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2001 | スター・トレック ネメシス | |
2000 | ||
1999 | ||
1998 | 追跡者 | |
1997 | ||
1996 | エグゼクティブ・デシジョン | |
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1948 | ||
1947 | 1'14 ミドルセックス州で誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||||||
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スター・トレック ネメシス Star Trek: Nemesis |
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ピカード艦長(スチュワート)を継ぎ、エンタープライズ号の次期艦長に指名された副長のライカー(フレイクス)とカウンセラーのトロイ(サーティス)が結婚することになり、エンタープライズ号はトロイの故郷ベタゾイドに向かっていた。途中ある惑星で救難信号を出しているデータ(スピナー)そっくりのアンドロイドを発見、保護するが、その直後司令部から長年対立関係にあったロミュランに向かうよう指示される。実はロミュランでは長年虐げられていたレムス族の叛乱により、政変が起こり、新執政官のシンゾン(ハーディ)が連邦と和議を結びたいと申し出てきたのだ。その確認のため、たまたま一番近くにいたエンタープライズ号が任命されたのだが… 日本で劇場にかかった際のタイトルは『ネメシス S.T.X』。『スタートレック』という名前では売れないだろうという配給側の問題だったのだろうが、それは大きな間違いだったと思う(結局DVDではオリジナルに合わせこのタイトルとなった)。 これは面白かった。SF的な重要な物語がちゃんと入っていて、エンターテイメントとして充分楽しめるのみならず、『スタートレック』が好きな人間ならでわの楽しみ方もきちんと入っていて、実に良質な作品に仕上がっている。新シリーズもこれが最後の旅と言うことなので、設定的に重要なキャラクターの死もしっかり描かれている。ベタと言えばベタだけど、これまでテレビで慣れ親しんできたデータが死んでしまうとは。ちょっとジーンと来てしまったよ。しかもラストでピカードが語りかける“データではない”データ。これには参った。 他にも緊張感の取り方や、CGの上手い使い方もあるのだが、でも実はこの作品で一番嬉しかったこと、あるいはほっとしたことは別なところにある。 このシリーズの特徴として、エンタープライズ号はよく揺れるんだよね。宇宙での話でこれはおかしいんだけど、それが『スタートレック』の魅力になってるのは紛れもない事実。設定よりも緊張感の方を重要視した結果だ。オリジナルシリーズだと金額やら何やらの演出の都合上で行われていたことだが、それを敢えてこの時代にやったところが嬉しい。コックピットに大穴が開けられるとか、無茶苦茶なことを平気でやってくれるからこそ、他の何ものにも真似できない『スタートレック』という作品となるのだ。 『ジェネレーションズ』の最終話として、ファンは刮目して観るべし。 |
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追跡者 U.S. Marshals |
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元CIA工作員シェリダン(スナイプス)は、外交保安官殺害事件の容疑で捕らえられてしまった。冤罪を主張するシェリダンは護送飛行機の事故に乗じて脱走する。何とか自分の無罪を実証するため、真犯人捜しを始めるのだが、ジェラード(ジョーンズ)が追跡を開始した。 『逃亡者』(1993)でハリソン・フォードを追いつめる役だったトミー=リー・ジョーンズが今度は主人公と聞いていたのだが…あれ?なんだよ。主人公ってウェズリー・スナイプスの方なの? 冤罪の容疑者を追いつめたら、実は…ってパターンは前作の『逃亡者』と変わらないじゃないの? 続編の常で前作と較べたら随分派手になってるけど、やっぱり続編の常で派手になった“だけ”ってのがなんだなあ。スナイプスが悪いと言うつもりはないんだけど、やっぱりハリソン=フォードのような存在感がなかったし、それにジョーンズだって前作の最後でやっぱり正義の人だって分かってるから、前提条件として底が割れてるのが致命的。ここで違った面を見せるような演出が必要だったんじゃないかな? それにラストが今ひとつ。単体で観るならそこそこだろうけど、やっぱり前作を意識して観ちゃうからなあ。 |
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エグゼクティブ・デシジョン Executive Decision |
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1996ゴールデン・ラズベリー最低助演男優賞(セガール) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ワシントンDC行きのジャンボ・ジェット機がハイジャックされた。テロリストの主犯格ハッサン(デイヴィッド・スーシェ)は、イギリスで逮捕された組織のリーダーの釈放を要求する。騒然とする政府と軍だったが、デヴィッド=グラント博士(ラッセル)はこれは陽動であり、実は彼らはワシントンにソ連製毒ガスDZ-5を撒くのが目的だと仮説を立てる。それを阻止するため、オースティン=トラヴィス(セガール)を中心とした陸軍テロ対策特殊部隊が空中輸送機を使ってジェット機に乗り移る計画を立てる。立案者として彼らと共に輸送機に乗り込むことになったデヴィッドだったが… 『コン・エアー』(1997)、『乱気流 タービュランス』(1998)、『エアフォース・ワン』(1997)と、乱発された、いわゆる旅客機サスペンスの一本。旅客機というのはそこそこ広さがあり、しかも密室で堕ちる可能性があるというので、サスペンス仕立てにしやすいのだろうが、こう乱発されると何がなんだか分からなくなってくる…あれ?この中ではこれが一番早いの? その中で本作はさほど目立った位置づけにある訳じゃないけど、主演がラッセルとセガール。設定を見た時は、「おお、マッチョ対決か?」とか期待してたんだが、実際はラッセルはマッチョさを捨て、インテリ然とした風貌で、更にセガールは途中退場…(あれにはあっけにとられたというか、笑わせてもらったが)。なんだか売りを見事にスポイルしてるんじゃ… いや、意外なことに結構面白かった。ラッセルは結構自分を抑え、最後まで頭で戦おうとするし、それをサポートする形となった客室乗務員の(えーい。面倒くさい言い方だ)ジーン役のハル=ベリーもキャラが立っていた…いや、この映画で一番キャラが立ってたのは間違いなく彼女だった。 それにしても今から考えてみると、この設定はなかなかそそるものがある。毒ガスとワシントンへの旅客機での突入なんて…前年に日本で地下鉄サリン事件が起こり、数年後にはアメリカ国内で旅客機を用いた連続爆破テロ。いや、結構卓見だったのかも… ちなみに、ラッセル、この映画では相当ストレスが溜まったらしく、本作撮影終了後、カーペンター監督の所に押しかけ、『ニューヨーク1997』(1981)の続編『エスケープ・フロムLA』(1996)を作らせているのがなかなかほほえましい。 |
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