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2017 | パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 監督 | |
2016 | ||
2015 | ||
2014 | イエスタデイ 製作総指揮 | |
2013 | ||
2012 | コン・ティキ 監督 | |
2011 | ||
2010 | ||
2009 | ||
2008 | ナチスが最も恐れた男 共同監督 | |
2007 | ||
2006 | バンディダス 監督 | |
2005 | ||
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1972 | 5'30 誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||||||
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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かつて海の呪いによって10年に一度しか上陸できなくなってしまった父ウィル・ターナー(ブルーム)の呪いを解くにはポセイドンの槍を見つけようとするヘンリー・ターナー(スウェイツ)は、槍の手がかりを持つジャック・スパロウ(デップ)を探していた。だが発見されたジャックはブラック・パール号の乗組員にも見捨てられ、死を待つばかりの情けない姿だった。そんな中、魔女として追われる天文学者のカリーナ・スミス(スコデラリオ)と共に、無理に航海に出ることになってしまうのだが… シリーズももう5作目となる。前作『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(2011)が凡作の見本みたいな作品で、その後に本作の企画が上がった時には「又かよ」という印象しか持てなかった。 それでも観に行ったのだから、私も良いお客さんだ。 で、本作の感想だが、一応『生命の泉』(2011)で悪かった部分は解消されている。あの作品の問題点は、ジャックがまともすぎて、本来の無軌道ぶりを楽しむことが出来なかったという点にあった。その問題に対して、主人公にウィルの息子ヘンリーを配することによって、視聴者に寄りそうキャラを創る事で、ジャックの無軌道ぶりを強調させてはいる。 だけど今度はジャックの方に魅力が無くなってしまった。 これまで同じ役を延々演じたこともあってか、デップのジャックはもう馴れすぎた。いくら馬鹿なことをしてみせても、「又かよ」で終わり、新たな魅力を引き出すことはなく、ただただお寒いギャグを延々続けるだけの、旬の過ぎた芸人を見せられてる気分。 バルボッサもすっかり丸くなって単なるこども思いの親父になってしまったし、敵役として登場したバルデムに至っては、「一体こいつどれだけ悪役使い回すんだ?」という印象で、正直「全部見飽きた」。 少なくともこれまで書いてきたシリーズの魅力は既に色あせ、再生産を繰り返すだけ。好意的に言っても、「普通に見られるプログラムピクチャー」で全て言い表せてしまえるだろう。 あとひとつ。ジャックの叔父という名目で出たのがポール・マッカートニー。ジャックの父親がキース・リチャーズということで起用したネタだが、これで笑える人間って50代から60代。一体この映画の対象を誰に取ってるのか分からなくなる。 |