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マイケル・チャップマン
Michael Chapman

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鑑賞本数 1 合計点 3 平均点 3.00
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
_(書籍)
2008
2007 テラビシアにかける橋 撮影
2006
2005
2004 最高のともだち 撮影
サスペクト・ゼロ 撮影
2003
2002
2001 エボリューション 撮影
2000 ザ・ウォッチャー 撮影
1999 バウンティ・キッド 撮影
ストーリー・オブ・ラブ 撮影
1998 6デイズ/7ナイツ 撮影
1997
1996 SPACE JAM/スペース・ジャム 撮影
真実の行方 撮影
1995 ヴァイキングサーガ 監督・原作
1994
1993 ライジング・サン 撮影
逃亡者 撮影
1992 暗闇のささやき 撮影
1991 ドク・ハリウッド 撮影
1990 クイックチェンジ 撮影
キンダガートン・コップ 撮影
1989 ゴーストバスターズ2 撮影
灼熱の女 出演
1988 3人のゴースト 撮影
1987 ロストボーイ 撮影
影なき男 撮影
1986 SFバイオノイド 撮影
1985
1984
1983 栄光の彼方に 監督
2つの頭脳を持つ男 撮影
1982 マイ・ライバル 撮影
スティーブ・マーティンの 四つ数えろ 撮影
1981
1980 レイジング・ブル 撮影
1979 ワンダラーズ 撮影
ハードコアの夜 撮影
1978 ラスト・ワルツ 撮影
マッド・フィンガーズ 撮影
SF/ボディ・スナッチャー 撮影
1977
1976 タクシードライバー 撮影
ウディ・アレンのザ・フロント 撮影
いとしき暗殺者 撮影
1975
1974
1973 さらば冬のかもめ 撮影・出演
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935 11'21 ニューヨークで誕生

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栄光の彼方に

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マイケル・ケーン(脚)
トム・クルーズ
リー・トンプソン
クリストファー・ペン
ゲイリー・グレアム
クレイグ・T・ネルソン
チャールズ・シオッフィ
ポール・カラフォテス
サンディ・ファイソン
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ペンシルヴェニア州の鉱山町。高校生ステフ(クルーズ)はこの町を出るため奨学金を手に入れようとフットボールでその才能を生かそうとしていた。だが新任コーチのワンマンぶりに徐々に怒りを募らせる。そして大事な試合に負けてしまったことがきっかけでコーチに突っかかり、それが元でフットボール部を除籍とされてしまう。町から出る希望を奪われてしまったステフを、恋人リサ(トンプソン)が支えるのだが…
 クルーズ主演の、しごくまっとうな高校生スポーツ作品で、カメラマンとして有名なチャップマンの初監督作品となる
(1980年に『レイジング・ブル』でアカデミーノミネート)
 ただ、至極まともではあっても、本作はかなり設定的には面白い。
以降えらそうに書いてるけど、基本受け売りだからそのつもりで。
 アメリカは“全土が田舎”と言われることもあって、国民の大部分は田舎育ちなのだそうだが、肝心の映画の大部分は都会を中心としている。田舎を主体にして、しかも都会のあこがれをストレートに描いたリアルな高校生を描いた作品というのは驚くほど少ないのだ。その代表作として
『アメリカン・グラフィティ』があるが、だけどこれが実際のアメリカの高校生の姿とも言える。
 狭い日本に住み、比較的日本のどこにでも行ける日本人にはあまり実感できないことなのだが、アメリカでは基本的に生まれ育った場所で成長し、高校を卒業したら大多数の人間は同じ町で働いて一生をそこで過ごすことになる。そんな町の人が都会に出るためには並々ならぬ才能を必要とする。たとえばそれは勉強であり、スポーツであるのだが、それにはものすごいお金がかかるため、普通の家ではそれができない。そのために普通の家庭に育った人が都会に行くためには奨学金がどうしても必要となる。それで当然ながら、奨学金を得るには、ものすごい努力が必要。
 主人公のステフが何故ここまで必至になるのかは、結局ここにある。吉幾三の「俺さ東京さ行ぐだ」じゃないけど、都会への憧れというのは、日本の比ではない。田舎を舞台にした高校生の作品というのがあったら、そう言う目で観ると興味が増すだろう。
 本作はそんな姿をストレートに描いた作品であると言える。

 ただ、物語はものすごく単調。特にクルーズ演じるステフは“普通”を強調するあまり、行動が矛盾だらけで、性格もいい加減だし、物語に爽快感も一切無い。ただ単調な物語が続くだけ。折角のクルーズ主演も、その魅力半減。もうちょっと物語にメリハリを付けて欲しかった。
 撮影は監督になる前のヤン・デ・ボンが務めている。

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