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チャック・ラッセル
Chuck Russell

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鑑賞本数 合計点 平均点
チャールズ・ラッセル(Charles Russell)とも
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
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2006
2005
2004
2003
2002 スコーピオン・キング
2001
2000 ブレス・ザ・チャイルド
1999
1998
1997
1996 イレイザー 監督
1995
1994 マスク 監督・製作総指揮
1993
1992
1991
1990
1989
1988 ブロブ 宇宙からの不明物体 監督・脚本
1987 エルム街の悪夢3 惨劇の館 監督・脚本
1986 バック・トゥ・スクール 製作
1985 ハイスクールはダンステリア 製作
1984 ドリームスケープ 脚本
1983
1982
1981
1980
1979
1978 チアリーダーズ ワイルド・ウィークエンド 製作
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952 8'6 イリノイ州で誕生

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タイトル
<A> <楽>
  
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

スコーピオン・キング 2002
<A> <楽>
  
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 古代エジプトの王メムノンは予言者カサンドラ(ヒュー)の助言を受け、民族を征服し、恐怖政治で人民を治めていた。反発した部族は暗殺部族の末裔マサイアス(ザ・ロック)を雇い、メムノンと予言者の暗殺を依頼する。しかしそれさえも予言されてしまっていたマサイアスはメムノンに捕まってしまうのだった。
 『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』(2001)からスピン・オフした作品で、あれの最後にちょっとだけ登場した“スコーピオン・キング”マサイアスに焦点を当てて作られた作品。
 マサイアスというと、『ハムナプトラ2』のラスボスで、サソリと合体した半獣の化け物だったが、なんだ、化け物になる過程を描いた作品じゃなかったのか…
それじゃ売れないだろうけどね
 物語というか、この作品の存在意義はザ・ロックの格好良さを表すだけだけなので、本当にそれだけしかない。物語があんまりにも単純すぎたとか、小説版
「コナン」によく似たシーンが多々あるとか、そんなもんばっかだが、とりあえずザ・ロックのファンだったら観るべき価値はある作品だろう。
 しかしなあ、映画単体としてこの作品を評価するなら本気でどうしようもない。
 70年代後半から80年代にかけてハリウッドで作られたB級アクション作品って、こんなんばっかだったな。それを21世紀になって同じもん作られても目新しさなんて微塵もない。
 マッチョなおっさんが次々と敵なぎ倒して、お色気があって、最後は王になる…売れ線てんこ盛り。
それだけ

 

ブレス・ザ・チャイルド
<A> <楽>
  
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

イレイザー 1996
1996米アカデミー音響効果賞
1997MTVムービー・アワードアクション・シーン賞
<A> <楽>
アーノルド・コペルソン
アン・コペルソン(製)
トニー・プライヤー
ウォロン・グリーン(脚)
アーノルド・シュワルツェネッガー
ジェームズ・カーン
ヴァネッサ・ウィリアムズ
ジェームズ・コバーン
ロバート・パストレッリ
ジェームズ・クロムウェル
ダニー・ヌッチ
アンディ・ロマノ
ニック・チンランド
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 利害関係にある第三者から重要証人を守る証人保護プログラム。そのために証人の死を演出することで過去を消去する凄腕のプロフェッショナルがいる。男の名はジョン=クルーガー(シュワルツェネッガー)。彼の最新任務は、最新鋭のハイテク銃<レール・ガン>の国外持ち出しを企む軍需産業の告発に踏み切った女性職員(ウィリアムズ)の庇護だった。だが、彼の行動は何故か筒抜けで、彼女を保護するはずが、逆に命を狙われることに…
 一応言っておく。この作品が凡百なアクション作品と何か違う所があるわけでもない。ちょっと派手な演出こそなされているが、
基本を抑えた普通のアクション映画である
 それでも私はこの作品が非常に気に入った。理由は簡単で、私が一番見たかったシュワルツェネッガーの姿があったから。
 シュワルツェネッガーは本当に多彩な性格のキャラを演じる。『コナン・ザ・グレート』(1982)での野性味溢れる戦士や『ターミネーター』(1984)での無機質な悪役、それにいくつものコメディ…不思議とその大部分を観てしまったわけだが、その中で一番格好良い姿は、任務に忠実で、さほど感情を外に表さない(と言うより感情が欠落しているような)、そう言うキャラクターである。彼本人がアクション作品で笑いをとってはいけない。もし笑いを取るなら、彼を取り巻く人間がその役割を担うべき。そう思っていたが、なかなかそう言う作品は出てこない。
 そんな時にたまたま複数上映の映画館でこれを観た(確か併映は
『D.N.A』で、こっちは大失敗だった)。それで、まさしく私が観たいと思っていたシュワルツェネッガーの姿がそこにあった。後の枝葉末節はどうでも良い。それだけが目的なんだから。
 しかし、それを可能とさせるためにも脇を固めるキャラクターが重要になるのだが、
カーンやコバーンなど、ヴェテランが上手くそれを担ってくれていた。できたらもう一度こういうシュワルツェネッガーの勇姿を観たいものだ。
マスク 1994
1994米アカデミー特殊視覚効果賞
1994ゴールデン・グローブ男優賞(キャリー)
1994ゴールデン・ラズベリー最低新人賞(キャリー)
1995MTVムービー・アワード ダンス・シーン賞(ディアス&キャリー)、ブレイクスルー演技賞(ディアス)、コメディ演技賞(キャリー)、魅惑的な女優賞(ディアス)
<A> <楽>
マイケル・デ・ルカ
マイク・リチャードソン
チャールズ・ラッセル(製)
マイク・ワーブ(脚)
ジム・キャリー
キャメロン・ディアス
ピーター・リーガート
ピーター・グリーン
エイミー・ヤスベック
リチャード・ジェニ
オレステス・マタセーナ
ティム・バグレー
ジョエリー・フィッシャー
ナンシー・フィッシュ
ジョニー・ウィリアムズ
レグ・E・キャシー
ジム・ドゥーハン
デニス・フォレスト
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ブロブ 宇宙からの不明物体 1988
1989アボリアッツ・ファンタスティック映画祭SFX賞
<A> <楽>
ジャック・H・ハリス
エリオット・カストナー(製)
チャック・ラッセル
フランク・ダラボン(脚)
ケヴィン・ディロン
ショウニー・スミス
ドノヴァン・リーチ
リッキー・ポール・ゴールディン
ビリー・ベック
キャンディ・クラーク
ジョー・セネカ
エリカ・エレニアック
アート・ラフルー
ボー・ビリングスリー
ジュリー・マッカロー
ポール・マクレーン
ジェイミソン・ニューランダー
デル・クローズ
ジェフリー・デマン
シャロン・スペルマン
ジャック・レイダー
ロバート・アクセルロッド
ビル・モーズリイ
フランク・コリソン
マイケル・ケンワーシー
ジャック・ナンス
ダグラス・エマーソン
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
エルム街の悪夢3 惨劇の館 1987
<A> <楽>
ロバート・シェイ
ウェス・クレイヴン
スティーヴン・ダイナー(製)
ウェス・クレイヴン
ブルース・ワグナー
チャック・ラッセル
フランク・ダラボン(脚)
ヘザー・ランゲンカンプ
パトリシア・アークエット
ラリー・フィッシュバーン
プリシラ・ポインター
クレイグ・ワッソン
ロバート・イングランド
ブルック・バンディ
ロドニー・イーストマン
ジョン・サクソン
ザ・ザ・ガボール
ジェニファー・ルービン
ケン・サゴーズ
ブラッドリー・グレッグ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第3作
 毎晩悪夢にうなされるようになった少女クリスティーン(アークェット)は精神病院に入院することになったが、そこには彼女の他にも同じ悪夢に悩まされている仲間がいることが分かる。そこに精神科医として赴任してきたのはかつて悪夢の中でフレディ(イングランド)と戦ったナンシー(ランゲンカンプ)だった。ナンシーはこのこども達の悪夢がやはりフレディによるものであることを突き止め、更にクリスティーンの秘めた力を知り、連合して戦うことを決意する。フレディに隠された秘密とは、そして何故このこども達が選ばれたのか、その謎が明らかに…
 大好評を博した1作目に準じ、2作目が作られたのだが、これが
見事にこけた。同じものを小手先の違いで見せようとするのはホラーの常套手段なんだが、『13日の金曜日』(1980)と同じやり方じゃ駄目だってことが分かったわけだ。
 だがそれでも3作目が作れるようになり、本作は思い切って視点を変えている。
 要するに
怖がらせようと言う努力を放棄し、いかにフレディを格好良く見せるかに特化した訳だ。それが成功したかどうかと言う点に本作の全てがかかるのだろうけど、私はそれは成功だと思う。フレディの変化は兎に角笑える。脚本に
 蛇のような姿をするフレディ。テレビの中から現れるフレディ
(これって『ビデオドローム』(1982)のパクリか?)。マリオネット使いになるフレディ。両手の爪を注射器に変えて襲ってくるフレディ。それと骨となった本体が襲いかかってくるフレディ。見せ付けてくれるよ。
 それらの演出はホラーのくせに全然怖くないけど、逆にその手作り風特撮の精神は買おう。クレイアニメーションで動く骸骨が人間と戦うのは『アルゴ探検隊の大冒険』(1963)を思わせて良し。
 本作は1作目の主役ヘザー=ランゲンカンプが再び舞い戻って来たが、これが彼女との決別の話となった。今まで1作目の影響の元にあったフレディが、新しく変化するための必要な措置だったのかも知れない。
 ホラーとしては評価されることの少ない本作だけど、特撮として見るんだったらかなり楽しい。
 尚、本作のキャストにパトリシア=アークェットやローレン=フィッシュバーン
(キャスティングにはラリー=フィッシュバーン)がいるし、脚本にフランク=ダラボンが関わっているのは驚き。今から考えるととてつもなく豪華な作品なんだな。

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