MOVIETOP

フェデ・アルバレス
Fede Alvarez

<amazon>
<楽天>

鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb Cinemascape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2019
2018 蜘蛛の巣を払う女 監督
2017
2016 ドント・ブリーズ 監督・製作・脚本
2015
2014
フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ(1st)
<A> <楽> 監督
2013 死霊のはらわた 監督・脚本
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978 2'9 モンテヴィデオで誕生

ページトップへ

 

蜘蛛の巣を払う女 2018
<A> <楽>
スコット・ルーディン
オーレ・ソンドベルイ
ソーレン・スタルモス
ベルナ・レヴィン
エイミー・パスカル
エリザベス・カンティロン
イーライ・ブッシュ
ロバート・J・ドーマン
リーネ・ヴィンテル・スクイユム・フンク
ヨハンネス・イェンセン
アンニ・ファウルビー・フェルナンデス
デヴィッド・フィンチャー(製)
ジェイ・バス
フェデ・アルバレス
スティーヴン・ナイト(脚)
クレア・フォイ
スヴェリル・グドナソン
レイキース・スタンフィールド
シルヴィア・フークス
スティーヴン・マーチャント
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女(書籍・検索)ダヴィド・ラーゲルクランツ
 凄腕ハッカーのリスベット・サランデル(フォイ)は、天才理論物理学者と呼ばれるフランス・バルデル(マーチャント)から接触を受け、彼の元いたNSA(アメリカ国家安全保障局)のホストコンピュータにある一つのプログラムを消去してくれと依頼を受ける。その頃雑誌ミレニアムの経営陣が変わり、これと言った成果を出せずにくすぶってるミカエル・ブルムクヴィスト(グドナソン)は、警察からリスベットについて訊ねられる。これによってリスベットが何かトラブルに巻き込まれているのではないかと考えるのだが…
 スティーグ・ラーソンによるベストセラー小説
「ミレニアム」は元々10部作まで構想があったそうだが、著者の急死により3部で打ち止めになってしまった。だが惜しむ声が多く、新たにダヴィド・ラーゲルクランツによってその後の話が作られるようになったという。なんでも第4部はラーソンのメモがあったそうだが、それを廃棄して独自に書き上げた作品となる。
 実際に読んでみたところ、ほぼ最初の3部と違和感無しに読むことが出来たので、作品としては成功と言えよう。
 その映画化。これまで映画は4作作られていて、全部劇場で観ていたので、これだけは意地でも劇場で観ようとがんばった。公開時原作をまだ読み終えてなかったり、インフルエンザに罹ったりして、結局最終日に滑り込みで観ることが出来た。

 原作を読まずに観るか、原作を読んでから観るか。どちらが良いかは様々な解釈がある。実際1作目の『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009)は原作未読で観て、面白かったので原作を一気読みしたことから、原作の紹介として映画を観るというのもありだろうし、2作目以降は原作を読んだ後で映画観たお陰で、細かいところまで脳内補完して観ることが出来た。このシリーズはどちらも楽しい。
 それで本作はギリギリで原作読めたお陰で、記憶が薄れないうちに映画を観るという実に楽しい時を過ごすことが出来た。

 それで言うと、本作は
非常にアンバランスな作品だったと言ってしまおう。
 
映画としては良作。だが原作の映画化としては最悪である。

 原作はほとんどアクションシーンはない。あるとすればリスベットが自閉症の少年アウグストを連れて逃げるところくらいだし、二人の主人公リスベットとミカエルの接触シーンもほとんど無い。そもそも群像劇として描かれているため、途中で死ぬ人も含めて主人公が複数存在するので、リスベットのために割かれた紙面はそう多くない。
 そんな原作の設定だけを使って、リスベットメインでカミラという双子の姉妹の戦いを中心にしたアクション作品として仕上げたのが本作となる。本作で展開するアクションシーンのほとんどは原作にないものだ。
 でもその割り切りがあったからこそ、単体の映画としての完成度が上がっているのが面白い。正直、原作読んだ時には「これどうやって映画にするんだ?」とか思ってたもので、まさかこんな良質なアクション作品に仕上がるとは思ってもみなかった。
 ただ、原作は充分面白いサスペンス作品なので、こちらを丁寧に映画化して欲しかったという思いもあり。

 ミレニアムシリーズは二系統あり、本国スウェーデンで作られ、ノオミ・ラパスの出世作となった『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009)と、アメリカで製作された、ダニエル・クレイグ&ルーニー・マーラー主演のリメイク版の『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)
 一作目の方は続編として原作の2、3を原作通りに映画化したが、その話ではリスベットは父親を殺している。本作ではそれが無かった事になってるので、本作はリメイク版の続編ということになる。恐らくこの時間軸ではラーソンの原作の2と3は考えてないのだろう。

 映画単体で見る限り、本作の作りはとても良い。リスベットを主役にスパイものを作ってみたといった感じなのだが、リスベットは元々一匹狼のような立ち位置にあるので、サポートするバックグラウンドが無く、ほぼ徒手空拳で巨大な組織にぶつかる必要がある。そこで数少ない仲間とか、同じ目的を持つ人を巻き込んで、なんとか立ち向かおうとする。少ない持ちパイを使ってなんとか勝利をもぎ取ろうとする物語がなんとも心地良い。自分の命をかけたチェス(ただし自分自身の命はキングではなくクィーン)やってるようで、詰め将棋を眺めてる気分。この感覚は前にもあったと思ったら、『ボーン・アイデンティティー』(2002)がまさにそれで、見事にその後継作品として機能している。
 この作りで続編が作られていったら、すごく面白いシリーズになりそうだ。
 期待を含め、高得点を差し上げたい。
死霊のはらわた 2013

<amazon>
<楽天>
サム・ライミ
ブルース・キャンベル
ロブ・タパート
ネイサン・カヘイン
ジョー・ドレイク
J・R・ヤング
ピーター・シュレッセル(製)
フェデ・アルバレス
ロド・サヤゲス(脚)
ジェーン・レヴィ
シャイロー・フェルナンデス
ジェシカ・ルーカス
ルー・テイラー・プッチ
エリザベス・ブラックモア
フェニックス・コノリー
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
リブート
死霊のはらわた(2013) アンレイテッド・エディション(2枚組) フィギュア付きBOX

ページトップへ