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ジュリー・テイモア
Julie Taymor

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
著作
ライオンキング―ブロードウェイへの道(書籍)
2015
2014
2013
2012
2011
2010 テンペスト 監督・製作・脚本
2009
2008
2007 アクロス・ザ・ユニバース 監督・原案
2006
2005
2004
2003
2002 フリーダ 監督
2001
2000
1999 タイタス 監督・製作・脚本
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992 フールズ・ファイア 監督・製作・脚本
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952 12'15 マサチューセッツ州ニュートンで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

テンペスト 2010
2010米アカデミー衣装デザイン賞

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ジュリー・テイモア
ロバート・チャートフ
リン・ヘンディー
ジュリア・テイラー=スタンリー
ジェイソン・K・ラウ
ロン・ボズマン
ティノ・プーリ
ロヒット・カタール
スチュワート・ティル
アンソニー・バックナー
グレッグ・ストラスバーグ(製)
ジュリー・テイモア(脚)
ヘレン・ミレン
ラッセル・ブランド
リーヴ・カーニー
トム・コンティ
クリス・クーパー
アラン・カミング
ジャイモン・フンスー
フェリシティ・ジョーンズ
アルフレッド・モリナ
デヴィッド・ストラザーン
ベン・ウィショー
★★★
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テンペスト(書籍)ウィリアム・シェイクスピア
アクロス・ザ・ユニバース 2007
2007米アカデミー衣装デザイン賞
2007ゴールデン・グローブ作品賞
2007ロジャー・エバート7位

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スザンヌ・トッド
ジェニファー・トッド
マシュー・グロス
デレク・ドーチー
ラッド・シモンズ
チャールズ・ニューワース(製)
ディック・クレメント
イアン・ラ・フレネ(脚)
エヴァン・レイチェル・ウッド
ジム・スタージェス
ジョー・アンダーソン
デイナ・ヒュークス
マーティン・ルーサー・マッコイ
T・V・カーピオ
ジョー・コッカー
ボノ
エディ・イザード
サルマ・ハエック
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
フリーダ 2002
2002米アカデミー作曲賞、メイクアップ賞、主演女優賞(ハエック)、歌曲賞、美術賞、衣装デザイン賞
2002ゴールデン・グローブ音楽賞、女優賞(ハエック)
2002放送映画批評家協会主演女優賞(ハエック)、助演男優賞(モリナ)
2002
ナショナル・ボード・オブ・レビュー優秀作品賞第10位
2002AFIベスト

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リンゼイ・フリッキンジャー
サラ・グリーン
ナンシー・ハーディン
サルマ・ハエック
ジェイ・ポルステイン
ロベルト・スネイデル
リズ・スピード
マーク・アミン
ブライアン・ギブソン
マーク・ギル
ジル・ソベル・メシック
マーガレット・ローズ・ペレンチオ
エイミー・スロトニック(製)
クランシー・シーガル
ダイアン・レイク
グレゴリー・ナヴァ
アンナ・トーマス(脚)
サルマ・ハエック
アルフレッド・モリナ
ジェフリー・ラッシュ
アシュレイ・ジャッド
アントニオ・バンデラス
エドワード・ノートン
ヴァレリア・ゴリノ
ミア・マエストロ
ロジャー・リース
パトリシア・レジェス・スピンドーラ
ディエゴ・ルナ
サフロン・バロウズ
ロベルト・メディーナ
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
フリーダ・カーロ 生涯と芸術(書籍)ヘイデン・エレーラ
 フリーダ=カーロ(ハエック)は、自由と思想、そして友人に囲まれ18歳の高校生活を送っていた。だが、路面電車の衝突事故で大怪我を負ってしまい、一命は取り留めたものの、一生をその後遺症に悩まされることになる。ベッドの中でひたすら絵を描き続けた彼女は画家のディエゴ=リベラ(モリナ)にその才能を認められ、同じく芸術家として、革命の同志として強く惹かれ合い、ついに結婚する。しかし、浮気性のディエゴとの結婚生活、流産を経てもう子供が持てない身体になった彼女は孤独と苦悩の中で溢れる情熱をキャンパスに塗りこめていく…
 今年夏に上京した際、3本の映画を観たのだが、折角だからなるだけ地方では観られない作品を観ようと考えた。丁度本作品はその時が本作の日本公開の時で、渋谷ではカーロ美術展なんてのも同時に行われていた。実はそこには行ったのだが、私の目当ての映画はそっちじゃなく、
『デブラ・ウィンガーを探して』(2002)の方だった。ちょっと興味はあったのだが(ぶっちゃけた話、その時はどっちを観ても良かったんだが)、あの時はカーロ展を横目に一瞥しただけで終わってしまった。
 …
今更遅いけど、勿体なかったな
 まさかこんな地方で上映するとは思わなかったし、上映したからと言って、偶然が重ならなかったら観にも行かなかっただろう。たまたまちょっと遠くのシネコンでミニシアター特集みたいな事をやっていていて、映画行く前にネットを巡って、その監督の名前に目を留めたからだった。あら?テイモア監督って言えば、『タイタス』の監督じゃないか?
(この作品、一般的な評価はあまり良くないが…いや、はっきり言って酷評されてる映画だが、あの美術感覚は見事に私のツボで、私の極めつけの偏愛映画一つ)
 はっきり言ってしまうと、観て良かった。いや、
「これを観ずして今年の映画を私は語れない」と言う出来!

 
のっけから衝撃!
 
な、なんなんだ?
 何だよ。このとんでもないカメラは?

 前半30分の殆どの時間、我を忘れたように画面に見入っていた。美しいのだ、画面が。あまりに美しすぎる。
 カメラが固定されている時の美しさも特筆ものだが、ましてこの流れるカメラ・ワーク。動いていながらきっちりと対象の配置がなされている。基本的に広角で撮影されてるのだが、その焦点と、それを取り巻く配置が絶妙。ここまでカメラを凄いと思ったのは、正直黒澤明か、タルコフスキーを観て以来だ
(有り体に言おう。こういったカメラの配置を意識し始めたのはほんのちょっと前で、たまたまその後で黒澤、タルコフスキーの作品を少し観たと言うのに過ぎないのだが(笑))
 そりゃ確かにカメラ・ワークは嫌味すぎる。映画ってのは、カメラが前面に出る訳じゃなく、さり気なく技術を使うべきなんだろうけど、それでも
その嫌味なカメラ・ワークに魅了された。本当にとんでもなかった(一例を挙げると、最初の方でフリーダが寝ころんだ状態で天井に鏡を置いて、自画像を描いてるシーンがあるんだが、最初に鏡の中のフリーダーにカメラの焦点が当てられ、それから舐めるように部屋の壁(というかベッドの枠)を映し出すシーンがある。これは上手く錯覚を利用しているので、最初の鏡の中のフリーダが本物のフリーダのように見えてしまう。その姿が突然途切れ、一見して訳の分からないものを舐めた後、ベッドにたどり着き、ここでようやく本物のフリーダの姿を映し出す。この瞬間に観客が真相が分かると言う構図になってる。カメラの特性をはっきり分かった上での遊びというか、演出なんだが、そう言った演出が随所になされている。もう一つ言うと、『キング・コング』(1933)のパクリシーンはよかった。そのまんまだもんな)
 画家の生涯を描くからって事もあるんだろうけど、美術センスも並じゃない。舞台演劇出身であのロング・セラーとなった舞台版
『ライオン・キング』の演出を担当しただけのことはあるテイモア監督の美的センスがこれでもか!と言うほど詰まってる(これを一般的には「悪趣味」と言うかも知れないが)。とにかく綺麗で残酷で、疲れる美的センスしてる。
 30分で疲れ切って、涙まで出ていた。
 疲れたからと言って観るのを止めた訳じゃないが、もう最後まで魅了されっぱなし。今年入って観た映画で、最後まで時計見なかった作品はこれが最初だった
(今年の一押しは『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(2002)なんだが、これは流石に2時間を過ぎたところで時計を見た…時間にしてはそっちに軍配が上がるな(笑))
 この二時間は私には幸せだったけど、同時に苦痛に満ちた時間だった。あまりに凄すぎるので目が離せない。それが頭を打ちのめす…映画を観ていることがこれほど幸せに思える時は滅多にない。しかし、その幸せってのは、私にとっては
“衝撃”を伴うもの。当然それが続くと、精神的な苦痛を覚える…私はマゾか?

 で、褒めてばかりでなんだが、肝心なストーリーは、概ねあくまで伝記作品。って出来。激しすぎる一生を受けたカーロの生涯はそれ自体伝説のようなものだが、そう言った流れは何というか、ストーリーの先がある程度まで読めてしまうんだよな。仕方ないことなんだけど。
見所はストーリー部分よりも個々に切り出されたドラマ部分だ。と割り切って考えるのが正しいだろう。激動の時代に生まれ、帝国主義打倒を目指しつつ、あくまで自分の内面を絵にすることを選んだフリーダ。激しい中に誰も入り込めない静謐さを秘めたフリーダ。自分の欲望に忠実に生きながら、いつも苛立ってるフリーダ。奔放でいながら、神聖なものをちゃんと持ってるフリーダ…一緒にいたらとても疲れそうだけど、だからこそ伝記になるんだな。
 それにハエックが素晴らしい。これまで目つきがきつい美人だ。位しか思ってなかったけど、まさにはまり役。以降どうしてもこのイメージがつきまとっている。
 演出は最高だし、フリーダを演じるハエックの上手さ、脇を固める豪華な俳優人
(ジェフリー=ラッシュのトロツキーははまりすぎ。他にもバンデラス、ノートンと、私が買ってる男優が次々…)と、見所は多い。

 不思議なのは、本作、アカデミーの撮影賞にかすりもしなかったんだが
(ノミネートは主演女優賞、美術賞、メイクアップ賞、作曲賞、歌曲賞といっぱいあるのに)…私にとって“ツボにはまる”のとアカデミーはあまり相性が良くないらしいな。
タイタス 1999
1999米アカデミー衣装デザイン賞

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コンチータ・アイロルディ
ジョディ・パットン
ジュリー・テイモア
ポール・G・アレン(製)
ジュリー・テイモア(脚)
アンソニー・ホプキンス
ジェシカ・ラング
ジョナサン・リス=マイヤーズ
アラン・カミング
コルム・フィオール
アンガス・マクファーデン
ハリー・レニックス
ジェームズ・フレイン
ローラ・フレイザー
マシュー・リス
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
タイタス・アンドロニカス(書籍)ウィリアム・シェイクスピア
 ローマ最高の戦士タイタス・アンドロニカス(ホプキンス)は多くの息子達を失いながら宿敵ゴート族との戦いに勝利し、女王タモラ(ラング)と3人の息子を人質にローマに凱旋し、タモラの長男を処刑する。しかし、ローマでは亡き皇帝の長男サターナイアス(カミング)と弟パシアナスが帝位継承を巡り争いを繰り広げている最中で、裁定を委ねられたタイタスはサターナイアスを皇帝に指名するのだが、何とタモラに一目惚れしたサターナイアスにより、想像を絶する制裁を受けてしまう。
 シェイクスピアの戯曲中最もショッキングな
「タイタス・アンドロニカス」を映画化した作品。シェイクスピア作品は映画映えするため良く映画化されるが、その中でも恐らく初めてこの作品が映画化。しかもミュージカル『ライオン・キング』(1994)の舞台を作り上げた(映画版は悪評紛々たる作品だが、私はディズニー・アニメ中最も完成度が高いと思っている)テイモアの作品とあって、とても楽しみにしていた作品だった。
 とにかく原作の
「タイタス・アンドロニカス」カニバリズム、不倫、肉体切除、(暗喩的に)近親相姦まで扱うという無茶苦茶な作品だけに、それをどう仕上げるかワクワクしながら劇場へ。
 最初の映像が流れた時、頭には疑問符が山程浮かんだ。
これ、まだコマーシャルが続いてるとか?それとも別な映画じゃないの?だって、この作品は帝政ローマを舞台にした作品。なんで冷蔵庫や電気仕掛けのオモチャが出てくるの?
 見事なつかみだった。そこから怒濤のような映像美に酔った。何せ時代考証など全く無視し、しかもそれが見事な程に調和している。銃や装甲車、バイクなどが次々に出てくるのみならず、皇帝位を主張するサターナイアスとパシアナスは選挙カーに乗って登場し、S.P.Q.R
(「元老院及びローマ市民の皆さん」という意味の頭文字を取ったもので、ローマでは演説をする時必ずこの言葉を用いる)と飾りたてたマイクを通して選挙演説をする!もう、心の中で「うわあ」と叫び声が止まらず。無茶苦茶微妙なバランスを必要とするこの描写に完全に酔った。(これを「悪趣味」という人の方が多いんだろうな。きっと)
 ここに出てくる台詞は皆戯曲からそのまんま抜粋したもの
(ちゃんと確認した)であるが、それがこの無茶苦茶な描写の中にあって全く違和感なしに入り込んでくる。あのオーバーなシェイクスピアのノリが全く古くさく感じ無いどころか、無茶苦茶はまっていた。残酷で、そして美しいこの復讐劇が、映像美をもって迫ってくる。
 タイタス役にホプキンスを起用したのは大正解だろう。真面目でお固い軍人が、身も凍るような試練を経た後、復讐の鬼と化す。後半あっちの世界にイッてしまったタイタスの鬼気迫る迫力!最後の楽しそうな笑みはまさにベスト・ショット。殆どレクター博士(っつーかそのままじゃん)!それにジェシカ=ラングは身体張ってるし、この作品で注目し始めたアラン=カミングの妙にべとーっとした演技も気に入った。しかし、このキャスティングは凄すぎる。ここまでやるとほとんど作品そのものが変態の都みたいなもんになった。
 ストーリーが分かっていたのに始まりから終了まで完全に気が抜けず、見終わった後、無茶苦茶くたびれた。私の持論
「映画は快楽装置」。この作品こそその栄誉あるポジションを占めている。
 ところでこの作品を観たのは丁度リドリー・スコットの『グラディエーター』(2000)『ハンニバル』(2001)の間にあるのだが、妙にそこでこの2作品との関連性を感じてしまう。同じローマを舞台とした『グラディエーター』、そしてホプキンスを主役にした『ハンニバル』(
連続して腕を切り落とすホプキンス(笑))。その作品の間にあって、一番好きなのは、間違いなく本作!
フールズ・ファイア 1992

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ケリー・オレント
ジュリー・テイモア
リンゼイ・ロウ
バリー・レボ
トミオ・タキ(製)
ジュリー・テイモア(脚)
マイケル・J・アンダーソン
ミレーユ・モス
ノーマ・プラット
グレン・スタイルズ
クリストファー・メディナ
ダニエル・J・ファーヴァ
ミリンダ・キール
パトリック・ファーヴァ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ

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