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ティム・ストーリー
Tim Story

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鑑賞本数 4 合計点 12 平均点 3.00
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2009
2008 悪党(ワル)にもラブソングを! 製作
2007 ファンタスティック・フォー:銀河の危機 監督
2006 交渉人 〜Standoff<TV> 製作総指揮
2005 ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 監督
2004 TAXI NY 監督
2003
2002 バーバーショップ 監督
2001
2000
1999 ブロンクス・バーニング 脚本
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970 3'13 ロサンジェルスで誕生

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ファンタスティック・フォー:銀河の危機 2007
2007MTVムービー・アワードこれから公開のサマー・ムービー賞
2008サターン作品賞

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アヴィ・アラッド
ベルント・アイヒンガー
ラルフ・ウィンター
マイケル・バーナサン
クリス・コロンバス
ケヴィン・ファイギ
スタン・リー
マーク・ラドクリフ(製)
マーク・フロスト
ドン・ペイン(脚)
ヨアン・グリフィズ
ジェシカ・アルバ
クリス・エヴァンス
マイケル・チクリス
ダグ・ジョーンズ
ジュリアン・マクマホ
ケリー・ワシントン
アンドレ・ブラウアー
ザック・グルニエ
ケネス・ウェルシュ
スタン・リー
ローレンス・フィッシュバーン
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
MARVEL
ファンタスティック・フォー 超能力ユニット 2005
2005ゴールデン・ラズベリー最低主演女優賞(アルバ)
2005全米BoxOfficeトップ13位
2006MTVムービー・アワードチーム賞、ヒーロー賞(アルバ)

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アヴィ・アラッド
マイケル・バーナサン
クリス・コロンバス
ベルント・アイヒンガー
ラルフ・ウィンター
スタン・リー(製)
マイケル・フランス
マーク・フロスト(脚)
ヨアン・グリフィズ
ジェシカ・アルバ
クリス・エヴァンス
マイケル・チクリス
ジュリアン・マクマホン
ケリー・ワシントン
ハミッシュ・リンクレイター
ローリー・ホールデン
デヴィッド・パーカー
ケヴィン・マクナルティ
マリア・メノウノス
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
特撮事典
MARVEL
 宇宙放射線の研究のため科学者のリード(グリフィス)を始めとして、同僚で親友の科学者ベン、スポンサーの実業家ヴィクター、ヴィクターの秘書でリードの元恋人スー(アルバ)、スーの弟で宇宙パイロットのジョニーの5人は宇宙へ向かうが、実験中に予定より早くに到達した宇宙放射線に襲われ、彼らは強い放射線を浴びてしまうのだった。実験は失敗し、彼らは地球にもどってきたが、それぞれ体は異変を感じ始めていた…
 映画のヒットも記憶に新しい
「スパイダーマン」「X-MEN」などのヒットコミックを世に出しているマーベルコミック原作の古いアメコミの映画化。ゴム人間のミスター・ファンタスティック、姿を消せるインビジブル・ウーマン、岩石人間のザ・シング、人間松明ヒューマン・トーチの四人が、悪の超能力者ドゥームと戦うと言う物語。他のマーベルコミックキャラとクロスオーバーしながら今も尚活躍中。ただ、オリジナル自体はかなり初期に連載された物語だけに(初出は1961年)、物語もストレートな勧善懲悪ものになっていて、映画もそれに沿った形で展開する。
 
『スパイダーマン』(2002)の大ヒットは記憶に新しいが、この作品がハリウッドに与えた影響は大きかった。それまで子供の読み物としか思われておらず、ましてや大人向きの映画?という疑問符がついていた新しいヒットジャンルを作り上げたのだ。
 アメリカのコミック市場は潜在的にはかなり高く、歴史も長いため、ある意味では新しい映画原作の宝庫でもあり、
『スパイダーマン』以降、多量のコミック、あるいはビジュアルノベルが次々に映画化されていった。
 ただ、コミックというのは元々が大人が読むにはかなりニッチなジャンルであり、公開されるまでヒットするのかどうか全然分からないという問題もある。
『スパイダーマン』こそ大ヒットを記録したが、その後雨後の筍のように次々に出てきたアメコミヒーロー作品では、失敗も数多く見られる。たとえばアン・リーが監督すると言うことで鳴り物入りで公開された『ハルク』(2003)は爽快度が低すぎて、あるいは『スーパーマン リターンズ』(2006)はバランスを取りすぎたために個性がなく、『ウォッチメン』なんてのは、ニッチジャンルの中でさえ極めつけにマニアックな作品で、大失敗作品とも言われてる(出来は最高に良いんだが)。

 本作の場合、他のヒーロー作品と比べると、大きな特徴を持つ…というか、全く特徴を持たないのが最大の特徴と言えるかもしれない。
 
『スパイダーマン』以来、ヒーローの内面描写には力が入り、とても複雑なメンタリティを持たせるようになってきた。元々ヒーローは悪人をためらいなく倒す役割を持っているので、基本は単純な存在として描かれてきたが、対して新しいヒーローたちは、皆普通の人間としての痛みを知っており、普通の人間がヒーローと言う重責を負わされたときの反応が見どころの一つとなった。結果としてヒーローの内面描写に力が入れられるようになったが、結果としてヒーローの存在自身が複雑化してしまった。
 そんな
複雑なヒーローをもう一度従来通りのヒーローのあり方に戻そうとしたのが本作の特徴であり、逆にその単純さが新鮮に映ったと言う事実がある。本当に本作は素直に観て素直に楽しむことが出来る作品なのだ。歴史は繰り返すとは言うが、ヒーロー作品はかなり早いスパンで単純さと複雑さが現れるものらしい。あるいはそれが多様化なのかも知れないが。
 その単純さを示すに、本作では唯一ザ・シングの例外があるものの、誰も迷わない。超人となったことを隠しもせず、依頼を受ければ即参上。トーチに至っては、その能力を楽しみで使うような真似までしてる。ある意味開き直った脚本だし、それを楽しんで作っているかのようにも見えてしまう。シングに至っても、当初こそ落ち込んでたけど、割合簡単に自分を受け入れてもいる。その悩みの薄さが陽性に拍車をかけてるのも事実で、雰囲気には合ってるみたいだし。
 結果極めて陽性な作品が出来上がったが、その陽性こそが本作の最も大きな売りで、それにきちんと応えた形がここにはある。難点を言えば、敵のドゥームがあんまりにも奥行きがない位か?
 当初、いろいろ文句を言うつもりで筆を取ったが、書いてる内に、「これはこれでありでね?」という気分にさせられたので、それで良しとしよう。
 奥行きがないので、観たそのままを楽しんでいれば良い作品。こう言うのも大切な映画の作り方の一つだ。
TAXI NY 2004

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リュック・ベッソン
アイラ・シューマン
ロバート・シモンズ(製)
トーマス・レノン
ロバート・ベン・ガラント
ジム・カウフ(脚)
クイーン・ラティファ
ジミー・ファロン
ジゼル・ブンチェン
ジェニファー・エスポジート
アン=マーグレット
ヘンリー・シモンズ
ジョー・リシ
ジョーイ・"ココ"・ディアス
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
バーバーショップ 2002
2003MTVムービー・アワード作品賞、ブレイクスルー演技賞(イヴ)、コメディ演技賞(ジ・エンターテイナー)

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マーク・ブラウン
ドン・D・スコット
マーシャル・トッド(脚)
アイス・キューブ
アンソニー・アンダーソン
セドリック・ジ・エンターテイナー
ショーン・パトリック・トーマス
イヴ
トム・ライト
トロイ・ギャリティ
キース・デヴィッド
マイケル・イーリー
ソーニャ・エディ
レナード・アール・ハウズ
ジェイソン・ジョージ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ

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