシステムを兵器にするためのテストだったことを告げる。そのテスト期間も終わりに近づいていることを知った戦兎と龍我は難波重工を調べることにするが、その秘密の手がかりを与えたのは…
 敵はナイトローグ。本来なら幻徳が装着しているはずのアーマーを秘書の内海が装着していた。
 ファウストの真実が少しずつ見えてきた。難波重工、ファウスト、東都政府が複雑に絡み合ってる状況で、まだ完全な真実には遠いが、東都を軍事国家にしようとすることと、軍事利用のために仮面ライダーを用いようとしていると言う事くらいははっきりした感じ。
 ファウストの代弁者たるスタークはパンドラボックスを奪おうとし、政府を代表するローグは、パンドラボックスを確保し続けることを最優先にしている。そこに戦兎らが介入して混乱を引き起こしているという状況。
 幻徳が装着していたはずのナイトローグの装甲は幻徳の秘書内海が装着していた。これも世間の目をごまかし、今までのファウストは悪であることのパフォーマンスだという。

 そしてスパイであることを明かした紗羽は、最終的に再び戦兎らに受け入れられた。
第13話 ベールを脱ぐのは誰?

  脚本:武藤将吾
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 記憶を取り戻した鍋島からの電話の内容からブラッドスタークの正体を知らされた戦兎はショックを受け、一人で物思いにふける。一方、壊滅したファウストではブラッドスタークと幻徳のナイトローグがパンドラボックスを巡って争っていた。幻徳に呼び出された戦兎は…
 敵はブラッドスターク
 前回ファウストは壊滅したが、そこで消えたパンドラボックスを巡って争う幹部二人。そしてついに謎だったブラッドスタークの正体が明らかになる。当初スタークは消えた葛城巧だと思われていたが、実は石動であったという衝撃の事実が明らかになる(本人は認めてないけど)。
 基本的にブラッドスタークもナイトローグも最初からビルドの正体が戦兎であると知っており、敢えて戦兎を泳がせていたということになる。これまでは双方自分の利益のために戦兎と龍我を手駒として使おうとしていたが、手の内を明かしてしまうことでやっと対等な立場に立つことになったと言うことか。
DVD4
<A> <楽>
第14話 偽りの仮面ライダー

  脚本:武藤将吾
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 戦兎に追いつめられた石動は戦兎の目の前でブラッドスタークに変身して襲いかかる。パンドラボックスの光を放射し、ビルドの変身を剥ぎ取ると、全てのフルボトルを奪って戦兎の前から姿を消す。
 敵はブラッドスターク
 色々秘密が明らかになった。前回で石動がブラッドスタークだったことが分かったが、実は石動は最初からファウストメンバーで、フルボトルの浄化が出来る美空に働いてもらうために正義の味方の振りをしていたとのこと。つまりビルドはフルボトル浄化の導具として使われたに過ぎないというのが分かった。
 だがそれにめげることはない戦兎は、今の装備でファウストと戦おうとして新しい装備を開発。ようやくここで本来のヒーロー作品になった感じだ。
 ビルドシステムはパンドラボックスと相性があり、その力を引き出すためのもの。ラビットタンクフォームが最大に力を引き出すことが発覚。
第15話 桐生戦兎をジャッジしろ!

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 石動がブラッドスターク、幻徳がナイトローグと分かったものの、次の手を決めかねた戦兎は一度幻徳と正面から話し合うことが必要だと判断。場合によってはマスコミにファウストの陰謀を流そうと幻徳と接触する。会談は失敗したものの、政府が研究しているものがなんであるのかを推測出来た戦兎は自分の力で最強システムを作り上げようとする。
 敵はナイトローグブラッドスターク
 表面的な謎の大部分は解けた。全ては東都政府が他の二つの政府との戦争を前提に最強のシステムを構築するためだった。スマッシュを作りだしたのもライダーシステムを作ったのも全てそのため。
 石動は戦兎の正体も知っているらしく謎めいた言葉をかけているが、その答えは、実は天才科学者の葛城巧こそが記憶を失う前の戦兎の正体だった。
 戦いに関しては、ラビットタンクスパーリングフォームを得たビルドはナイトローグを圧倒するが、単純に強ければ良いという話ではなくなってきている。
第16話 兵器のヒーロー

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 自分自身が葛城巧であったという事実に驚愕する戦兎。それを受け止めきれない戦兎は自己崩壊を起こしかける。そんな戦兎を「仇」として襲いかかる龍我だが…
 敵はプレススマッシュフライングスマッシュ。北都からやって来たスマッシュ。
 正義のヒーローであるはずの仮面ライダーが悪の組織の一員だったという驚愕の事実。それを受け止めるまでを丁寧に描く話。個人的な好みとしては、もう一話くらい使ってほしかったところでもある。
 その手助けをしたのは龍我だった。とにかく殴り合って和解すると同時に、戦兎に桐生戦兎という自我を持たせることに成功する。戦兎にとってバディの龍我はもはや無くてはならない存在になっている。
 戦兎の過去はラッパーだったというのは、実はブラッドスタークによって顔をすげ替えられたからということも分かった。全く性格が違ったのはそう言う事だったらしい。
 そして物語も新展開。幻徳の父である東都首相が倒れてしまったため、幻徳は北都と西都に向かって宣戦布告。北都がスマッシュを送り込んできた。更にそこには北都で誕生したと思しき仮面ライダーの姿があった。
第17話 ライダーウォーズ開戦

  脚本:武藤将吾
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 北都と東都による戦争が始まり、北都の軍隊が攻めてきた。それに対し東都政府は仮面ライダーを戦争に用いると宣言する。戦いを拒否する戦兎はあくまで協力を拒む。
 敵はキャッスルハードスマッシュスタッグハードスマッシュオウルハードスマッシュ。北都政府の擁するスマッシュで、それぞれ赤羽、青羽、黄羽が変身する。
 話は急展開。東都と北都による全面戦争となる。
 パンドラボックスの外装は一面毎に10個の浄化されたボトルが必要。東都が保有するのは1枚のみ。他の40個のボトルは北都と西都にあるとのこと。大きな話になってきた。
 仮面ライダーは戦争の道具ではないという戦兎に対し、自分の冤罪を晴らし、東都を守るという龍我の間に亀裂が入る。これまでの仮面ライダーは基本的に受けの姿勢を崩さなかったが、戦争を前に攻めの仮面ライダーが登場するかどうかという問題も孕む。ある意味、これまでの定式を完全に覆そうとしているようでもある。
 北都からも仮面ライダーが登場。仮面ライダーグリスというらしいが、この展開だと残りの西都ももう一人くらい仮面ライダーが出てきそうでもある。
 更に仮面ライダークローズがスクラッシュドライバーを用いることによってパワーアップ。仮面ライダークローズチャージとなった。
 仮面ライダーグリスの猿渡一海役は「仮面ライダーキバ」紅音也役の武田航平。初めて二つの仮面ライダーに変身した俳優となった。
<ツッコミではないのだが、クローズチャージはアシンメトリーな姿と良い、透明なスカイブルー色と言い、「仮面ライダーフォーゼ」に出てきた仮面ライダーメテオにそっくりな気が?>
DVD5
<A> <楽>
第18話 黄金のソルジャー

  脚本:武藤将吾
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 なんとか三羽ガラスの撃退に成功した戦兎と龍我だが、二人の前に現れた謎の男は突然仮面ライダーに変身する。パワーアップした仮面ライダークローズチャージをあっけなく下した仮面ライダーグリス。
 敵は仮面ライダーグリス。戦兎のデータを元に石動が北都にもたらしたドライバーによって変身した
 北都と東都の戦いの中、新たな仮面ライダーが登場する。仮面ライダー同士の敵対となるが、その仮面ライダーシステムを北都にもたらしたのは石動。
 何故北都にライダーシステムを入れたのか。石動の語るところでは、「競わせるため」だそうだ。更に「戦って強くなれ」とも。石動はどうやら更に先を見越しているらしい。
 そして新たに仮面ライダーに変身した一海は、やはり記憶を失っているのだそうだ。記憶喪失者をライダーにする決まりでもあるのか?
 スクラッシュドライバーは装着し続けるとネビュラガスの影響で精神が冒されるのだとか。それでも現時点で装着出来るのは龍我のクローズのみ。戦兎は危険であることが分かっても龍我にスクラッシュドライバーを使わせるしかなかった。
 10本の新しいフルボトルが手に入った耐え、一気に5つのモードが増えたビルド。
<ツッコミではないが、仮面ライダーグリスの音声があまりにも若本声しすぎ。何言ってんだか全く分からない。「ぶーーーるぁぁぁ」>
第19話 禁断のアイテム

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 東都と北都の全面戦争で仮面ライダーグリスの登場に戦兎と龍我は主張の違いから溝が生じ始めていた。そんな時、グリスと三羽ガラスによる東都政府襲撃が起こる。
 敵は仮面ライダーグリス三羽ガラス
 強力な仮面ライダーグリスの登場により、劣勢に立たされる戦兎。更に龍我の身体がどんどん蝕まれ続けることとなる。だから戦兎としては龍我に変身させたくないのだが、それをひっくり返すために葛城の残した“禁断のアイテム”を巡る話が始まっている。
 その中で相変わらず謎の行動をするブラッドスターク。やはりこいつはその後の事を考えているようでもある。
 それと死んだはずの内海が実は生きていた事が発覚。今は石動の元で働いており、難波重工と東都、北都の両政府の橋渡しの役割を果たしてる。
第20話 悪魔のトリガー

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 戦兎の前に現れた石動は「禁断のアイテム」としてハザードトリガーを手渡す。これによってビルドはパワーアップするが、使いすぎると自我を失うと言う。そんな時、ボトルを保管している考古学博物館が一海と三羽ガラスによって襲われた。
 敵は仮面ライダーグリス三羽ガラス。そしてナイトローグ。
 5話前にスパークリングフォームという新装備を手にしたばかりなのに、更に強力なハザードフォームという新フォームが現れた。
 そのフォームは基本的に敵を倒すのではなく、戦いの本能が暴走したクローズチャージを止めるためだけに使うことになったが、それは結局の話、ビルドとクローズは相互補完の間柄になると言う事。戦兎と龍我の友情がはっきりとしてきたと言う事でもある。一方、そんな二人の成長を見まもる石動の目的は未だに不明。
 北都と東都の戦争は急展開。
 まず幻徳は防衛の名目で北都への進軍を命令する。その先頭に立つのは、龍我の仮面ライダークローズだった。龍我は自分がこの戦争を引き起こしたことに責任を感じ、自分一人で決着を付けるためにその提案を呑む。
 だが北都襲撃を指示した幻徳は、父の氷室泰山が復帰したために失脚。パンドラボックスを持ち去ろうとしたがビルドに防がれ、一人逃亡してしまった。
第21話 ハザードは止まらない

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 暴走した龍我のクローズチャージを止めるために戦兎は禁断のハザードボタンを発動する。なんとかクローズチャージは止めたものの、今度はビルドの方が暴走してスタッグハザードスマッシュを消し去ってしまった。初めて本当に人を殺してしまったことでショックを受け、抜け殻のようになってしまった戦兎だが…
 敵は仮面ライダーグリス三羽ガラス。スタッグハザードスマッシュが消えた。
 「ミイラ取りがミイラになる」ということを地でやってしまった話となった。倒されたら死というパワーアップに自らを追い込んだ三羽ガラスのためということもあるが、仮面ライダーとなる主人公が人を殺すのは極めて珍しい。
 それでイップスになってしまう訳だが、これまでの自信たっぷりのオレサマキャラはどこへやら、痛々しいほどの落ち込みぶりだった。一方ではその契機を作ってしまったことで龍我も落ち込んでしまう。結果として、主人公キャラの二人が一緒に落ち込んでしまった。
 物語はそこから北都と東都の代表戦で勝負を決めるということになるが、そこで代表に選ばれたのは戦兎。戦わなければ犠牲者はどんどん増える一方と言われ、渋々戦う事になるが、そこでどんな特訓が行われたかは不明なまま試合へとなだれ込んでいく。
DVD6
<A> <楽>
第22話 涙のビクトリー

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 北都と東都の戦争は仮面ライダー同士の一対一の決闘によって勝敗を決することとなった。東都代表として出場した戦兎は一海の仮面ライダーグリスと戦う。次々とフォームチェンジを繰り返し、グリスを翻弄するビルドだが…
 敵は仮面ライダーグリス
 ビルドとグリスによる仮面ライダー同士の一対一の決闘が描かれていく。現時点で10のベストマッチ形態になれるビルドだが、たった一つの形態しか持たないグリスに追いつめられてしまう。前回のラストの特訓はそのいくつもの形態に慣れるためだけの特訓だったようで、これではグリスには到底かなわなかった。
 これまでの作品だと、新しい形態が登場すると強さが際立つが、この作品に関しては新形態もたいして強くないというのが面白い。結局自らも消耗させるハザードトリガーという奥の手を使わずにはいられなくなる。
 これを言うのは不謹慎なんだが、ビルドにとってのハザードトリガーとは依存症のようなもののようだ。使いたくはないが、使わずにはいられない。使ってしまうとどんどん消耗する…ヒーロー作品でここまでやるのはとても珍しい。
 そしてそれを防ぐことが出来るのはもう一人の仮面ライダーである龍我で、命を賭けることによってやっとその暴走を止める事が出来た。バディものとして、大変重要な回にはなっている。ただし、精神医学的に言うなら、これは共依存というものになる。
 そもそも仮面ライダークローズチャージの暴走を押さえるために使っていたハザードトリガーが、逆にそのクローズチャージによって暴走を止められるという皮肉な結果となってしまった。
 一方物語の情勢として、全軍を東都に向かわせていた北都政府の留守を狙って西都が侵略し、あっというまに制圧してしまった。西都も又新しい仮面ライダーを投入してきたが、それら全部石動の手の内のようでもある。
第23話 西のファントム

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ビルドVSグリスの代表戦に勝利した戦兎。だがその隙に西都が北都を制圧してしまった。自分の家と農場まで危なくなったことから、急ぎ帰国する一海。だがそこに西都の仮面ライダーが現れ…
 敵はリモコンブロスエンジンブロス。西都の兄弟が変身するスマッシュの一種。
 話は目まぐるしく変化。北都が西都に制圧され、又しても新しい仮面ライダーが登場。北都の仮面ライダーである一海は帰る場所を失ってしまう。それでも無理矢理戦うグリスが中心の話となった。今回に関しては仮面ライダービルドとクローズは完全に脇役。
 東都の仮面ライダーが北都に行ってしまったら今度は西都と北都の全面戦争となるが、既に北都との戦いで疲弊している東都に勝ち目がないために、戦兎も龍我も東都の中で戦うしかなかった。
 北都の裏にはやはり難波重工の存在があった。現時点で難波重工と石動の関係は不明で、協力関係にあるのか敵対関係にあるのか分からない状態だが、この二者が秘密を握ってることになるのだろう。
第24話 ローグと呼ばれた男

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 西都からやって来た仮面ライダーローグの正体は東都から追放されたはずの氷室幻徳だった。最凶の仮面ライダーとなるため全てを捨てたという幻徳は、戦兎に地獄を見せてやると宣言して去って行く。強力なローグの対抗策を考えあぐねる戦兎だが…
 敵は仮面ライダーローグ。かつてナイトローグだった氷室幻徳が変身する西都の仮面ライダー。これまでのどの仮面ライダーよりも遥かに強力で、ビルドハザードさえ敵わなかった。
 西都の仮面ライダーの登場により、全ての仮面ライダーが揃った?とにかく強さがインフレするので、これまでの戦術が効かないという問題があり、次々に形態が変わることになる。ビルドの形態はここまでで既にクウガを超えている(ただしまだオーズには届かないが)。
 仮面ライダーローグと対抗するため、なし崩しにグリスがビルドとクローズの仲間入り。
第25話 アイドル覚醒

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ビルドとローグの戦いの中に現れた美空が手をさしのべるとスカイウォールが割け、そこにローグを吹き飛ばしてしまう。美空の力は腕に装着されているバングルにあるのではないかと推測する戦兎だが…
 敵は仮面ライダーローグ。ビルドハザードフォームのバーサーカー状態ですら倒せなかった。一海に残された最後の部下赤羽も消滅させてしまった。
 力のインフレがまだまだ続いているようで、ハザードトリガーを使っても倒せない仮面ライダーローグに対し、更なるビルドのパワーアップがありそうな雰囲気となっていた。
 意識のない美空がスカイウォールを一瞬消し去ったとか、とんでもない力を持つことが分かった。美空の腕に付けられているバングルが何らかの意志を持ち、その力を与えているらしいが、分析したビジョンから、火星文明の滅びが見えてしまう。戦兎の分析では、古代に滅んだ火星の先史文明の、滅びの瞬間のビジョンであり、それを繰り返させないように訴えてるのではないかと言っているが、真実はまだ見えていない。
 全ての都市を手玉に取っていた難波重工の目的は来たるべき世界大戦に日本が勝ち抜くためだそうだ。意外に目的は小さい。
<美空に対して撃たれた銃弾を身を挺して受けるクローズ。格好は良いけど、その角度だったら美空に銃弾が当たってるぞ。>
DVD7
<A> <楽>
第26話 裏切りのデスマッチ

  脚本:武藤将吾
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 暴走して美空に襲いかかったビルドだが、美空のバングルが光ると同時に戦兎は正気を取り戻す。だが問題はパンドラボックスがここにあることを知っているのは三人の仮面ライダーだけだった。そんな時、西都が仮面ライダーによる代表戦を提案してきた。
 敵はエンジンブロス。仮面ライダーグリスと代表戦で戦い、敗北。そしてヘルブロス。鷲尾風がギアエンジンとギアリモコンを同時に装着することで誕生した完璧な戦士。
 前に西都対東都でやった代表戦がまた行われる。なんだかワンパターンで無理矢理決着決めるような雰囲気がある。
 美空の力を借りることでハザードトリガーの暴走を抑える事が出来そうということで、美空の協力を仰いで研究開始。また新しいフォームかな?
 一方、西都のスパイも明らかに。犯人は又しても紗羽だった。これも又?ワンパターンだよな。
<美空にビデオを見せる戦兎だが、なんでカメラ目線で仮面ライダーの活躍が出てくるの?と、先に龍我が突っ込んでいた。>
第27話 逆襲のヒーロー

  脚本:武藤将吾
  監督:田ア竜太
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 東都対西都のライダー対戦二戦目。圧倒的なパワーを持つヘルブロスに一歩も引かずに戦い続ける龍我の仮面ライダークローズチャージ。だが精神的な動揺を見抜かれて敗北を喫してしまった。そして最後の第三戦。仮面ライダービルドとローグの戦いが始まる。
 敵はヘルブロス仮面ライダーローグ
 最初はクローズチャージとヘルブロスの戦い。クローズチャージは戦えば戦うほど強くなると言う事で、圧倒的不利をはねのけるが、龍我の精神的弱さによって敗北。なんだかんだ言って龍我は良い奴過ぎるんだよな。
 ビルドとローグの戦いの中、戦兎は記憶を失う前の葛城巧が悪魔の科学者であったことを受け入れつつ、あくまで戦兎として戦う事を決断してるシーンがある。
 仮面ライダービルドの更なるパワーアップ体であるビルドラビッドラビッドが登場。ビルドハザードから暴走を抜いたパワーを有するものとされている。
第28話 天才がタンクでやってくる

  脚本:武藤将吾
  監督:田ア竜太
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 紗羽によって盗まれたラビットラビットフォームのデータにより、その動きは完全に読まれ、ローグの攻撃に圧倒されるビルド。龍我と美空に自分がスパイであることを明かした紗羽だが…
 敵は仮面ライダーローグ
 紗羽によって渡されたデータによって圧倒的不の利に陥るビルド。このままではビルドの敗北は必至だったが、実はビルドには奥の手があり、それを前提に紗羽は二重スパイとなったという話。紗羽は結局難波を捨て、戦兎を取ったことになる。
 これによって東都は西都に勝利を得るが、西都政府を牛耳る難波重工は力による制圧を西都政府に命じていた。
 ビルドの奥の手はもう一つのフォームであるタンクタンクフォームだった。基本フォームであるラビットタンクはどちらも単独で一つのフォームとなる。
<結局全ての政府の裏にあったという設定の難波重工。だったら一つの政府に肩入れせず、のらくらとかわしていれば全てを手に入れられたのでは?>
第29話 開幕のベルが鳴る

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 仮面ライダー同士の決闘に勝利を収めた東都の仮面ライダービルド。だが西都政府は約束を反故にして難波重工の最新兵器ハードガーディアンを繰り出し東都を制圧しようとする。迎撃する3人の仮面ライダーだが、パンドラボックスを手にしたブラッドスタークは次々にフルボトルをはめ込み、パンドラタワーを作り上げようとしていた。
 敵はヘルブロス。ビルドラビットラビットフォームとグリスの共同攻撃で倒された。
 又しても物語は急展開。仮面ライダーの決闘を反故にし、西都が全てを制圧するとした難波重工に立ち向かう仮面ライダーたち。現時点では圧倒的不利で、力で制圧されかかっている。
 パンドラボックスの使い道は、パンドラタワーを作る事。フルボトルを全て使うと塔が完成するのだが、完成した時、地球は破壊されてしまう。それでも敢えて塔を完成させようとするブラッドスタークの真意が現在のところ謎。
 美空のバングルの秘密の一端も明らかになった。このバングルには火星の王妃の人格が込められているらしい。
DVD8
<A> <楽>
第30話 パンドラボックスの真実

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 火星の王妃ベルナージュに精神を乗っ取られた美空は東都と北都の仮面ライダーをブラッドスタークから逃がした後、龍我に目を留め、「お前が希望になる」という言葉を残して意識を失ってしまう。
 敵はリモコンブロスエンジンブロス
 ベルナージュによれば、地球の希望は龍我であると言っている。主人公の戦兎ではなく龍我というのが面白い。実は龍我の冤罪事件には裏があるということが明らかになる。
 そして東都と西都の戦争は新しい局面を迎える。まずは戦兎が東都を裏切った形を取り、ビルドが追放される。それによって西都に単独攻め込むことが出来るようになった。
 そして仮面ライダークローズが更にパワーアップ。まだ完全に新しい形態にはなってないが、全体的に仮面ライダーの能力がインフレーションを起こしてるような感じ。
 あと、石動惣一は心の中にいるブラッドスタークの悪意によって精神が冒されていることが分かった。美空と同じく火星の何者かに憑依されているようだ。
第31話 ほとばしれマグマ!

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 戦いの中で常人の力を超えたハザードレベルに達した万丈龍我。実は龍我は特殊な出生によって生まれ、研究対象となっていたのだ。そんな龍我を次のレベルへと導くべく、仮面ライダーローグとブラッドスタークが現れるのだが…
 敵は仮面ライダーローグブラッドスタークヘルブロス
 話は万丈龍我の出生の秘密へ。万丈は妊娠後わずか2ヶ月で生まれた子で、その遺伝子には火星人の遺伝子が混ざっているという。そして赤ん坊の龍我を検査していた人物こそが葛城忍。戦兎(葛城巧)の父だという。
 そしてハザードレベルが一気に上がった龍我は新たな仮面ライダークローズマグマに変身。
 仮面ライダーローグとなった氷室幻徳だが、難波重工に逆らわないように体に爆発物のチップが埋め込まれているとのこと。幻徳の思いはパンドラボックスを日本統合の力として使いたかったが、難波重工は自分の力のためにパンドラボックスを必要としていた。その齟齬について語っていた。
 ブラッドスターク=石動惣一の目的はいまだ不明だが、パンドラボックスと究極の力を得た万丈龍我が必要だったことが分かった。後は究極のドライバーと呟いていた。地球の火星化で終わらず、その後のことを考えているらしい。
<とても盛り上がる話なのだが、龍我のモノローグがあたかもアニメのようで、ちょっとわざとらしすぎるのがネック。
 クローズマグマになった時の口上「俺のマグマがほとばしる」とはよく言ったもんだ。>
第32話 プログラムされた悲劇

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 パンドラボックスを取り戻した戦兎は東都の氷室首相に、これを平和をもたらすための交渉道具に使ってくれるように託す。その後戦兎は美羽が見つけてきたデータから、龍我が人間外の遺伝子を持った存在であることを知るが…
 敵はヘルブロス
 ハザード状態を自在に使いこなせるようになった戦兎に関しては一段落。
 むしろここでは龍我の方が中心。人外の遺伝子を持つ事を女性二人が必死に隠そうとしていたのを、無責任な戦兎の言葉で自分が純粋な人間ではないことを知らされてしまう。自分が人間ではなくなったと悩む龍我の姿の方が主人公っぽさになってる。最終的に自分の力は愛と正義のために使うと決意を語るが、スタークに言わせると「運命には逆らえない」のだとか。
 一海は北都に残してきた仲間が西都に拉致され、パンドラボックスを奪うように命令されるが、ローグにより仲間は解放され、一海はこれまで通り共闘することとなった。
第33話 最終兵器エボル

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 東都の氷室首相が西都に連れ去られてしまった。戦兎に連絡を入れた石動は首相と引き替えとしてエボルドライバーを持ってくるように命じる。戦兎が記憶を失う前の葛城巧はその事を知っていたはずだが、その記憶はもう戦兎にはなかった。
 敵はブラッドスターク。そしてブラッドスタークがエボルドライバーを使って変身した仮面ライダーエボル
 火星を滅ぼした存在エボルトの名前が登場。実は火星にきた宇宙飛行士の石動惣一の体に取り憑いていた。かつて石動の体を操ってパンドラボックスを開き地球を滅ぼそうとしたが、パンドラボックスがうまく開かず、日本を分断して終わったという。それがスカイフォールの惨劇。
 そしてエボルトは究極のドライバーであるエボルドライバーを得て目的を果たそうとするが、その目的は地球を滅ぼすというものではなくなっているらしい。
 そして石動はエボルドライバーの力を使って仮面ライダーエボルに変身。最強の仮面ライダーだが、現時点ではフェーズ1。まだその後の姿が残っているらしい。
<仮面ライダーエボルが登場。過去アニメでエボルという名を冠したロボットがいたものだ。最終話でその名前の由来が明らかにされたが、こちらはどうなるのやら。>
DVD9
<A> <楽>
第34話 離れ離れのベストマッチ

  脚本:武藤将吾
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 東都の氷室首相を救うべく西都に乗り込んだ仮面ライダーたち。だが氷室は息子の幻徳をかばって命を落としてしまっていた。強大な仮面ライダーエボルに立ち向かう戦兎らだが、攻撃は全く通用しなかった。更に戦兎には地球上に存在しない毒が注入されてしまった。
 敵は仮面ライダーエボル。石動が変身したのがフェーズ1で、龍我が変身したのがフェーズ2となる。
 火星から持ち込まれた毒に冒されてしまった戦兎を救うために奔走する龍我が描かれる。
 エボルトの本当の狙いがはっきりとした。石動から龍我の体内の遺伝子は実はエボルトのものだったと告げられる。そして石動の中にあるエボルトの記憶が龍我の中に入り込むことによって、エボルトは真の力を取り戻す。
 そして真の最強の敵として仮面ライダーエボルトフェーズ2が登場した。なんか最終回前みたいな盛り上がり方だ。
第35話 破滅のタワー

  脚本:武藤将吾
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 龍我の体を乗っ取ったエボルトは全くビルドを相手にせず、圧倒的な力でねじ伏せて去って行く。全てのフルボトルが揃い、パンドラボックスを開くのがエボルトの目的だと知った戦兎は、フルボトルを持つ幻徳に共闘を持ちかけるが…
 敵は仮面ライダーエボルドラゴンフォーム。前回フェーズ2と呼ばれていた形態にドラゴンフルボトルを加えた形態。
 エボルトの目的がはっきり分かった話。
 最初に無人探査船が火星にたどり着いた時、エボルトの一部は探査機について地球に戻り、龍我の母親に取り憑く。だがそこから生まれた龍我はかせいじんとしての記憶を全て失ってしまっていた。次に有人探査船が来た時に、パイロットである石動惣一に意識の方が取り憑いた。そこで地球で龍我のハザードレベルを上げ、自分の肉体を再構築させたと言う事になる。つまり龍我は最初からエボルトの器として育てられてきたと言う事になる。
 そしてエボルトの目的はほとんど全てが叶い、ついにパンドラボックスを開く。ほぼ最終回前のノリである。
<科学の行き着く先は争いしかないというのがエボルトの主張。「ミクロイドS」かよ。>
第36話 エボルトは星を狩る

  脚本:武藤将吾
  監督:田ア竜太
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 エボルトによってパンドラボックスが開かれた。だが世界の終わりはまだ訪れなかった。実はパンドラボックスの中にあるエボルトリガーというアイテムこそが星を滅ぼす力を持ったアイテムであり、それを手に入れるためだったのだ。未だエボルトリガーの力が戻らず、それまで地球滅亡を待ってやると言うエボルト。火星で何があったのかをベルナージュから告げられた戦兎は、パンドラボックスの力をライダーシステムにフィードバックさせることを考えるのだが…
 敵は仮面ライダーエボル。フェイズ1、フェイズ2を経て、フェイズ3となるエボルラビットフォームとなった。
 地球滅亡はちょっとだけまったがかかり、その猶予期間を最大限に活かしてエボルトを殺そうと考える戦兎。
 ただし、その方法では人間の能力を超えてしまうため、戦兎はエボルトとの心中を選ぶのだが、最後の最後で失敗。龍我を助けたものの、今度はエボルトは戦兎の方に取り憑いてしまった。
 現時点では少し予定とは異なるが、エボルトの思った通りに事は運んでいる。
<ツッコミではないが、難波の言っている「メイド・イン・ジャパンの力を見せつけようではないか」は、番組スタッフの思いが詰まってるかのよう。>
第37話 究極のフェーズ

  脚本:武藤将吾
  監督:田ア竜太
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 戦兎の決死の突撃によって龍我からエボルトを引き離すことには成功したものの、今度はエボルトは戦兎の体に乗り移ってしまう。今度は戦兎を助けようとする龍我だが、エボルトの細胞を失った龍我は仮面ライダーに変身出来なくなってしまっていた。
 敵は仮面ライダーエボル
 前回ラストで今度は戦兎がエボルトになってしまった。そこで残された仮面ライダーたちが戦とを取り戻そうとする話となる。変身出来なくなった龍我が再び仮面ライダーとなるまでが描かれる事になる。これによって又新しい形態仮面ライダーグレートクローズが誕生。その力によって戦兎を取り戻すことには成功。だが一方、戦いの中で仮面ライダーエボルも最終形態に進化してしまった。
 東都、北都、西都の仮面ライダー全員が共闘することとなったが、そのモチベーションは「ラブ・アンド・ピース」つまり「愛と平和」だそうだ。これだけストレートにこれを言う作品も珍しい。
 ラスト。自己を取り戻した戦兎だが、取り戻した記憶は戦兎のものではなく、葛城巧のものだった。なるほど二重の記憶を持つ戦兎の特性を活かした展開となっている。
<エボルトの襲来を予知したベルナージュの言葉は「エボルトが来る。この箱を奪いに」だった。これ自体は全く問題無い言葉だが、角川映画の『野生の証明』を覚えてる世代には、ちょっと反応してしまう。>
DVD10
<A> <楽>
第38話 マッドな世界

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 完全体となったエボルトには仮面ライダーが束になっても敵わなかった。一方、戦兎としての記憶を失い、悪魔の科学者葛城巧の記憶のみ蘇ってしまった戦兎。
 敵は仮面ライダーエボルブラックホールフォーム
 完全体となったエボルトに立ち向かう仮面ライダー達の努力を描く話。ビルドの中が戦兎ではなく葛城巧になっているため、決め手が欠けてしまい、どうにも共同戦線が取れない状況。
 一方、エボルトは難波とヘルブロスを消滅させた後、内海を仲間にしてしまった。当初単なる研究員だったはずの内海がどんどん存在感増してる。というか、どんどん悪に染まっている。そして内海までもが仮面ライダーに。これで本作登場の仮面ライダーは6体目となった。
 葛城巧の本心は、ひたすらエボルトを倒すことだったことも分かった。エボルトを倒せるなら、たとえ悪魔の科学者と言われようと、どんな犠牲を払おうとライダーシステムを完成させるしかないと考え、両親に蓋をして研究に没頭していたとのこと。
 話はますます重くなっていく。ここまで人が死んだ話は平成ライダー初期以来だな。
第39話 ジーニアスは止まらない

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 内海が変身した仮面ライダーマッドローグは圧倒的な力で仮面ライダー達を圧倒し、全員撤退を余儀なくされてしまう。
 敵は仮面ライダーマッドローグ。エボルトからエボルドライバーをもらった内海が変身した仮面ライダー。
 エボルト側はとりあえず静観。いつでも地球は支配出来るし、破壊も出来るのだが、エボルトは何か期するところがあるらしく、マッドローグとなった内海を差し向けている。
 対して葛城巧は、エボルトが静観してるのに何らかの意味があると考えつつ、とにかくまずはエボルトを倒す事を優先。それぞれの仮面ライダーが自分の思いを込めて戦いに向かっている。
 その思いだが、一番思いが強いのは幻徳。葛城巧を唆してライダーシステムを作り、内海を射殺しようとしたことで今の事態を引き起こしたことを心底悔やんでいるため、エボルトに対する憎しみは人一倍。
 そして葛城巧は、今のままでは人を思う気持ちがないために本当の力を使いこなすことが出来ないと悟り、人を救おうという心を持つ桐生戦兎の人格を呼び出し、そちらに主導権を手渡すことを決意する。その結果、桐生戦兎が復活。これによって
<冒頭幻徳は内海に対して「裏切ったのか」と尋ねている。仮面ライダーシリーズで「裏切り」というと、某作品を思い出すものだな。滑舌がもうちょっと悪いともっとしっくりくるんだが。
 多分これが最終形態となるカメンライダービルドジーニアスフォームだが、なんで主人公ライダーの最終形態って微妙なデザインが多いんだろう?>
第40話 終末のレボリューション

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 桐生戦兎としての記憶を取り戻した葛城巧は仮面ライダービルドジーニアスフォームへと変身し、マッドローグを圧倒する。だが突然現れたエボルトによってマッドローグは連れ去られ、一海が持っていたロストボトルも回収されてしまった。戦兎と一海はそれぞれ、ロストボトルの謎を解明することにしたが…
 敵はオウルロストスマッシュ。黄羽のロストボトルを使用して作られた最強のスマッシュの一体。元北都の首相多治見が変身する。
 エボルトが地球を滅ぼすことを止めたのは、全人類を奴隷化するためだった。
 葛城巧はその精神を桐生戦兎に譲ったが、記憶の一部は精神の中で健在らしく、ことある毎に戦兎の前に幻状態で現れ、変な助言をしている。
 ところでこれまで悩み続けていた幻徳がついにふっきれた。まるでヒッピーのような身なりで現れてポーズを決めている。美空に「ダサい」と言われると、色々違った私服を着るようになるが、全部致命的にダサい。「仮面ライダーエグゼイド」の壇黎斗化してるような気がする。
<ビルドの変身音声は小林克也だったが、ジーニアスフォームはそれに若本声が被さる。鬱陶しいことこの上ない。>
第41話 ベストマッチの真実

  脚本:武藤将吾
  監督:諸田 敏
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 完全体になる前に倒せばエボルトに勝てると踏んだ戦兎はジーニアスフォームに変身すると仮面ライダーエボルを圧倒する。だが変身解除して石動の姿となったエボルトは逆に戦兎に感謝して去ってしまうのだった。
 敵はスタッグロストスマッシュ。最初にスマッシュになった志水が再び変身した姿。そして仮面ライダーエボル
 エボルトの真実について考察する話。とても複雑な話になるが、10年間鳴りを潜めていた理由を考えている。
 その過程で、これまでスマッシュになった人物は全員戦兎か龍我に関係することが分かった。それと戦兎の父葛城忍の二つの線から糸をたぐり始めた。
 フルボトルが何故兎とか戦車とかの力を宿すのかも説明あり。エボルトが石動の記憶から、娘の美空の好きなもの、そしてその好きなものを破壊するものを抽出したそうで、その組み合わせがベストマッチになるのだとか。
 幻徳は最早単なるお邪魔キャラ。今回はマサラ風味でちゅうちゅうパイナップルジュースを飲みながら踊りまくってる。他のライダー達も何故かそれに感化されてしまい、みんなで笑い合ってる。一海は一海で美空と結婚する妄想がダダ漏れ…駄目だこいつら。
 エボルトは感情を手に入れることが出来、怒りや喜びと言った感情を露わにし始めている。
<戦兎の白髪がすぐに戻った理由は主役だからと言われ、「メタ発言はやめろ」と言っていた。子どもに分かるのかこのネタ?>
DVD11
<A> <楽>
第42話 疑惑のレガシー

  脚本:武藤将吾
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ロストボトルを集めるエボルトと共にいるのが葛城巧の父忍である可能性が出てきた。父を信じたい戦兎と、悪魔の科学者として敵になったという一海。仮面ライダー同士の間に緊張が高まっていく。
 敵は仮面ライダーエボル仮面ライダーマッドローグ
 話は葛城巧の父忍の真意を探る方向へ。実際にエボルトに言われるままロストボトルを作り続けているが、基本的に喋らないために何を考えているのか分からない。ただ、最後にもう一体のビルドラビットタンクフォームが現れ、それが忍が変身した姿と言う事が分かった。
 今回は幻徳と戦兎が共同で戦うのだが、二人とも父に対するコンプレックスが強いという点で共通しており、二人揃って父の遺志を継ごうとしているのが面白い。
 消し去ったはずのエボルトの記憶が甦って苦悩する龍我の姿もある。これからの展開次第では龍我がラスボスになる可能性が高くなってきた。
<又してもシリアスキャラに戻った幻徳だが、一旦崩れてしまうと、最早どんな言動をしても受け狙いにしか見えなくなってしまう。>
第43話 もう一人のビルド

  脚本:武藤将吾
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 戦兎の前に姿を現した戦兎の父葛城忍。だが完全にエボルトに味方をする父の姿に絶望させられる戦兎。それでも父を信じようとする戦兎と、人類の裏切り者として戦おうとする他の仮面ライダーたち。
 敵は葛城忍が変身した仮面ライダービルド。仮面ライダーシステムは元々忍のために作られたもののため、パワーアップ無しでも他のライダーを圧倒するほどの力を持つ。そしてCDロストスマッシュ。高濃度ネビュラガスを注入された美空がベルナージュの精神毎ロストスマッシュにさせられた姿。全身に付いているCDを円盤のように飛ばして攻撃する。
 これまでエボルトを倒すためにライダーシステムを作ったのだと信じていた父が人間を裏切っていたことを知らされ戦兎は絶望に落とされる。これまで父の描いたシナリオ通りに人類を滅ぼす手助けをしてきただけだと思い知らされ、守ろうとしていたものを自ら滅ぼそうとしていたことに気付かされるという精神的にきつい話となっている。
 しかし、これまでの自分を否定されて尚、再び立ち直るのには、やはり龍我の熱さが必要だった。良いバディ作品になってる。
 ただし龍我の方も再びエボルトの遺伝子が暴走してしまい、何もかも破壊せずにはいられなくなってしまうのだが、美空から分離したベルナージュの意志を取り込むことで暴走は収まった。
第44話 エボルトの最期

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ベルナージュの力を龍我に移動させることによって龍我と美空の二人を救うことに成功した戦兎は更なるパワーアップを果たした龍我のためにブリザードナックルを与える。一方、北都のファウスト本部に潜入した一海と幻徳は敢えて捕らえられ、ネビュラガスを注入させ、自らのハザードレベルを上げた。
 敵は仮面ライダーエボル
 仮面ライダー全員が揃い、仮面ライダーエボルとの決戦。意外なことにラスボスと思われたエボルトがこの時点で脱落。これからの展開が不明になってる。ただ葛城忍がなんらかの思惑で動いてるのは確なのと、まだ仮面ライダークローズの最終形態が登場してないのが伏線になってるようだ。
 パワーアップを果たした一海と幻徳は順調にぶっ壊れている。この崩れっぷりとのギャップが寒い…じゃなくて不思議なバランスを取っている。
<ライダーベルトには共通してリセットボタンがあるらしいことが分かった。なんで天才である戦兎がそれに気付かなかったのかが一番の疑問である。>
第45話 希望のサイエンティスト

  脚本:武藤将吾
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 エボルトを倒した仮面ライダーたち。だが実はエボルトの本当の目的は自ら倒されることでロストボトルを精製することだった。これによって10本のロストボトルが出来たが、葛城巧はその状態に陥ったエボルトを封印する。だが…
 敵は仮面ライダーエボル。黒いパンドラボックスを吸収することで更に形態が変わり、ほとんど怪人になってしまった。
 葛城忍はやはり人類を守るために戦ってきたことが分かった。だが、最終局面でエボルトの方が一枚上手。なんと内海の体に憑依することで生き残っていた。死んでなかったとは思ってなかった。エボルトの真の目的は次元を超え、他の星にも移動出来る黒いパンドラボックスを作る事だった。
 結果、父忍が消滅。絶望の淵に立たされる事になった戦兎だったが、最後に忍から託された言葉がエボルト攻略の鍵となった。
 最強となった仮面ライダーエボルは、なんと惑星一つを吸収。そこには住民もいたので、最悪の大虐殺キャラになってしまった。恐らくこれまでの仮面ライダーの敵の中では最も多くの人間を殺したキャラになるだろう。
<仮面ライダーエボルの力は一瞬で惑星を滅ぼして吸収してしまう。しかし質量的に一瞬は難しい問題だ。>
DVD12
<A> <楽>
第46話 誓いのビー・ザ・ワン

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 ついに本性を表したエボルトは、この星を吸収すると宣言する。その前に次元の扉を開くロストボトルを回収すべく、仮面ライダー全員を呼び出す。一方、ロストボトルは次元を超越するだけでなく、パラレルワールドの融合が出来ることが分かり、そのために新たなロストボトルを作らねばならないと判断する戦兎。
 敵は仮面ライダーエボル
 葛城忍が作ろうとしたのはパラレルワールドの融合による新しい世界だった。それはこれまでに死んだ人間を復活させることにもなるので、あまりに都合良いアイテムとなるのだが、そんな都合良いだけのものか?と悩む戦兎。
 最後の戦いを前に焼き肉を楽しむ仮面ライダーの面々の姿もある。誰も飲酒してないのが仮面ライダーらしいが、こんな妙な脱線も楽しい。
 ところで焼き肉と言えば、戦兎の肉体の素体となった佐藤太郎が消される直前に「焼き肉焼き肉」と喜んでいたので、それがようやく叶えられたと言う事になるのかな?
<次元の融合が出来てしまえば、死んだ人間が全部生き返ることになる。それはこれまでの物語全部を否定することになるのだが、そんなので良いのだろうか?
 エボルトはパンドラタワーの階層を攻略するように言うのだが、それって完全にジャンプノリだよな?>
第47話 ゼロ度の炎

  脚本:武藤将吾
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 装着すれば確実に命を失うというブリザードナックルを装着する一海。そして自らの過ちを精算するためにリモコンブロスとエンジンブロスと戦う幻徳。そして戦兎と龍我は決着を付けるため、エボルトの元へと向かって行く。
 敵はこれまでの敵の擬態。
 最後の戦いを前に、一海=グリスと幻徳=ローグの最後の戦いが描かれる。限界を超え、この世界から消滅する一海。
 エボルトの傘下に下ったと思われた内海は実はエボルトの寝首をかこうと狙っていたことも発覚。12話で死んだ内海は実はサイボーグとなってこれまで生きてきたのだとか。エボルトを倒せるだけの力を手には入れたが、体の方が保たず、内海はここで死亡。これまで散々嫌味キャラとして定着していたが、最後の最後に見せ場を持って行った。
<一海と幻徳に戦いを任せて先に行っていたはずの戦兎と龍我だが、結局戦いもせずに美空と紗羽と合流してる。間が悪かったということになるんだろうけど、お前ら二人は何をしてるんじゃ?とも言いたくなる。>
第48話 ラブ&ピースの世界へ

  脚本:武藤将吾
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 一海の死を越え、最終形態となったエボルトとの直接対決が始まった。波状攻撃を繰り返すライダーだが、エボルトも又進化していた。
 敵はエボルト最終形態
 最終対決となるが、前回の一海に続き、幻徳、そして龍我が次々と倒れていく。絶望の中でも諦めずに戦うと言う展開は燃えるのだが、話自体は単純。
 結果としてエボルトが作った黒いパンドラボックスパネルは白いパネルに変えられ、新しい世界に作り替える寸前まできた。そこで本来ならビルドがエボルトと一緒に次元の果てに消えるはずだったが、ビルドの代わりにクローズがその役割を果たした。
<一方的にボコられながらも攻撃を繰り返す仮面ライダーローグに一切加勢しようとしないビルドとクローズ。前回からだが、この二人何の役にも立ってない。>
第49話 ビルドが創る明日

  脚本:武藤将吾
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:宮崎 剛
  特撮監督:佛田 洋
 エボルトと共に次元の裂け目の彼方へ行ってしまった龍我を救い出すため、ラビットラビットフォームへと変身したビルドは光の裂け目に飛び込んでいく。だがそこには再び龍我を取り込んだエボルトだけがいた。ビルドを吸収して再び宇宙へと戻ろうとするエボルトに対し…
 敵はエボルト最終形態
 最終回。前回で終わったかと思っていたエボルトとの本当の最終決戦となる。徐々にこれまでの力を失い、パワーアップが剥ぎ取られ、最終的に基本形態に持ってもやはり戦い続ける主人公の戦いがなかなかに格好良い。
 そして最終決戦が終わった時、桐生戦兎、葛城忍と巧が望んでいた、あたら悪しい世界が誕生する。その世界はスカイウォールの無かった世界で、この物語に搭乗した全員が生きているが、桐生戦兎と万丈龍我が存在しない世界であり、この世界で生きる戦兎と龍我は誰からも認識されない。
 だけど、その世界で二人だけで生き続ける…なんだこのBL展開?終わり方は「仮面ライダー龍騎」に似てるかな?
第50話
第51話
第52話