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仮面ライダーフォーゼ

仮面ライダーフォーゼ事典
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 2011'9'4〜2012'8'26

 平成ライダーシリーズ第13作。「仮面ライダーW」から始まる区切りで、「W」が2(ガイアメモリ)、「OOO」が3(コアメダル)と続き、本作が4つのアストロスイッチを使って戦う。
 物語はほとんど高校の中だけで展開するため、これまでのシリーズでは最も限定された物語でもある。又、70年代に流行した学園ものに多くの影響を受けており、それを敢えてアメリカン・ハイスクールっぽい学校を舞台にすることによってパロディ的な演出で見せるのも特徴と言える。
 敵の名前は全て星座から来ており、主人公達の基地は月にあるなど、スケールはとても大きいのだが、舞台はほとんど一つの町どころか、高校の中だけで終わるという極端な狭さを併せ持つ不思議な設定の話。

主な登場人物
如月弦太郎
仮面ライダーフォーゼ
(役)福士蒼汰。デビューしたてで、本作が初主演作となる。
 天ノ川高校にやって来た転校生。「学園の全員と友達になる」が口癖で、情に厚い熱血漢。歌星賢吾と出会い、病弱なため、変身出来ない賢吾に代わって仮面ライダーフォーゼとなる。リーゼントと学ランがトレードマーク。
歌星賢吾 (役)高橋龍輝。元は舞台俳優でミュージカル テニスの王子様の主役越前リョーマを演じたこともある。
 天ノ川高校の問題児。成績は優秀ながら、体が弱くて休みがち。更に誰の言うことも聞かないため、教師からは嫌われてる。父緑郎の残したフォーゼシステムを継承したが、自らは虚弱体質のため装着できないため如月弦太郎にシステムを委ねる。
城島ユウキ (役)清水富美加。グラビアアイドル。
 天ノ川高校のお荷物の一人。こどもの頃宇宙からのメッセージを受け取り、宇宙への憧れがあまりに強く暴走気味。弦太郎とは幼なじみで、やはりはみ出しものの賢吾と共にライダー部を立ち上げる。
風城美羽 (役)坂田梨香子
 天ノ川高校のクイーン。チアリーダー部に属し、クイーンフェスの2年連続優勝という快挙を成し遂げた。性格は傲慢だが、目的のためには鍛錬を怠らない努力型の人間でもある。弦太朗と友達になってからはライダー部の部長になると宣言する。卒業しても会長として仮面ライダー部に君臨している。
大文字隼 (役)冨森ジャスティン。日本人とオーストラリア人のハーフ。弟の冨森アンドリューと共に芸人。
 天ノ川高校のキング。一見唯我独尊タイプだが、結構臆病なところもあって自分の地位を守るために汲々としてるシーンもある。
野座間友子 (役)志保。ファッションモデルと女優。
 天ノ川高校一年。いつもiPadを持ち歩く、目の下に隈メイクが特徴の女子。弦太朗に好意を持ち、持ち前の情報収集力でサポートする。
JK (役)土屋シオン。子役時代から特撮ではお馴染み。
 天ノ川高校の情報屋。いきなり弦太朗の舎弟のような立場に置かれてしまった。本名は神宮海蔵だが、それを隠し、JK(ジェイク)と呼ばせている。
朔田流星
仮面ライダーメテオ
(役)吉沢亮。
 天ノ川高校に転校し、ゾディアーツを狩る。その目的は親友の次郎の命を救うためで、そのためにはライダー部とも時に対立していた。その後次郎の命を救ってくれた弦太郎に恩義を感じ、大親友となる。
我望光明
サジタリウス・ゾディアーツ
(役)鶴見辰吾。映画、ドラマともにベテラン俳優。特撮ドラマの出演は本作が代表となる。
 元宇宙飛行士で科学者。天ノ川高校の理事長でもある。実はプレゼンターに会いに行くためのゾディアーツ・スイッチを集めるために次々にゾディアーツを作るために天ノ川高校を作った。自らもサジタリウス・ゾディアーツ。 
江本州輝
タチバナ
ヴァルゴ・ゾディアーツ
(役)山崎一。ヴェテラン俳優だが、特撮はこれ一本。
 賢吾の父緑郎の友人の科学者。コズミックエナジーの研究をしている。天ノ川高校に特別教師としてやって来た。実はヴァルゴ・ゾディアーツであり、又、仮面ライダーメテオのオーナータチバナでもある。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 青・春・変・身

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 天ノ川学園高校に一人の転校生がやってきた。学ラン姿とリーゼント姿のその男は如月弦太朗と言い、「全校生徒と友達になる」と宣言する。早速彼が目を付けたのは歌星賢吾と言う同級生。何事もクールで人との関わりも持とうとしない賢吾に暑苦しくまとわりつく弦太朗。そんな彼らの前に巨大な化け物が迫ってくる。「フォーゼになるしかない」と呟く賢吾だが…
 敵はオリオン・ゾディアーツ。格闘戦闘を得意とするゾディアーツで、最初に天ノ川高校に現れた。
 新シリーズの仮面ライダー第一話。舞台は高校で、相棒を持つライダーらしい。かなりとんがった内容だが、完全オリジナルというより、雰囲気としては初期の「響鬼」に似てる感じはあり。とにかく元気な主人公が何事にも真っ直ぐに突っ込んでいくと言う内容になるらしい。特撮よりも昔のアニメに似た感じだ。
 特徴としては、ライダーになる自由な気風の主人公と、それをサポートするクールな天才という構図で、このパターンは「W」にも通じる。片方が相棒と呼ばれる事を嫌ってるのは「デカレンジャー」っぽくもあるな。
 まだ謎が多いが、このまま明るく突っ走ってくれることを期待しよう。
 天ノ川高校は極端な自由気風で、生徒達もかなり自由度が高いようだが、トラッシュとかギークとか、アメリカで用いられている区別用語が多用されている。このアメリカンな雰囲気が本作の特徴となるだろう(それよりアメフト部とチアガールが学院の頂点に立つって、あまりにも典型的すぎるだろ)。
 フォーゼは数々のガジェットをベルトに装着して戦う訳だが、これ又オモチャ用に特化した作品のようだ。「OOO」の時はメダルだが、今度は数多くのガジェットが売り出されるのだろう。
<ツッコミがあるようでない、不思議なバランスを持ってもいる。強いて言うなら、弦太朗と言われると、「アイアンキング」の静弦太郎を思い出すってことくらいか?
 名前で言うなら天ノ川高校のキングの名前は大文字隼だそうだ。「仮面ライダー」の一文字隼人のもじりか?
 CMでアストロスイッチは40あるとか…どんだけ子供から搾取するつもりだ?>

VOL.1

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第2話 宇・宙・上・等

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 フォーゼに変身し、ゾディアーツを退けた弦太朗。だが賢吾はあの戦いは不完全で、ゾディアーツの中にいる人間からアストロスイッチを破壊しなければならないという。そのスイッチと、スイッチを持つ人間を捜してみせると豪語する弦太朗だが…
 敵はオリオン・ゾディアーツ。前回スイッチを破壊できなかったため、再び現れたゾディアーツ。
 体力馬鹿と病弱な天才。とにかくぶつかり合いながら友情を深めていく主人公二人。本当に大昔の学園ものみたいな話。物語が暑苦しく、このレトロ感がたまらない。楽しくて良いじゃないか。
 こう見えて弦太朗はとても素直な善い奴で、ひねくれ者の賢吾をサポートしていく。主人公の方がひねくれてる事が多い特撮界では逆転した構造になってる。
 少しずつキャラクタが出そろい始め、徐々に物語も分かり始めてきた。仮面ライダーという名前もここで登場。回想シーンで仮面ライダー1号、スーパー1、BLACK RX、クウガが登場してる。全部都市伝説だそうだ。
 主人公だけじゃなく、大抵のキャラがまだ慣れてないため、しゃべり方が素人っぽいが、それも追々慣れていくだろう。ユウキ役の清水富美加の演技の巧さが物語を引っ張ってる感じあり。
<オリオン・ゾディアーツは空で破壊しろと言われたが、宇宙まで行ってる。どんだけパワーあるんだよ。
 友子によれば、仮面ライダーは都市伝説だそうだが、全部カメラ目線で戦ってるのが笑える。>
第3話 女・王・選・挙

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 40個あるアストロスイッチで使用可能なのは8つ。それらを武器として使えるかどうかテストする弦太朗と賢吾。そんな中、天ノ川高校では好例のクィーンフェスが行われていた。2年連続でクィーンを得ている美羽が今年も優勝候補筆頭だが、そんな美羽に弦太朗はクイーンフェスで勝負を挑む事に…
 敵はカメレオン・ゾディアーツ。姿を消すことが出来るゾディアーツ。
 やっぱりアメリカンな高校風景で、天ノ川高校ではクイーン(女王)選挙まで行われているらしい。それで高慢な美羽に対し、どう対立候補を立てるかを探し回る弦太朗と、その前に現れるゾディアーツとの戦いが描かれていく。
 結局ユウキをクイーンフェスに出すことになってしまった。で、ユウキがやったパフォーマンスは、はやぶさのコスプレ…いや、これで良い。
第4話 変・幻・暗・躍

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 クイーンフェスでファンレターを廃棄する映像が流れたため、人気を失ってしまった美羽。カメレオン・ゾディアーツの狙いが美羽にあることを知った弦太朗は、彼女に恨みを持つ人間を探し始める。
 敵はカメレオン・ゾディアーツ。その正体は美羽のサイドキックスの一人佐久間珠恵だった。
 前回の引きで、真相究明とゾディアーツ撃破が描かれる事になる。犯人は美羽のサイドキックスだったが、これって2話と全く同じパターンだった。物語は単純だが、同じパターンを連続させるのはあんまり好ましくないな。
 意外なことに弦太朗は努力型の人間で、前回ホッピングを使いこなす事が出来たのも、人知れず地道な努力をしていたから。そして同じく目標に向かって努力していた美羽に自分を重ね、同情ではなく本気で彼女を応援することにする。これによって美羽と弦太朗は友達となれた。いつの間にやら美羽までライダー部に入ってしまった。ユウキとは良いコンビになりそうな感じ。
 カメレオンが女性となると、やっぱ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」を思い出すな。一方美羽の名前は「炎神戦隊ゴーオンジャー」だな。妙に戦隊寄りの感じがする。
<フォーゼの変身の際、周囲に衝撃波が生じるが、賢吾の反応が遅い。既に衝撃波が来ているのに、しばらく突っ立ってて、慌てて顔とか押さえてる。
 新しいクイーン候補に名乗りを上げた珠恵。でもパフォーマンスもしてないのに飛び入りで良いのか?>
第5話 友・情・表・裏

  脚本:中島かずき
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 何故か弦太朗にまとわりつくJK。そんな時、フェンシング部の新田は、スコーピオン・ゾディアーツの誘いに乗り、ユニコーン・ゾディアーツへと変身していた。実は新田とJKは浅からぬ因縁があり…
 敵はユニコーン・ゾディアーツ。フェンシング部の新田という男が変身したゾディアーツ。角をフェンシングのように使うことが出来る。
 前の話で弦太朗が情報屋として使ったJKが今度は話の中心となる。自分の都合で友情も勝手に付け替えるJKは、調子良い男の典型だが、こう言う奴は憎めないものだ。
 一方、仮面ライダー部に入り浸っているクイーンの美羽。ユウキと喧嘩ばかりしているが、口が立つので簡単にユウキや賢吾をあしらってるし、相変わらず謎の野座間も不気味にユウキにつきまとっているので部活も賑やかになってる。人間関係観てるだけで結構楽しい。
<まだ滑舌が良くないため、「仮面ライダーフォーゼ」が「フォーズ」に聞こえたりする。>

VOL.2

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第6話 電・撃・一・途

  脚本:中島かずき
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 エレキスイッチを奪われたフォーゼはユニコーン・ゾディアーツに一方的にやられてしまう。「狙いはJK」だと言い残し、去っていくユニコーン・ゾディアーツに、必死にスイッチを探す弦太朗…
 敵はユニコーン・ゾディアーツ
 JKに関わる話の後編。自分のために利用できるだけ利用するという調子のいいJKに、あくまで友情を信じる弦太朗。甘すぎる弦太朗が、その甘さ故にひねくれたJKの心を溶かしていく。何というストレートな話やら。
 早くもフォーゼの新フォームエレキステイツが登場。全身が金色になり、雷神の太鼓のような装飾が付いた。
 面白いのだが、レビューが書きにくい話でもあるな。
<エレキスイッチを奪ったJK。だけどそれを何に使うか全く考えてなかったようだ。「人間は打算でしか動かない」と言ってた割に打算もないキャラだな。
 自分を裏切った奴を放っておけという賢吾。冷静なキャラという設定だろうけど、学友が危機にあるのだから、何らかの対策を立てるくらいは普通しそうなもんだが。放っておけば自分にも被害が降りかかってくるんだし。>
第7話 王・様・野・郎

  脚本:三条陸
  監督:柴崎貴行
  アクション監督:宮崎剛
 天ノ川高校のアメフト部が地区優勝し、隼の父高人主催が祝勝式を行った。だが、仮面ライダー部に熱中している美羽は出席せず、隼は複雑な思いを抱く。そんな日曜日、特別補習に呼ばれた弦太朗、賢吾、ユウキの三人の前に、隼が現れた。
 敵はハウンド・ゾディアーツ。狼のような姿をしたゾディアーツ。全身からチェーンを出して敵を拘束して攻撃する。正体はヤンキーのような男だが、名前は分からない。
 これまで狂言回しばかりだった大文字隼が話の中心となった。ライバルと言うか、イタい奴としてもう少しひっぱるかと思ったが、早くも友達になってしまうのだろうか?
 何故だか隼に対してやたら突っかかる賢吾。クールなキャラなのに、やっぱりまだ子供だな。
 美羽とJKはいつの間にやら仮面ライダー部に馴染んでる。JKは情報収集、美羽は司令塔として、メインの三人よりも熱心に部活してるみたいだ。
 楽しいのだが、あんまり語る事がないのが残念な話だな。
第8話 鉄・騎・連・携

  脚本:三条陸
  監督:柴崎貴行
  アクション監督:宮崎剛
 隼の妨害でハウンド・ゾディアーツを取り逃してしまった弦太朗は怒りにまかせ補修中に喧嘩を始めてしまう。ライダー部の存在自体を認めない隼だが、実はその本心は…
 敵はハウンド・ゾディアーツ。その正体は天ノ川高校の生活指導部佐竹の息子輝彦だった。
 隼編の後編。天ノ川高校のキングとして傍若無人に振る舞っている隼だが、その本心は、常に父の言いなりになり続けて、何をしても楽しくないと思っていることが分かる。エリートの苦しみって奴なんだが、こう言う話はもっと引っ張ってくれた方が良かったんだよな。もう少し隼にはピエロを演じさせて、この話は中盤くらいに持ってきた方が良かったんだが。
 それが仲間になった途端、頼りがいのある仲間になるってのは、単純すぎるがおもろい。パワーダイザーはどうやら隼の専用機になるようだ。
 面白いのだが、70年代を思わせるこんな青春物語、背中の辺りがざわざわするんだが…
<最初にフォーゼに変身した時、アストロスイッチの一つが吹っ飛んだように見えるんだが?
 ハウンド・ゾディアーツと殴り合いをするフォーゼだが、撮影の角度が悪く、実際殴ってないのが丸わかり。>
第9話 魔・女・覚・醒

  脚本:三条陸
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 いつもライダー部につきまとっている夕子は、友達になろうという弦太朗に「2021年に神の裁きがくだる」と言い、不気味がるライダー部の面々を尻目に、夕子は魔女だという先輩達と共に出て行ってしまう。夕子と友達になろうとする弦太朗は、そんな彼女たちの集会へと向かうのだが…
 敵はアルター・ゾディアーツ。祭壇座のゾディアーツで、その正体は魔女の一人鵜沢律子だった。
 今度は野座間友子と友達になる話で学校には付きもののオカルト話。特に女性はこう言うのが好きらしいが、本物の魔女っぽいのまで登場してる。
 フォーゼの方も新フォームのファイヤーステイツが登場。今度は赤いフォームか。
 たった一話ですっかり善い奴になってしまった隼。単純なキャラだな。それで良いんだろうけど。
 ちなみに今回登場するやる気のない数学教師は監督の諸田敏らしい。
<天ノ川高校にも水泳部はある。前に美羽がチア部の面々と一緒にいた小さなプール(“例のプール”とか言われてる)とは違う、ちゃんとしたプールっぽい。
 魔女グッズが売られてる場所は『ハリポタ』のホグワーツの魔法小路っぽい。そう言う場所を見つけたのかな?
 新フォームのファイヤーステイツは炎のフォームだが、今回は消火で使われている。>

VOL.3

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第10話 月・下・激・突

  脚本:三条陸
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 アルター・ゾディアーツの力を見せつけた律子に、スコーピオン・ゾディアーツから渡されたアストロスイッチを手に付いていく友子。律子の言う「最高の儀式」にその鍵があると見た弦太朗とユウキは二人を追うが…
 敵はアルター・ゾディアーツ。本来念動力を使えるゾディアーツだが、魔女になりたがった律子が潜在能力を引き出し、自在に炎を操るゾディアーツとなった。
 友子をライダー部に入れるために頑張る弦太朗の姿が印象的な話。いつも隈取りメイクをしている友子が初めてすっぴんで登場。かなり可愛いキャラだったんだな。
 学園内で孤独を囲っていた友子は、どこか違うところに逃げたかっただけだった。だけど、どこにも逃げられないという事に気づけさせられる。
 友子に、人間は変わらなくて良いと言う事を気づかせるために、ライダー部それぞれが自分の悪いところを告白するシーンあり。ほんとに70年代学園ものっぽい展開になってるな。かえって新鮮に思えるけど。
 それにしてもこの作品、女性陣が元気だ。格好はともかく、基本良い奴という姿勢を崩さない単純な主人公よりも、周囲の女性達がキャラ立ってる。
<友子を助けた弦太朗が言った台詞は「月よりの使者参上」…まあ良いか。>
第11話 消・失・月・戸

  脚本:中島かずき
  監督:田崎竜太
  アクション監督:宮崎剛
 ユウキにつきまとう天文部の牧瀬の手にはアストロスイッチが握られていた。それに限らず良くないことが続くユウキは厄払いに、尊敬する宇宙飛行士で科学者の天ノ川高校理事長我望光明が書いた本を弦太朗と読むことにした。その頃、ライダー部の扉であるロッカーが大杉によって捨てられていた。ラビットハッチから出られなくなってしまう…
 敵はピクシス・ゾディアーツ。天文部の牧瀬が変身するゾディアーツ。ダウジングによりどんなものも探し出す事が出来る。
 ライダー部存続の危機が描かれる。月にあるラビットハッチに行くにはロッカーが必要だが、そのロッカーが捨てられてしまった。
 賢吾が何故ラビットハッチとフォーゼドライバーを何故手に入れることが出来たかが描かれる。送り主不明の手紙によって廃部ロッカーにある通路に誘われたとのこと。つまり誰がラビットハッチを作ったのかは分からない。
 てっきりフォーゼはPHOSEかと思ってたら、FOURSEだった。まあ良いか。
<ユウキの愛読書という「遙かなる銀河の呼び声」は随分綺麗。ひょっとして何冊も持ってるのか?
 バイクに乗って登場する弦太朗は、律儀にヘルメットをかぶっているが、それを外したらリーゼントが全く崩れてなかった。>
第12話 使・命・賢・明

  脚本:中島かずき
  監督:田崎竜太
  アクション監督:宮崎剛
 ピクシス・ゾディアーツによってラビットハッチのゲートとなるロッカーが破壊されてしまった。もう月から戻ることが出来なくなった賢吾を何とかして戻そうと知恵を絞る。一方ピクシス・ゾディアーツの牧瀬は自分を振った女生徒達をバスに乗せ、全員殺してしまおうと画策していた…
 敵はピクシス・ゾディアーツ。ダウジングであらゆる物体を操ることが出来る。女生徒達をまとめて海に落とそうとする。
 これまで頑なに仲間であることを否定していた賢吾がついにライダー部を正式に認めることになった話。ここで素直になってしまうのは早すぎる気もするが、これからの展開に期待しよう。
 その代わりとして、シャレにならないことをやった牧瀬とはいつもの友情のシルシは行わなかった。こう言うこともあるのか。
 ついにユウキが天ノ川高校理事長我望光明と接触。これまでの展開なら、これがラスボスになるのだが、こちらもどうなるやら。園田先生が理事長と特別なコネを持っているような描写もあり。
<フォーゼのマシンマッシグラーは宇宙にも行けるが、帰ってくる時はフォーゼ単独で。乗り捨てなのかな?>
第13話 学・校・拒・絶

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
  相次ぐゾディアーツ騒動に天ノ川学園高校のPTAの怒りが爆発。多数の母親が学校に押しかけてきた。そこに現れたのが天ノ川高校校長速水だった。その説得に応じ、母親達は納得して帰っていった。だが、そんな速水の言葉に、スコーピオン・ゾディアーツの影を感じる友子…
 敵はスコーピオン・ゾディアーツ。これまで度々現れてきた幹部級ゾディアーツだが、ついに本格的な戦いとなる。なんとその正体は園田だった。
 これまでゾディアーツ化した生徒達を立ち直らせようという弦太朗の努力が描かれていく。ライダー部の大部分はそれに消極的だが、隼だけが一生懸命協力している。素直に三浦に謝ったりと、ほんとに性格変わった。
 70年代学園ものの雰囲気を強く持った本作だが、意識してそれを作ってるように見える描写も多々。かなり狙ってるのが面白い。
 これまで全く存在感が無かった校長がついに登場。ちなみに速水役は天野浩成。ダディアナザァーンじゃないか。いかにもこいつがスコーピオン・ゾディアーツだと思わせておいて、実は…という意外な展開も待ってる。
 戦いのシーンはかなりワイヤーアクションが入っている。まだそんなにこなれている感じじゃないが、色々新機軸を出そうとしているのが分かり、小気味良い感じ。
<装着しているフォーゼ自身がツッコミ入れてたが、ウォーターモジュールはでっかい蛇口を右脚に装着する。いくらなんでもそれは無いだろう。>

VOL.4

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第14話 毒・針・猛・襲

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 スコーピオン・ゾディアーツからスイッチを受け取った三浦は思わずそのスイッチを押してしまいそうになる。それを防いだ弦太朗だが、三浦の心はスイッチに引きつけられたままだった。なんとか三浦にスイッチを諦めさせようとする弦太朗だが、そんな彼にスコーピオン・ゾディアーツの正体である園田が近づき…
 敵はスコーピオン・ゾディアーツ。我望によって超新星の力を得て巨大化した。
 一度ゾディアーツに心奪われた人間を改心させようとする弦太朗の努力を描く後編。再登場した三浦との友情だけでなく、弦太朗と賢吾との友情が深まった話でもある。
 一旦正体を現したら、いきなり描写が変わってしまった園田先生。死にはしてないが、まだまだ敵は現れてきそうだ。速水も又リブラ・ゾディアーツとして現れてきた。
 ゾディアーツの幹部はホロスコープスと呼ばれ、12星座に対応しているのだとか。幹部は12人いると言うことか。
<超新星を使うと、恒星並みのパワーを得るという。爆発したら街一つが吹っ飛ぶそうだが、その程度のエネルギーかよ。
 勝ち名乗りを上げようとしたフォーゼは一度コケてしまい、その後で改めて名乗っている。演出じゃなくて、実際に失敗したのを面白いからそのまま使ったんじゃなかろうな?「仮面ライダー」での2号初変身を思い出させるよ。>
第15話 聖・夜・合・唱

  脚本:三条陸
  監督:柴崎貴行
  アクション監督:宮崎剛
 ユウキがグリークラブからスカウトされた。幼稚園で合唱するというユウキにつきあおうとする弦太朗。そんな時新たなゾディアーツの出現が知らされ、
 敵はペルセウス・ゾディアーツ。「耐えられない」と叫びながら破壊活動をしている。左手で触れたものを石化させることが出来る。ラストワンで本体が破壊されても
 スコーピオン・ゾディアーツが退場し、今度からはリブラ・ゾディアーツが幹部として登場。2クール目に入ったことを印象づける話となった。単純にゾディアーツを増やすことを目的としたスコーピオンとは異なり、じっくり育てようとしているらしい。
 ちなみにリブラ・ゾディアーツの正体は校長の速水だが、女子高生にも姿を変える。どっちが本当の姿だ?(まともに考えれば、速水が本体だろうけど、逆に女子高生の方が本体で、速水校長本人はどこかで監禁されてたってのだと、いかにも橘さんっぽくて良いんだけど)。
 かなり強力なゾディアーツが登場した。ホロスコープスの一員としてスカウトされたのだが、現在のところホロスコープスは12宮のみ。このままいくと、こいつは12宮のどれかになることになる。
 ホロスコープスは現在4人のみ。それを12人にすることが目的だと分かった。
<ユウキをスカウトするグリークラブ。でもグリーって男声合唱なんだけどね。>
第16話 正・邪・葛・藤

  脚本:三条陸
  監督:柴崎貴行
  アクション監督:宮崎剛
 ラストワン状態のペルセウス・ゾディアーツを倒したが、パワーアップして復活してしまった。元山に正気を取り戻そうとした弦太朗が取った行動とは…
 敵はペルセウス・ゾディアーツ。ラストワンを超え、左手から全てを石化する光線を出せるようになった。それとリブラ・ゾディアーツも参戦してる。フォーゼそっくりに化けた状態で、完全にフォーゼを圧倒している。
 ホロスコープスがスカウトした元山を正気に戻すまでが描かれる話で、新しいライダーもちらっと登場する。
 その勝負というのが絵の勝負というのがちょっと変わってるが、最後はやっぱり力押し。ヒーローっぽく仕上げるんだったらそれで良いんだろうけどね。
 ひねくれて不良となった人間が主人公の説得によって正気に戻るのだが、その際「僕は間違っていた」とか言って延々独り言を言ってたりする…もの凄く恥ずかしい演出なんだが、これも狙ってのことなんだろうな。もう40年も前の演出だし、逆に新鮮なのかも知れない。
 そして登場するもう一人の仮面ライダー。今回はフォーゼを助けたが、その目的は謎。仮面ライダーメテオというらしいが、使う技が怪鳥音を発しての中国拳法。これも70年代だな。
<ホッピングを使った時、「無駄なスイッチはない」と豪語した弦太朗だが、ペンモジュールを使ってみた時、「これは使えないな」と呟いてる。矛盾してるぞ。>
第17話 流・星・登・場

  脚本:中島かずき
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 天ノ川高校に転校生がやってきた。朔田流星というその男子生徒に早速馴れ馴れしくダチ呼ばわりする弦太朗。そんな中、校内に又してもゾディアーツが現れた。早速フォーゼとなって戦い始める弦太朗を、逃げた振りをしながら見つめる流星。
 敵はリンクス・ゾディアーツ。異様に動きの速い山犬型ゾディアーツ。賢吾のライバルを自認する野々村が変身した。
 前回登場した仮面ライダーメテオの正体が明らかになり、転校という形で登場。今のところ完全にフォーゼやライダー部を見下した人間だが、これも変わっていくのかどうか。
 一応今回のゾディアーツは賢吾をライバル視する男が変身するが、今回は新ライダーが話の中心となるため、別段賢吾は目立ってない。
 メテオは非常に強力なライダーだが、弦太朗とは異なり、人を助けようとか全く考えておらず、勝手に戦っているだけという印象があり。「仮面ライダーW」の竜のような感じではあり。
 園田先生が事ある毎に舌打ちをするようになってきた。なかなかふてぶてしさを感じさせるようになり、いい具合のキャラに仕上がってきてる。
 尚、流星の親友井石二郎を演じるのは後に「烈車戦隊トッキュウジャー」でヒカリを演じることになる横浜流星。流星という名がなかなか皮肉。

VOL.5

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第18話 弦・流・対・決

  脚本:中島かずき
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 リンクス・ゾディアーツが進化するまで手を出すなと言うメテオに反発を覚えるライダー部の面々。そのライダー部に入れて欲しいとラビット・ハッチにやってくる流星。だがラストワンを超えたリンクス・ゾディアーツの活動は続いていた。
 敵はリンクス・ゾディアーツ。ラストワンを超える力を発揮したが、フォーゼのエレキステイツによってあっけなく粉砕される。そしてスコーピオン・ゾディアーツとリブラ・ゾディアーツと戦う。更にちらっとヴァルゴ・ゾディアーツが登場した。
 メテオ登場と流星の処遇を巡る後編。激しく対立する弦太朗と流星の関係が描かれていくことになる。
 天ノ川高校全員と友達となると言う弦太朗だが、本音を出さない人間に対しては距離を取っている。本音でぶつかり合ってこそ友達という感覚は、これまた随分古いタイプだが、決して悪くない。
 そしてその本音を引き出した時、やっと友達と認めることになるが、やっぱりこのパターンだと、メテオは割と早い内に仲間になりそうな感じでもあり。
 そしてホロスコープスのスコーピオン・ゾディアーツも復活したのだが、二人のライダーによってこれもあっけなく倒されてしまう。ライダーの力はますます上がっているようだ。
第19話 鋼・竜・無・双

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 いつの間にやらラビット・ハッチに居座り、アストロスイッチの調整まで行う流星。そんな姿を見る賢吾は複雑な思いだった。そして流星が調整した30と31のスイッチを試してみることになったが…
 敵はドラゴン・ゾディアーツ。攻撃した側が痛みを感じるほどの硬い装甲と、これまでのフォーゼの動きを分析し、その攻撃を自らのエネルギーに替えてしまう力を持つ。
 流星がライダー部に入ることによって、今度が賢吾が拗ねてしまう。一応二人が主人公なので、新キャラに対してはやっぱり同じく反発するらしい。でもこの場合、賢吾は流星ではなく弦太朗と喧嘩するあたりが、らしいと言えばらしい。
 今回出てきたマグネットモジュールは30と31これまで10がエレキ、20がファイヤーなので、これも新しいステイツの登場と言う事だろうか?
 一方ホロスコープスの方にも動きがあり。前回登場したヴァルゴ・ゾディアーツは裁判官だそうで、タチ…速水も怯えが見える。
<弦太朗にキレる賢吾はおこちゃまだが、どうもどことなくBLっぽく仕上げてるのに作為を感じるような…
 フォーゼとドラゴン・ゾディアーツの戦いに割ってはいるメテオ。あからさまに変身してる訳だが、正体知られたくなかったんじゃないのか?>
第20話 超・絶・磁・力

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 マグフォンを失ったものの、メテオとの連携でなんとかドラゴン・ゾディアーツを退けることが出来たフォーゼ。だが自分の言う事を聞かなかった賢吾は弦太朗を冷たく突き放す。賢吾と仲直りをするためマグフォンを探す弦太朗だが…
 敵はドラゴン・ゾディアーツ。陸上部長の野上がその正体だった。
 弦太朗と賢吾の仲違いと仲直りが描かれる話。お互いを思い遣っているのに、それがすれ違って雨降って地固まるを地でやってる感じ。この二人の関係は磁石のようなもので、反発したりくっつき合ったり。なんかとても恥ずかしいが、それがこの作品の最大特徴だ。二人の仲直りのために泥だらけになって努力しているライダー部の面々の姿も良い。
 メテオはファイズのモジュールを使うことが出来るらしい。今回はエレキモジュールを使い、電気を使った攻撃を行っている。
 そして現れる三つ目のマグネット・ステイツが登場。
 これまでクールに弦太朗と賢吾を見守っていた流星が妙に二人の関係を気にし始めた。だんだん良い奴になってきてるな。
<自ら弦太朗から離れていながら、結局弦太朗のことばかり考えてる賢吾。それを自ら言ったら、恋心じゃないか。>
第21話 進・路・誤・導

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 園田先生がいなくなってしまい、大杉先生はショックを隠せずにいた。そんな園田の後任としてやってきた宇都木遥という女性教師が赴任してきた。「やめたい」が口癖の宇都木の進路指導を受けることになった弦太朗だが…
 敵はペガサス・ゾディアーツ。速水が与えたのではなく拾ったゾディアーツスイッチを使って変身したらしく、その正体は誰にも分からない。
 退場した園田の後任としてやってきた宇都木先生のことが中心となる話。全くやる気を見せない先生に、逆に進路を心配するライダー部の面々と、変な話が展開している。ちなみに役は長澤奈央。「ハリケンジャー」のハリケンブルーだが、アクションのキレはますます上がってる感じだ。
<速水の言動を見て「嘘くさい」と呟く流星。まあ「剣」の時の言動観ると…
 ペガサス・ゾディアーツと対峙した弦太朗は「又馬面か」と呟いてる。なるほど確かに馬面のゾディアーツは多かったな。>

VOL.6

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第22話 馬・脚・一・蹴

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 ペガサス・ゾディアーツの正体を宇津木先生と睨む弦太朗は宇津木につきまとい始める。一方、ヴァルゴ・ゾディアーツに呼び出されたメテオは徹底的に痛めつけられてしまう。
 敵はペガサス・ゾディアーツ
 新しい先生をめぐる騒動を描く続編。今回もゾディアーツの候補を前編で挙げて後編で覆すパターンで、少々マンネリ気味になってきた気がする。
 でも物語としては先生と生徒の立場逆転と言う事で結構楽しい話に仕上げられてもいる。やる気のない教師に対し熱血生徒が指導するってのは面白いな。
 一方、ペガサス・ゾディアーツはラストワンを超え、新たなホロスコープスのキャンサー・ゾディアーツが誕生した。
 珍しく変身ポーズの途中で攻撃をかけられたフォーゼ。すぐさま蹴りを入れてその後で口上を語っていた。細かいところだが、良い演出。
<宇津木は誤って壊してしまった火災報知器のスイッチを持ち続けていたらしい。なんでわざわざ持ってないといけない?>
第23話 白・鳥・同・盟

  脚本:長谷川圭一
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎剛
 白いコスチュームの正義のヒーローが現れたという噂が流れる。それはフォーゼではなくその正体はキッグナスという白鳥の勇者らしい。同じヒーローなら友達になろうと早速その人物を捜そうとする弦太朗。だがそんなライダー部の前に現れたのはキャンサー・ゾディアーツへと進化した鬼島だった…
 敵はキッグナス・ゾディアーツ。正義感が強く、ゾディアーツになっても悪人退治をしているゾディアーツ。しかしその正体はナルシズムの塊で、自分を褒め称えない人間に対し制裁を加えていた。そしてキャンサー・ゾディアーツも登場。フォーゼと戦いを開始する。落研の鬼島が中身だけに、台詞の端々にオチを付けてるのが面白い。
 正義を行う悪人。これは平成ライダーシリーズでは結構出てくるパターンだが、大概その正義は底が浅い。今回もそのパターンに則ってる。
 そしてキャンサー・ゾディアーツとの戦いが展開するが、フォーゼの攻撃は全く通用しない硬い甲羅を持つ。マグネット・ステイツは完成早々負け続けてるな。
 一方メテオも人質を取られてしまっては、手を出すことが出来ないなど少しずつ心の弱さが出てきた。
<ツッコミという訳ではないが、ここに来てドラゴン、ペガサス、キグナス…次はアンドロメダか?
 ダディ…速水校長の存在感がどんどん薄くなっている。格好付けていても、それをスルーされるようになってしまった。可哀想に。
 江口が属している醜いアヒルの子の会はコスプレ同好会かと思ったら、妙な自己啓発セミナーっぽい。これテレビでやるのは結構やばめな気がする。友子が気分悪いって言ってるのも分かるが。>
第24話 英・雄・願・望

  脚本:長谷川圭一
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎剛
 キッグナス・ゾディアーツの正体が「醜いアヒルの子の会」会長の鳥居崎ミサではないかと推測するライダー部の面々。一方キッグナスをライダーに取られないよう暗躍するホロスコープス。
 敵はキッグナス・ゾディアーツ。その正体はキッグナスに憧れる江口の別人格だった。そしてキャンサー・ゾディアーツ。キッグナス・ゾディアーツを守るためフォーゼの前に現れた。
 キッグナス・ゾディアーツの正体が分かったが、その本体は、キッグナスに憧れる江口の別人格だったという。いつもの通りゾディアーツの候補と思われた人間とは別というパターン。このパターンばかりだな。二重人格ってのは変な意味で捻りすぎた感じもあり。
 流星と友子の二人でキッグナスの正体を探すシーンもあり。なんか不思議な組み合わせだが、意外にはまってたりする。
 今回フィニッシュを決めたのはメテオの方。一度負けているため、意地のようなものだな。
第25話 卒・業・後・輩

  脚本:三条陸
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 卒業式が近づいてきた。三年生の美羽と隼は卒業してしまうため、寂しい思いを噛みしめるライダー部の面々。そんな時、かつて学校を襲ったゾディアーツ達が次々に現れていく…
 敵はコーマ・ゾディアーツ。ゾディアーツの分身を作れるゾディアーツで、これまで出てきたアルター・ゾディアーツ、カメレオン・ゾディアーツ、ドラゴン・ゾディアーツを作り出した。
 卒業によりメンバーが抜けるという珍しい展開。その中でプロムに賭ける隼と、寂しさを隠せない美羽。友情物語が展開するのだが、やや人間関係がぎくしゃくしてしまった。
 そんな中で登場する再生怪人。これは懐かしい展開だ。昭和ライダーだと定番だったな。前後編なので、その正体はまだ分からないけど。
 隼がいなくなるため、パワーダイザーを動かすのはJKの役割になるらしい。それなりに戦えていたりする。
 一方ホロスコープスの中でも不協和音。速水と鬼島はとにかく相性が悪く、特にだじゃればかり言う鬼島に対し速水が時折怒りを爆発させ、簡単な戦いも起こっている。

VOL.7

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第26話 有・終・輪・舞

  脚本:三条陸
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 パワーダイザーを使いこなすJKに、仮面ライダー部の引き継ぎも出来たと言う美羽と、その美羽から振られてしまった隼。卒業式を前に不協和音が鳴り響くライダー部。一方、再生ゾディアーツの活動により、卒業式にも不穏な空気が流れていた。
 敵はコーマ・ゾディアーツ。高校を卒業したくないという新聞部の弥生がその正体だった。ホロスコープスになることなく倒された。
 恋愛を主題に最後の友情の再確認が行われる。ただ、引退と思われた美羽と隼も、これからちょくちょく遊びに来るという変なオチに。確かにこの二人なしだと寂しいけど、それちょっとまずいんじゃないかな?新しい物語の展開を期待したいものだが。
 しかし今回の話を振り返ってみると、結局は80年代の高校生ドラマをやったってだけだよな。文句言うところは無いにせよ、これと言って熱くなるところが見つけにくい。
 一方流星もいつの間にやらライダー部の一員として馴染んできてるようでもある。
第27話 変・身・却・下

  脚本:中島かずき
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 流星を呼び出したキャンサー・ゾディアーツの鬼島は共闘を呼びかける。その罠にはまり、自分がメテオであることをばれてしまった流星に、衛星のタチバナから変身を止められてしまう。
 敵はキャンサー・ゾディアーツ
 とりあえずライダー部はこのまま続くことになり、仮面ライダーメテオのパワーアップを描く前後編の前編。少しずつライダー部にも馴染んできたようだが、弦太朗の考えとは反発している。これも又変わっていくのだろう。
 弦太朗の家が初めて登場。両親を失っており、祖父の吾郎と二人暮らしをしている事が分かった。祖父の吾郎役は八名信夫だった。
 弦太朗が友達にこだわるのは、友達を連れてきた時に亡き父がとても喜んだからだとか。そしてその両親がなんかの仕事をしていたらしいが、それは謎だという。これも伏線だろうか?
第28話 星・嵐・再・起

  脚本:中島かずき
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 超新星と化したキャンサー・ゾディアーツは、フォーゼを圧倒し、更にメテオへの変身を止められてしまった流星の命の源を奪い取ってしまう。友人である井石二郎の病症が急変したとの報が入ってしまう…
 敵はキャンサー・ゾディアーツ。超新星になったのは良いが、メテオの新フォームメテオストームに倒された。その後リブラ・ゾディアーツの裏切りでヴァルゴ・ゾディアーツによってダーク・ネビュラ行きとされた。
 流星を中心とした話だが、話は急変。流星のために全員が命を張るというライダー部と、ライダー部の面々の命を救うため一生懸命に走る流星の姿が描かれていく。なんというか、地道に「走れメロス」をやってるだけのような?(ちゃんと鬼島のツッコミで「集団走れメロス」とか言っているけど。
 その結果として流星のメテオは見事パワーアップ。
 ギリギリのところで機転を利かせた流星の頭の良さや根性を観るのが楽しい話。今回はほとんど一人で持って行ってしまった感じだが、健吾が芸で変顔見せたりと、色々個性を見せようとしているのは分かる。
<玩具展開がますます強くなってきたのは分かるけど、メテオの新しい武器ってまんまベイブレードだった。今更って感じだな。>
第29話 後・輩・無・言

  脚本:長谷川圭一
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 新学期。天の川高校にも新入生が次々と入学してきた。弦太郎も大張り切りで友達作りに励んでいた。見つけた新入生のハルを強引に講堂に連れて行こうとする弦太郎だが、そんなハルの友達らしい蘭という女生徒が現れ、弦太郎を投げ飛ばしてしまう。
 敵はムスカ・ゾディアーツ。蝿の姿をしたゾディアーツで、新入生のハルが、頼りがいのある男になりたいという願いを込めてゾディアーツ・スイッチを使用した結果誕生した。抑圧された感情からか、二段階目の変身をこなした。
 3年に進級した弦太郎達を襲うピンチの連続。具体的には担任が大杉になってしまったために、監視体制が強化されたということだけなんだが。そして執念深い大杉のため、こんどこそ本当にラビットハッチが見つかってしまった。
 今回の敵はこれまでのような謎解きの要素が無くストレートにスイッチを渡された新入生だった。
 美羽と隼OBの二人も相変わらず活躍中。高校卒業したからもう車なんぞに乗ってる…良い車じゃないか。ボンボンめ。
<「他人への無関心が今時の若者だ」と言ってしまう健吾。まあそれはその通りだろうけど、お前に言われたくない。
 フードロイドのフラッシュに大杉が言った台詞は「うわぁ。まぶしぃ」だったが、なんか脳内変換されて「うぉ。まぶし」になってしまった。更にハルが言ってる台詞「僕に指図するな」は「俺に命令すんな〜」に脳内変換。仮に狙ったにしても脚本が悪いぞ。
 初登場のハル役の役者が下手なのが致命的だった。下手って言うより、いじめられっ子役をこれまでやったことが無い人なんだろうな。必要以上に情けなく見せようとしすぎてるため、逆にそう見えなくなってしまってる。>

VOL.8

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第30話 先・輩・無・用
  脚本:長谷川圭一
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 ムスカ・ゾディアーツにフィニッシュを決めようとしたフォーゼを止めたのは蘭だった。ハルを守るのは自分だけという蘭が気になり、彼女とハルを見守る弦太郎。一方、転校前の昴星高校にゾディアーツが現れたというタチバナの報告を受け、調査に向かう流星。更にラビット・ハッチの存在を大杉にばれてしまう…
 敵はムスカ・ゾディアーツ。ハルの感情の爆発によりフェーズ3まで成長する。
 話がかなり動いていて、新入生、大杉の介入、流星の離脱と、三つの方向で話が展開中。それでも話はとんとんと進み、ライダー部の新入部員が二人入部し、大杉がライダー部の顧問になる。うっとうしくつきまとう弦太郎がいつの間にか人の心を溶かしていくのはパターン。
 ただし、流星の昴星高校の調査は今のところ上手く行っていない。ここがこれから何らかのキーポイントになるっぽい。
 今回はいつに増してワイヤー・アクションがこなれている。劇場版と同時撮影だったのかな?
<パターンはともかくとして、新キャラに演技がこなれてないのが難点だ。クサさがいつに増して高い。>
第31話 昴・星・王・国

  脚本:三条陸
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 かつて流星がいた昴星高校に天ノ川高校だけに現れるはずのゾディアーツが現れたという。タチバナの推測では、流星と交換転校した天の川高校の生徒こそがそのゾディアーツであるという。アリエス・ゾディアーツの可能性を感じた流星は昴星高校へと向かおうとする。一方賢吾が完成させた40番目のアストロスイッチ“コズミック・スイッチ”を試す弦太郎だが、何故か発動しないままだった。
 敵はアリエス・ゾディアーツ。流星が探し求めていたホロスコープスの一員で、天ノ川高校の山田がその正体。生体活動自体を鈍らせる力がある。
 完全に流星が中心となった話で、ついにアリエス・ゾディアーツを発見した。それによって友達の二郎を助けようと考えるのだが、そのためにフォーゼに攻撃を加えてしまい、怒ったタチバナによってメテオの力を封印されてしまう。結果として仮面ライダー部の面々に正体がばれてしまった。
 一方では、新しいアストロスイッチのコズミック・スイッチの存在が明らかにされる。まだ発動はされていないが、次回でその力が見られるのだろう。
 かつてのクラスメイトが流星に手渡した本は「人形使い」だった。要するにSFの古典にして、幾度も映画化されている『ボディスナッチャー』のこと。
<キャンサーに続きアリエスまでも馬鹿にされる速水。ヘタレ具合がますます進んでいる。いじられキャラとして確立してしまったな。やっぱりダディ…>
第32話 超・宇・宙・剣

  脚本:三条陸
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 二郎を救うため弦太郎を倒した流星。更にアリエス・ゾディアーツの力によって天ノ川高校の面々は生体エネルギーを吸い取られてしまう。唯一残った賢吾はタチバナの助言によって弦太郎の死体と共に逃げ出す。そしてタチバナの助言と、残された父緑郎のメッセージで、弦太郎を生き返らせようとする…
 敵はアリエス・ゾディアーツ
 “友情”というキーワードを用い、弦太郎に関わる賢吾と流星の思いが描かれる。二郎に対する友情のために弦太郎を裏切った流星と、弦太郎が死んだ事で本当の自分の気持ちを知った賢吾。
 そしてフォーゼに最後の40番目のスイッチが装着された。そのために必要なのは人間同士の絆。友情だったそうだ。賢吾との友情がますます強まり、新たに流星との友情がスタートした。
 そして友情の力によって4つめのフォーゼのステイツ、コズミック・ステイツが誕生。全てのコズミックスイッチとフードロイドが全部合体した青色のステイツ。ボタンによって全てのモジュールの性能を引き出すことが出来る。ほとんどチート性能である。
 これまで弦太郎がやってきたことは正しかったというのがオチ。
 …話としては大変盛り上がるはずなのだが、あまりにもベタ過ぎて気分的には盛り下がる。戦隊もののクライマックスに近い気分。
<「俺は全て失った」とか言っている流星。でも目的を全部果たした後でそれを言ったら、単なる自己憐憫というかナルシストに見えるぞ。>
第33話 古・都・争・乱

  脚本:中島かずき
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 京都へ修学量に行くことになった天ノ川高校三年生。ライダー部の面々のみでの行動のはずが、優希奈が加わることに。そして京都に着いた途端、優希奈が弦太郎にまとわりつき、賢吾は単独行動を取る。そんな面々に危惧を覚える流星…
 敵はレオ・ゾディアーツ。我望校長の秘書の立神がその正体。現時点では最後の幹部で、我望の指令で京都に現れた。
 なんかいきなり修学旅行編。これまでのライダーとは違い、高校生活を描くため、こういう事もできる訳だ。ラブコメ要素も加え、とてもコミカルな感じに仕上がってる。作品に合ってるような合ってないような…今回出てきたダスタードも空気を読んで登場してる。
 太秦を舞台に戦いも展開。戦隊ものでは定期的に行われるが、ライダーでは「W」の夢の回以来か?
 弦太郎に恋する少女が現れ、それを何らかの罠と勘違いした流星は弦太郎を守ろうとする…見ようによっては複雑な三角関係にも見えなくもない。
 京都は平安時代からコズミックエナジーをコントロールしていたとか…設定としては陳腐極まりない。
 前回の戦いを経て、完全に仲間となったフォーゼとメテオ。共闘が描かれるようになる。
<なんか流星の性格が思いっきり変わって、弦太郎にべたべたしてる…狙ってるんだろうな。>

VOL.9

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第34話 天・穴・攻・防

  脚本:中島かずき
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 レオ・ゾディアーツの力に手も足も出ないフォーゼとメテオ。その間にリブラ・ゾディアーツが又しても石碑を破壊していた。そんな中にあって、弦太郎に強烈なモーションをかける優希奈は修学旅行中弦太郎を引っ張り出していた。
 敵はレオ・ゾディアーツリブラ・ゾディアーツ。レオはパワーアップしたフォーゼとメテオの攻撃を全く受け付けないパワーを持つ。そしてリブラの方は最早後がない状況。
 修学旅行での出来事が描かれていく。高校生活では定番だが、ここで弦太郎が何故戦うのかが問われていく。ここではまだその答えは先延ばしにされている。
 そして我望理事長と賢吾の父緑郎の関係も明らかに。第1話オープニングで出てきた宇宙服の二人はやっぱりこの二人で、死んだのが緑郎の方だと分かった。
 ライダー部の三年はどんどん仲間として絆を深めているようだ。特に流星がどんどんなれなれしくなってく感じ。
 賢吾の父緑郎がフォーゼをデザインする際、京都にある石碑のデザインを投影したのだとか。○とか×とか、妙なデザインだこと。
 今回で京都のザ・ホールが消えたことによって、ザ・ホールは天ノ川高校のみになったという。これでゾディアーツは更に天ノ川高校に集中することになる。
 このところどんどん情けなくなっていく速水校長だが、ついに今回は失敗続きでダーク・ネビュラ行きになりそうになってた。登場時はあんなに格好良かったのにね…脚本は井上敏樹じゃないんだが。
第35話 怪・人・放・送

  脚本:長谷川圭一
  監督:渡辺勝也
  アクション監督:宮崎剛
 天ノ川高校では謎のDJジーンによるラジオが大人気を博していた。ならばその正体を探ろうと提案した弦太郎とライダー部の面々。実はその正体はJKだった。そんなJKはかつてバンドを組んでいた五藤に呼び出されるのだが…
 敵はカプリコーン・ゾディアーツ。JKの昔なじみの五藤東次郎が変身したホロスコープスの一員。ギターをかき鳴らすことによってホロスコープスのゾディアーツ・スイッチが共鳴する。
 京都のザ・ホールの消失とリブラ・ゾディアーツのラプラスの瞳により又してもホロスコープスの登場となった。随分展開が早くなったな。
 結構影の薄い存在だったJKが話の中心となる。昔なじみがホロスコープスになってしまい、その存在と自分自身の存在価値に悩む姿あり。こう見えて過去にかなり深い傷を負っていたことが分かる。
 フォーゼのコズミック・ステイツはライダー部全員の信頼がなかったら変身が解除されてしまうらしい。この信頼関係を保つことがこれからの展開に関わってくるのだろう。
 流星がデレたかと思ったら、賢吾まで変になってしまった。いきなりバンド組もうとかハイテンションで言ってたりする。
<ギターショップで始まった戦いは、あっという間に外に…まあ値段的な意味で店を壊す訳にはいかないか。
 フォーゼのコズミック・ステイツはライダー部全員の信頼がないと変身解除されるらしい。では、先輩二人の存在は必要無いのか?>
第36話 本・気・伝・歌

  脚本:長谷川圭一
  監督:渡辺勝也
  アクション監督:宮崎剛
 JKの裏切りによってコズミック・ステイツを矯正解除させられたフォーゼ。そんな弦太郎を置き去りに、カプリコーン・ゾディアーツの正体五藤とバンドユニットを組み、校内を熱狂の渦に巻き込むJKだったが…
 敵はカプリコーン・ゾディアーツ
 ホロスコープスを相手としたJKを中心とした話の後編。まあ落ち着くべき所に落ち着いたという話にはなっており、メインとなる話はいつもと同じ。JKの本名が神宮海蔵だと分かった事位か?
 ただ、物語全体の設定は少しずつ深まっている。ホロスコープスのゾディアーツ・スイッチはレオ・ゾディアーツであれば使用できることが分かったし、我望が探し求めているコアスイッチの存在も明らかになった。こういう形で少しずつ切実渡が上がってくるようだ。
 存在価値が徐々に薄くなっていくメテオだが、ここから見せ場は出てくるのやら?
第37話 星・徒・選・抜

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 天ノ川高校で恒例の宇宙飛行士選抜試験が行われることになった。合格者は特別奨学生となるとあって、燃えるライダー部の面々。そんな中、転校してきたエリーヌとすっかり意気投合してしまった弦太郎。なんとそれでライダー部全員が合格してしまうことに…
 敵はアクエリアス・ゾディアーツ。ホロスコープスの一員で、治癒能力を持つゾディアーツ。何度致命傷を食らってもすぐに復活する。自分だけでなく、他者も癒すことが出来る。転校生のエリーヌの正体。
 なんかいきなり宇宙に行くための試験とかよく分からない話が展開。それで試験が何も出来なかった弦太郎とユウキも合格してしまった…これで何らかの罠だと気がつかない方がおかしいのだが。
 そしてなにかとユウキとぶつかる転校生のエリーヌ。他のライダー部の面々に対しては友好ムードなのに、ユウキに対してだけは何故か不快感を隠そうとしない。
 ライダー部の面々だが、どんどん変な具合になってる流星。耐久テストに耐えられず、短気を起こして不合格になってしまった。そして部室に残った隼は、完全なギャグキャラに。
<ユウキが本物のおバカキャラになってるんだが、これは狙いなのだろうか?>

VOL.10

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第38話 勝・者・決・定

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 宇宙飛行士の選抜試験でユウキが不正をしたと怒るエリーヌ。だがそんな中、エリーヌと賢吾、そしてユウキが選抜試験に合格したことが分かる。その結果に納得がいかないエリーヌだが…
 敵はアクエリアス・ゾディアーツ。両肩の水瓶がその治癒エネルギーの源で、両方を同時に破壊されることによってフォーゼに倒される。
 宇宙飛行士選抜試験の後編。弦太郎は落ちているが、賢吾とユウキは合格。それを巡って、それが納得いかないエリーヌのアクエリアス・ゾディアーツとの戦いがメインとなる。今回の友情物語は弦太郎と言うよりもユウキとエリーヌのもの。初めての展開だが、こう言うのもありだろう。話は単純だが。
 ここに来て初めて弦太郎が我望理事長と接触。いよいよ話も終盤へと移行してきたんだろうな。
 昭和東映特撮では奥多摩?の吊り橋を舞台にすることが多かったが、久々にその吊り橋が使用されていた。古くからの特撮ファンには和む風景。
<最終試験に闖入してきた弦太郎と流星。こういうのは試験失敗とは言わないのか?
 エリーヌに対し「タイマン張らせてもらう」と言ってる弦太郎。そんな言葉、理解できてるんだろうか?>
第39話 学・園・法・度

  脚本:長谷川圭一
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 天ノ川高校の不良グループが弦太郎に助けを求めてきた。実は新しい学校則が出来、風紀委員沖荘子がびしびしと取り締まっているのだ。弦太郎のリーゼントや学ランまでもが風紀を乱すものとして取り締まろうとする荘子。その背後には宇宙飛行士選抜試験に合格した生徒会長代行となった杉浦の姿があった。
 敵はタウラス・ゾディアーツ。生徒会長代行の杉浦が変身するホロスコープス。誓約書を書いた人間を意のままに操る事が出来る。一旦誓約書を書かされてしまった弦太郎も戦う事が出来なくなってしまう。
 残りのホロスコープスも二人。いよいよ終わりが近づいてきた感じ。その中で学校の締め付けが描かれていく。そこで現れたのが、前回の宇宙飛行士選抜試験に合格した杉浦という男。一応あれが伏線になっていたと言う事か。
 自由な校風が天ノ川高校の校風だったのだが、それを締め付けると言う事で、70年代風に戻ってきたかな?まああくまで格好だけって感じではあるが(それが本作の最大の特徴でもあるわけだが)。
 京都で賢吾が出会った父の友人江本が再登場。我望理事長に対し思わせぶりな発言をしている。
 今回搭乗した生徒会執行部の荘子の名字は沖。これは当然「仮面ライダースーパー1」の沖一也からかな?
 弦太郎がリーゼントをやめて天ノ川高校の制服を着ている。個性が無くなるかと思ったら、そうでもなかったな。結構ちゃんと華があるキャラだ。
<メテオストームスイッチをはじき飛ばしてメテオのパワーアップを防いだタウラス。その時に何故スイッチを破壊しない?>
第40話 理・念・情・念

  脚本:長谷川圭一
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 怪我で入院している生徒会長彩加を見舞った弦太郎は杉浦が何故変わってしまったのかを聞き出した。自由を重んじる校風が不良グループを呼び、彩加に怪我を負わせてしまったというのだ。杉浦の言う揺るぎない正義がそこにあることを知った弦太郎。一方杉浦のタウラス・ゾディアーツにゴルフ勝負を挑むメテオだが…
 敵はタウラス・ゾディアーツ
 メインの話は高校生の恋愛事情って感じ。相変わらず妙に察しの良い弦太郎が間違った人間を正すという内容。
 一方設定上は大きく進展があった。特にヴァルゴ・ゾディアーツの正体があの江本だというのは意外と言えば意外な話。
 ライダー部の友子は江本に惹かれ始めていたのだが、その正体を知ってしまったためにダーク・ネビュラ行きにされてしまうとかの物語もあり。しかし友子がいないとフォーゼはコズミックフォームになれないのではないかな?
 そしてメテオとタウラスのゴルフ勝負なんかもあったが、一方ではフォーゼの活躍が薄い話でもあった。
<メテオがタウラスの契約書に書いたサイン名は「メテオ」だった。これでも有効なの?
 かつて男声だったスコーピオンが園田先生だったが、女性と思われたヴァルゴが男。しかも熟年のおっさん…すごいギャップだな。同人誌とかで思い切りネタにされそうな…
 メテオを支配下に置いたタウラスだが、その時に正体をばらさせれば良かったのに。>
第41話 部・活・崩・壊

  脚本:中島かずき
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎剛
 ホロスコープスも残り二人となった。全てを手にする前にヴァルゴ・ゾディアーツに仮面ライダーメテオの背後関係を探るよう指令する我望理事長。一方行方不明の友子を探すライダー部にタチバナから連絡が入り、弦太郎、流星、賢吾以外のメンバーは手を引けと指令される…
 敵はヴァルゴ・ゾディアーツ。
 いよいよ最終回も近づいてきた。その伏線として友情の危機が語られる話となる。そのためまずはタチバナ自身が登場。昭和ライダーではお馴染みの特訓が展開する。
 山ほど火薬を使った特訓はほんと久々だ。ライダーはこれがあって欲しいもんだ。
 ところが現れたタチバナはヴァルゴ・ゾディアーツであることが分かってしまう。それがヴァルゴの変装なら良いが、タチバナ自身が本物だとしたら、江本はヴァルゴであると共にタチバナでもあるという複雑な関係になるが、それは我望に対する重大な背信行為となる。
 そしてメテオもダーク・ネビュラ行きにされてしまった。
 一方、ホロスコープスも不協和音が鳴り響いている。どうやら速水のリブラは我望理事長を信用してないようだが。

VOL.11

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第42話 射・手・君・臨

  脚本:中島かずき
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮崎剛
 タチバナがヴァルゴ・ゾディアーツであったという衝撃の事実の後、流星までもがダークネビュラ行きにされてしまった。賢吾はタチバナに対して不審の念を覚える。それでも単独でコズミックステイツへの変身を成し遂げるため、弦太郎だけは再びタチバナに連絡を取る…
 敵はサジタリウス・ゾディアーツ。我望校長の正体。その力は掛け値無しの最強。
 前回江本=ヴァルゴ=タチバナという衝撃の事実が発覚したが、それで弦太郎はどうするのかというのが今回の最初の問題だった。それで弦太郎の出した答えは、やはりタチバナに特訓を続けてもらうというもの。親友を消し去った人間に教えを請うとは、ヒーローものの主人公としては失格だが、そこで面白いのは弦太郎はあくまで絆の力を信じ切っていたと言うことだった。どんなに離れていても、友情は消えることはない。それを信じ切ることが結局コズミックの最強の力となる。
 結局タチバナは本当にヴァルゴ・ゾディアーツだった訳だが、それは結局我望に対する反発であったことがここではっきりとした。ヴァルゴがダークネビュラに次々に人間を送り込んでいたのは、ここに送ることで我望による処刑を免れさせるためだったらしい。
 そして現れるサジタリウス・ゾディアーツ。折角コズミック・ステイツの力を手に入れてもこのままでは戦えないことが分かってしまった。
<流星がいなくなってもメテオストームスイッチが回り続けるのはやっぱり『インセプション』からだろうな。
 ツッコミではないが、12星座の中で射手座が最強というのは、「超星神グランセイザー」と同じ。やっぱりこれって
「聖闘士星矢」からだろうか?
 ちょっと感情こもった声で「タチバナさん」と言われると、つい「ダディアナザーン」を思い出してしまう…まあ本人が敵にいる訳なんだが。>
第43話 双・子・明・暗

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 我望理事長主催のNASA研修旅行の候補となったユウキは大はしゃぎ。そんなユウキを見つめる我望はリブラのラプラスの瞳でユウキを見るよう指令する。そしてなんと彼女には、双子座の模様が…
 敵はジェミニ・ゾディアーツ。ユウキがゾディアーツ・スイッチを押した際に登場した双子座のホロスコープス。その際光と闇のユウキを生じさせる。エネルギー弾を武器とする。超新星となると分離するが、片方はエネルギー弾。
 なんとこれまで一緒にライダー部を盛り上げていたユウキがホロスコープスの一員であったという衝撃的な展開。弦太郎の個性が強すぎて今ひとつ個性が弱かった感じのユウキがここで大きくクローズアップされる結果となる。最初っからこの事を考えていたんだろうか?
 ユウキの星座は双子座ということで二重人格として描かれることになる。本来のユウキではなく、もう一人が出てくる。
 ユウキの両親が初登場。恐ろしくテンションの高い二人で、ユウキのあのテンションは遺伝と分かる。
<美羽が危機にある時、弦太郎はすぐにフォーゼに変身。既にベルトが巻かれていたが、普通ベルトを巻く過程があるものなんだが?
 ジェミニの能力は「X−MEN」におけるガンビットみたいだな。>
第44話 星・運・儀・式

  脚本:三条陸
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 徐々に影に取って代わられるユウキ。更にジェミニ・ゾディアーツの爆発により流星が重傷を負ってしまった。なんとかしてユウキを救おうとする弦太郎だが…
 敵はジェミニ・ゾディアーツ。他にレオ・ゾディアーツ、サジタリウス・ゾディアーツとも戦ってる(リブラ・ゾディアーツもいたけど逃げた)。
 闇ユウキに取り込まれそうになったユウキを助けようとするライダー部の活躍が描かれていく。結局は弦太郎の“ダチの力”で元通り。絶体絶命のユウキをどう取り戻すかと思ったけど、随分単純な救出劇だ。
 我望が「プレゼンテイター」なるものの存在を匂わせた。なんか宇宙からの意志のようなものらしいが、これは最終回に向かっての伏線なのか?
 これまでとにかく脳天気な描かれ方をしたユウキが危機に陥ってパニックに陥る姿あり。珍しい描写ではある。
 一方では十二使徒が揃いそうだと浮かれる我望に対し、速水が危機感を覚えているようだ。
 そして残りのホロスコープスはピスケスだけ。これは一体誰なのか?あるいはライダー部の誰かか、それとも…
<こどもの頃のユウキが描いたというロケットだが、その形はなんというか…>
第45話 天・秤・離・反

  脚本:中島かずき
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 賢吾の誕生日をライダー部全員でお祝いする。そんな時に我望理事長が現れ、全員にスープをふるまう。それを食べた賢吾は倒れてしまった。そんな賢吾に我望は謎めいた言葉をかける。そんな時、ムスカ・ゾディアーツの後遺症に悩まされているハルと蘭を見舞った弦太郎だが…
 敵はレオ・ゾディアーツ。スイッチで次々姿を変えながら攻撃を加える。
 物語のパターンからして弦太郎か賢吾のどっちかが最後のホロスコープスとなると思ってたけど、意外なところからピスケス・ゾディアーツが登場した。
 そして自分の身が危ないと考えた速水校長は弦太郎に自分がリブラであることを明かして協力を申し出る。その際我望理事長こそがサジタリウス・ゾディアーツであることも明かした。
 そして我望の望みは12個のホロスコープスのスイッチを集め、プレゼンターに会いに行くこと。しかしそうすると日本は壊滅してしまうと言う。
<「自分の身を守るために仲間を裏切ったのか?」という弦太郎の言葉に、「その通りだ。私は我が身を守るためにはなんでもする」と恥ずかしいことを誇らしげに言い放つ速水校長。流石ダディ…>

VOL.12

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第46話 孤・高・射・手

  脚本:中島かずき
  監督:諸田敏
  アクション監督:宮崎剛
 ついにサジタリウス・ゾディアーツの正体を現した我望理事長はピスケス・ゾディアーツである蘭を連れ去ろうとするが、ライダー部と一緒にいたいという蘭に時間を与える。そんな時、賢吾の持つコアスイッチが光りを帯び…
 敵はレオ・ゾディアーツサジタリウス・ゾディアーツ。そしてリブラ・ゾディアーツ。リブラはサジタリウスを守るために犠牲になった。
 いよいよラストに向けての疾走に入る。最後のホロスコープスのスイッチが登場し、ダークネビュラの扉が開いた。
 一方裏切ったと思われたリブラ・ゾディアーツだが、やっぱりそれはフェイク。あくまで速水校長は我望理事長の忠実な僕だった。蘭に自主的にピスケス・スイッチを押させることが目的だったと言うが、なんかえらく凝った罠だな。そんなリブラもサジタリウスをプレゼンターに連れて行くため犠牲となって果てた。
 そして最後に賢吾の持つ秘密が登場。賢吾の持つコア・スイッチというのが何であるのか。それが物語の鍵を握ることになる。
<流星に「お前は俺が出逢った中で最低の男だ」と言われる速水校長。この人にはぴったりの役?>
第47話 親・友・別・離

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 12個のホロスコープ・スイッチが集まり、更に我望は健在。このままでは日本は滅びを待つばかりとなった。そんな中、賢吾は自らの秘密を弦太郎とユウキに明かす。実は賢吾はコア・スイッチから生まれたコアチャイルドであるという…
 敵はレオ・ゾディアーツサジタリウス・ゾディアーツ
 ラストに向けて疾走中。今回で賢吾の正体が明らかにされた。賢吾は人間ではなく、プレゼンターがばらまいたコア・スイッチから生まれた存在であり、人類のサンプルだという。
 そしてフォーゼドライバーは賢吾のために作られたもので、賢吾が全てを理解した時、これによってプレゼンターの元へと行くことが出来るアイテムだった。
 そして感情を無くしたという賢吾に追いすがる弦太郎達。これによって賢吾はきちんと人間としての感情が残っていたことが分かった。三人で抱き合って泣き合う姿は、この一年をやってきた上でのシーンとなる。
 そしていよいよ来週は最終回。
<月面でヘルメットを外した賢吾だが、何故真空中で話し声が聞こえる?>
第48話 青・春・銀・河

  脚本:中島かずき
  監督:坂本浩一
  アクション監督:宮崎剛
 サジタリウス・ゾディアーツによりコア・スイッチが破壊され、賢吾は消え去り、ラビットハッチも破壊されてしまった。何もかも失ってしまったライダー部の面々だったが、旅立つ前にユウキに託された賢吾の手紙があった。「我望を恨むな」という言葉に、立ち上がることを決めた弦太郎…
 敵はサジタリウス・ゾディアーツ
 いよいよ最終回でフォーゼの最後の戦いが描かれていく。これはフォーゼとサジタリウスの一対一の戦いではなく、ライダー部全員と我望との戦いとなってる。学園ものとして有終の美を示したって事かな?
 戦いに関してはフォーゼは次々とフォームを切り換え、必殺輪痣を連発しつつ、最後はみんなの声を受けてフィニッシュ。ラストバトルらしい
 パターンではあるが、死んだと思われた仲間は最後にちゃんと復活してる。前作「OOO」では本当にアンクが死んでしまった事に対するアンチテーゼとなるのか?
 ところで最後に賢吾が弦太郎に言った台詞は「人からもらった手紙はちゃんと読め」だった。これは第一話目で弦太郎が賢吾に言った台詞と全く同じ。こんなところに伏線が?
 結局プレゼンターとは何者なのかは明かされ仕舞いだった。これが最後の敵になることなく、第一話から出ていた理事長が最後の敵になったというのは珍しい話でもある(現時点では「クウガ」「W」だけか?)。
 ラストで次回作「ウィザード」がちらっと登場。特に「W」以降は同じ地球での物語が展開している訳だが、これはやり過ぎだろう。