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ギャヴィン・フッド
Gavin Hood

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鑑賞本数 2 合計点 7 平均点 3.50
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2013 エンダーのゲーム 監督・脚本
2011 ブレイクアウト・キング(1st)<TV> 監督
2009 ウルヴァリン:X-MEN ZERO 監督
2008
2007 国家誘拐 監督
2006
2005 ツォツィ 監督・脚本
2004 キング・ソロモンの秘宝 出演
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989 サンタリアの復活/血塗られた暗黒大陸 出演
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963 5'12 誕生

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エンダーのゲーム 2013
2013放送映画批評家協会若手俳優賞(バターフィールド)

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ロベルト・オーチー
アレックス・カーツマン
ジジ・プリッツカー
リンダ・マクドナフ
ロバート・チャートフ
リン・ヘンディー
オースン・スコット・カード
エド・ウルブリッヒ
ビル・リシャック
デヴィッド・コートスワース
アイヴィ・チョン
ヴェンカテッシュ・ロッダム
テッド・ラヴィネット
デボラ・デル・プレト
マンディ・サファヴィ(製)
ギャヴィン・フッド(脚)
エイサ・バターフィールド
ハリソン・フォード
ベン・キングズレー
ヴィオラ・デイヴィス
ヘイリー・スタインフェルド
アビゲイル・ブレスリン
アラミス・ナイト
スラージ・パーサ
モイセス・アリアス
カイリン・ランボ
ジミー・"ジャックス"・ピンカク
ノンソー・アノジー
コナー・キャロル
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
エンダーのゲーム 上(書籍) 下(書籍)オースン・スコット・カード
特撮事典
 かつて昆虫型異星人フォーミックの襲撃を受けた地球は、辛くも撃退に成功し、第二次侵攻に備えて世界中から優れた少年兵士たちが防衛軍ベースキャンプのバトルスクールへと集められた。そんな中に司令官グラッフ大佐(フォード)の期待を受けた少年エンダー(バターフィールド)がいた。着実に指揮官として成長していくエンダーだったが…
 かつて幾度も映画化の話が出ては立ち消えになっていた古典SFの傑作が、ようやくの映画化。この小説読んだのは今から20年近くも前だったと思うけど、確かにこれはとても面白い作品だった
(続編読みたかったんだけど、未だにそれが叶ってない。今更気がついた)
 でも、これって映画にするには難しい素材じゃないかな?特に後半の視覚的な演出は映像化すると陳腐化しそうだ。それになにより、古典だけあって、この作品のファンは多い。それを納得させるのは骨だぞ。私自身にもこの小説には結構思い入れがあるし。
 …しかし、だからこそ観ないわけにはいくまい。と、実は結構楽しみにもしていたのも確か。
 ところで、この手の固定ファンの多いSF作品は、作るのが難しいだけじゃなくて、時としてとんでもない化け方をするものも“まれには”存在する。例えばスコットの『ブレードランナー』(1982)が代表だが、リンチの
『砂の惑星』(1984)や、ヴァーホーヴェンの『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)『トータル・リコール』(1990)なんかも“化けた”内の一つだ。原作ファンからは無茶苦茶叩かれたが、カルト的な人気を得ている。

 正直、本作はそう言った作品として仕上げて欲しかった。それが私の希望。
 で、出来だが、
残念ながら、これは私の観たかったものじゃなかった。作品として概ねは“無難”そのもの。「おお!」と驚く部分もないし、枝葉部分ではとにかく抜けが多い。一本の物語としてはすっきり作られてはいるけど、本来の小説の持つ良さをことごとく無視してた。
 ここまで引っかかりのない無難な物語を観たかった訳じゃないんだけどなあ。

 で、本作で観たかった自分なりの“こだわり”というものを考えてみると、いくつも出てくる。
 第一に、エンダーの兄ピーターと姉ヴァレンタインの描写。小説でも本筋の物語にそんなに係わってる訳ではないので、敢えてそれを切ったとは理解出来るのだが、何故エンダーがこの世界に生まれたのか。そして実はエンダー以上に能力を持つ二人が何をしているのか?小説ではその辺もしっかり描かれているので、ちょっと匂わすくらいのことはしてほしかった。特にピーターはこの描写では単に暴力的なだけの男になってしまってる。
 第二に、無重力ゲームでエンダーが絶対的な勝者になれたのは、最初に自分の脚をあぐら状態で固定し、それを盾にするという戦術から始まるのだが、そこが一切なかったこと。大好きなシーンだけに、これがカットされたのは寂しい。
 第三に、そして一番の問題点。最後の“ゲーム”だが、あれは元々ラッカムと将棋のようなやりとりをしているとエンダーに思わせる部分が必要。一応言葉で説明はしているが、あの描写だと、そのままフォーミックと戦ってるようにしか見えない。見栄えを優先させた結果と思うけど、そのために本来落とすべきどんでん返しを放棄してしまった。
 これらは一体映像化されたとき、どんな感じになるんだろうか?と、いくつかのこだわりを持って
「ここだけは観てみたい」と思ってたものをことごとく覆されると、流石に呆れてしまう。
 風呂敷サイズの物語がハンカチ以下の小ささにまとまってしまうと、どれだけ虚しい気持ちになるのかという一つの例とも言える…でもまあ、あの
『デビルマン』とか言う、作品の評価そのものを変えてしまうほど酷いものではないけど。
ウルヴァリン:X-MEN ZERO 2009
2009ティーン・チョイス・アワードアクション・アドヴェンチャー賞、アクション・アドヴェンチャー男優(ジャックマン)
2010MTVムービー・アワード格闘シーン賞
2009イギリスの年間興収第16位

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デヴィッド・ベニオフ
スキップ・ウッズ(脚)
ヒュー・ジャックマン
リーヴ・シュレイバー
リン・コリンズ
ダニー・ヒューストン
テイラー・キッチュ
ライアン・レイノルズ
ウィル・アイ・アム
ダニエル・ヘニー
ドミニク・モナハン
ケヴィン・デュランド
ジュリア・ブレイク
マックス・カレン
ピーター・オブライエン
アーロン・ジェフリー
アリス・パーキンソン
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ外伝
特撮事典
 19世紀中葉のアメリカで特殊な能力を発現させてしまったローガン(ジャックマン)は、同じく超人的能力を持った兄ビクター(シュレイバー)と2人で支え合って生きることに。以来、二人は150年以上に渡り、兵士として幾多の戦場を駆け抜けてきた。そんな彼らに目を付けた謎の軍人ストライカー(ヒューストン)が指揮する特殊部隊"チームX"にスカウトされ、幾多の戦場を巡り歩く。しかし、ローガンはアフリカでの非人道的なミッションを巡ってメンバーと対立、チームを離脱する。6年後、ローガンは恋人ケイラ(コリンズ)と穏やかな日々を送っていたのだが…
 40年以上もの長さに渡りMARVELで連載中の人気コミックの映画化の一本。ブライアン・シンガー監督により作られた『X-MEN』は監督を変えつつ3本のシリーズを輩出したが、本作はその初のスピンオフ作品となる
(これから次々に作られるらしい)
 本作はシリーズでも最も人気が高く、映画では主人公格として活躍していたウルヴァリンを主人公に、X-MENでは主題の一つであった、彼の過去が描かれる話となっている。元々が主人公だったのだから、スピンオフと言った感じじゃないし、
『X-MEN ORIGINE』の原題表題通り、X-MENの前史として位置づけた方がしっくり来る。

 それではまずシリーズにおけるウルヴァリンの位置づけというものを考えてみたい。X-MENという作品はヒーローがいっぱい出てきて、正義と悪に分かれて戦い続ける。という単純構造と共に、その奥にはミュータントとして生きる事の存在意義をそれぞれのキャラが探し求めていると言う事が大きな魅力になっている。
 それらX-MENメンバーの中で唯一“今”に悩みを持たないのがウルヴァリンという存在だった。彼にとって重要なのは記憶喪失となった自分の過去のことのみで、他のキャラのように、ミュータントとして生きることの存在意義について悩むことはない。と言うか、その部分はすでに超越してる。
 欲望に忠実で、他のキャラがうじうじと悩む中、一人だけ突出して道を切り拓く。性格が善人のために正義の側に位置しているが、それも自分の欲に忠実なだけで、放っておけば気持ちが悪いので助ける。という単純明快さだし、洗練されたヒーローにはないワイルドさも魅力。今やジェームズ・ボンドでさえ葉巻をトレード・マークから外す時代に、堂々と喫煙してみせるなど、周囲を気にしない態度も良い。その癖妙に人懐っこいところもあったりと、人間的な魅力にもあふれている。
 
一見X-MENメンバーからは浮いてるような性格が、メンバーの中にあって最大限活かされていた訳だ。

 だが、本作はその部分に手を加えた。
 本作はウルヴァリンが切望してやまない過去の記憶についての話となった。これは前述したウルヴァリンの魅力を少々変えてしまった。
 これにはプラスもマイナスもある。
 過去を描くことで、ウルヴァリンの謎は解け、ぐっと身近な存在になったのはプラス面。孤高のヒーローは、過去もやはり孤高であったことが分かったし、一人のヒーローの誕生を描くには充分な作りだった。
 一方、X-MENの内部にあってこそ持っていた個性は、本作においてはかなり減殺された。本作の描き方は、非常に単純なものなので、ウルヴァリンの持つ悲しみや、あるいはこだわりというものが、
“今”にシフトしてしまい、他のX-MENメンバーと同じ土俵に立ってしまった。それが悪いとは言わない。ただ、謎の部分に魅力があったキャラの謎があっけなく明らかになってしまったことが少々食い足りない気分にさせられる。

 言ってしまうと、本作のウルヴァリンは、とても“普通”のヒーローになってしまった。
そこが問題だったんじゃないだろうか。あっけないというか、物足りないというか…そうそう、これは“寂しい”と言うべきかも知れない

 でも設定部分を単純にした分、演出の冴えはますます上がってる。CG多用は当然な話だが、今回CGの使い方もアクション部分にこだわらず、普通の生活描写の中でも数多く用いられ、自分では意識せずに能力を発揮してしまうミュータントの姿などが日常描写にそのまま溶け込んで見えるのも細かくて良い。アクション部分も見所たっぷりで、スカッとしたい時には最適の作品だろう。
 キャラのはまり具合もますます良し。
 このスピンオフのきっかけは明らかにX-MENシリーズの中でも最高のはまり具合を見せたジャックマンあってのことで、この人にもっと大暴れさせてみたい。と言うのがそのきっかけ。ジャックマン自身もウルヴァリンには並々ならぬ思い入れがあったようで(2008年アカデミー賞司会者をやった時、オープニングミュージカルで「俺はウルヴァリーン」と絶叫したのは記憶に新しい)、肉体をますますマッシブに調整して登場。明らかに8年前の『X-メン』(2000)の時よりも筋肉が付いていて、この役に対する打ち込み度が分かろうというもの。あたかもジャックマン=ウルヴァリンのプロモーションムービーを見せられてる気分にさせられる。
 更に今回、もう一人お気に入りの俳優が出来た。それはセイバートゥース役のシュレイバーなのだが、前に『ディファイアンス』(2008)観た時に妙に印象残る人物だと思ってたのだが
(一応『スクリーム』(1996)シリーズにも出てるけど、この時はさほど個性的に見えなかった)、今回更に印象を深くする役柄で登場。決して美男子という訳ではないが、今回の野性的な役柄は見事なはまり具合で、存在感をしっかり演出してくれている。こういう役が続いたらファンになってしまうかも知れない。
 なんでもこの後で本作の更にスピンオフとしてデッドプールを主役にした企画があるとか聞いているが、むしろセイバートゥースを主役にした作品を観てみたいね。
強大な悪を持って悪を制するという、初期のイーストウッド監督の西部劇っぽく仕上げることが出来るんじゃないかな
ツォツィ 2005
2005米アカデミー外国語映画賞
2005英アカデミー外国語映画賞
2005ヨーロッパ映画インターナショナル賞

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プレスリー・チュエニヤハエ
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モツスィ・マッハーノ
ゼンゾ・ンゴーベ
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ジェリー・モフケン
イアン・ロバーツ
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物語 人物 演出 設定 思い入れ
ツォツィ(書籍) アソル・フガード
脚本

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