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三船敏郎

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書籍
評論
黒澤明と三船敏郎ステュアート・ガルブレイス4世著
サムライ 評伝 三船敏郎(書籍)

_(書籍)
1997 12'24 死去
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963 五十万人の遺産 監督・出演
大盗賊 出演
天国と地獄 出演
太平洋の翼 出演
1962 忠臣蔵 花の巻 雪の巻 出演
続社長洋行記 出演
どぶろくの辰 出演
椿三十郎 出演
1961 価値ある男 出演
ゲンと不動明王 出演
用心棒 出演
続サラリーマン忠臣蔵 出演
大坂城物語 出演
1960 サラリーマン忠臣蔵 出演
悪い奴ほどよく眠る 出演
男対男 出演
ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐 出演
国定忠治 出演
暗黒街の対決 出演
1959 日本誕生 出演
独立愚連隊 出演
戦国群盗伝 出演
或る剣豪の生涯 出演
暗黒街の顔役 出演
1958 隠し砦の三悪人 出演
人生劇場 青春篇 出演
弥次喜多道中記 出演
無法松の一生 出演
東京の休日 出演
柳生武芸帳 双竜秘剣 出演
1957 下町(ダウンタウン) 出演
どん底 出演
危険な英雄 出演
柳生武芸帳 出演
この二人に幸あれ 出演
嵐の中の男 出演
蜘蛛巣城 出演
1956 囚人船 出演
ならず者 出演
妻の心 出演
愛情の決算 出演
暗黒街 出演
黒帯三国志 出演
1955 生きものの記録 出演
続・宮本武蔵 一乗寺の決闘 出演
男ありて 出演
続天下泰平 出演
天下泰平 出演
顔役無用 男性No.1 出演
1954 潮騒 出演
宮本武蔵 出演
七人の侍 出演
1953 太平洋の鷲 出演
ひまわり娘 出演
抱擁 出演
1952 港へ来た男 出演
激流 出演
東京の恋人 出演
戦国無頼 出演
西鶴一代女 出演
霧笛 出演
荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻 出演
1951 女ごころ誰か知る 出演
馬喰一代 出演
完結 佐々木小次郎 巌流島決闘 出演
戦後派お化け大会 出演
海賊船 出演
白痴 出演
悲歌 出演
愛と憎しみの彼方へ 出演
1950 羅生門 出演
婚約指環(エンゲージ・リング) 出演
醜聞(スキャンダル) 出演
石中先生行状記 出演
1949 野良犬 出演
ジャコ万と鉄 出演
静かなる決闘 出演
1948 酔いどれ天使 出演
1947 銀嶺の果て 出演
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920 4'1 中国山東省青島で誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

五十万人の遺産 1963
<A> <楽>
藤本真澄
田中友幸(製)
菊島隆三(脚)
三船敏郎
三橋達也
仲代達矢
山崎努
星由里子
浜美枝
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 太平洋戦争で山下将軍が残したという数億円に上る莫大な財宝がどこかにあるという噂が実在することを知った旭洋貿易の社長群司敬吾(三橋達也)と弟の満(仲代達矢)は、その在処を知る松尾武市(三船敏郎)を脅迫し、財宝の眠るフィリピンへと向かう。
 三船プロの第一回作品。
1963邦画興行成績7位と健闘した
 役者としては日本最高と言われる三船敏郎は、役者としてのみならず、1962年に独立系プロダクションの三船プロダクションを作り、そこから独自に映画製作を行うようになった。同時期に独立した勝プロや石原プロとは異なり、設立には東宝の全面的なバックアップがあり、どちらかというと東宝の子会社に近い形になってる。
 そしてその三船プロダクションの第一回作品が本作となる。ここで製作者として役者としてのみならず、監督まで三船が務めるとあって、かなり力が入っている。
 実際本作の演出力に関してはかなり目を見張る部分がある。特に後半のアクションシーンのキレの良さは、とても新人監督とは思えないほど。
 ただ、それが三船監督の実力では無いというのが複雑なところ。実はこの演出、三船監督では無く、黒澤明監督によるものだという。なんでも陣中見舞いに黒澤明が現場に訪ねてきて、ラッシュを見て「これはあかん」と一言。自らの指示で内容をがらりと変えてしまったという。丁度『天国と地獄』撮り終えたから、それなりに暇があったし、盟友と言える三船の為に一肌脱いだって事なんだろうけど、それはやりすぎって奴だろう。ああ見えて三船敏郎って性格が優しすぎる為、それを止める事も出来ず、黒澤の暴走を止める事が出来なかったんだろう。
 本来それを止めねばならない立場にありながらそれができなかったと言う事が三船には相当こたえたのだろう。

 作品そのものとしては、この当時によくあった単純な冒険もの。新東宝あたりのどぎつい描写の作品と較べると地味な印象にしかならないのだが、実際に戦争に出ていた三船自身の思いも込められていたかのような描写もある。
 三船が演じる主人公松尾は、戦争そのものを忌まわしい記憶としており、山下将軍の財宝に関しても、それ自体から意識を避けようとしていたが、徐々にそれをこれからの日本の為に使おうという思いに変わっていくという心境の変化にそれが現れているだろう。それが分かりづらかったのが本作の失敗だったんじゃなかったかとも思う。

 活劇部分と心情部分が噛み合っていれば良作にもなれたんだろうとは思う。それと多分よほど監督がこたえたか、三船敏郎最初で最後の監督作品となってしまった。

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