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クリストファー・マッカリー
Christopher McQuarrie

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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
2023
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2017
2016
2015
2014
2013 ジャックと天空の巨人 脚本
2012 アウトロー 監督・脚本
2011
2010
Persons Unknown 〜そして彼らは囚われた
<A> <楽> 企画・製作
2009
2008 ワルキューレ 製作・脚本
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000 誘拐犯 監督・脚本
1999
1998
1997
1996
1995 ユージュアル・サスペクツ 脚本
1994
1993 パブリック・アクセス 脚本
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968 ニュージャージー州プリンストンで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

アウトロー 2012
<A> <楽>
トム・クルーズ
ドン・グレンジャー
ポーラ・ワグナー
ゲイリー・レヴィンソン
ジェイク・マイヤーズ
ケン・カミンズ
ケヴィン・メシック
デヴィッド・エリソン
デイナ・ゴールドバーグ
ポール・シュウェイク(製)
クリストファー・マッカリー(脚)
トム・クルーズ
ロザムンド・パイク
リチャード・ジェンキンス
デヴィッド・オイェロウォ
ヴェルナー・ヘルツォーク
ジェイ・コートニー
ジョセフ・シコラ
ロバート・デュヴァル
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
アウトロー 上(書籍) 下(書籍)リー・チャイルド
 ある日、ピッツバーグ近郊の川沿いで突然起こった銃連射事件。その結果5人の男女が殺害されてしまう。現場に残された証拠から、元米軍スナイパーのジェームズ・バーという男が容疑者とされて逮捕された。だがバーは警察の尋問に黙秘を続け、ただ「ジャック・リーチャーを呼べ」と謎のメモを残す…
 デビューから約30年。その中で常に最前線で走り続けてきたトム・クルーズはいくつもの代表作を持ち、役柄も様々なものがある。その中には悪役や、打ちひしがれた兵士役なんかもあり、本人のチャレンジ精神は誉められて然り。
 ただ本人の思いはともかく、この人のフィルモグラフィで最も映えるのはヒーロー役だろう。少なくともこれに関してはほとんどの人がそう思ってるはず
(昨年の『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(2011)が大ヒットしたのも記憶に新しい)
そして年齢を重ね、新しいヒーロー像を作り上げようとしたのが本作。
そしてそれが上手くいったか?と問われたならば、こう答えたい。
「これは成功だ」と。

 本作の問題点は日本でのトレーラーの出来の悪さ。あれでは単なる派手なだけのアクション作か、ピカレスクロマン作品にしか思えない。正直、「また『コラテラル』(2004)の焼き直しか。無理することないのに。ピカレスクだったらせめて『狼よさらば』(1974)のリメイク位になれば良いんだけど」とか思いながらも観に行った訳だが、
良い意味で不意打ちを食らった感じ
 まず最初のシーンから魅させてくれる。たっぷり時間使い、時間軸をずらして2つのシークェンスをザッピング。割と古い80年代位の映画にはこういうシーンが多かったものだが、今になってこれ観ると、とても新鮮な思いになる。しかもそれで描かれてるのが細やかな銃の描写。軽い武器マニアの気がある私には、これはたまらん楽しさ。
 その後の狙撃者の登場と、無差別(と思われる)惨殺シーンの描写がねちっこく描かれていくのもよろしい。冒頭からの程よい緊張感が継続していく。このあたりで少し居住まいを正した。
 ここから話は日常パートへと移るのだが、ここで一息。「ここから殺し屋の主人公が登場して、被告人の依頼に従って悪人を惨殺していくんだろうな」と思ってた。
 …の、だが、あまりにあっさりと主人公が登場し、普通に警察や弁護士と対話してる。その会話内容も、裏を感じられず。あくまで普通の男だ。
 あれれ?思ってたのと大分違ってる?と、ここで更に注目し始めた。

 ここからの展開は、はっきり言えば
“古い”。地道な捜査方法とか、真実を隠蔽したい組織がチンピラを雇って襲わせるとか、ライバルキャラの存在とか、カーアクションをちゃんと取り入れてるとか、果ては多数の敵を相手に老人をパートナーに大立ち回りと言う展開(しかも舞台は採石場!)。まあ、70年代臭がぷんぷんと…だが、それが良い。この時代にこんな演出されたら、ニヤニヤするじゃないか。しかもかなり演出が洗練されているので、この古さが逆に新鮮に感じる。
 最後の最後までこの古さと新しさの入り混じった、どこか懐かしく、そして新鮮な思いをたっぷりと味あわせてもらった。昔劇場で『リーサル・ウェポン』(1987)一作目観た時に、「これが新しいアクションのはじまりか!」と思えた時のことなどを思い出させてくれた。
 これは是非シリーズ化すべき。ただし、あんまり金かけないで、派手にはしない方向で進んでくれることを期待したい。

 最後に、一つだけ文句言わせてもらうと、終わりの投げ出し方まで70年代にしたのだけは感心しない。証言すべき人間を全部殺しっちまっては解決したことにならないじゃないか。しかも何事もなかったように街を去るって、法的に絶対無理。ここをもう少し細やかに演出してくれたら点数上げたんだが。終わり方で少々残念になってしまった。

 

誘拐犯
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ケネス・コーキン(製)
クリストファー・マッカリー(脚)
ライアン・フィリップ
ベニチオ・デル・トロ
ジェームズ・カーン
ジュリエット・ルイス
テイ・ディグス
ニッキー・カット
スコット・ウィルソン
ディラン・カスマン
クリスティン・レーマン
ジェフリー・ルイス
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 二人のちんぴら、ロングボー(デル・トロ)とパーカー(フィリップ)は病院で大富豪チダックの子を宿した代理母ロビン(ルイス)の存在を知る。大金をせしめるために二人はロビンを誘拐するが、チダックが実は裏組織と通じていたことから二人は殺し屋にも追われることになってしまう。
 『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家のマッカリーが、初監督した作品。クールな二人組の活躍を描く…んだろうけど、とても退屈な作品に仕上がってしまった。ストーリーのバランスは悪いは、感情移入出来ないは、盛り上がりが良く分からないは…良くなりそうにも思えたんだけど、どこかでボタンを掛け違えた感じ。
 デル・トロとフィリップの格好良さだけで話を保たせようとしても限界があるし、妊婦姿のルイスも浮いた感じ。確かに銃撃戦は結構格好良いんだけど、まるでトタンを金物で叩いてるような銃の音に興味が削がれる
 観ていて『明日に向って撃て!』(1969)の粗雑なコピーに見えてしまったのは私だけだろうか?
製作年 2000
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