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2002 | 8'30 死去 | |
2001 | ||
2000 | ||
1999 | ||
1998 | ||
1997 | ||
1996 | ||
1995 | ||
1994 | ||
1993 | ||
1992 | ||
1991 | ||
1990 | ||
1989 | 禁じ手 監督 | |
バトルガンM-16 監督 | ||
1988 | メッセンジャー・オブ・デス 監督 | |
1987 | ||
1986 | ファイアーウォーカー 監督 | |
必殺マグナム 監督 | ||
1985 | ロマンシング・アドベンチャー キング・ソロモンの秘宝 監督 | |
1984 | ジェノサイド・ストーム 監督 | |
地獄で眠れ 監督 | ||
1983 | 殺人鬼 監督 | |
1982 | ||
1981 | 特攻消防隊コード・レッド 監督 | |
誕生日はもう来ない 監督 | ||
1980 | ||
1979 | 太陽のエトランゼ 監督 | |
1978 | ザ・パッセージ/ピレネー突破口 監督 | |
愛はエーゲ海に燃ゆ 監督 | ||
1977 | ホワイト・バッファロー 監督 | |
1976 | セント・アイブス 監督 | |
1975 | リーインカーネーション 監督 | |
1974 | ハックルベリーの冒険 監督 | |
1973 | 最後の猿の惑星 監督 | |
1972 | 失意 監督 | |
猿の惑星・征服 監督 | ||
1971 | ||
1970 | ||
1969 | 0(ゼロ)の決死圏 監督 | |
マッケンナの黄金 監督 | ||
1968 | ||
1967 | ||
1966 | ||
1965 | 死刑台への招待 監督・製作 | |
1964 | 何という行き方! 監督 | |
1963 | 太陽の帝王 監督 | |
1962 | 隊長ブーリバ 監督 | |
恐怖の岬 監督 | ||
1961 | ナバロンの要塞 監督 | |
1960 | ||
1959 | 北西戦線 監督 | |
追いつめられて… 監督 | ||
1958 | 恐怖の砂 監督 | |
1957 | ||
1956 | ||
1955 | ||
1954 | ダーク・ボガードの 求婚物語/エンゲージリング・ストーリー 監督・脚本 | |
1953 | ||
1952 | ||
1951 | ||
1950 | ||
1949 | ||
1948 | ||
1947 | ||
1946 | ||
1945 | ||
1944 | ||
1943 | ||
1942 | ||
1941 | ||
1940 | ||
1939 | ||
1938 | ||
1937 | ||
1936 | ||
1935 | ||
1934 | ||
1933 | ||
1932 | ||
1931 | ||
1930 | ||
1929 | ||
1928 | ||
1927 | ||
1926 | ||
1925 | ||
1924 | ||
1923 | ||
1922 | ||
1921 | ||
1920 | ||
1919 | ||
1918 | ||
1917 | ||
1916 | ||
1915 | ||
1914 | 8'1 ブリストルで誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||
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バトルガンM-16 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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必殺マグナム 1986 | |||||||||||||||||||||||
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キング・ソロモンの秘宝 ロマンシング・アドベンチャー 1985 | |||||||||||||||||||||||
1985ゴールデン・ラズベリー最低助演男優賞(ロム)、最低音楽賞 | |||||||||||||||||||||||
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アフリカのドンゴラで考古学者ヒューストン教授は、ソロモン王の秘宝のありかをしるした像を発見するが、ドイツ軍に捕まってしまう。教授の娘ジェシー(ストーン)は、父を捜して冒険家のアラン・クォーターメイン(チェンバレン)をガイドにして、ドンゴラにやって来ていた。ワイルドなクォータメインに嫌悪感を隠せないジェシーだったが、彼らを次々に襲う敵を前に共同して逃げ回ることに… 元々は小説で展開していた作品で、これまでにも何度か映画化もされている。『レイダース 失われた聖櫃』(1981)の元ネタともなった作品なのだが、本家取りした上、大ヒットを飛ばした『レイダース』の後追い企画として登場(こっちがオリジナルなんだから、それは言い過ぎか?)。 設定も『レイダース』に準じ、ドイツ軍との戦いが描かれてたりするが、こっちの方がより単純になってる上に、アフリカを実にエキゾチックな場所に描いているのが特徴…それが上手く行ったかどうかは別として、単純に楽しむことはできる。実際、本作は何度と無く地上波のテレビで放映され、切れ切れで何度か観た記憶がある。 シャロン=ストーンのじゃじゃ馬ぶりを観たいって言う人や、気楽にアクションを楽しみたいってならお勧めできる作品。 そう言えば『リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い』(2003)ではショーン・コネリーがクォーターメイン役をやってたな。随分印象が違うもんだ。 |
地獄で眠れ 1984 | |||||||||||||||||||||||
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殺人鬼 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ホワイト・バッファロー 1977 | |||||||||||||||||||||||||||
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最後の猿の惑星 1973 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猿の惑星 征服 1972 | |||||||||||||||||||||||||||
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時を越えて地球にやってきたコーネリアスとジーラの猿夫婦は人間の手によって殺されたが、その息子マイロはこっそりとサーカスに引き取られ、シーザーという名前で大切に育てられていた。そんな中、コーネリアスが予言したように、強制的に知能を上げられた猿を人間はペットや奴隷として使われるようになっていく。そんな光景を見てしまったシーザーは… 『猿の惑星』シリーズ第4作。実は3作と4作は連作であり、この二つを通して観ることで、猿の惑星というシリーズの中でどのような位置づけにあるのか分かるように出来ている。 第一作目『猿の惑星』(1968)では(原作とは異なり)、未来の地球は猿のものになっているという衝撃のラストシーンで有名になった。 そして本作ではどのような過程を辿ってそのような地球になってしまったか。その種明かしであると同時に、そこに異分子を紛れ込ますことによっての過去の改変が描かれていくことになる。 前史であると共に新しい歴史。この辺がややこしくなるが、かなり高度なネタを詰め込んだ作品となっていて、当時のSF映画のレベルの高さを感じることが出来る(ちなみに過去の歴史そのものは40年後に『猿の惑星:創世記』(2011)で制作されることになる)。さらに本作は当時のアメリカで起こった公民権運動にも連動しているので、時事的にも優れた作品と言えよう。 まあしかし、どうやら相当に限られた予算で作られてしまったらしく、全体的にチープな出来になってしまったのが残念というか。テレビ映画とたいして変わらない演出の低さが本作の評価を下げてしまった感がある。 でも、その点に目をつむれば、本作はかなり面白い。実は前作『新・猿の惑星』(1971)を観た時、実は「ああ、これで知性を持った猿が来ることによって猿の惑星になったんだ」と思いこんでいたし(実際そういう作り方をしている)、本作もそのつもりで観ていたのだが、実は過去の改変が行われていたというラストに相当驚かされたものだ。実はあらかじめラストが分かっていたオリジナル版の『猿の惑星』よりも本作の方が驚いたくらい。 SFマインドにあふれた作品なので、かなり面白い。決して悪く言いたくない作品でもある。 |
0(ゼロ)の決死圏 1969 | |||||||||||||||||||||||||||
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マッケンナの黄金 1969 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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何という行き方 What a Way to Go! |
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1964米アカデミー美術監督・装置賞、衣装デザイン賞 1964英アカデミー女優賞(マクレーン) |
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隊長ブーリバ Taras Bulba |
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1962米アカデミー作曲賞 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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16世紀ヨーロッパでは勢力を増すオスマン帝国の脅威にさらされていた。時のポーランド王グリゴリー王子(ロルフ)は、キエフ王国の辺境に住む豪族のタラス・ブーリバ(ブリンナー)にウクライナの割譲を条件に助力を乞う。見事オスマン軍を打ち破ったブーリバだが、約束は反故にされ、裏切られた一族は潜伏することとなった。そして二人の息子が成人した時、ブーリバは… 史実を元に描かれる歴史活劇。 この物語を理解するには、ある程度歴史を知っていないといけない。特に宗教関係の分布図が頭に入ってないと背景が全く分からない。 ここに登場するのは三つの宗教となる。一つはオープニング部でのオスマン帝国。ここはイスラム教。一方、主人公ブーリバが属するのは正教会であり、ポーランド王国はカトリックとなる。正教会とカトリックは同じキリスト教だが、過去ローマ帝国の分裂と共に分かれた教会同士で、いがみ合っている状況。 そして歴史として、ヨーロッパは当時東側が強大なオスマン帝国との戦争が続いていた。15世紀にはついに東ローマ帝国を滅ぼした帝国は、その版図をヨーロッパに伸ばそうとしていた時代である。 その中でのポーランドでの戦いを描くのが本作となる。 オープニング部分は構図としては連合キリスト教対イスラム教という分かりやすい形になる。ここまでは単純だが、以降はかねり複雑になってここには更に東方正教会とカトリックの問題が入ってくる。 カトリック国のポーランドはイスラムに対抗するべく他のいくつもの国に救援を頼むのだが、同じカトリック国はどこも軍を送ることが出来ず、正教会国であるロシアに頼む。そこが始まりとなるのだが、同じキリスト教国でも、否、同じキリスト教国だからこそ、些細な違いが許容出来ずにいがみ合うことになる。 いわばお互いがお互いを嫌い合ってるが、強大な敵の前に手を組むことから話が始まっている。 だがその脅威が去ったときどうなるか。 お互い嫌い合ってる者同士が妥協出来なかったらどうなるのか。歴史に数多く存在する人類の歴史の一つの側面を描いた。 寛容性を持たぬ国が一体どのような末路を辿るか。そしてその残酷な歴史だからこそ、その中にある人間の物語が見応えあるものとなる。歴史の検証だけでなく、人のあり方そのものを問うた作品とも言えるだろう。 ただ、ちょっと残念なのがこの作品、演出が今ひとつ良くなくて、ダレ場ばかりで退屈なばかりな感じ。だらだら続くので、物語を早く進めろという気になってしまうのが最大の問題。物語も設定もキャラクタも良いのに、演出で損してる。勿体ない作品である。 本作で共演したトニー・カーティスとクリスティーネ・カウフマンはロマンスに発展したことでも有名になった。 |
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恐怖の岬 Cape Fear |
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遣り手弁護士サム・ホーデン(ペック)は仕事も順調、家では美しい妻と愛らしいこども達が待つ、平和な生活を送っていた。だが、ある日法廷を出た彼の元に一人の男が近づいてくる。マックス=ケイディ(ミッチャム)。彼は8年前に暴行傷害事件でホーデンにより刑務所に入れられ、その怨みを持って彼の元にやって来たのだ。その日から彼の生活は一変する。 リメイク版である『ケープ・フィアー』(1991)の方を先に観たが、本作を観てオリジナルの本作を上手くリメイクしたもんだ、と改めて感心。でも犯人役はデ・ニーロよりミッチャムの方が上だな。ラストに至るまでミッチャムは格好良く見えてしまう。対する弁護士役のペックも本作では珍しく汚れ役を好演。ラストは泥だらけになってたし。 ストーリーもこっちの方がリアリティあるし、質的にはリメイクよりは上。 ストーカーものはあんまり好みじゃないけど、かなり楽しく観る事が出来た。 本作でサイコキラーを演じたミッチャムは『狩人の夜』(1955)でも狂信者を演じており、その経験を経ているだけに鬼気迫る演技はたいしたもの。 |
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ナバロンの要塞 The Guns of Navarone |
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1961米アカデミー特殊効果賞、作品賞、監督賞(トンプソン)、脚色賞、劇・喜劇映画音楽賞、衣装デザイン賞、編集賞、録音賞 1961英アカデミー脚本賞 1961ゴールデン・グローブ作品賞 |
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第二次大戦下の1943年。ドイツ軍の占領下にあるエーゲ海の島ケーロス島では駐留していたイギリス軍二千人が抵抗運動を続けていた。これまで幾度か脱出計画はあったもののドイツ軍の誇るナバロン島の巨大砲台のためにことごとく失敗に終わっていた。そして脱出計画を成功させ、エーゲ海の制海権を得るため無謀とも言える提案がなされる。それはナバロン島に潜入し、砲台を爆破するというものだった。フランクリン少佐(クィエル)以下登山家のキース=マロリイ大尉(ペック)、元ギリシャ軍大佐スタヴロウ(クイン)、科学者のミラー伍長(ニーヴン)、ブラウン無線兵(ベイカー)、ナバロン島生まれのパパディモス1等兵(ダーレン)の6人がこの決死の任務に挑む。 第二時世界大戦を題材にしたアリステア・マクレーンによる冒険小説の映画化作で1961全米興行成績1位。本作の大成功が、これまで“格調高さ”というイメージで見られていたコロムビアがアクションも作れると言う事を示した転換点にもなった。 無謀な作戦を知恵と勇気(そして偶然とちょっとしたお色気)で成功に導くと言った形式は本作によって確立されたとも言われる。特に男臭くなりがちなこの物語に女性を登場させて話を展開させるのは以降のハリウッドの定番へとなっている。 その気合もあったのだろうか。とても豪華な作品に仕上げられている。 キャラクタの豪華さは特筆すべきだろう。主役級キャラを次々に登場させると言う気合の入れようだが、本作の主役となったペックは、実は本作がハリウッドの復帰作(ペックはリベラル発言が災いし、本作に至るまでアメリカでは仕事が無かったのだという。そのお陰でヨーロッパでの活動が中心となっていた。『ローマの休日』(1953)に抜擢されたのはそのお陰)。60年代になってようやくハリウッドの赤狩り旋風が落ち着いたための起用だったが、復帰作でアクション俳優として帰ってきたのも面白いところ。インテリ然とした顔つきしているのも、逆に本作の役所にはよく合っている。そして彼をフォローするかのように、ニーヴンやクインと言った男臭さを強く意識させる人間を周囲に配し、共に銃弾をかいくぐった友情物語にまで昇華させる。6人の仲間それぞれにきちんと性格付けされているのも良い(確証は無いけど、これは『七人の侍』(1954)に相当影響受けてるんじゃないかな?)。配役のバランスの良さも感じさせてくれる。 物語も定番とはいえ、これが以降の定番を作っていったんだ。という目で見ると新鮮な思いで見られるし、緩急取り混ぜているので、飽きずに観ることが出来る。 しかし、本作でやっぱり最高だと思うのは敵そのものが人間ではない点にこそあったのではないだろうか。目標とすべき、最後の敵はナバロン砲という感情を持ち合わせない鉄とギミックの固まりである。ちょっとフェティっぽい言い方だけど、巨大な機械の一部としてネジとギアが動くのって、それだけでロマンを感じてしまう。人間性が感じられぬ冷徹で巨大な機械こそ(あるいは一部の)男の憧れであり、同時にそれを壊す時の快感(日本のテレビ特撮作品とかでもそう言うフェティ部分は存分に発揮されているとはいえ、やはりこの巨大感はオモチャの比ではない)。本物の鉄の固まりがギ・ギ・ギとか音を立てて徐々に動いていくシーンはなんかゾクゾクとするし、このでかい機械が破壊される!それだけで最高である。しかも心憎いことに、壊れる壊れる…と思ったところでちゃんと一拍置いてくれるサービスぶり。特に後半の演出にかけては、まさに“快感”と言ってしまって良い。CG全盛の現代ではこれだけの生の迫力はなかなかお目にかかれない。 機会があったら是非劇場で観直したい作品の一本。ナバロン砲動くの観るだけだけでもさぞかし気持ちよかろうと思われる… |
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北西戦線 North West Frontier |
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1959英アカデミー作品賞、脚本賞 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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