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本名Renny Lauri Mauritz Harjola。元妻にジーナ・デイヴィス。 | ||||||||||
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2008 | ||
2007 | Cleaner 監督 | |
2006 | レニー・ハーリン コベナント 幻魔降臨 監督 | |
2004 | マインドハンター 監督・製作総指揮 | |
エクソシスト ビギニング 監督 | ||
2001 | ドリヴン 監督 | |
2000 | T.R.A.X. 監督 | |
1999 | ディープ・ブルー 監督 | |
タイムトラベラー きのうから来た恋人 製作 | ||
Making the Video(1st)<TV> 監督 | ||
1996 | ロング・キス・グッドナイト 監督 | |
ミストライアル 製作総指揮 | ||
1995 | カットスロート・アイランド 監督・製作 | |
1994 | 眠れない夜はあなたと 製作 | |
Speechless 製作 | ||
1993 | クリフ・ハンガー 監督・製作 | |
Gladiaattorit 監督・製作 | ||
1991 | ランブリング・ローズ 製作 | |
1990 | フォード・フェアレーンの冒険 監督 | |
ダイ・ハード2 監督 | ||
1988 | エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター最後の反撃 監督 | |
プリズン 監督・脚本 | ||
1986 | レッド・プリズン 監督・脚本 | |
1981 | Kohtauspaikka 33 監督・製作 | |
Prinsessa joka nukkui 100 vuotta 製作(ノンクレジット) | ||
1980 | Huostaanotto 監督・脚本 | |
1959 | 3'15 リーヒマキで誕生 |
マインドハンター 2004 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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エクソシスト ビギニング 2004 | |||||||||||||||||||||||
2004ゴールデン・ラズベリー最低監督賞、最低リメイク・続編賞 | |||||||||||||||||||||||
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第二次世界大戦で故郷オランダがナチスによって蹂躙されたことと、自分が何も出来なかったことに絶望したランケスター・メリン神父(スカルスガルド)は神への信仰心を捨てた。そして3年後、考古学者としてケニヤのトゥルカナ地方で行われている考古学発掘隊に加わったメリンはそこに当時のままの姿で保たれていたヴィザンティン様式の建築物を目にする。そこで出会ったアフリカ人の少年ジョセフ(スウィーニー)と仲良くなるのだが、メリンの到着を待っていたかのようにジョセフの周囲で猟奇的な殺人事件が発生し、ジョセフ自身も病的な変貌を見せるのだった… 当時大ヒットし、今でもオールタイムホラー映画では間違いなくベスト作品と見られる『エクソシスト』(1973)の前日譚として製作された作品。 正直、「何故今頃?」というのが正直な感想ではあるが、丁度古いホラーのリメイクブームだから、それに乗ったのだろう。これまでにも『テキサス・チェーンソー』(2003)があったし、これ以降も『悪魔の棲む家』(2005)、『オーメン』(2006)と毎年のようにリメイクがなされている。ただ本作の場合は純粋なリメイクではなく、登場人物の一人であるメリン神父にスポットを当てて、彼がそれまでなしてきたことを暴く。という感じで仕上げられてる。 実際の物語そのものは実はそんなに悪い訳ではない。神への信仰を失った神父が、再び信仰を取り戻すまでの心の成長という観点から見る限りは割としっかりした作りだし、『エクソシスト』に続くため、あのメリン神父が何をしてきたのか?という疑問に答えが出ている。『エクソシスト』の冒頭でパズスの像を前に呆然としているメリンが何を意味しているのか。結局本作の存在意義はそれ以外にないのだから。 ただ、どうしても受け入れられないのが、『エクソシスト』のパロディとしか見えない描写が連発し、しかもショックシーンだらけ。アクション映画監督であるハーリンが監督している事自体、狙いはショックシーンとどつきあいしか無いことは分かっていたものの、オリジナル版に表されていた心理的な恐怖や本能的な恐怖は全く顧みられることがなかった。より純粋なオカルティックな作品になる事を期待していたら、ビジュアルが良いことがホラーの怖さと勘違いしてる典型としか思えず。ストーリーは悪くないのに、長時間観ていたいと思わせない作りには問題があるぞ。更に後半になるとメリルがほとんどヒーロー並の力強さで悪魔と戦っていくことになるのも、なかなかに微妙な外し方を見せてくれる。 もう一つ、本作の特徴は、超自然的な悪魔は確かに出てくるが、それ以上に人間の悪行(ローマ帝国およびナチスの描写)が多いのが特徴か。本来的だったら悪魔よりも人間の方が残酷だと言うことを言おうとしていたのかも知れない。ただ、それをやるんだったら、脅かしは無しにして直球で語って欲しかったと思う。ショックシーンがこんなになければ良い作品に仕上げることも出来たのに。勿体ない話だ。 ちなみに主演は最初ニーソンが予定されたそうだが、出なくて良かったと思う。 |
ドリヴン 2001 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2001ゴールデン・ラズベリー ワースト助演女優賞(ウォーレン)、ワースト作品賞、ワースト監督賞、ワースト助演男優賞(レイノルズ、スタローン)、ワースト脚本賞、ワーストスクリーン・カップル賞(レイノルズ&スタローン) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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カートシーズン開幕。昨年度チャンピオンのボー=ブランデンバーグ(シュワイガー)に真っ向から挑み、ついにポイント・トップを奪い取った新人ジミー=ブライ(パルデュー)。だがジミーはプレッシャーにより続くシカゴ・レースで無理な追い越しで接触事故を起こしてしまう。プレッシャーにどう立ち向かうかを教えるため、チーム・オーナーのカール(レイノルズ)は、ジミーを元花形レーサーのジョー(スタローン)に任せる事を決めるのだった。 “ザ・ヒーロー”スタローンが、スポーツの世界の中でも肉体を競うのではないレーサーに扮しての作品。ただ年齢が年齢だけに、今回の作品は自らがヒーローとなるのではなく、サポート役に徹するという事が前提条件にあり、一応の主役はパルデューとなる。 …の、だが、さすがスタローン! どれほど脇役であったとしても、目立たずにはいられず、彼の登場シーンは全てオレサマ主義。結果として主役よりも見せ場を作り、紛う方無くスタローンの作品にしてしまった。 この辺は色々批判もあるだろうが、スタローン映画とのつきあいが長い人間にとっては、多少物語が歪もうが、力業であろうが、「これぞスタローン!」と言えただけで収穫。 演出の方もなかなか盛り上げ、レースでありながら最後の最後でちゃんと友情物語として仕上げてしまうのも面白い。レースの様子も良いが、それをしっかり人間がレースを作っていることを感じさせてくれてる。純粋なレース映画じゃないので、そちらを期待すると失望に終わるだろうが、本作はレースを題材としたバディ・ムービーだと思えば充分。 ただ一方。脚本はスタローンに任せない方が良かったとは思う。だってマシンをグローブに変えたらまんま『ロッキー5』になってしまうから。ある意味ではあの失敗作の(嫌いじゃないんだけど)雪辱戦として本作の脚本を書いたのだろうか? 大作映画をのっぺりした作品に仕上げる名手(?)ハーリン監督も、今回は珍しく演出が冴えてた…スローモーションのところだけ。 本作はスターが作りたい作品に進んで製作費を出す事で有名なFranchiseで製作。 |
ディープ・ブルー 1999 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アルツハイマー治療の特効薬を求め、サメの脳を用いて実験が行われていた。特効薬は完成するが、その為に高い知性が付いてしまったサメは、人間に対する反乱を企てる。人を超える知性により、翻弄される研究所。そして次々と犠牲となる研究員達。実験室から逃げた三匹のサメが目指す先とは… いやはや。もの凄く派手、且つ極めて特殊なテンポを持つ作品。意外なところで意外な人物がパクッといく所は結構面白い。 良かれ悪かれ、この作品は通常のパニック(あるいはモンスター)作品の定式をことごとく裏切る作品である。 通常、モンスター映画というのは、 @平和な光景。 A原因不明の死体発見。 B何かいる。緊張感が高まるが、ことごとくスカされる。 C謎の発端が明らかになる。 D姿が見えないモンスターに襲われる。 Eモンスター大暴走。 F真相究明とモンスターの弱点発見。 Gクライマックスで主人公とモンスターの対峙(ここで初めてモンスターの全体像が見える)。 と言う具合になっていて、特にBの緊張感と弛緩を交互に繰り返すパートが大切で、クライマックスに全てを解放するのが私なりに見る定式。 しかし、この作品はその辺をことごとく破り、特に@、Aが殆ど無しで、Bも申し訳程度。C、Dもなく、いきなりEから始める。と言った感じ。 そのために突っ走り作品となってしまい、別の意味で楽しめる作品となった。 だけど、『ジョーズ』(1975)を見て分かるとおり、サメというのは、姿が見えないから、怖いのであって、全編姿見せまくり、しかもサメ視点でカメラを回すなど、「怖さ」というものを全く考えてない作りとなってしまったのも事実。 折角出したサミュエル=L=ジャクソンも宝の持ち腐れというか…それとも、“アメリカ一の説教俳優”というのを自己パロディにしたのだろうか? 総評として、単純に見ていて疲れる作品。としておく。 |
ロング・キス・グッドナイト 1996 | |||||||||||||||||||||||||||
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クリフ・ハンガー 1993 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
1993米アカデミー特殊視覚効果賞、音響効果編集賞、録音賞 1993日本アカデミー外国作品賞 1993ゴールデン・ラズベリー最低作品賞、最低助演男優賞(リスゴー)、最低助演女優賞(ターナー)、最低脚本賞 1994MTVムービー・アワード アクションシーン賞(冒頭の山岳シーン) |
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ロッキー山脈でレスキューの仕事をしていた天才的クライマーのゲイブ=ウォーカー(スタローン)は、親友の恋人を、親友の前で救出できなかったことを悔やみ、今は山を下りていた。だがそんな彼が久々に山に戻ってみると、小型ジェット機がロッキー山脈に不時着したと連絡が入る。実はそのジェット機は財務省造幣局の秘密輸送機であり、クエイルン(リスゴー)を首領とする国際的犯罪組織により誤って落とされてしまったのだ。現金を手に入れたいクエイルンはゲイブをだまし、トランクを探させようとする。 アクション監督として定評のあるハーリン監督とスタローンがタッグを組んだ第一作目の作品(後に『ドリヴン』でも)。あまり使われることはないのだが、“クリフハンガー”とは映画ジャンルで、「危機一髪のアクション満載スリラー」のこと。内容を良く言い表してるが、同時に本当に崖からぶら下がった状態“cliffhanger”と引っかけた作品となっている。 実際に4000メートルの標高があるイタリアのドロミテ山脈で撮影したという風景描写は素晴らしく、演出面、殊に風景描写にかけては少なくとも充分な見応えがある。 それに、これは実話で、実はスタローンは意外なことに高所恐怖症。これまでの出演作も高いところに立つのを避けていたらしいのだが、本作でそれを克服したか、体当たりで演技をしているのもかなり評価できるところ。スタローンにとって映画とは、まさに人生のチャレンジであり続けると言う事を改めて思わせてくれる。 そんなこともあってあんまり悪く言いたくはない作品ではあるのだが、評価できるのはその程度で、物語はとても単調。ありものの物語を風景演出だけで見せようとしてるのは見え見え。人物描写に移ると、途端に話が小さくまとまってしまい、高さの表現が今ひとつ。と言ったところ。 でも売りがきちんとあると言うだけでも評価すべきなんだろうね。大きな画面で観ることをお薦めしたい。 |
ダイ・ハード2 1990 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1990日本アカデミー外国映画賞 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ワシントンに護送されてくる中南米の麻薬王。その奪還を図る傭兵部隊によってダレス空港はその機能を停止、上空で待機する旅客機全てが人質となった。偶然妻の到着を待っていてダレス空港に来ていた刑事ジョン・マクレーン(ウィリス)は、又しても惨劇に巻き込まれることになる。 制約のあるアクションシーンと、主人公を見かけ超人と普通の人間の中間体にしたために大成功を収めた前作を受けて製作された続編。 状況的には一作目と似ているが、より派手に、主人公マクレーンをよりタフに、そしてより荒唐無稽に仕上げている。何せ顔の見えない死亡者が数百人レベルで出てくるわけで… 結果、一作目と同じ質を求めてはいけない、まるっきりの馬鹿作品に仕上がっているのだが、これはこれで楽しくて良いんじゃないかな?。それを如実に示すのは、あの射出シーンだろう。ウィリスが苦痛に満ちた表情をしているのに、劇場では大爆笑が起こってしまった。 アクションシーンは質は結構高いし、ストーリーも波乱に富んでいるため、観ていてスカッとするし、飽きも来ない。あくまで一作目とは別な意味で良い作品と言って良いんじゃないかな?ただし、これはあくまで馬鹿に徹した映画であることを念頭に置いて観るべき作品だろう。 ところで、無知をさらけ出すようなのだが、航空燃料ってのはライター程度で火が付くもんなのか?だとすれば、飛行場で働くのは凄く怖くないかな?それになんであの状況で自分が火だるまにならないのか…細かいことを言ってはいけないのは分かってるから、もう止めよう。 |
エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター最後の反撃 1988 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1988ゴールデン・ラズベリー最低主題歌賞 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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殺人鬼フレディから何とか生還した、他人を夢に引き込む力を持ったクリステン(ナイト)だったが、2年後、再びフレディの悪夢に悩まされるようになっていた。そして2年前に彼女と共に生き残ったジョーイとキンケイドが次々と惨殺されていく。最後に残ったクリステンまでも…だが死の直前彼女の恋人の妹アリス(ウィルコックス)を自分の悪夢に引きずり込んでしまった。夢を制御する能力“ドリームマスター”の力を持つアリスは、単身フレディと戦うことを心に決めるが 前作『エルム街の悪夢3 惨劇の館』(1987)で路線変更し、コメディ・ホラーとなった本シリーズ。その転身は正しかったと私は評価してるし、それが本作にも受け継がれている。 それに、これまで以上に金をかけてるお陰で、見栄えは無茶苦茶する。 だけど、なんかちょっと乗り切れない部分もあった。なんでだろう?と思っていたけど、理由は簡単だった。 怖さの演出が全然無い。本作は完全にアクション作品となってしまった。そのお陰で笑えるけど、その背後にあるべきホラー的要素がすっぱり抜けてしまっていたんだ。 それと主人公を二人にしたのもちょっとまずかったんじゃない?狙いが絞りきれなかったし、ストーリーが分散されてるから、内容が薄くなってしまった。 良いところも多い。だけど、シリーズの持つ重要な部分をおろそかにしては駄目だよ。 逆に言えば、怖くないから、「ホラーは絶対駄目」という人にもそこそこお勧めできる作品とも言える。 そうそう。『フレディVSジェイソン』(2003)でもう一方の殺人鬼ジェイソンと競演したフレディだけど、実はここでジェイソンとは競演してたりする…いや、単にフレディを復活させた犬の名前なんだが(笑) |
プリズン 1987 | |||||||||||||||||||||||||||
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