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ジャン=ジャック・アノー
Jean-Jacques Annaud

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鑑賞本数 合計点 平均点
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書籍
著作
トゥー・ブラザーズ―きっと逢えると信じて(書籍)

_(書籍)
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2004
2003 トゥー・ブラザーズ 監督・製作・脚本
2002
2001 スターリングラード 監督・製作・脚本
2000
1999 ランニング・フリー 〜アフリカの風になる〜 製作・原案
1998
1997 セブン・イヤーズ・イン・チベット 監督・製作
1996
1995 愛と勇気の翼 監督・製作・脚本
1994
1993
1992 愛人 ラマン 監督・脚本
1991
1990
1989
1988 子熊物語 監督
1987
1986 薔薇の名前 監督
1985
1984
1983
1982
1981 人類創世 監督
1980
1979
1978
1977
1976 BLACK & WHITE in COLOR ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー 監督・脚本
1975
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1946
1945
1944
1943 10'1 パリで誕生

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トゥー・ブラザーズ 2004
2004セザール編集賞、撮影賞
<A> <楽>
ジャン=ジャック・アノー
ジェイク・エバーツ(製)
ジャン=ジャック・アノー
アラン・ゴダール(脚)
ガイ・ピアース
ジャン=クロード・ドレフュス
フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー
フレディ・ハイモア
マイ・アン・レー
ムーサ・マースクリ
ヴァンサン・スカリート
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ジャン=ジャック・アノー
 1920年代のカンボジアで双子の虎クマルとサンガが生まれた。たまたま仏像の盗掘にやってきた冒険家エイダン=マクロリー(ピアース)によって父虎は射殺され、クマルを拾う。クマルはそのまま村人の手でサーカスへと売り飛ばされてしまう。一方行政官の息子ラウール(ハイモア)に拾われたサンガはラウールのペットとして飼われる事になるのだが、やがてサンガも又別のサーカスへと売られてしまう…離ればなれになった虎の兄弟と、彼らに関わる人間達の行いを描いた作品。
 映画界には変なジンクスがいくつかある。その内の一つに
「ネタが無くなったら動物を撮れ」というものがある。お陰で動物映画のあるなしが映画界の活気を見る一つのバロメーターとなっているのは確か。出来の如何に関わらず、動物を主題にした作品が大作映画として作られると言う事は、その年の映画界は今ひとつ活気がないという事になる(邦画でも長らく邦画興行成績トップだった『南極物語』(1983)が作られた時は結構冷え込んでたし、『子猫物語』(1986)なんてのもやっぱり活気がない時に作られたもんだ)
 それでこの作品が作られた2004年はどうだったか?と考えてみると、この年は邦画の質がどんどん上がっていき、良質の邦画が量産されていた時期ではあったが、逆にハリウッド大作はコケてばかり。一応世界的に見るならやっぱりジンクス通りだったかも知れない。

 それで本作だが、大作として作られていたのは確かで、作品自体も大変力が入ったものだったが、なんというか今ひとつ乗り切れない印象。簡単に言えば主題が古すぎる感じがしてならないということ。要するに人間の都合良いように動物を使っておいて、それをあたかも「感動するでしょう?」という感じで出されてしまうと気持ちが萎える。この二匹の虎って要するにどっちも人間に飼われていて、人間の方が都合が悪ければ殺してしまおう。ってだけの話にしか見えないのがどうにも困ってしまう。
 流石に美しい絵を撮るアノー監督らしく、画面画面は綺麗だし、虎も綺麗には撮れているのだが、物語にはまれなかったのが致命的。それに
人間側がやってる事って全編を通して単なる自然破壊だけだったし。

 流石に本物の虎を使うのは大変だったらしく、本作では30匹の虎が使われたが、危険のため、スタッフは檻の中に入って撮影したとのこと。
スターリングラード 2001
<A> <楽>
ジャン=ジャック・アノー
ジョン・D・スコフィールド
アラン・ゴダール
アリサ・テイガー(製)
ジャン=ジャック・アノー
アラン・ゴダール(脚)
ジュード・ロウ
ジョセフ・ファインズ
レイチェル・ワイズ
ボブ・ホスキンス
ガブリエル・トムソン
エド・ハリス
ロン・パールマン
ロバート・スタッド
エヴァ・マッテス
マティアス・ハービッヒ
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1942年9月。ナチス・ドイツにより陥落寸前に追い込まれたスターリングラード。新兵として命がけの攻防戦に加わった青年ヴァシリ=ザイツェフ(ロウ)は、仲間の死体に隠れ、反撃の機会を待っていた。そんな時に傍らでやはり負傷した青年将校ダニロフ(ファインズ)からライフルを借り、見事な腕前でドイツ軍将校を狙撃。それ以来ダニロフと親しくなったヴァシリはスナイパーとしての任務を始めた。次々とドイツ人士官を倒すヴァシリの活躍を、ダニロフは機関紙を通して大々的に報じていく。その報道のお陰でソ連軍の士気は高まるが、ドイツ軍は彼を暗殺するため狙撃の名手ケーニッヒ少佐(ハリス)を送り込む。狙撃の名手同士の死闘が今、始まる。
 泥沼のスターリングラード攻防戦。第2次世界大戦においても有数の死亡者数を誇る(?)この戦い
(ドイツに限っても30万以上の兵を送り込んでおきながら、帰還できたのは何と3万5千人だった)を、実在のスナイパーを主人公として描いた作品。
 これは楽しみだった。ロウはどうにも生理的に微妙な違和感を感じる役者なんだが、とにかく戦闘シーンがどうなるか?かなり期待していた。
 
冒頭シーンは凄かった。まさに肉弾戦って感じで、人海戦術の恐ろしさをまざまざと見せつけてくれた。何せライフルは二人に一挺。ライフルを持たない人間は死体から奪うしかないなんて状況。こいつは凄え!と唸らせてくれた。あの部分に関しては『プライベート・ライアン』(1998)よりも凄いと思ったほど。
 ただ、その部分が終わった途端、話は非常に淡々と進むようになる。その部分はちょっと興ざめかな?主題より状況設定の方が面白いってのは、ちょっと映画としては失敗なんじゃないか?狙撃シーンも緊張感はあっても、なんか微妙に外してたしなあ。ターニャとのセックスシーンもあっさりしすぎかな?(いや、あんな昆虫みたいなセックスも、状況的に考えればリアルなのか?)演出は非常によい部分もある一方、悪い部分もあり。
 ロウはこの映画では汚れ役だったため、生理的な違和感は感じず。むしろなんでロウが?と言う感じも受ける。淡々と任務を果たすハリスはとても格好良かった。あっさりと子供を殺してしまうのはちょっと引いたけど
(まさか本当に殺してしまうとは思わなんだ)。あと、ロウって結構毛深かったんだね。意外。
 面白くなりそうな映画だったんだが、ちょっと評価は難しいな。もう一度観直してみたくなった。
セブン・イヤーズ・イン・チベット 1997
1997日本アカデミー外国作品賞
1997ゴールデン・グローブ音楽賞
<A> <楽>
ジャン=ジャック・アノー
ジョン・H・ウィリアムズ
イアイン・スミス(製)
ベッキー・ジョンストン(脚)
ブラッド・ピット
デヴィッド・シューリス
B・D・ウォン
マコ
ダニー・デンゾンパ
ジャムヤン・ジャムツォ・ワンジュク
インゲボルガ・ダクネイト
ジェツン・ペマ
ヴィクター・ウォン
ラクパ・ツァムチョエ
リック・ヤン
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
セブン・イヤーズ・イン・チベット(書籍)ハインリヒ・ハラー
 1939年秋オーストリア人登山家ハインリヒ=ハラー(ピット)は身ごもった妻イングリッド(ダプクナイテ)を置き去りにペーター=アウフシュナイダー(シューリス)と共にヒマラヤ山脈の最高峰、ナンガ・パルバットを目指し登頂を開始した。だが、雪崩によって行く手を阻まれ、下山途中をドイツに宣戦布告したイギリス軍に捕らわれてしまう。2年の捕虜生活の後、二人は脱走。更なる苦難を経て、45年に外国人にとって禁断の地チベットのラサに辿り着くのだった。そこでハラーは若き宗教指導者ダライ・ラマ(ジャムヤン・シャムツォ・ワンジュク)の家庭教師を依頼される…
 70年代、アメリカで始まり世界を席巻したヒッピー文化はチベット文化があってこそだった。それほど影響を与えたチベットだが、実は西欧がその地の存在をはっきり知ったのは第2次世界大戦が終わって後。更にその文化に興味を持つに至ったのは、まさしくこの実在の登山家ハラーの体験をまとめた原作によるもの。
 本作はそれまで西洋に向かって開かれていなかったチベットという地にスポット・ライトを当てた最初の実録作品で、たちまちベスト・セラーとなり、西欧の関心が深まったが、
折から共産党による新中国により、既にチベットは荒されてしまった後だったインドに移ったチベットからはやがて西欧にその文化が流入していく。又、ダライ・ラマがインドで亡命政府(と言うか本山というか)を作ることが出来たのは、幼少の頃に西欧の文化を吸収したためかも知れない…その歴史の転換点にあり、自らが歴史を作った人物ハラー。まるでチベット版『王様と私』(1956)と言った感じで、とても興味のある人物だった。
 しかし、実際はこんなものなんだろうな。自分が生きるために必死になって逃げ回ってる内に幸運にも助けてくれたのが、たまたま歴史の転換点にあったチベットであり、そこから得たものを、これも生活のために本にしたところ売れてしまったと言う、本人にとっては単にそれだけのことなんだろう。
本作の特徴はそれを淡々と描いていったことにあるのかな?
 まあ、実際ダライ・ラマの家庭教師と言っても、やってることは淡々と日常を繰り返すことなんだから、それだけではあまり物語にもならず、映画そのものも長々と逃亡生活を描くことになる。その部分はリアリティはあったけど、なんだか退屈。チベットに入ったら少しマシになるかと思ったら、やっぱり退屈。中国(中共)の侵入シーンも、なんだか話的には淡々としすぎ。
 歴史の勉強としては分かる作品だけど、全体的に退屈な作品。
ブラピの顔だけで保つ時間はそんなに長くない。フィクションを混ぜ込めとは言わないけど、もう少し演出には気を遣うべきじゃないか?オーストリアに残してきた家族のことも蛇足っぽい。

 尚、この映画が作られた時点…というか、現在もだが、チベットは中国によって完全に抑えられている。当然ながら、チベットロケは不可能なので本作はアルゼンチンの山岳地帯で撮影されたそうだ。
愛人 ラ・マン 1992
1992米アカデミー撮影賞
1992日本アカデミー外国作品賞
1992セザール音楽賞
<A> <楽>
クロード・ベリ(製)
ジェラール・ブラッシュ
ジャン=ジャック・アノー(脚)
ジェーン・マーチ
レオン・カーフェイ
メルヴィル・プポー
リサ・フォークナー
アルノー・ジョヴァニネッティ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
愛人(書籍)マルグリット・デュラス
 ヴェトナムを支配しているのがフランス人で、中国人は被支配者の立場にある。それが逆転しているのが特徴。
子熊物語 1988
1988セザール監督賞
1989米アカデミー編集賞
1989英アカデミー撮影賞
<A> <楽>
クロード・ベリ(製)
ジェラール・ブラッシュ(脚)
チェッキー・カリョ
ジャック・ウォレス
アンドレ・ラコンプ
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
薔薇の名前 1986
1987英アカデミー主演男優賞(コネリー)、メイクアップ賞
1987
キネマ旬報外国映画第10位
<A> <楽>
ベルント・アイヒンガー(製)
ジェラール・ブラッシュ
ハワード・フランクリン
アンドリュー・バーキン
アラン・ゴダール(脚)
ショーン・コネリー
F・マーレイ・エイブラハム
クリスチャン・スレイター
エリヤ・バスキン
フェオドール・シャリアピン・Jr
ウィリアム・ヒッキー
ミシェル・ロンズデール
ロン・パールマン
キム・ロッシ=スチュアート
ドナル・オブライアン
ドワイト・ワイスト
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
薔薇の名前 上(書籍) 下(書籍)ウンベルト・エーコ
 アノー監督は原作者エーコに対し、「あなたの小説を映画化できるのは私だけ」と売り込むが、万全の体制で臨むため、5年の歳月をかけた。
 修道院のセットはローマ郊外に1850万ドルを費やして建てられたもので、実際に使用できるほどの完成度だった(最後に燃やされるが)。
 「日本では中世を描いた映画は当たらない」というジンクスがあり、日本ではミニシアターでの公開となったが、大ヒットを記録する。
人類創世 1981
<A> <楽>
ドニ・エロー
ジョン・ケルモン
ジャック・ドルフマン
ヴェラ・ベルモン
ジョン・ケメニー(製)
ジェラール・ブラッシュ(脚)
レイ・ドーン・チョン
ナミール・エル=カディ
エヴェレット・マッギル
ロン・パールマン
物語 人物 演出 設定 思い入れ
J・H・ロスニー

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