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ヘンリー・ハサウェイ
Henry Hathaway

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
1985 2'11 死去
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969 勇気ある追跡 監督
1968 5枚のカード 監督
1967 サハリ! 監督・製作
1966 ネバダ・スミス 監督・製作
1965 エルダー兄弟 監督
1964 サーカスの世界 監督
1963 ランページ 監督
1962 西部開拓史  ジョン・フォードと共同監督
1961
1960 アラスカ魂 監督・製作
1959 賭場荒し 監督
愛は憎しみの彼方に 監督
1958 向う見ずの男 監督
1957 失われたものゝ伝説 監督・製作
1956 瓶の底(脱獄囚) 監督
黒の誘拐 監督
1955
1954 炎と剣 監督
悪の花園 監督
スピードに命を賭ける男 監督
1953 ナイアガラ 監督
蛮地の太陽 監督
1952 人生模様 監督
国務省の密使 監督
1951 砂漠の鬼将軍 監督
狙われた駅馬車 監督
1950 黒ばら 監督
1949 海の男 監督
1948 出獄 監督
1947 死の接吻 監督
鮮血の情報 監督
1946 闇の曲り角 監督
1945 Gメン対間諜 監督
愛への旅路 監督
1944 勝利の園 監督
ミッドウェイ囮作戦 監督
1943
1942 チャイナガール 監督
1941 砂丘の敵 監督
丘の羊飼い 監督
1940
1939 暁の討伐隊 監督
1938 北海の子 監督
1937 海の魂 監督・製作
浮気名女優 製作
1936 丘の一本松 監督
1935 ベンガルの槍騎兵 監督
永遠に愛せよ 監督
1934 久遠の誓ひ 監督
猫目石怪事件 監督
女装陸戦隊 監督
国境の狼群 監督
1933 森の男 監督
燃ゆる山道 監督
幽霊牧場 監督
最後の一人まで 監督
白馬王国 監督
1932 砂漠の遺産 監督
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901
1898 3'13 カリフォルニア州サクラメントで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

勇気ある追跡 1969
1969米アカデミー主演男優賞(ウェイン)、歌曲賞
1969英アカデミー新人賞(ダービー)
1969ゴールデン・グローブ男優賞(ウェイン)

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マーガリット・ロバーツ(脚)
ジョン・ウェイン
キム・ダービー
グレン・キャンベル
ロバート・デュヴァル
デニス・ホッパー
ジェレミー・スレート
アルフレッド・ライダー
ストローザー・マーティン
ジェフ・コーリイ
ウィルフォード・ブリムリー
ジョン・フィードラー
ジェームズ・ウェスターフィールド
エディス・アトウォーター
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
トゥルー・グリット(書籍)チャールズ・ポーティス
 アーカンソー州で農場を営むロス家が雇っていた牧童の襲撃を受け、父親が殺されてしまった。残された娘のマティ(ダービー)は復讐を誓い、そのためにガンマンを雇うことにしたが、彼女の言葉を聞いてくれたのは、飲んだくれで酒代が欲しいコグバーン(ウェイン)と、正義感溢れるテキサス・レンジャーのラ・ボーフ(キャンベル)の二人。マティを加えた三人は彼女の父を殺した張本人トム(コーリー)を探し求める。
 “アメリカ人の理想”とされたジョン・ウェインだが、自らのスタイルを崩すことなく徹底して娯楽作に出演し続けたため、賞とは無縁のままだったが、俳優生活40周年にして初の主演男優賞でオスカーを得たという記念碑的作品。
1969年全米興行成績6位
 アカデミーの長い歴史を見てみると、その傾向が見えてくるが、1960年代までは、基本的に文芸作品を賞に挙げ、娯楽作は賞を取れないような構造を取っていた。結果として西部劇はよほどのことがないと賞を取ることが出来ず、しかもウェイン出演作は、観客を楽しませることが主眼のため、どうしても賞の壁は高かった。だが、60年代後半になるといわゆるニューシネマの台頭と時を同じくして、その傾向は少々変化を見せた。それは
「文学とはこうあるべきだ」「文芸とはこうでなければならない」という基準が崩れてきたわけだ。枷を外すことによってより広い見地で映画が評価されるようになったことになるが、それでやっとウェインにも賞を与える事が出来るようになったということにもなる。
 ただ、この作品は単なる娯楽作と言うよりも、いかにウェインの魅力を引き出すかというところに主眼が置かれているため、他の西部劇とはちょっと毛色が違っていることも重要だろう。更に主人公をダービーの方に置き、ウェインがそのサポート役にしたことによって、擬似的な父親としての魅力を増したのも大きい。
 実のところ、ウェインは、実のところ主人公よりも脇に回った方が魅力が増す。何故なら典型的アメリカ人のテンプレートであるウェインは、どんな年齢になってもやんちゃな性格を出さねばならず、年齢的にそれはそぐわない所が出てきた。その性格だと、話をまとめるためにメンター(指導者)的役割を果たす人物が必要になるのだが、最早それはやり尽くしてしまった。そこで基本的に駄目人間だが、やる時は命を賭けて責任を果たすという役割は、脇に回ってこそ輝く。その役割をはっきりさせたのが本作だとも言える。
 本作の主演はウェインでなければならない。他の人がやったらその魅力を出すことが出来ないから
(原作者のポーティスはウェインを念頭に置いて小説を書き、それをウェインに送ったところ、すっかり惚れ込んで映画化の運びとなったらしい)
 このスピーチでウェインは「もし受けると知っていたら、35年前に眼帯をかけたのに」と発言して場内を沸かせたという逸話もあり。
エルダー兄弟 1965

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ウィリアム・H・ライト
アラン・ワイス
ハリー・エセックス(脚)
ジョン・ウェイン
ディーン・マーティン
マーサ・ハイヤー
アール・ホリマン
マイケル・アンダーソン・Jr
ジェームズ・グレゴリー
ポール・フィックス
ジェレミー・スレート
ジョージ・ケネディ
デニス・ホッパー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
サーカスの世界 1964
1964ゴールデン・グローブ歌曲賞

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ベン・ヘクト
ジェームズ・エドワード・グラント
ジュリアン・ヘールヴィ(脚)
ジョン・ウェイン
リタ・ヘイワース
クラウディア・カルディナーレ
リチャード・コンテ
ジョン・スミス
ケイ・ウォルシュ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 大きな小屋を持ち、アメリカ中を巡業して回っているマット(ウェイン)は、一人娘でサーカスの花形であるトニ(カルディナーレ)を育てつつ、彼らの前から姿を消した妻のリリー(ヘイワース)の消息を訊ね続けていた。そんなとき、ヨーロッパにリリーがいるという噂を聞き込んだマットは、ヨーロッパ巡業を決意する。だが船旅の途中、船が事故に遭い、サーカスの大部分を失ってしまう…
 豪華メンバーを擁したスペクタクル作品。
 サーカスを舞台にした作品としてもっとも有名なのはアカデミー作品賞を取った『地上最大のショウ』(1952)だろうが、アメリカにはほかにも『サーカス』(1928)とか、イーストウッドの『ブロンコ・ビリー』(1980)とかもある
(サーカスを主題にしないものだったら、それこそ本当に多くの作品がある)。探してみたら結構多いようだ。“巨大な田舎”と言われたかつてのアメリカでは、サーカスは地方地方での最大のエンターテインメントであり、現在も尚巨大なサーカスがアメリカ国内を周り続けている。これも又一種のアメリカの文化とも言えるだろうか。
 そしてサーカス映画は大きな強みもある。一方で表舞台に立つ花形の生の演技をエンターテインメントとして演出しつつ、裏方での実生活の辛さを描くバックステージものとして、そして苦楽を共にすることによる巨大な家族ものとして。それこそ本当に命がけの芸を出すことも出来る。アメリカ映画が好む要素をなにもかも放り込めるという強みがある。
 その強味をちゃんと理解した上で作られたのが本作と言える。経営手腕に豪椀を振るいつつ、女性には弱い主人公。サーカスの芸人としては一流だが、恋多きことに悩む妻、母なしで育てられ、芸に打ち込む娘。それを取り巻く巨大な家族集団。これらの特殊事情をしっかり取り込みつつ、きちんとしたドラマに仕上げてくれている。、本作の最大の売りはやっぱり適材適所のキャスティングと言えるかもしれないな。まさしく“粗野なアメリカ人”ウェイン、“ファム・ファタル”ヘイワース、“元気印”カルディナーレ。この三人の貫禄の演技を観るだけでも本作を観る意味はある。
 あんまり本編とは関係ないのだが、船が転覆するシーンはまさしくスペクタクル。後で知ったが、あれって本当に船を沈没させたのだとか。凄い事やったもんだ。
 尚、ウェインは肺ガンで手術を受けた後だったが、派手な立ち回りを見せ、「ガンに打ち勝った無敵のヒーロー」とたたえられる。
西部開拓史 1962
1963米アカデミー脚本賞、編集賞、録音賞、作品賞、撮影賞、作曲賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞
1997アメリカ国立フィルム登録簿

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ジェームズ・R・ウェッブ(脚)
カール・マルデン
キャロル・ベイカー
ジェームズ・スチュワート
ジョン・ウェイン
デビー・レイノルズ
グレゴリー・ペック
ジョージ・ペパード
リチャード・ウィドマーク
ヘンリー・フォンダ
キャロリン・ジョーンズ
アグネス・ムーアヘッド
セルマ・リッター
クロード・エイキンス
ウォルター・ブレナン
リー・J・コッブ
アンディ・ディヴァイン
ハリー・ディーン・スタントン
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
「新しい時代の叫びだ」
 1830年から80年代に至る50年の間に、西部に移住したプレスコット一家3代にわたって経験した西部開拓の物語。
 1部:父のゼブロン(マルデン)を初めとする総勢6人が西部移住のためオハイオ川を降っていく物語で、毛皮商人のライナス(スチュワート)と娘のイーブ(ベイカー)の出会いや河賊との戦いが描かれる。
 2部:それから10年後の話で、キャバレーの歌い手となったイーブの妹リリス(レイノルズ)が賭博師クリーブ=バン=ベイレンと出会い、サンフランシスコに移住するまで。
 3部:南北戦争時代で、ライナスは既に戦いに赴き、戦死しており、イーブとライナスの間の二人の息子の長男ゼブ(パペード)も戦争に志願するが、そこで絶望を味わい、脱走しようと考えていたところを偶然にも近くにいたシャーマン将軍(ウェイン)を助けてしまうまで。
 4部:騎兵隊員の隊長となったゼブと野牛狩りの男ジェスロ(フォンダ)との交流と絶望を描く。5部は未亡人となったリリスがサンフランシスコの邸宅を売り払い、保安官となったゼブらと共に、再び西部へと移住するまでを描く。
 ライフ誌に連載された絵物語にヒントを得たジェームズ=ウェッブが195冊の歴史書をもとに脚本を書き、ヘンリー=ハサウェイ、ジョン=フォード、ジョージ=マーシャルの3人の監督を用いて、更に出演は、キャロル=ベイカー、デビー=レイノルズ、ジェームズ=スチュワート、グレゴリー=ペック、ジョン=ウェイン、ジョージ=パペード、リチャード=ウィドマーク、ヘンリー=フォンダ、カール=マルデンなど、西部劇の主人公クラスが全員登場するという、これ以上ないほどの豪華なオールスターキャストを用いて作られた西部劇の本物の大作。
シネラマ劇映画第1作でもあり、1963全米興行成績は5位となっている
 監督からキャストに至るまでまさにオールスター出演と言った感じの作品で、シネラマ画面いっぱいに使った画面はたいそうな見所
(と言っても、テレビで観た私にはそれを言う資格無いだろうが)。しかし、主人公クラスが目白押しと言うことで、微妙な演技というのがなく、全てが直球勝負。クライマックスシーンばかりを詰め込むことになってしまった。こういう作品に微妙なものを求めてはいけないのだろう。一種のお祭りと思って観るが良し。オムニバスにした分、一話が短くなってるのも、クライマックス連発に拍車をかけてた感じだな。その分一話毎の物語自体の構造が非常に単純になってるのと、妙に間の悪い印象を受ける。
 それに価値観が今から見るともの凄く古くさい。
当時のアメリカはあたかもフロンティア精神を持って無人の荒野を行く西部の男達に自分たちを模していたのではないか?かつてアメリカ大陸を征服(開拓では決してない)したように、今や世界も征服に乗り出せると考えていた時代の産物だ。最後の「新しい時代の叫びだ」という言葉は、どうにも性格の悪い私などは勘ぐってしまう。
 とにかく西部劇のエキス集大成と言った感じなので、西部劇ファン用の作品として考えるならば素晴らしい作品となるだろう。多分。

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